マーク金井blog

2021年10月04日超私的な考察  ママチャリとロードレーサ、アナタはどちらを選びますか!?

マーク金井の新しいYou Tube動画公開されました。アプローチが劇的に上手くなりますよ

 


土曜日は久しぶりの大阪出張。朝早い新幹線にサクッと乗り込み午前中に用事を済ませ、午後から高槻ゴルフ倶楽部にてオンラインサロンのメンバー2人と9ホールプレー。
高槻は距離こそ癒やし系ですが、グリーン周りはティフトン芝でボールがすっぽり沈むのでグリーンを外すと油断できません。

 

 

 

加えて、ティフトン芝のグリーンは硬く締まっており、「なんだこりゃ~」と叫びたくなるような凸凹起伏が待ち構えています。

 

 

 

クラブセッティングはいつもと同じく7本の担ぎセルフで、パー3ではいつもと同じくドライバー縛り。高槻は9ホールにパー3が3つあり、ひとつは池越え。なんとか3つとも2オン1パットのパーで上がることができました。

 

 

 

今月発売のチョイス237号でも書いていただきましたが、ドライバーは短尺スチールがエースで、アプローチではロフト25度のパター形状のチッパーがエース。クラブの本数は通常7本で、多い時でも9~10本ぐらいです。かれこれ50年近くゴルフを続けていますが、一周回ってたどり着いたのが

 

 

 

死なないクラブセッティングです。

 

 

 

 

死なないというのは、致命的なミスが出ないという意味合いで使ってますが、実はもうひとつの意味があります。

 

 

 

それは打つのに気を遣わなくていいクラブセッティング、自転車に例えるならばロードレーサーではなくてママチャリみたいなクラブしか入ってません。

 

 

 

ロードレーサーみたいなクラブとは

 

 

 軽くて振りやすく飛距離特性に特化しているドライバー、FW、UT、アイアン
 スピン特性に特化しているウエッジ

 

 

 

対して、ママチャリみたいなクラブとは

 

 

 ・飛距離特性は劣るが、致命的なミスが出づらいドライバー、FW、UT、アイアン
 ・スピン性能は特化しておらず、致命的なミスが出づらいウエッジ
 ・ダフりのミスに強いアイアン
 ・パター感覚で打てるチッパー

 

 

 

超私的には今どきのゴルフクラブはロードレーサー系ばかりではないかと思っています。ドライバーからアイアンに至るまで、とにかく飛距離性能をアピールしており、とにかく飛ぶことに拘ったモノ作りがなされています。ウエッジに関しても、スピン性能をアピールしているしているモデルが圧倒的に多いです。スピンがかからないことをアピールしているウエッジはお目にかかったことがありません。

 

 

 

対して、短尺スチールドライバー(短尺スチールFW)チッパーというのはロードレーサーではなく、典型的なママチャリです。スピードを出すのには適してませんが、誰でも気軽に乗ることが出来ます。致命的なミスが出づらく、死なないショットを打つことができやすいのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

難易度が高いコースでプレーしたり、距離が長いコースでプレーするならばロードレーサーみたいなクラブが必要だと思いますが、難易度が低いコースや白ティでプレーする場合ならば、ママチャリみたいなクラブを使った方が、致命的なミスを減らせますし、スコアメイクが簡単になるのではないかと超私的に思う、今日この頃です。

 

 

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2021年10月01日超私的な考察  スコアアップに一番役立つクラブとは一体どんなクラブなのか!?

マーク金井新しいYou Tube動画が公開されました

ナイスショットを諦める実践編


ゴルフはチョイスするスポーツだ! というキャッチフレーズでおなじみのゴルフ雑誌「チョイス」は今日が発売日。創刊から237号目の誌面に少しだけ登場させていただきました。

 

 

 

 お手伝いした企画のタイトルは「続 好事家のゴルフ遊び道具」

 

 

 

 

ゴルフを楽しむために、ゴルフ道具(クラブ)は存在する。
楽しみ方が変れば、理想のゴルフ道具もまた変るものである。
人とは違う道具にたどりついたゴルファーがいる。
注目するのは道具ではない。
その人なりのゴルフ観である。
(以上、チョイス NO.237より引用)

