マーク金井blog

2019年08月13日超私的な提案 テニスボールに学ぶ、ゴルフボールのバリエーションについて!?


日曜日の朝、千葉市民ゴルフ場で早朝9ホールプレーしてきました。暑さ対策として、クラブは普段よりも減らして4本。ドライバー、7番アイアン、ウエッジ(48度)、そしてパター。これで担ぎセルフの負担がかなり軽減されます。加えて、本数が減るほどクラブ選択の時間も短縮できます。

 

スタートは7時30分でしたが、スタートする時にはすで30度を超えてました。1発も打つ前から汗だく。2番のセカンドではとんでもないシャンクを打ち、6番のセカンドもハーフシャンク。8番のティショットはどダフりで、9番の3打目もシャンク。暑さで身体がふらつき、フラフラした状態でスイングしたものですからミスが出て当たり前な中、なんとか9ホールをホールアウト。今から思うと、5番で3パットした時は軽い熱中症になっていたかも知れません、、、(汗)

 

 

スタッツはこんな感じでした

ー△ーーー△ー△ー 39
222223221 18

 

 

アンフォースドエラーを4発打ち、8mを3パットしたわりにはなんとか大叩きせずにすみました。大きく崩れなかったのは試打で組上げた渋野モデルのドライバーのおかげです。ピンのG410プラスドライバーフジクラ・スピーダー569エボリューションⅥ(SR)の組み合わせは、直進性が高い弾道が打ちやすく、シャフトがヘッドの性能を上手く引き出してくれるのでいいマッチングです。恐らく、ピンのカスタムモデルの中でも、一番人気になるでしょう。

 

 

軽い熱中症になったこともあり暑い中でのゴルフはしばらく控えます。その代わりと言っては何ですが、夢中になりつつあるオートテニスに通います。オートテニスは見た目よりも体力を消耗もしますし、なによりも下半身強化にもなります。飛んでくるボールを打ち返すのでテニスラケットの違いも体感できるのでありがたいです。昨日(月曜日)も夕方、テニスショップでお借りした試打用ラケットをオートテニスで試してきました。

 

 

最近はテニス専門店に足を運ぶ機会が増えてますが、ゴルフクラブと同じく、ラケットの種類も豊富です。メーカー、打球面の面積、重さ、フレームのしなり感、フレームの厚さ、スイングウエートが異なるライケットが所狭しと陳列されてますが、ボールも種類が豊富。通常のプレーではプレッシャーボールとノンプレッシャーボールとあるのも、テニスショップで初めてしりました。ゴルフに例えるならば、プレッシャーボールはコース使用球、ノンプレッシャーボールは耐久性が高いので練習場で使われているレンジボールという位置付けです。

 

 

テニスの場合、この2種類のボールに加えて練習用のボールもあります。レンタルラケットをお借りした上野のテニス専門店には5種類の練習用ボールがあったので、サクッと衝動買い。硬式用テニス用ボールよりもサイズが大きいスポンジボールが2種類。硬式用テニスボールで内圧と大きさがことなる3種類です。ゴルフでも練習用のボールはありますが、そのほとんどはボールと同じ大きさ。ゴルフに比べると、テニスの方がボールの大きさ、材質(硬さ)が異なるものをラインアップしています。

 

 

この5種類の練習ボールを打ってみて感じたのは、飛ばないことと、大きいので安心感があること。練習用ボールは初心者、とくにジュニアがやさしくテニスをするために作られたもの。テニスに対するハードルを下げること、正しいフォームを身に着けるための補助教材です。

 

 

 では、ゴルフはどうなのか?

 

 

ゴルフの場合、スイングが良くなる練習器具はこれでもかってぐらいありますが、ゴルフがやさしくなるような練習ボールというのはバリエーションが本当に少ない。プラスティックやゴムできた練習ボールはいくつかラインアップしていますが、そのほとんどが実際のゴルフボールと同じ大きさです。テニスに比べると、ゴルフのハードルを下げるための練習ボールが無いのに等しいのが現実です。

 

 

バブル期を境にゴルフ人口は右肩下がりをずっと続けてます。新規ゴルファーを増やそうとする試みも色々とやっていますが、テニスのように初心者に打つのがやさしい練習ボールのバリエーション大きなゴルフボール、飛ばないゴルフボールを作っているところがありません。スナッグゴルフはボールが大きくてやさしいですが、あのスナッグボールはゴルフクラブで打つためには作られていません。

 

 

アナライズでは初心者、そして練習に役立つテニスボールサイズの練習球を販売していますが、このボールは本当に初心者にはゴルフのハードルを下げることにつながり、そして中上級者にも練習の時に役立つボールです。テニスだけでなく、ゴルフのボールもサイズが大きな練習球が増えてくれば、ゴルフの新規参入者の離脱率を下げることにつながると超私的に思っています~。

 

 

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2019年08月11日超私的な考察 アイアン用のシャフト、スチールとカーボンの決定的な違いとは!?

