マーク金井blog

2021年09月22日超私的な考察  200ヤード以上のパー3でパーを取る確率を上げる攻略法とは!?

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ナイスショットを諦めろ!


 

素振りのし過ぎかどうかは分りませんが、左肩と左手首を痛めてしまいました。クラブを振るとトップやフォローでズキッと痛みが走ります。クラブを持てないほどの痛みではないので、しばらくは素振り用の重いクラブの練習を控え、その代わりにハーフスイングとパットの練習を増やそうかと思っています。

 

 

そしてハーフスイングの延長して欠かしたくないのがアナライズオリジナルのスポンジボールを使ってのドライバーのバント練習。実際のラウンドでもドライバーのバントはしょっちゅうやってますが、130~200ヤードを打ち分けます。ちなみに短尺スチールでのドライバーの飛距離というのは180~240ヤードぐらいです。

 

 

 

ドライバーで距離を打ち分ける(ドライバーでバント)というと、「かなり難しいことをやっていますね」と言われることがありますが、超私的には難しいと思ったことはありません。やっているウエッジで距離を打ち分けるのも、7番アイアンで距離を打ち分けるのとやっていることに変わりがないからです。逆に言うと、ドライバーで距離を打ち分けるのが上手くないというのは、7番アイアンやウエッジでも距離を打ち分けるのが上手くない可能性が高いです。

 

 

 

さて、このドライバーでの距離の打ち分け。

 

 

 

 

これをやると距離感を磨くのに役立ちますが、加えて、役立つのが距離が長いパー3でのティショットなんです。

 

 

 

例えば200ヤードのパー3。

 

 

 

かつてだったらフルショットでちょうどいいクラブを選択します。結果、ナイスショットしないとグリーンに届かないのが分るから、頑張って打ちたくなりますし、ナイスショットしたくもなります。

 

 

 

対して、ドライバーでバントしているのに慣れていたら、ドライバーを手にしてもいいし、5Wで打っても良くなります。結果、フルショットしなくてもグリーンに届くクラブを手にしているので、頑張って打とうという気になりません。多少当たり損ねてもグリーンに届くのが分っているから、スイングに余計な力みが出ません。

 

 

 

 

 

そして、狙い方も変ります。

 

 

 

ドライバーで打つとなると落下後のランが相当でます。レイアウトによっても変りますが、グリーンに直接キャリーしたらまずグリーンオーバー。それが分るから、まずピンは狙いません。

 

 

 

 

花道や、グリーンの一番広いところ、要するに、ミスの許容範囲が広いゾーンを積極的に狙っていけるのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

パー3に限らず、距離が長くなるほどにフルショットで距離が合うクラブを選択すると、ボールを「飛ばさなくては」という気持ちになりやすく、飛ばそうとするほどに力みが発生します。大して、飛ばそうとしなくても届く距離のクラブを手にしていれば、それだけで気持ちに余裕が出ますし、力みも出づらくなるのです。

 

 

 

 ちなみにマーク金井の場合、パー3で180ヤードを超えてくると「距離の短いパー4」のイメージでプレーしています。

 

 

 

 

パー4だと思えば、無理にワンオンを狙いませんし、2オンしてバーディパットを打つイメージでプレーした方が、気楽にプレーできる分だけスコアが3になる確率が上がるからです。

 

 

 

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2021年09月20日超私的な考察  FWがやさしくなるシャフトはどんなシャフトなのか!?

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ナイスショットを諦めろ!


