マーク金井blog

2019年05月21日超私的な提案 風に負けない球を打つのに本当に適したクラブとは!?

マーク金井がオンプレーンにスイングするための要点とヒントを皆さんにレクチャーする オンプレーンセミナーが内容を一新。Youtubeにて配信開始しました

NEOオンプレーンセミナーとして配信します 全3回のその1回目です

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今年からメジャー第2戦となった「全米プロゴルフ選手権」は、初日からトップを維持していたB・ケプカが最終日にスコアを4つ落としながらも、2位に2打差を付けて2連覇を果たしました。2打差の2位に入ったのは、最終日にスコアをひとつ伸したD・ジョンソンジョンソンはこれでマスターズに続いて2連続で2位です。

 

国内勢では3日目に6位につけていた松山英樹選手が通算3オーバーの16位で終戦。最終日は風が強い厳しいコンディションと折り合いが付かず、6ボギー、2ダブルボギー、3バーディーと77を叩いてホールアウト。厳しいコンディションとはいえ、サンデーバックナインでスコアを大きく落としたのはなんとももったいないですが、一番悔しい思いをしているのは松山選手本人でしょう。

 

 

最終日は朝5時過ぎからテレビ観戦していましたが、一時はDJケプカに1打差まで詰め寄るシーンがありました。勝負の分かれ目となったのが16番ホール。DJはフェアウェイから打ったセカンドショットがグリーン左奥にオーバー。深いラフからのアプローチを寄せきれずボギーとしてしまい、続く、17番パー3もティショットが乗らずボギー。大詰めとなる上がり3ホールでボギーを2つ叩いたことで潮目が変わり、勝利の女神はケプカに微笑みました。

 

 

ちなみに同じ16番でケプカはフェアウェイからの第2打をピンではなく、一番安全なピンの左手前にオン。バーディーを狙うのではなく、絶対にボギーを叩かない戦略を貫いたのはさすがです。解説の丸山茂樹プロもおっしゃってましたが、メジャーの勝ち方を分っているプレーぶりはお見事でした。

 

今年の全米プロは風が吹かなくても難易度が高いベスページのブラックコース。3日目までとうって変わり、最終日は全英オープンのような強い風が吹きました。「風が吹かなければゴルフじゃない」という格言もありますが、風は空のハザード。世界の一流どこであってもボールコントロールが非常に難しくなります。

 

 

さて、この強風下でのゴルフ。

 

アマチュアの場合も風が吹くと途端にスコアメイクが難しくなります。風の強さによっても変わりますが、強い風が吹けばハーフ3打ぐらいは簡単に悪くなるのが普通。逆に言えば、風が強い時に大叩きしないコツは、「今日はいつもより3打悪くて普通」と素早く切り替えること。飛距離もアゲンストが強い時は「普段よりも2割飛ばない」と思ってプレーすることです。反対に、風が強い時にいつも通りのスコア、いつも通りの飛距離を出そうとすると、、

 

  •  風でボールが変な所にいくと腹が立つ
  •  変な所から難易度の高いショットを選択してしまう
  •  スコアが悪くなると、取り戻そうとして余計なことをしてしまう
  •  風に負けまいとしてスイングに力みが発生する
  •  風に負けまいとして普段やらないことをやってしまう(例えば、ボールを右に寄せる。例えば、低い球を打とうとしたくなる)

 

アマチュアの場合、余計なことをやって上手くいくことはまずありません。風が強い日は風でスコアが悪くなる以上に、風に対応としようとして余計なことをしでかしてスコアを浪費しているのです。

では、風の強い時は何もしなくてもいいのか?

 

風の計算以外ややらない方が賢明でしょう。。そしてもう一つは風に強い球が打てるクラブをできるだけ多用した方が、風の読み違えを減らせ、それはスコアメイクにもつながります。

 

では、どんなクラブが風に強いクラブなのか?

