マーク金井blog

2021年11月08日超私的な提案  ゴルフが上手いか下手かを見極める一番的確な方法とは!?

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クラブはいつ買い替えるのがベスト?

 


先週の金曜日、赤羽ゴルフ倶楽部にてDMMオンライサロン「マーク金井のロジゴルオンラインサロン」オフ会を開催しました。参加メンバーは6名。スリーサムの組にマーク金井が9ホールづつ帯同プレーです。

 

 

 

オフ会ですから普通にプレーするだけではもったいないので、テーマを決めてプレーしていただきました。最初の9ホールはティショットはノーカウント。230ヤード付近にある吹き流し(IP)の側にボールをプレースしてもらい、そこから2打目を打ってもらうことにしました。

 

 

 

 

後半の9ホールは、ティショットを打った後、ボールをピックアップして前に20歩(約20ヤード)前進していただき、そこから2打目を打ってもらうことにしたのです。

 

 

 

 

 どちらもかなりのオマケです。

 

 

 

 

前半に関しては、ベストポジションからのプレーとなるので、普段よりもかなりいいスコアが期待できるはず。ベストスコア更新ができてもおかしくない有利な条件でプレーできるわけです。赤羽は距離が長くありませんので、吹き流しからグリーンまでの距離は110~155ヤードぐらいです(パー4)。

 

 

 

では、実際にはどんな結果だったのか。

 

 

 

残念ながら6名ともベストスコアの更新はなりませんでした。普段よりも少しいいスコアの人もいましたが、普段とほぼ同じスコアの人もいました。残念ながら、絶好のポジションからセカンド(第2打)が打てても、劇的にスコアが良くなった人はひとりもいませんでした。また、絶好のポジションからダブルボギーを打つ人もいました。

 

 

 

では、なぜ理想的なポジションからセカンドが打てても良いスコアが出なかったのでしょうか?

 

 

 

 

身も蓋もないことを言ってしまえば、アマチュアゴルファーの多くはドライバーショット(ティショット)がいくら良くてもスコアが良くなる保証はないということです。野球に例えるならば、ティショットがナイスショットと言うのは、、、、

 

 

 

 ノーアウト2塁という状況です。

 

 

 

 

ノーアウト2塁というのは得点圏にランナーを置いた状況です。ここから送りバントと犠牲フライが打てればノーヒットでも1点が取れます。反面、進塁打が打てなくて凡打を繰り返すと無得点に終わります。

 

 

 

 

 

ゴルフもしかりです。ティショットがたとえ完璧であっても、その次のショットで失敗したり、グリーン周りでミスをしたり、3パットをしでかすとスコアメイクはできません。ティショットのアドバンテージを生かせなくなってしまいます。

 

 

 

別言すれば、ティショットのアドバンテージを生かせる人というのがゴルフが上手い人。ティショットをナイスショットした後、ナイスショットは打てなかった時でも確実に進塁打が(次打が打ちやすい場所に)打てる人がゴルフが上手い人なのです。

 

 

 

対して、ゴルフが下手な人というのはティショットが良くても、セカンドショット以降にミスが多い人です。やさしい場所から簡単にミスをしでかす人や、ショートアイアンを手にした時もやってはいけないミスをしでかす人がゴルフが下手な人なのです。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

 超私的には難易度が高いショットが上手く打てる人よりも、難易度が低いショットでミスをしない人が「ゴルフが上手い」人ではないかと思っています。

 

 

 

 

自分のゴルフの腕前を本気で知りたいならば、ぜひ一度、ティショットを打ったらノーカウントで吹き流しにボールをプレースし、絶好の場所からセカンドショットを打つプレーをやってみてください。これをやるとゴルフの腕前が分るだけえなく、スコアが良くならない本当の理由も可視化できます。

 

 

 

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2021年11月05日超私的な考察  YouTubeを観て上手くなる人と下手になる人は一体何が違うのか!?