昨日は千葉市民ゴルフ場でサクッっと18ホールを担ぎセルフでプレー。予想以上に天気に恵まれ、強い風にも恵まれてのプレーでしたが、前半、後半とも1ボギー、1バーディーに収めることができ、何とかパープレーでホールアウト。8番ホールのパー3では、迷わずドライバーを選択し、前半、後半ともワンオンに成功し、どちらも2パットパーで上がれました。

 

 

ゴルフから神田の事務所に戻り、昨日に続いて日本シニアオープンをテレビ観戦しましたが、改めて感じたのがシニア選手の飛距離。最終18番は打ち下ろしとはいえ550ヤードを超えているにもかかわらず、2オンする選手が続出。通算19アンダーで優勝した手嶋多一選手も、FWで楽々2打でグリーンを捕らえ、楽々2パットバーディーでホールアウトしています。ちなみに、前の組をプレーしていたマークセン選手はアイアンでサクッと2オンしていました。

 

 

 

手島選手の優勝で、日本オープン日本シニアオープンのタイトルを手に入れたことになりますが、クラブセッティングはベテランならではです。特に注目したいのがFWのセッティングです。

 

 

 

3W:ミズノ ホットメタル F-135(13.5度、NSプロ 950 FW プロトタイプ)
4W:ミズノ ワールドマスター WMH-2(18度、NSプロ 950 FW
(GDOのホームページより引用)

 

 

なんと、なんと、FWのシャフトはカーボンではなくて軽量スチールシャフトです。

 

 

 

 

実際、手島選手が3Wでティショットを打つ場面を何度かテレビで見ましたが、確かにシャフトはカーボンではなくスチールであることが確認できました。ちなみに3Wは18年前から、4Wは25年前からずっと同じモデルを使っているそうです。

 

 

 

ここまで同じFWをずっと使い続けるのはツアープロでも非常に珍しいですが、さらに珍しいのが装着されたシャフトがスチールだということです。カーボンシャフトが普及される前までは、すべてのクラブはスチールシャフトがデフォルトでしたが、今ではドライバーやFWにスチールを装着する選手はほとんどいません。ちなみに、手島選手がFWに装着しているスチールは、100g前後の軽量スチールです(日本シャフト製)。

 

 

 

さて、この手島選手のFWのシャフトセレクション。ウッド用のスチールシャフトは重くて手に負えないと思われがちですが、そうとは限りません。マーク金井島田ゴルフの軽量スチール(100g前後)をドライバーと5Wに装着していますが、重くて振りづらいこともありませんし、硬くて手に負えないこともありません。

 

 

 

クラブの長さを短くしているからです。ドライバーは43インチ、そして5Wは41.5インチ。そして、振りやすくするためにグリップに工夫を凝らしているからです。クラブを短くするとバランス(スイングウエート)が軽くなりますが、バランス調整はやりません。ヘッド重量によってもことなりますが、バランスの数値はC3~5ぐらいです。

 

 

 

FWに軽量スチールを装着する最大のメリットはバランスポイントが少し手元側にくるために、ヘッドではなくクラブ全体の重さを感じ取りやすくなります。結果、体を使ってしっかりスイングしやすいだけでなく、クラブ全体を振り切りやすくなる効果があるのです。

 

 

 

軽量スチールで短く仕上げるとボールがやや上がりづらくなりますが、デメリットはそれぐらい。メリットしては短いので振り切りやすく、ミートしやすくなります。超私的なことを言わせていただくなら、FWが苦手な人には最適なシャフトではないかと思っています。

 

 

 

今月発売の月刊ゴルフダイジェスト11月号でも少しコメントしてますが、クラブが重くなるとヘッドスピードが落ちる反面、安定感が出てきます。FWを苦手にしている人は安定感が出るシャフトを装着した方がスイングが安定しやすくなり、結果的に、ミスショットを減らせるようになるのです。

 

 

 

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2021年09月17日超私的な考察  初心者がサクッと入れるゴルフショップとは!?

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飛ぶドライバーなんて無いんですけど・・あなたが一番飛ばせるドライバーならあるかも?!