 

 

 

感覚やイメージではなく、物理で考えると簡単に答えが出ます。ゴルフはボールが空中に上がって飛びますが、その時、ボールにはバックスピンがかかっています。と言うことは、ボールが低く飛ぶクラブ、バックスピンができるだけかかりづらいクラブが風に強いクラブです。

 

 

もうお分かりですよね、、、、

 

 

ゴルフクラブの中でもっとも低く飛んで、バックスピンが掛からないクラブとは、

 

 

 パターです!!!!

 

パターでは風では最強のクラブです。もちろんパターは飛距離が出ません。飛ばすという意味ではパターは一番不利なクラブですが、風にはもっとも有利なクラブです。マーク金井はパターでアプローチを打つことが非常に多いですが、パターならば風が強くても、風の計算は他のクラブよりも少なくて済みます。なので、パターで打てるような場所にショットを打つことができれば、風が強くても風に翻弄される度合いは減ります。

 

 

パターの次に風の景況を受けづらいのは、できるだけロフトが少なく、重心が浅いクラブです。

 

例えば、100ヤードの距離を打つならば、PWよりも9番、9番よりも7番アイアンで打った方が風の影響を受けません。ロフト20前後のUTで打てばさらに風の影響を減らすことができます。普段から100ヤードの距離を7番で打ったり、UTで打つことに慣れていれば、風が吹いても風の影響を減らすことができるのです。

 

 

 ゴルフは物理です。

 

 

風の影響を減らすのに一番確実な方法は、風の影響を受けにくいクラブを使ってプレーすることです。そのためには、日頃から100ヤードをいろんなクラブで打つ、150ヤードの距離をいろんなクラブで打つことに慣れ、距離感を掴んでおくことだと超私的に思っています~。

 

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2019年05月19日超私的な考察 スイングが劇的に良くなるゴルフクラブとは!?

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昨日は神田のスタジオアナライズセミナーを開催。午前中はクラブの軌道をコントロールするための方法をレクチャーする「NEOオンプレーンセミナー」を実施。1時間の休憩を挟んで午後からは下半身の正しい使い方をレクチャーする「NEOお尻セミナー」を実施しました。

手前味噌ですがアナライズのセミナーは日々アップデートします。毎回違うと言ってもいいぐらいアップデートしますが、ここにきて大幅なアップデートがあり、それでセミナーの頭にNEOをつけました。この2つのセミナーにつきましては、近々、YouTubeにて無料アップデートいたします。ご覧になっていただけると嬉しいです。

 

 さて、この2つのセミナーに限りませんが、マーク金井が一番大事に考えてことがあります。それは「出来ない事への回答」を探し出すことよりも、「なぜ正しい動きが出来ないのか」の問いを徹底的に行ないます。

 

例えば、NEOオンプレーンセミナーに関しては、オンプレーンに振るコツを伝授することよりも、「なぜアマチュアの多くはオンプレーンに振れないのか」について、これでもかってぐらい、その理由を探ります。何故かと言うと、オンプレーンに振れない理由がはっきり分らない状態のままでは、本当の意味でオンプレーンに振ることができないと超私的に思っているからです。

 

 

 

逆に言うと、オンプレーンに振れない本当の原因を探り出すことができてしまえば、、、、、、、

 

 

 オンプレーンに振ろうとしなくても、オンプレーンに振れてしまう!!!!!

 

 

 

と超私的に思っているからです。その証拠と言っては何ですが、facebookとかにジュニアゴルファーのスイング動画がアップされていますが、そのジュニア達は「よーしっ、オンプレーンに振るぞ」なんてことはこれっぽっちも考えていないと思うからです。

 

 オンプレーンに振るための近道というのは、オンプレーンを追い求めて練習することよりも、「クラブを振ったらオンプレーンになっちゃった」ではないかと超私的に思っているのです。

 

では、なぜアマチュアの多くはオンプレーンに振ろうと思っているのに、オンプレーンに振れないのか? 自分のイメージと違う軌道でクラブを振ってしまうのか?