 

 

 

確かに、マーク金井は人とは違う道具にたどり着いてます。ドライバーとFWのシャフトは今となっては絶滅危惧種ともいえるスチール(軽量スチール)ですし、グリーン周りで多用しているのはウエッジではなくてチッパーです。加えて、キャディバッグに入っているクラブの本数はルール上限の14本の半分、7本だけ。プロや上級者のセッティングとは真逆です。

 

 

 

ドライバーを短尺スチールにした理由については今日発売の「チョイス」に買いてますのでここでは割愛しますが、チッパーを積極的に使うようになったのは明確な理由があります。

 

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部は高麗グリーンでボールが止まりません。上げるよりも転がした方が寄る確率が高く、転がすのに一番適しているのはロフトが25~35度。ソールが広くてこれぐらいのロフトのクラブは何かと思い浮かべると、すぐに出てくるのがチッパーだからです。5番や7番アイアンで転がすのでもいいのですが、アイアンはチッパーに比べるとソールが幅広ではありません。見た目のやさしさを考えるならば、チッパーに軍配が上がります。

 

 

 

さて、このチッパー

 

 

 

初心者やアプローチが苦手な人のお助けクラブという位置付けです。自転車に例えるならば、スピンが良く利くサンドウエッジはスピードが出せるロードレーサー。対してチッパーは街中でノンビリ運転できるママチャリです。スピードを出すのにはまったく適してませんが、乗り降りがしやすくスピードを出さない時に安定感があります。

 

 

 

ロードレーサーに乗っていると格好いいですが、ママチャリに乗っても格好良く見られることはありません。チッパーを手にして「うわっ、ゴルフが上手そう」と見られることはないですし、難易度の高いショットを打っているようにも見えません。難易度が低いショットを打つように見えます。

 

 

 

 

実は、この難易度が低いように見える(感じる)ことがチッパーの最大の魅力であり、チッパーを使う最大の魅力なんです。

 

 

 

 

50年近くゴルフをプレーしたからこそ分ったことがあります。プロと違ってアマチュアがいいスコアを出す秘訣はナイスショットをたくさん打つことよりも、できるだけ難易度が低いショットを多用することにあるのです。

 

 

 

アプローチではパターを使うのが一番安全と言われてますが、それはSWを使うよりもパターの方が難易度が低いからです。説明するまでもありませんが、パターならばダフり、トップすることは劇的に減りますし、シャンクも出ません。チッパーもしかりで、パターの次に難易度が低いクラブです。だからチッパーを手にすると、「ゴルフが下手な人のクラブ」という風に見られてしまうのだと思います。

 

 

 

 

ゴルフは物理であり、確率です。

 

 

 

マーク金井短尺スチールドライバーを使うのは、ティショットの難易度を下げるためにです。グリーン回りでチッパーを使うのは、グリーン周りのアプローチの難易度を下げるためにです。ゴルフはプレッシャーとの戦いとか言われたりもしますが、難易度が低くなるクラブを選択すれば、それだけでプレッシャーが軽減され、致命的なミスショットを減らせるのです。

 

 

 

 

5年まえに世界で一番やさしいドライバー(バンパードライバー)を作り、そして今年はグリーン周りが劇的にやさしくなるチッパーを作りました。シャフトとグリップが入荷次第、発売日をこのブログにて告知いたします。

 

 

 

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2021年09月29日超私的な考察  上手そうに見えてスコアがあまり良くない人の特徴とは!?

マーク金井の新しいYou Tube動画が公開開始!
えーーマークさん!正気ですか??