一昨日に新型コロナウイルス対策のワクチン接種を行ったので、昨日は副反応にそなえるべく予定をまったく入れてませんでした。朝10時に接種したこともあって、当日夜の11時過ぎぐらいから右上腕が少し痛み、熱もほんの少し出たのですが(37度ぐらい)、一晩寝たら右上腕の痛みは和らぎ、熱も下がって平熱です。

 

 

副反応がほとんど出てないわけですから、じっとするのはもったいないので京葉線に乗って向かったのが、、、、

 

 

デカトロン幕張店

 

 

イオンの1階が店舗ですが、まず驚かされたのが店舗の大きさ。デカトロンはスポーツ全般を取り扱う小売店ですが、ざっと見渡して180ヤードぐらいのパー3のホールを丸々作れるんじゃないかという大きさ。スポーツショップというよりはニトリやコストコに入り込んだ感じです。世界有数のスポーツ小売店なのは存じてましたが、ここまで面積が広いお店に出くわしたのは初めてです。

 

 

あらゆるジャンルのスポーツ用品が陳列されていますが、サクッと店内を歩いた感じでは自転車とキャンプ関連が大きく展開されており、ゴルフはひとつのコーナー展開だけ。場所も目立つところではなく、かなり奥まった所です。

 

 

ゴルフ売り場の大きさは、ざっと見た感じでは30平米前後。そこにウエア、シューズ、ボール、ティ、グローブ、そしてクラブとキャディバッグが陳列されています。クラブに関しては初心者向けと中上級者向けの2種類で、他にジュニア用がありました。
一般的なゴルフショップに比べると、かなり商品点数が少ないです。もちろん、コストコみたいた感じなので、ゴルフ売り場に店員さんはひとりもいません。

 

 

このゴルフ売り場のスペースを見た時に感じたのが、、、、

 

 

 

 通常のクラブが盛りだくさんで店員さんが待ち構えるゴルフショップに比べて、初心者にはすごくハードルが低く、興味半分でゴルフクラブに触れることができることです。

 

 

 

今までゴルフに縁がなかった人にとっては、そして、他のスポーツ用品を物色している人にとっては、このデカトロンのゴルフ売り場はゴルフがすごく身近で、冷やかし気分でゴルフ用品を手にとって品定めできます。

 

 

 

そして、親切だなぁと思ったのがクラブの展開とゴルフクラブの選び方のPOPです。POPはクラブを選ぶ方法についてかなり詳しい説明がなされており、POPをじっくり見ることでクラブの選び方が分ります。

 

 

 

そしてなにより超私的に「さすがだなぁ」と思ったのが、クラブ、ボールに関しては、それぞれのアイテムに「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」と表記されていることです。そして、クラブに関しては背の高さと腕の長さによって、2種類ラインアップされているのです。もちろん選び方のPOPで紹介されており、店員さんに頼らずに自分でどちらを選べば良いのかが分るようになっています。

 

 

 

マーク金井がゴルフクラブを始めて手にしたのは約50年前で、地元の「ミズノ」のスポーツショップ。そこは小さいながらもいろんなジャンルのスポーツ用品が陳列され、野球のコーナーの隣にゴルフコーナーがありました。クラブはミズノだけですが、「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」がちゃんと揃ってました。

 

 

 

別言すれば、デカトロンは50年前の街中の総合スポーツ店が一周回って、巨大になって登場したような気がします。

 

 

 

50年前に比べると、今どきのゴルフショップはクラブがこれでもかって陳列されていますが、どうでしょう。「初心者向け」「中級者向け」「上級者向け」というジャンル分けに関しては、ほとんどなされていません。キャディバッグ付のセット物に関しては「初心者向け」という表記がなされていますが、それでもあまり目立ってはアナウンスがなされていないような気がします。

 

 

 

ゴルフショップは専門店であるから、これから始めるゴルファーよりもすでにゴルフにどっぷり浸かっている人向けのクラブがメイン商材になっているのでしょう。

 

 

 

デカトロンもネット通販に力をいれており、マーク金井もハーフセットがちょうど入るキャディバッグをネットで検索し、ネットでデカトロンの小型軽量スタンドバッグを購入しました。店舗があるのは幕張と兵庫県の西宮の2店舗だけです。

 

 

 