 

 

これをとことん掘り下げで出てきた答えは、、、、

 

 ゴルフクラブはオンプレーンに振らなくてもボールを打てる道具!!!!!!

 

ということに思い至りました。

 

 

今、市場に出回っているゴルフクラブはオンプレーンでなくてもボールにちゃんとあたりますし、ナイスショットも出ます。もちろん、ミスショットも出ますが、少なくとも空振りをする人は非常に少ない。アウトサイド・インに振ろうと、インサイド・アウトに振ろうと、アンダー星人であろうと(ダウンスイング後半でシャフトが寝ようと)、ボールをちゃんと当たるのがゴルフクラブなのです。

 

どんな軌道でスイングしてもボールにちゃんと当たるならば、どんな軌道で打ってもいいことになります。もちろんオンプレーンでないスイングだとミスショットが出やすくなる確率が高くなりますが、それでも10回連続空振りなんてことにはなりません。よほどの初心者を除けば、オンプレーンで振らなくてもヘッドをボールに当てられます。

 

 

そして、オンプレーンに振らなくてもボールが打てるならば、そしてオンプレーンに振らなくてもボールを打てるスイングをいったん身に付けてしまうと、、、、

 

 

 オンプレーンに振ることがとてつもなく違和感があり、そしてオンプレーンに振ることが非常に難しくなってしまう。これがアマチュアゴルファーの現状ではないかと超私的に思っています。

 

 

では、どんなクラブならば「意識しなくてもオンプレーンに振れてしまえる」ようになるのでしょうか?

 

 

できるかできないかは別にして、「オンプレーンにしか振れないゴルフクラブ」「オンプレーンに振らないと永遠に空振りするゴルフクラブ」を作ってしまえば、アウトサイド・インに振ったり、インサイド・アウトに振ったり、アンダー星人になることはまずないでしょう。オンプレーンにしか振れないゴルフクラブならば、悪い動きをしたくてもできないからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

物理的にオンプレーンに動かすことを求めるゴルフクラブならば、ゴルファーは誤った動き、プレーンから外れる動きをしなくなります。運動神経の有無に関係なく、誰しもがオンプレーンに振れるようになると密かに思っています。

 

あっ、ここで書いてしまったので密かではありませんね(笑)

 

すでにアイデアは出来上がっています。オンプレーンにしか振れないゴルフクラブが出来上がり次第、アナライズのセミナーでお披露目したいと思います~。

 

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アナライズからの

メジャーの試合が終わった月曜日と言えば・・・・

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2019年05月16日超私的な提案 初めてプレーするコースで大叩きを防ぐコツとは!?

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マーク金井のバンカーセミナー②

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昨日は中学校の先輩でもある徳永雅洋プロにお誘いを受け、ベルセルバカントリークラブ市原コース(千葉県)で18ホールプレー。スタートは7時05分ということもあり、朝5時20分に神田を出発。首都高からアクアラインを利用したら、1時間弱でクラブハウスに到着。アクアラインは渋滞するととんでもなく時間がかかりますが、空いていると本当に便利な海底トンネルです。

 

 

ベルセルバ市原は27ホールあり、この日は桜コースと楓コースをプレー。初めてプレーするコースでしたが、ボギーを3つに抑えることがことができました。スタッツはこんな感じです。

 

 


ー△ーーーーー△ー 38
232222222 19


ー△ーーーーーーー 37
122212211 14

 

 

クラブセッティングは、、、

 

ドライバー(スチール装着43.5インチ)

・UT(19度)
・UT(24度)

・7番アイアン
・8番アイアン
・9番アイアン
・PW
・SW(54度)
・LW(58度)
・パター

 

 

10本でのプレーですが、これでも普段担ぎセルフでプレーしている時よりも3本も多いです(笑)。初めてのコースということもあって、普段入れていない24度のUT、8番アイアン、58度のLWを追加しました。初めてプレーするコースではこれがベストなセッティングだと超私的に思っています。

 

それぞれのクラブの飛距離は、、、

 