 

昨日は午前中にサクッと仕事を切り上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレー。クラブハウスで着替えて10番ホールに行ってみたら、「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」のメンバーがいらっしゃったので、3サムでティオフしてきました。

 

 

 

オンラインサロンのメンバー、Mさんはなんと短尺スチールドライバーの筆下ろし。スタートホールこそ慣れずにプッシュアウト気味の弾道でしたが、その後は安定したショットでフェアウェイキープ。マーク金井ももちろん、ドライバーは43インチの短尺スチールです。

 

 

 

11番のパー3(約130ヤード)ではドライバーのコントロールショットでグリーン右サイドのエッジに運び、そこからチッパーでアプローチ。しらない人がみたら、ティショットは地を這うような低い弾道、アプローチはパターみたいなクラブで転がし。その他のホールでも「ゴルフって球を低く打つことが求められる競技」だと思ってしまうようなプレーぶりを続けました。

 

 

 

ドライバーからアプローチまでマーク金井の弾道が低いですが、低く打とうと思ったり、低く打つようなことを意識してスイングすることもありません。ごくごく普通に打っているのですが、結果的に弾道が低くなっているだけです。

 

 

 

 

 では、なぜオートマチックに低い弾道が打ててしまうのか?

 

 

 

ロフトの少ないクラブを選択し、フルショットをしていないからです。

 

 

 

 

先ほども書きましたが、130ヤードの距離をドライバーで打ってますが、ドライバーのロフトは9.5度。9.5度のロフトで130ヤード(キャリーは約100ヤード)を打とうとすれば、テンプラのミスでもしない限り、誰が打ってもこれでもかってぐらい弾道が低くなります。

 

 

 

セカンドショットもしかり。例えば110~130ヤードぐらいだと7番アイアンを短く持ってコントロールショットを打ちます。100~110ヤードの時には、9番を短く持ってコントロールショットします。大きめのクラブを選択し、クラブを短く持って軽くスイングしている結果、同伴プレーヤーから見たら「低い球をうっているなぁ」と思われるのです。

 

 

 

ちなみにドライバーではフルショットした時も、弾道は低め。これは43インチとクラブが短いことと、ドライバーを手にしてもアイアン同様、ハンドファーストの状態でインパクトを迎えるようにしているからです。

 

 

 

赤羽に限りませんが、マーク金井はどのクラブを手にしてもフルショットというのはほとんどやりません。9ホールプレーだと19~23ショットぐらい打ちますが、フルショットをするのは3回あるかないかです。

 

 

 

 

そして、フルショットよりもコントロールショットを増やすようにしたら、風が強い日でもスコアをまとめやすくなりましたし、風が吹かない日でもスコアメイクがやさしくなりました。

 

 

 

 

赤羽のように距離が短いコースではティショットを打った後は、100ヤード以内のコントロールショットの距離が残ることが多いからです。加えて、パー5の3打目とか距離の短いパー4では、セカンドは100ヤード以内。コントロールショットを打つ機会が多く、コントロールショットを上手く打てるほどにスコアが安定してくるからです。

 

 

 

かなり前置きが長くなりましたが、表題の答えはもうお分かりだと思います。

 

 

 

上手そうに見える人というのは、フルショットが本当に上手い。フルショットを打つと目を見張るようなショットを打ちます。その反面、コントロールショットがあまり上手くありません。加えて、微妙な距離感が要求される40~80ヤードの距離とかのショットもフルショットほど上手く打ててません。

 

 

 

 

コースに出ると、フルショットだけでは通用しません。ゴルフはボールを飛ばすことも大事ですが、それ以上大事なのは距離をコントロールすること。距離をコントロールするというのが上手い人、フルショットしない距離を上手く打てる人の方が、コースに出た時にいいスコアを出せる確率が高くなるのです。

 

 

 

 

大事なことなので繰り返します。スコアメイクに本当に必要なのはフルショットの精度よりもコントロールショットの精度です。そして、練習でもフルショットよりもコントロールショットに時間を割いている人の方が、ベストスコアを更新しやすくなります。

 

 

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2021年09月27日超私的な考察  ドライバーの適正な長さは本当に45インチなんだろうか!?