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撮影時に「これは視聴者数が伸びないかも」と言っていた問題作
ついに公開です。


昨日久しぶりにパソコンを買いました。買ったのは中古のiMacで2017年モデルで、購入の決め手になったのはRetinaディスプレイと1TBの大容量ストレージです。大容量ストレージが必要なのは、手持ちのiPhone(256G)のバックアップを取りやすくするためです。iCloudではなくPCでわざわざバックアップを取っているのは、Wi-F経由iよりも有線である方がiPhoneを買い換えた時、データ移行がしやすんじゃないかと思っているからです。

 

iMacの購入により大型画面でYouTubeを見ることが増えそうですが、見れば見るほどこれでもかってぐらいお勧め動画が出てきます。ゴルフ関連に関してもしかりで、テレビのゴルフ番組とは比べものにならないぐらいのコンテンツがアップされています。
超私的にはゴルフスイング物理学のチャンネル片山晋呉プロのチャンネルを見ていますが、それ以外にも気になるお勧めのコンテンツをチェックしていると、あっという間に2時間ぐらいYouTubeを見続けてしまいます。

 

 

 

マーク金井もオルタナゴルフというコンテンツを週2回のペースでYouTubeにアップしていますが、コンテンツを作っていて感じるのが伝えることの難しさです。セミナーのように目の前にゴルファーが言えば意思疎通ができているかどうかを確認できますが、YouTubeではそれは叶いません。あくまで一方通行です。

 

 

 

このため、ゴルフが上手い人が見た場合とゴルフが下手な人が見た場合、スライサーとフッカーとが見た場合では、受け取られ方が真逆になることも少なからずあるのです。

 

 

 

 

例えば、今流行のシャローイングにしてもアウトサイド・イン軌道のスライサーとインサイド・アウト軌道のフッカーとではレッスンの内容が同じにはありません。ゴルフが本当に上手い人、あまり上手くない人とでは同じレッスンを観ても受け取り方が真逆になったりもするのです。

 

 

 

 

YouTubeのレッスン動画というのは本当にバラエティに富んでますが、何を見るかもさることながら、観ている動画を正しく理解するリテラシーも求められます。別言すれば、自分に役立つYouTubeを取捨選択コツは、レッスン系のYouTubeでは、出演者がどんなゴルファーに対して発信しているのかを見極めるセンスが必要不可欠です。

 

 

 

この見極めるセンスがないと、YouTubeからゴルフ上達のヒントを得るのは難しいですし、ゴルフが下手になってしまうるリスクもあるのです。

 

 

 

 

レッスン系YouTubeを観て上達するには、自分にとって本当に必要な情報を提供してくれるコンテンツを見つけだすこと。そして、自分に役立つコンテンツを見つけたらならば、あれこれよそ見しないで、地道に地味に練習を重ねることです。YouTubeを観て上手くなる人に共通しているのは、いいヒントに出会ったら地道に地味な練習を続けています。

 

 

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2021年11月03日超私的な考察  ドライバーの飛距離が200ヤード以下でもパープレーは出せるのか!?

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またまた大胆な提案ですが、効果は絶大かも?!


昨日は秋晴れの中、お昼くらいからサクッと千葉市民ゴルフ場で9ホールプレー。クラブセッティングはいつも通りの7本で担ぎセルフ。ドライバーは現在エースの初代M1(430)に島田の軽量スチールを装着。長さは43インチです。

 

 

 

今回は久しぶりにブルーティーからのプレーで距離は3055ヤードでパー36。パー4で一番長いホールは390ヤードで、一番短いホールは340ヤード。パーは485ヤードと495ヤードで、パー3は120ヤードと170ヤードです。

 

 

 

今回はある決め事を意識しながらプレーしたのですが、結果は2ボギー、1バーディーの37ストロークでした。スタッツはこんな感じです。

 

 

ーーー△ー△○ーー  37
221322112  16

 

 

 

パーオンを逃したのは3回ありましたが、いずれもボールはグリーンエッジから5ヤード以内。4番は6mのバーディパットを打ちすぎて1.5mオーバーからの3パット。6番はラフからのアプローチがショートし、2.5mのパーパットがカップをかすめてのボギー。7番は5mのパットが決まってバーディーです。

 

 

 

今回、マーク金井が意識した決め事とはティショットはドライバーを必ず使い、なおかつドライバーはすべてバント。飛距離は200ヤード以内に止め、なおかつフェアウェイキープすることです。その結果、セカンドで使ったクラブはこんな感じでした。

 

 

 

  • 1番355ヤード。セカンドの距離165ヤードで使用クラブは5W
  • 2番390ヤード。セカンドの距離は190ヤードで使用クラブは5W
  • 3番120ヤード。ドライバーでティショット
  • 4番495ヤード。ティショットは200ヤード。セカンドは5W、サードはPW
  • 5番345ヤード。セカンドの距離は145ヤードで使用クラブは7I
  • 6番340ヤード。セカンドの距離は140ヤードで使用クラブは7I
  • 7番355ヤード。セカンドの距離は90ヤードで使用クラブは9I
  • 8番170ヤード。ドライバーでティショット
  • 9番485ヤード。ティショットは200ヤード。セカンドは7I、サードは9I