・ドライバー 220~260ヤード
・UT(19度) 180~200ヤード
・UT(24度) 170~185ヤード
・7番     145~160ヤード
・8番     130~145ヤード
・9番     115~130ヤード
・PW     90~110ヤード
・SW     80ヤード以下
・LW     50ヤード以下

 

 

ドライバーは260ヤード打ったのはフェアウェイが広々してて、フォロー風が吹いていた桜の9番だけ。他は220~240ヤードぐらいでいいから、とにかくフェアウェイキープを心がけました。テニスで言う所のセカンドサーブを確実に決める戦略です。

 

 

2打目で一番距離が出るクラブは19度のUTですが、初めてプレーするコースではフェアウェイウッドは入れません。セカンドで200ヤード以上飛ぶクラブをわざと入れないのは、200ヤード以上飛ぶクラブはアンフォーストエラーが出やすいし、アンフォーストエラーが出てしまうとプレーの流れが悪くなるからです。220~230ヤード飛ぶクラブがあればパー5でグリーン近くまで運べる魅力がありますが、パー5で2オン狙って失敗すると、ダボやトリプルといった大叩きになるリスクもあるのです。

 

 

 6番アイアンを入れてないのもリスク回避です。コースに出た時、6番アイアンが上手く打てる確率は5割前後。成功の確率が6割以下のクラブを使わないこともリスク回避になり、大叩きを防ぐことにつながるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

FWや6番アイアンがあればパーやバーディーを狙える確率を上げられる反面、アンフォーストエラーをしでかしてダボやトリプルを叩いてしまう確率も上げてしまうのです。ならば、初めてプレーするコースであればアンフォーストエラーが出やすいクラブを最初から抜いておいた方が、大叩きを防ぐ確率を上げられるのです。

 

ナイスショットを打てたからと言っていいスコアが出る保証はありませんが、アンフォーストエラーをしてしまうと、確実にスコアが悪くなります。そして何よりアンフォーストエラーをしでかすとプレーの流れが悪くなり、ボギー列車に乗ってしまいやすくなるのです。

 

 

 ミスショットを打たないように頑張るよりも、ミスショットが出にくいクラブをずっと使い続けていた方がアンフォーストエラーを減らせると超私的に思っています~。

 

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2019年05月14日超私的な考察 グリーン周りのアプローチショットを練習すれば本当に上手くなるのか!?

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日曜日は薄暮プレーでお世話になっている赤羽ゴルフ倶楽部を18ホールプレーしてきました。スタートが10時ということもあって、いったん仕事場の神田に向かい、そこから電車で最寄り駅の浮間舟渡駅まで。駅からは徒歩7分ほどですが、ちょうど駅前のロータリーにクラブバスが止まってたので乗りました。

インコースからのスタートで、途中休憩を挟んで後半はアウトコースをプレー。いつものごとくクラブは7本。担ぎセルフでの18ホール回りました。担いでプレーすると「大変ですよねぇ」とよく言われますが、担ぎ用の軽量バックは1キロ前後。クラブが7本で3キロ弱。飲み物を入れても総重量は5キロ未満です。14本を担いでプレーするとなるとハードですが、7本ならば手引きカートを引くよりも手軽にプレーできます。

 

天気は晴れ。風は若干強めでしたが、風は河川敷につきもです。10番スタートではセカンドがピンの右に1.5mにつきバーディー発進。12番ではハーフトップ気味の3打目がピンの左1.5mについてバーディー。ハーフベストが出る勢いでしたが、そうは問屋が卸してくれません。アゲンスト風が強く吹く14番でティショットをOBしてダボを叩き、そこからはリズムが悪くなり、1.5m以内のショートパットを外しまくってボギーを連発。上がってみれば2オーバーの37ストロークでした(インはパー35)。

 

 

後半は出だしからダボ、ダボ、ボギー。こちらもパットを外しまくってましたが、4番で3mのパーパットが入ってからリズムを取り戻し、4番から9番までで1アンダー。上がってみれば4オーバーの41ストロークでした(アウトはパー37)