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えーーマークさん!正気ですか?ぜひご覧ください


 

先週は、木曜日、金曜日、土曜日と3日連続でゴルフでした。木曜日と金曜日は朝4時過ぎに起きて赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホール。金曜日は朝5時に起きて、大千葉カントリー倶楽部で18ホールプレー。全ホールとも歩きで3日連続は久しぶりでしたが、いつも2万歩歩いているおかげ疲れを持ち越すこともなく、日曜日を迎えることができています。

 

 

毎日、2万歩歩くようになってから1年以上経っていますが、それ以上に長く続いていているのが短尺スチールドライバーです。SNSにもアップしていますが、普段プレーしている時は43インチの軽量スチールを装着したドライバーでプレーしています。もちろん、カーボンシャフトを装着したドライバーを使う時もありますが、その時の長さは今どきの市販ドライバーも若干短めの45インチです。かつては45.5インチで組上げていましたが、短尺(43インチ)のドライバーを使うようになってからは、0.5インチ短くしています。

 

 

 

 

ちなみにカーボンシャフトのエースはフジクラのスピーダーNX。60g台のSRと、50g台のSを使っています。大千葉をプレーした時は状況に応じて、短尺スチールとカーボンシャフトを使い分けてプレーしてました。

 

 

18ホールプレーする時は長さが異なるドライバーを使い分けることが多いですが、短尺スチールはいわばミニドライバーのようなポジションであり、距離よりも方向性を重視したい時に使っています。テニスに例えるならば、短尺スチールシャフトはセカンドサーブを確実に決めるための道具(クラブ)です。

 

 

 

さて、今回のテーマはドライバーの長さについてです。

 

 

 

現在、43インチと45インチのドライバーを使い分けていますが、厳密に言うと45インチの方は0.5~1インチ短く握っています。43インチに慣れてしまうと、45インチが妙に長く感じてしまうからです。ちなみに43インチの短尺ドライバーを使う前までは、45.5インチの長さのドライバーを目一杯の長さに握っていました。

 

 

マーク金井の場合、43インチに慣れたことでドライバーの長さの基準が変ったわけですが、短くしたことでのメリットはこんな感じです。

 

 ・短い方が振り切りやすい
 ・短い方が弾道が低くなる
 ・短い方が他のクラブとのつながりが良くなる
 ・短い方が車のトランクに入れやすい(笑)

 

 

 

クラブは短くなるほど物理的にヘッドスピードが上がりづらくなり、飛距離を得るという意味ではマイナス要素になります。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えると振り切れる範囲で長い方が有利です。

 

 

 

反面、方向性、安定性を考えるとドライバーは長いよりも短い方が圧倒的に有利ではないかと超私的に思っています。もしも短尺にアドバンテージがなければ、ここまで長い間、使い続けていません。

 

 

 

クラブは14本の流れが大事ですが、他のクラブはドライバーほど長くはなっていません。ドライバーの次に長いクラブである3Wの平均的な長さは42.5~43インチであることを考えると、セッティングの流れから考えると、ドライバーの長さは44~44.5インチぐらいにしておいた方が扱いやすいのではないかと思います。

 

 

 

 では、なぜ市販ドライバーの多くは45インチ以上なのか?

 

 

 

一番の要因は「飛距離」でしょう。前述したように長い方が物理的にヘッドスピードを上げやすいわけですから、飛距離を優先するならば短くすることはできません。振り切れる範囲で長くしたくなるのは当然のことで、その結果、市販ドライバーは45~46インチになっているのです。

 

 

 

飛距離を求めるならば長い方が有利なのは間違いありませんが、もしもドライバーショットに不安を抱えているならば、ドライバーショットの安定感を求めているならば、一度、長さについて考え直してみるのもいいかと思います。

 

 

 

テーラーメイドのミニドライバーがすごく売れ行きが良いとのことですが、このミニドライバーの長さは43.75インチ。ミニというネーミングですが、長さ的にはこれぐらいの方がアマチュアゴルファーには使い勝手が良いのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

100が切れない、90が切れないという人はもとより、白ティから70台のスコアを出すのに本当に必要なのは飛距離よりも安定性です。ドライバーで死なないことが、スコアの浪費を減らすことにつながるからです。

 

 

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2021年09月24日超私的な提案  ゴルフで一番大事な「距離感」の精度を上げる練習法とは!?