これからゴルフを始める人にとって、ゴルフ専門店というのはかなりハードルが高いのではないかと思います。かつて自分が中学生の時、そうだったからと言うわけではありませんが、これからゴルフを始める人にとっては、デカトロンのような総合スポーツ店の方が気兼ねなくクラブを物色し、購入できるのではないかと思います。

 

 

 

ゴルフをやってない人にとって、今ある大型ゴルフショップはサクッと気軽に入れる雰囲気ではないと超私的に思っています。新しいゴルファー、それも若いゴルファーを増やしてくれるのは、ひょっとしたらデカトロンのような所ではないかと思っています。

 

 

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2021年09月15日超私的な提案 3wをキャディバッグに入れるのを「諦める」ことの本当のメリットとは!?

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ドライバー選び の基準は?


昨日は午前中に原稿を仕上げ、午後から赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーをサクッとこなし、夜は神田のスタジオにて立川談慶師匠のライブ落語をDMMオンラインサロン「マーク金井のロジゴル」にてライブ配信を行いました。

 

 

 

ゴルフと落語との間には関係がなさそうですが、実は、非常に似通った所があります。それは、、、、

 

 

 

 間とテンポです。

 

 

 

ゴルフも落語も間とテンポが良ければスムーズに事が運びますが、間とテンポが悪いとよろしくない結果が待ち受けてます。ゴルフの場合はスイングリズムが乱れ、ミスショットが出やすくなります。落語の場合は面白い噺(ネタ)であっても、面白さを感じることはできません。噺家と観客は気まずい関係になってしまいます。

 

 

 

間とテンポというのは言語化しづらいですが、見ていて判断するのは比較的簡単です。
ゴルフに関しては「構えてから打つ」まで、スイングに関しては「切り返し」を見れば、間とテンポが良いか悪いかを見極めることができます。説明するまでもありませんが、スイングの間とテンポが良ければ、ミスショットになることはそうそう多くないです。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回は3w(スプーン)についてです。マーク金井が普段使うフェアウェイウッドは5wだけで、3wを使うことはまずありません。コースで使うことがあるのは、クラブメーカーの新製品試打の時ぐらいです。

 

 

 

3wをバッグに入れない理由は単純。通常の3wのロフトは15度。地面からボールを打つ場合、ロフト15度のクラブで上手くボールを捕らえ、確実に5wよりも飛距離を出すというのが難しいからです。別言すれば、5wに比べると3wはナイスショットを打つ確率が低く、ミスショットが出る確率が高いと判断しているから使うのを意識的に控えているのです。

 

 

 

加えて、3wを手にすると「どうしても飛距離を諦める」のが難しく、結果的にスイングの間とテンポが悪くなりやすい。ゴルフは1発勝負ではなく、移動しながら1つのボールを続けて打ちます。なので、1発でも間とテンポが悪くなるスイングをしてしまうと、それは次のショットにも悪影響が出やすく、間とテンポがいいスイングに立ち戻るのに時間を要するのです。

 

 

 

3wを使いこなすこともゴルフの醍醐味のひとつだと思いますが、、、

 

 

 

 

3wを「諦める」ことの最大のメリットは、打つのが難しいクラブ、飛距離を稼ぎたくなるクラブを入れないことでスイングの間とテンポを一定に保ちやすくなるのです。

 

 

 

ゴルファーによっても異なりますが、地面から打つクラブで飛距離を稼げるロフトは
17~18度ぐらい。なので、例えば3Wでもロフトが多いモデル(17度前後)となれば、
15度よりも使うことに抵抗感がなくなります。なので、ロフトが多いタイプの3wは何本か所有してますし、先日も中古ショップ「ゴルフパートナー日本橋室町店」で3代目のeggスプーン(ロフト16.5度)を衝動買いしました。シャフトはもちろん島田の軽量スチールを装着し、長さも少し短くします。

 

 

ゴルフは飛距離を稼ぐことよりも、ターゲットにいかに近づけるかが求められる競技です。そして、そのためには間とテンポを一定に保ちやすいクラブを使うことではないかと思っています。

 

 

 

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2021年09月13日超私的な考察 ドライバーがどれぐらい飛べば100を切れるのか!?