 

 

スタッツはこんな感じです

 

インコース
○ー○ー□ー△ー△  37
121222223  17

□□△ーーーー○ー  41
333212112  18

 

 

スタッツから見ても分るように80近く叩いている時は3パットが多いです。もともとパターが下手クソなのでこのパット数には慣れてはいますが、数値化するとショット数に大きな変化がないことが確認できます。ちなみに、40~50ヤードのアプローチショットを打ったのは、インで16番で35ヤードを1回、アウトでは8番で45ヤードほどのショットを1回打っただけです。普段もそうですが、この日も40~60ヤードのアプローチショットというのはほとんど打ちません。もちろんすべてのホールをパーオンしているわけではありませんが、グリーンを外した時でもパターで寄せられる所に外しているので、アプローチショットを打つ必要がないのです。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、ここからが今回のお題です。超私的なことを言わせてもらうと、スコアメイクで一番リスクが高いのが40~60ヤードのアプローチショットです。

 

では、なぜリスクが高いのか?

 

40~60ヤードのアプローチはフルショットではなくコントロールショットです。コントロールショットというのは距離感のミスが出やすいし、インパクトが緩むとザックリ、シャンク、トップが出ます。そして何より、この距離ならば乗って当たり前という気になっていますが、これがクセモノ。乗って当たり前、寄せて当たり前と思うほどに自分でハードルを上げることになり、テニスで言うところのアンフォースドエラーが出やすくなるのです。

 

 

加えて、ディボット跡やベアグラウンドにボールがあったりすると、途端に難易度が上がってきます。100ヤードならばウエッジでしっかり打てるのでライが少々悪くてもなんとかなりますが、40~60ヤードでライが悪かったりするとお手上げの状況になってしまいますし、実際、致命的なミスが出てしまいやすいのです。

 

ですので、超私的なことを言わせてもらうならば40~60ヤードぐらいのアプローチショットができるだけ残らないようした方がスコアメイクが簡単になります。この中途半端な距離を徹底的に練習してスキル(技術)を磨くというのもありと言えばありですが、それよりも、40~60ヤードを残さない戦術を立てた方が大叩きを減らせますし、プレーがシンプルになります。

 

 

そのために必要なことは、セカンドショットでアンフォースドエラーを打たないこと。セカンドショットをミスしてもピンまで30ヤード以内に収まるようになってくれば、それだけで40~60ヤードが残ることはまずありません。パー5に関してはセカンドでレイアップして(刻んで)、3打目の距離が100ヤード前後残す。もしくはグリーン近くまで運んでしまうようにすればいいんです。

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ミスの確率が出やすい中途半端な距離(40~60ヤード)をできるだけ残さない。このエリアは危険地帯だと思うぐらいの気持ちで一度プレーしてみて下さい。ミスが出やすい距離を残さないようにするだけで、打たなくていいミスショットが減りますし、それはスコアメイクにもつながってくるのです~。

 

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2019年05月12日超私的な提案 100の壁、90の壁、シングルの壁をクリアするのに必要なスキルとは!?

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仙台、茅ヶ崎、山口、小倉(北九州)、そして千歳(北海道)、、、この10日間ほどで、日本列島を行ったり来たりしながら各地のゴルフ場でプレーしてきました。仕事柄、旅をすることが多いです、この短期間でこれだけ移動したのは初めての経験です。そして改めて思ったことは、ゴルフの旅をするのには「クラブは少ない方がいい」「知らないコースでプレーするのにもクラブは少ない方がいい」、そして「クラブが少ない方が移動が楽」ということです。

 

そして、「バンカーショットは打たない方がいい」ということを再確認しました。

 

 