マーク金井の新しいYou Tube動画公開しました。ぜひご覧ください

https://youtu.be/U6f6X_zmOlU


昨日は秋空の中、赤羽ゴルフ倶楽部で早朝9ホールプレーをしてきました。雨上がりということもあって来場者が少なく、待ち時間ゼロでスタートすることができ、4サムにもかかわらず1時間40分ほどでホールアウトできました。

 

 

 

赤羽のインコースはパー35でパー5はひとつだけ。2つのパー3は145ヤードと130ヤードと距離は長くありませんが、マーク金井は130ヤードの17番ホールでは、ドライバーでティショット。池越えなので微妙な距離感が要求されますが、それが面白くてドライバーでわざと打ってます。結果は池を少し気にしたためにグリーン手前にキャリーしたもののオンしたボールは転がり過ぎてグリーンオーバー。寄らず入らずのボギーとなりました。]

 

 

 

 

130ヤードのドライバーショットを含め、マーク金井は普段のラウンドではまずフルショットを打ちません。ティショットで打つドライバーを筆頭にセカンドショットも番手目一杯の距離を打つことはめったにやりません。

 

 

 

どんなクラブを手にしてもフルショットを打たないのは「力みたくない」というのが理由のひとつですが、

 

 

 

もうひとつの理由はセカンドショット以降、特にアプローチやパットを打つ時はすべてコントロールショットだからです。

 

 

 

 

 

 

ドライバーとアイアンはフルショットして、アプローチとパットはコントロールショットを打つというよりも、ドライバーからパットまですべてコントロールショットにした方がプレーがシンプルになりますし、なによりもゴルフで一番大事なことである「距離感」の精度を上げる感覚を養えると思っているからです。

 

 

 

 

 ゴルフはボールを遠くに飛ばすゲームではなく、距離をコントロールするゲームです。

 

 

 

狙った距離にボールを運べる人、距離のコントロールが上手い人がいいスコアを出せます。逆に言うと、ボールを遠くに飛ばせても、距離感のコントロールが下手な人はナイスショットを打っても、それがスコアに結びつきません。ナイスショットを打っているのにスコアメイクに苦労することになります。

 

 

 

 

では、どうすれば距離感の精度を上げられるのか?

 

 

 

 

そして距離感というのはスキル(技術)よりもセンス(感覚)が求められます。別言すれば、「こうやれば上手くいく」というノウハウだけでは対応できません。スキルに頼るのではなく、センスを磨く練習が必要なんです。

 

 

 

では、どんな練習をすれば距離感のセンスを磨けるのか?

 

 

 

 

 

予測と実行とフィードバックを繰り返すことです。例えば、100ヤードを打つとしましょう。これだけ打てば100ヤードになるという予測を立て、その予測通りにスイングする。そして、結果、どれぐらい飛んだかをチェックする。例えば、予測よりもボールが飛び過ぎた場合、予測が間違っていたのか、インパクトでパンチが入っていたか(緩んでいなかったか)をチェックするのです。

 

 

 

いわゆるPDCAを回しながら練習するのです。

 

 

 

 

そして、もうひとつ大事なことはいろんなクラブで同じ距離を打つこと。例えば、100ヤードならば、それこそドライバーからサンドウエッジまですべてで100ヤードを打ってみる。クラブが変れば、当然のことながら予測の立て方が変りますし、同じ力加減で打ってもボールが飛ぶ距離が変ります。

 

 

 

 

距離感のセンスを磨く上で大事なことは予測を立てることと、インパクトで力んだり緩んだりしないスイングをすることです。感覚的にはボールを打つというのではなく、「ボールをフェースに乗せて運ぶ」というイメージを持った方が、距離感の精度を上げていけますし、距離感のセンスも良くなってきます。

 

 

 

 

 

練習場では良い球を打っているのにコースに出るとスコアが今ひとつまとまらない。ナイスショットを打っているのにスコアがまとまらない人が少なからずいますが、そういう人の多くは、フルショットに比べるとコントロールショットが上手くないですし、アプローチやパットで距離感に問題を抱えているような気がします。

 

 

 

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