マーク金井blog

2006年10月14日メッキにもこだわりが‥‥

昨日、群馬県でゴルフした帰りに‥‥
フォーティーン本社に立ち寄ってお借りしたのが‥‥
これっ!!

「難し過ぎない。やさし過ぎない」をコンセプトにして作られた軟鉄鍛造アイアン「TC-770」。鋳造で作られたTC-770に比べるとヘッドは一回り小ぶりで、顔つきもシャープに仕上がってます。

見た目の感じはマッスルバックよりは易しくて‥‥
ゼクシオのようなキャビティよりはハード‥‥
他社比較すると、キャロウェイのXツアーと同じぐらいのレベルでしょう。

純正シャフトは軽量スチールの定番「NS950」ですが、メーカー特注で950よりも10グラム重い「NS1050」「ダイナミックゴールド」が選べます。

NS1050も、冒頭のキャッチコピー通り、

「難し過ぎない。やさし過ぎない」シャフト。ターゲットユーザー(ダイナミックゴールドがちょっと辛いアスリートゴルファー)にとって、1050が差額無しで選べるのはかなり魅力的でしょう。

ちなみにNS1050装着の場合、5番のクラブ重量は‥‥

412グラム!!!

ドライバーのシャフト重量が60グラム台でちょうどいい人に、理想的な重量に仕上がってます。試打して気に入ったら‥‥買わずに入られないかも‥‥

ヘッド、シャフトの仕上がりの良さもさることながら、ボクが一目惚れしたのがメッキ処理。サテン仕上げなんですが、バックフェース側だけがミラー仕上げ。2種類のメッキを使い分けるなんて‥‥こんな所にも竹林さんならではのこだわりを感じました。

んじゃ。


2006年10月11日日本一短い試打レポ‥‥その2

白マナシリーズの第二弾は

60g台のD63
70g台のD73

試打は1発目が肝心!!
ボクが感じた手応えは‥‥

「つ、つかまらん‥‥」(▼▼)

青マナよりも捕まり過ぎないシャフトですが、
白マナはもっと捕まりを抑えた仕上がり。
それでいて、ヘッドがちゃんと走ってくれる不思議なシャフトです。

ちなみに、試打スペックを紹介すると、

ヘッドは

r7 425(重量約202g)で、
長さは45インチ(接着寸35ミリ)
総重量は‥‥

D63が315gでD73が325.5g
見事に10グラム違いで仕上がりました

硬さの目安となる振動数とセンターフレックス値は

D63が263cpm 5.20kg
D73が261cpm 5.23kg

ワッグルするとD83同様、手元側がチョイとしなるからでしょう。ハードヒッター向けのSにしては手に負えない感じはしません。ヘッドスピードが45m/s以上あれば使いこなせそうな硬さに仕上がってますわ~

んじゃ。


2006年10月08日日本一短い試打レポ‥‥その1

青マナ、赤マナ同様、白マナも60g、70g、そして80g台の3種類がラインアップ。
試打のトップバッターは一番重い‥‥

D83のS

ボクのパワーだとドライバーにはちょっと辛いので、3Wに装着。ヘッドはテーラーメイドの初代Vスチール(15度表示)。長さを43インチに仕上げたところ、

クラブ重量は342.2g。バランスはD4弱。
振動数は

272cpm

メーカー資料によると超手元調子とのこと。
手元剛性が低いと思っていたら、案外数字が出ました。

で、マットの上から打った結果がこれっ!!

「切り返しで手元がググ~ッとしなる!!!!」(▼▼)

先端側も硬いのでチップカット無しでも違和感ありません。
FWと相性がかなり良さそうですわ~

んじゃ。


2006年10月07日白マナ見参!!!!!!!

男子ツアーでも話題のあの‥‥

三菱レーヨンのディアマナDシリーズ!!!
通称「白マナ」のサンプルシャフトが神田アナライズに昨日到着!!!

現在、スペック計測中ですわ~


2006年10月04日試打について真面目に考える その1

ゴルフショップに試打スペースが増えたこともあり、
クラブは「打ってから買う」のが当たり前になりつつあります。

もちろん、ボクもその1人。取材で試打して気に入れば、
その日の内にショップに直行。「これ下さい!!」はしょっちゅう
そんなボクがドライバー試打で一番こだわっているのは、

スピン量!!!

理由は単純。スピンが多くかかるドライバーよりも低スピンが打ちやすいドライバーの方が飛距離を出しやすいからです。

では、どんな風に試打しているのか?
ひとつめのポイントはこれっ!!

まずはショットマーカーを使い、フェースセンターで捕らえた時(かつフェースがスクエアな状態)のスピン量をチェック。この時にスピン量が

2400~2700回転

だとかなり低スピンが打ちやすいドライバー。半月ほど前に買ったスリクソンZR-600もそうで、試打して低重心ドライバーだと確信が持てたので購入しました。他方、フェースセンターで捕らえてもドライバーによっては、

2800~3100回転

という場合もあります。この場合、重心がそれほど低くなく、飛びよりも安定したキャリーが打ちやすいドライバーとジャッジ。フックが持ち球の時はフェース上部で捕らえることが多かったので、こちらの方が飛ばしやすかったですが(かつ、チーピンが出づらい)、今は、こちらのタイプを使うと、吹き上がってしまう怖さがあります。たかが400回転と思うかも知れませんが、適正スピン量よりも400回転増えれば(減れば)、距離は10ヤードぐらい簡単に変わります。

そして、もうひとつボクがこだわっているのがこれっ!!

今回、神田スタジオで試打したドライバー、スリクソンZR-600のリアルロフトは

9.5度

表示ロフトとリアルロフトがまったく同じでした

スピン量は重心の高さだけでなく、ロフト(リアルロフト)の影響が非常に大きい。クラブメーカーはあまり言いたがりませんが、ロフトが1度変わればスピン量が300回転前後変わってきます。言い換えると、リアルロフトが分からない状態で試打すると、そのドライバーの本当のスピン性能を見極めることはできません。また、リアルロフトが分からない状態で、試打結果が良い場合、クラブを購入する時のロフト選びで失敗する可能性もあります。

仕事用の試打クラブであれ、自分が買ったクラブであれ、
ボクが試打する時は、

すべてヘッドのスペックを計測しています。クラブのデータが分からない状態で「これは低スピンで飛ぶ~」なんて中途半端なことをコメントするのが嫌だし、何よりも、クラブが分からないで弾道をチェックするのは試打にならないと思っているからですわ~

ちなみに、ボクの場合、リアルロフトが9~10度ぐらいがお気に入りのスペック。クラブを買うときは、ショップでリアルロフトをじっくり確認してからレジに持ち込んでます。

んじゃ。