スコアは一番悪いのが42ストローク(パー35)でバンカーショットを2度打ちました。一番良いのが山口のアイランドゴルフガーデン宇部での35ストローク(パー36)。平均スコアは37ストロークと、移動が多かった割には安定してました。そして、改めて思ったことは、ティショットで死なないこと、そしてグリーンを狙うショットでバンカーに入れたり、グリーンオーバーしないことです。ちなみに、茅ヶ崎以外のコースではバンカーには一度たりとも入れてません。

 

コース攻略を野球に例えるならば、先頭バッターにファーボールを出さないこと。エラーをしないこと。そしてボール球に手を出したり、ゲッツーを打たないこと。ゴルフはナイスショットを打つとなんとも言えない快感がありますが、ことスコアメイクに関してはナイスショットは必要ありません。そのかわり絶対にやってはいけないことは、テニスで言う所のアンフォースドエラーを出来るだけやらないこと。これに尽きます。

 

 

立川談志家元は「個性は迷惑」という名言を残してますが、超私的なことを言わせてもらうならば、ゴルフのスコアメイクにおいて「ナイスショットは迷惑」です。何故かと言うと、

 

 ナイスショットとアンフォースドエラーはコインの裏表だから!!!!!

 

 

ナイスショットを打ちたくなるほど欲が出ます。欲が出るほどに余計なことをしでかしたり、リスクの高いショットを選択しがち。ゴルフは1発勝負ではなく、ショットとショットをつなぐゲームです。例えば、ベタピンについたショットを打っても、そのバーディパットを外すと、途端にピンチです。バーディチャンスを3回連続して外すようなものならば、次のティショットはまず失敗します。ショットの調子が悪い時だけでなく、ショットの調子が良い時でも、ミスのリスクを考慮しながら「そこそこ60点のショット」をひたすら続けていく。非常に、非常に、非常に地味なことですが、これがアマチュアゴルファーにとってのスコアメイクの基本であり、極意です。

 

 

大事なことなので繰り返します。スコアを安定させるために必要なことは、ナイスショットの数を減らすことよりもアンフォースドエラーを減らすこと。そしてできるだけアプローチショットを打たないような戦略を立ててプレーすることなんです。

 

 

そのために必要なスキルは、

 

 

ティショットで確実に前進すること。テニスでいう所のダブルフォルトをしないで、セカンドサービスを確実にコートに入れること。ティショットはテニスのサーブと同じだという意識を持ち、そして意識を持つだけでなく確実に前進し、次のショットでグリーンを狙えるようになっていること。

 

 

セカンドショットに関しては(パー3のティショット、パー5の第3打)、確実にグリーン、もしくはパターでも打てそうな場所にボールを運ぶこと。そのために必要なのは、100ヤードの距離でグリーンを捕らえること。150ヤード以内の距離ではグリーンに乗せるか、パターでアプローチを打てるような場所まで運ぶことです。

 

 

超私的なことを言わせてもらえば、何年たっても100が切れない人でもナイスショットを打った時はプロやシングルのような球を打ちます。しかしながら、100が切れない人はプロやシングルが絶対に打たないようなミスショットを何発も打ってます。ミスショットの差がスコアの差になっているのです。

 

 

 

アプローチショットやバンカーショットをたくさん練習して上手くなった方が、100を切るのに時間はかかりません。アプローチやバンカーショットの腕を磨いた方が90を切りやすくなるのも事実です。しかしながら、肝心のグリーンを狙うショットが未熟なままでは、どこかで壁にぶち当たり、その壁を乗り越えることが非常に困難になるのです。

 

ゴルフは物理であり、かつ確率のゲームです。

 

100を切りたいならば100ヤード以内からアンフォースドエラーをしないこと、90を切り、そしてシングルを目指しているならば150ヤード以内からアンフォースドエラーをしないこと。アプローチやパットに頼らないゴルフこそが、遠回りのように見えて、実はゴルフ上達の近道なんです~。

 

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マーク金井がブログや雑誌にかけないことを1時間生配信する 『マーク金井 ここだけの話』今月は5月13日月曜日21時から配信します。 録画はありませんので リアルタイムでご覧下さい

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