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ドライバー選び の基準は?

 


先週の国内女子ツアー「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」は首位と1打差2位から出た稲見萠寧選手が最終日にスコアを8つ伸ばし、通算19アンダーで優勝。この優勝で稲見選手は今季8勝、自身通算9勝目を成し遂げました。

 

 

 

女子プロ選手権の会場となったのは静ヒルズカントリークラブ(茨城県)で、大会のヤーデージは6680ヤード(パー72)。女子の大会としては距離が長めのセッティングにもかからず、稲見選手は19アンダーを叩き出し、1日の平均スコアは67.25です。

 

 

 

こんなすごいスコアを叩きだしているわけですから、さぞやドライバーの飛距離も出ているのかと思いきや、実際はそれほどでもありません。最終日のプレーぶりをテレビ観戦してましたが、ドライバーの飛距離は240ヤード前後です。セカンドで手にする番手にしても、残り100ヤードからはPWを手にしていました。ちなみに、LPGAのHPでドライビングディスタンスを調べてみると、、、

 

 

 

 稲見選手のティショットの平均飛距離は239.25ヤード!!!!

 

 

飛距離のランキングは国内女子ツアーで34位。ちなみにドライビングディスタンスのトップは原英莉花選手で260.96ヤード。稲見選手は、原選手よりも20ヤード以上飛ばないのです。

 

 

 

国内女子ツアーの世界でもドライバーの飛距離がスコアに直結するわけではありません。ゴルフはドライバーの飛距離だけでは決まらないことが見事に裏付けられています。ちなみに、稲見選手のフェアウェイキープ率は11位で、パーセーブ率は1位です。もちろん平均ストロークも1位で、2位は小祝さくら選手です(スタッツはJLPGA HPより引用、9月4日時点)

 

 

 

この稲見選手のデータからも分るように、アマチュアゴルファーの場合もスコアメイクの基本はボールを遠くに飛ばすことよりも安定したショットを打つことです。ドライバーは飛んだ方が有利なのではなく、ミスを減らし、フェアウェイからグリーンを狙えるショットを増やすことです。

 

 

 

では、アマチュアゴルファーのドライバーがどれぐらい飛べばいいスコアが出せるのか? ドライバーがどれぐらい飛べば100を楽に切れるのか?

 

 

 

白ティからプレーすることを考えれば、コースのヤーデージは5500~6000ヤードぐらいです。6000ヤードで換算すると、1ホールの長さは平均333.3ヤード(パー4)ほど。ボギーで上がるならば3オンでいいわけですから、1打あたり111.1ヤードということになります。

 

 

実際のコースではホールによって長さが変りますが、パー4の場合、2打で300ヤード近く飛ばすことができればグリーンのそばまでボールを運べます。別言すれば、100が切れない人の場合、2打で300ヤードがちゃんと打ててないとも言えます。

 

 

 

ここまで説明すればもう説明の必要はないでしょう。

 

 

 

100切りに必要なことは2打で確実に300ヤード前進できるようになること。そのためにドライバー(ティショット)で必要な距離は、、、

 

 

 

 160~180ヤードです。

 

 

 

急がば回れではありませんが、100を切るには100を切るための設計図があり。90を切るため、80を切るためにもそれぞれ設計図があります。100が切れない人が80を切る設計図でプレーしても、それが上手くいくことはまずないのです。

 

 

 

ボールを遠くに飛ばすことがゴルフの魅力ではありますが、ドライバーでボールを遠くに飛ばそうとして失敗を重ねてしまうと、ティショットの平均飛距離は150ヤードに以下になる確率が高くなります。例えば、ドライバーでナイスショットして240ヤード飛んだ次のホールでティショットをOBすれば、ドライバーの平均飛距離は120ヤードとなってしまうのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

誤解を恐れずに言えば、100切りにもっとも効果的な戦術はドライバーの飛距離を諦めることなのです。

 

 

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