 

 

 

 

7番ホールは200ヤード以上飛んでますが、これは左ドッグレッグしているホールで左のカート道路にキャリーしたことで距離が稼げました。ちなみにティショットが200ヤードちゃんと飛べば、セカンドでグリーンに届かないホールはひとつもありませんでした。

 

 

 

6mのバーディパットを3パットしたことでパープレーの目標を達成することはできませんでしたが、ドライバーの距離は200ヤード以内でも30台のスコアが出せること、パットでミスをしでかさなければパープレーが出せることも充分可能であることを体験できました。

 

 

そして、何よりも分ったことはティショットをちゃんとフェアウェイに運ぶことができるとセカンドで余計なプレッシャーがかからないこと、そしてセカンドショット以降のショットの精度がスコアメイクに直結することが如実に分ることです。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

ティショットはテニスにおけるサービスと同じで、確実に枠内にボールを運ぶことが肝要です。誤解を恐れず言うと、ドライバーの飛距離が200ヤードで30台のスコアが出ない(出せない)人というのは、たとえ飛距離が伸びたとしても、スコアアップは難しいと思います、、、、。

 

 

 

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2021年11月01日超私的な考察  ボールを打つよりも素振りをした方がスイングが良くなる本当の理由とは!?

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またまた大胆な提案ですが、効果は絶大かも?!

 


あっという間に2021年も残すところ2ヶ月となりました。今年を振り返るのには少し早いですが、超私的には毎日2万歩歩いているおかげで体調がかなり良くなり、ゴルフの時も乗用カートにまったく乗らなくなりました。

 

今年もゴルフはほとんどが9ホールの担ぎセルフです。18ホールプレーしたのは10回もありません。9ホールだと1日を有効に使えますし、赤羽ゴルフ倶楽部ならば神田からサクッと電車で行けます。ラウンド後にビールも飲めますし、町中華や町洋食に立ち寄れます。

 

 

そして、2021年は練習の仕方も変わりました。神田のスタジオではボールを打つことよりも素振りの時間が増えました。晩ご飯後に30分ほど練習しますが、ボール(スポンジボール)を打つのは5~10球ほど。それ以外はいろんな道具を使って素振りを繰り返してます。

 

 

 ・野球のバット
 ・カウンタースイング
 ・モメンタムス
 ・フレループ
 ・スピードスティック

 

 

 

日によって違いますが、大体、3~5種類の道具で素振りし、素振りの時もスマホで自撮りをしてスイングを確認します。自分のイメージと実際の動きにどれぐらいズレ(ギャップ)があるのかを確認し、修正が必要な時は修正します。

 

そして、素振りを終えた仕上げとしてスポンジボールを5~10球ほど打って練習を終了。もちろん、スポンジボールを打つ時はスマホで自撮りして自分のイメージと実際の動きのズレ(ギャップ)をチェックします。

 

 

 

ほぼ毎日練習していますが、ボールを打つのは週に40~60球ほど。週1回、練習場に通っている人よりもボールを打つ数は少ないかと思います。対して、素振りの数は週1回、練習場に通っている人の100倍以上でしょう。そして手前味噌ではありますが、ボールを打つよりも素振りを増やすようになってからの方が、コースに出た時、ショットが安定するようになりました。

 

 

 

では、素振りにはどんな効用があるのか?

 

 

 

 当たり前ですが、素振りはボールを打ちません。

 

 

 

 

ボールがないので「打つ」とか「叩く」とか「当てる」、、、、いわゆるボールを打ちにいく動作が入りません。クラブを振るということ専念できます。別言すれば、ボールを打つという練習は、ボールを打つことが優先順位の1番になりやすく、イメージ通りにクラブを振るということに専念しづらくなります。なので、ボールを打つ練習だと、フォームの矯正やクラブの軌道を修正するのが非常に難しくなるのです。

 

 

 

 もうひとつ素振りのメリットは自分に対してクラブを「丸く」振る感覚を養いやすくなります。

 

 

 

超私的には、ゴルフスイングというのは3つのスイングがあると思っています。

 

 

 

 

 ・ひとつはボールに対してスイングする
 ・ひとつはターゲットに対してスイングする
 ・そしてもうひとつは自分に対してスイングする

 

 

 

ボールがあれば、ボールに向かってクラブを振りたくなります。また、打ちたい方向やうちたくない方向が気になる時は、ターゲットに対してクラブを振りたくなります。
この2つをやってしまうと、自分に対して丸く振ることがしづらくなり、その結果、力んだり(緩んだり)、アウトサイド・イン軌道になりすぎたり、インサイド・アウト軌道になりすぎたりします。