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かんかん照りで暑い日が続くと雨が恋しくなります。いつもならここまで気温が上がるとゲリラ豪雨がありそうなものですが、神田エリアはまだ一度もバケツをひっくり返したような雨が降ってません。

そんな暑い最中、木曜日は水海道GCで(茨城県)で9ホールプレーしてきました。プレーの目的はヤマハの新製品、RMXの試打です。ドライバー、FW、UT、そしてアイアンをコース内で試打。練習場ではなくコースで試打して、新製品の性能をじっくりと吟味する機会をいただきました。

 

RMXはドライバーとアイアンは2機種(120と220)、FWとUTは1機種をラインアップ。アイアンに関しては、スチール装着モデルとカーボン装着モデルの両方を試打したのですが、2番ホールのセカンドではこれでもかってぐらい大ダフり。ボールは30ヤードほど前進しただけですが、打つ前からダフりそうな予感があったので、これは想定内のミスショットです。

 

 

ダフる予感がしたのは、、、、

 

普段、コースでほとんど打たないスチールシャフトを久しぶりに打ったからです。普段使っているmmアイアンにはカーボンシャフトが装着されています。ここ数年はアイアン用シャフトはすべてカーボンシャフト。にもかかわらず、2番ホールで試打したアイアンは軽量スチールシャフトが装着されていたからです。

 

カーボンシャフトと軽量スチール(スチール)はシャフトの挙動、そしてバランスポイントが異なります。このため、普段カーボンを使っている場合、スチールに変えるとダフりのミスが出やすくなるのです。逆もしかりで、普段軽量スチール(スチール)を使っている場合、カーボンに変えるとトップのミスが出やすくなるのです。シャフトの素材が変わると、、、、

 

 

インパクトゾーンでのシャフト先端側の挙動が大きく異なるからです!!!!!

 

 

アイアン用シャフトでは、「スチールがいいのか? カーボンがいいのか?」で迷っているゴルファーが少なからずいます。また、スチールからカーボンへの移行が上手くできないと悩むゴルファーが少なからずいますが、これはシャフト先端側の挙動が大きく異なるからです。私自身も8年前にアイアン用シャフトを軽量スチールからカーボンに変えましたが、変えた当初はダフりを連発。カーボンシャフトに完全になれるのには3ヶ月近く時間を費やしました。

 

そしてアイアン用カーボンシャフトに完全になれてしまうと、今度は、いきなり軽量スチールシャフトを打つと最初の数発はダフります。ハーフトップを打つつもりでスイングするとちゃんと球を捕らえられ、球をちゃんと捕らえられると、そこからは軽量スチールシャフトでも違和感なく打てるようになります。実際、木曜日のヤマハの試打ラウンドでも大ダフりをしたのは2番のセカンドだけ。3番以降はダフらないで打つことができ、イメージ通りの弾道が打てました。

 

アイアン用のカーボンシャフトと軽量スチール(スチール)とではインパクトゾーンでのシャフトのしなり戻りも大きく異なります。なので、シャフトの素材をスイッチするのが難しいですが、超私的なことを言わせてもらえるならば、これは慣れの問題。そして、ウエッジのシャフトに関しては、アイアンが軽量スチール(スチール)ならばウエッジにも軽量スチール(スチール)、アイアンがカーボンシャフトならばウエッジにもカーボンシャフトを装着している方が、アイアンとウエッジを同じ感覚でスイングできます。

 

アマチュアゴルファーのクラブセッティングを見ていると、アイアンはカーボンシャフトなのに、ウエッジは軽量スチールを組み合わせている人が少なからずいます。これで両方のクラブが上手く打てているならば問題ありませんが、アイアンに比べてウエッジでトップやシャンクが出やすいならば、シャフトのミスマッチがミスを引き起こしている場合もあると思います。

 

 

スチールシャフトにはスチールの良さがあり、カーボンシャフトにはカーボンの良さがあります。どちらを選ぶにしても、ウエッジはアイアンからつながりがあるクラブ。アイアンとウエッジは同じ素材のシャフトにした方が、セットとしての流れも良くなりますし、打たなくていいミスも減らせるようになるでしょう。

 

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2019年08月08日超私的な考察 ゴルフとテニスのフォアハンドの意外な共通点とは!?