 

 

 

超私的には、自分に対してクラブを丸く振るということにこだわって素振りをすれば、
おのずとクラブの軌道はインサイド・インになりやすく、ボールを打ちにいくようなスイングにもなりづらいのではないかと思っています。

 

 

 

素振りは効果覿面な練習ですが、もちろん決定的な弱点もあります。

 

 

 

ボールを打つのに比べると結果がすぐに分りません。自分がやっている事が可視化しづらく、ボールを打つ練習よりも「面白くない」「退屈」だと感じてしまう練習であることです。

 

 

 

ゴルフに限らず、人間は誰しも退屈を好みません。超私的には「素振りは退屈じゃない」と思えるかどうかがゴルフ上達の鍵を握っているような気がしてなりません。知らんけど。

 

 

 

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2021年10月29日超私的な試打インプレッション USTマミヤ アッタスキング

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今週の火曜日にヤクルトが勝って阪神が負け、セリーグはヤクルトスワローズが優勝。水曜日はロッテが負けたことで、パリーグはオリックスが優勝しました。どちらも、前年度の成績は最下位。2020年のヤクルトは41勝、69敗(10引分)と負け越し、オリックスに至っては45勝68敗(7引分)と大きく負け越しています。前年度の結果を考えると、プロ野球評論家がシーズン開幕時に両チームの優勝を言い当てるのは極めて難しかったと思います。

ちなみに阪神は2年連続で2位。2020年は60勝53敗(7引分)、2021年は77勝56敗(10引分)。試合数が違うので単純に比較出来ませんが、勝率は今シーズンの方がかなり良かったです。

 

 

 

11月10日からCS(クライマックスシリーズ)が始まりますが、その最中に発売されるのがUSTマミヤのニューモデル、アッタスキング(ATTAS KING)です。初代アッタスから数えること13代目は、「キング」の名称で登場です。

 

 

 

メーカー資料によると、ATTASシリーズ史上初めての先調子モデルで、手元から中間にかけて初代ATTAS以来となる復元力が強い4軸カーボンを採用。先調子系のシャフトに起こりやすいヘッドのブレや頼りなさを補うため、先端に高弾性高強度素材「M40X」を取り入れ、インパクトでの当たり負けを抑制しているとのこと。

 

 

 

この文面から推察するに、先調子で捕まりやすさを求めつつ、それでいて先が走り過ぎないようにチューニングされていることが窺えます。

 

 

 

では、実際に打ってみてどうなのか?

 

 

 

今回はピンのG410+のヘッドでアッタスキングを試打しましたが、まず感じたのはアッタスクール(2017年発売)に似ていること。ワッグルすると手元側の剛性が高く、中間部分から先端にかけてクイッとしなります。ただし、クールに比べるとキングの方が先端側の剛性が高く、ムチっぽい動きはやや控えめ。先調子でありながらも先端側が動き過ぎない設計がなされているのが手に伝わってきます。

 

 

 

 

 実際に打ってみても、シャフトの挙動はワッグルした時と同じでした。

 

 

 

トップからダウンの切り返しではシャフトの中間部分がクイッと折れるような感じでしなり、ダウンスイングからインパクトにかけては中間部分から先がスピーディーにしなり戻る。これによりフェースがターンしやすく、捕まった球が打てます。

 

 

 

切り返しからダウンスイングまではクールキングは非常に似た挙動ですが、インパクトゾーンでの挙動はやや異なります。キングの方が、インパクトゾーンでヘッドが真っ直ぐ動く感じがあるので、捕まるけれど左には行きづらいようにチューニングされている感じがしました。今どきの、重心アングルが大きいヘッドに装着しても、ヘッドの挙動が安定するように配慮している感じがします。

 

 

 

ほぼ全スペックを試打しましたが、超私的には50g台のSと60g台のSRがちょうどいい感じです。50g台のSは45インチで組上げ、60g台のSRは44.5インチぐらいで組上げて使いたくなりました。ヘッドはピンのG410がテーラーメイドのSIMマックスDをチョイスしたいです。

 

 

USTマミヤのHPに剛性分布の比較表が出てますが、前作ダースと今回のキングは、同じアッタスシリーズですが、これでもかってぐらいシャフトの特性が異なっています。
同じヘッドでダースキングを同時に打比べると、シャフトが弾道に及ぼす影響がどれほどなのかを実感できるでしょう。

 

 

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