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国内女子選手として2人目のメジャーを制した影響は絶大で、ゴルフ業界を飛び越えて渋野日向子選手が至る所で注目を浴びています。彼女が試合中に食べていたお菓子はあっという間に売り切れ、ウエアも帽子も完売。ゴルフのツアー選手がここまでメディアに取り上げられたのは、高校生の時にツアー優勝した石川遼選手以来でしょう。

渋野選手によってゴルフ業界が盛り上がることは喜ばしい限りですが、マーク金井が超私的に盛り上がっているのはテニスです。テニスは数十年前に少しかじってましたが、ここ30年以上はラケットを一度も握ってません。7月に再デビューで1時間ほどテニスをしたら、はまってしまいました。

 

ラケットはメルカリで2本衝動買いし、テニスシューズとボールは御徒町の専門店で衝動買い。時間を見つけては神田のスタジオでサーブやストロークをコソ連していますが、ついに昨日はオートテニスをしてきました。オートテニスも40年以上前に少しやってたので再デビュー。1ゲームの時間は4分で料金は4ゲームで1000円。2ゲーム続けてしたら全身汗だくで、足はガクガク。15分ほど休憩した後、2ゲーム。4ゲームしたら、担ぎセルフで9ホールプレーした時よりも体力を消耗しました(笑)。

 

 

テニスは超がつく初心者なのでボールを打ち返すだけが精一杯でしたが、Go Proを使って動画を撮影してみたら、思わぬ収穫がありました。

 

テニスのフォアハンドの打ち方はゴルフと非常に似ています。アドレスに始まり、テークバック、トップ、ダウンスイング、インパクト、そしてフォローがあります。ただ違うのは、構えたらすぐに始動しないと間に合わないこと、アドレスでじっとしてたら間に合いません。そして、ストロークではテークバックとダウンスイングの軌道が異なることで、

 

 

トップからダウンの切り返しで止りません!!!!!

 

 

テークバックが始まったら、止る時間がなくストロークを終えているのです。テニスだとトップで止らない(止められない)のです。加えて、ダウンスイングでは必ず、ラケットを寝かせているのです。寝かせて下ろさないとアッパー軌道でボールをヒットすることができないからです。

 

実は、ゴルフスイングでもトップで止らないスイングを今、目指してます。ゴルフスイング物理学の著者、小澤康祐さんから教わったのですが、ゴルフも上がる軌道と下りる軌道が異なる方が(トップで止らない方が)、遠心力を効率良く使えるようになるのです。

今週の週刊ゴルフダイジェスト(8月20・27日号)小澤さんの記事が出てますが、ゴルフの場合でもダウンスイングでシャフトを寝かせることが、遠心力を上手く生すことができ、かつオンプレーンに振ることにもつながります。ゴルフだとダウンでクラブ(シャフト)を寝かせる動きがしづらいのですが、テニスのフォアハンドだとゴルフの時よりも簡単にダウンでラケットを寝かせることができます。

 

ダウンスイングでシャフトを寝かせるとチーピンが出そうな感じになりますが、ダウンスイング、インパクトで骨盤が開いていればチーピンしません。渋野選手もそうですが、骨盤を開けるようになると、ヘッドの軌道はインサイド・アウトではなくインサイド・インになり、フェースtoパスはクローズになるのを防げるからです。

 

 

・トップからダウンの切り返しで止らない。
・下半身からダウンスイングを開始する。
・ダウンスイングは骨盤の開きから開始する。
・ダウンスイングでシャフトを寝かせる。

 

ゴルフだとこれらの動きをやるのが難しいですが、テニスだとゴルフほど難しくありません。テニスの場合は明らかにループを描くようにストロークすることと、空中にあるボールを打つために、ラケットを寝かせておいた方が打ちやすくなるからです。

 

 

ダウンスイングでヘッドを垂らすことは悪い動きだと思われがちですが、骨盤が開けさえすれば、悪い動きではなく、好ましい動きになります。ただ、ゴルフだとダウンでヘッドを垂らす(シャフトを寝かせる)というのは実際にやるのは簡単ではありません。特に、フックやチーピンに悩んでいる人にとっては、「引っかかる」という恐怖があるからです。

 

テニスはあるきっかけで再デビューをし、楽しいのでやろうと決めました。テニスをすればお腹が凹むんじゃないかとも思ってやり始めましたが、ゴルフのスイング作りにも役立ちそうな感じがするので、まずますのめり込みそうです~。

 

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2019年08月06日超私的な試打インプレ スピーダー569エボリューションⅥ

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【おしえてマークさん】マーク金井の質問箱

マーク金井が皆さんの質問にお答えします。その5回目です

マークさんの質問箱#5
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土曜日は途中で寝てしまいましたが、日曜日は渋野日向子選手がホールアウトするまでテレビを観てました。これまで日本人選手がメジャーの最終日に最終組でプレーした機会は何度かありましたが、3日目のバックナインを30(6アンダー)という好スコアを出した選手は一人もいません。

 

初海外ツアーで初メジャー、井戸木鴻樹選手はこれで全米シニアプロ選手権に勝利しました。渋野選手井戸木選手と同じく、初海外ツアーで初メジャー。ピンの帽子を被ったスマイルシンデレラは、最終日もバックナインでバーディーを量産し全英女子オープンのタイトルを見事に手に入れました。最終18番のバーディーパットは約8m。プレッシャーがかかるとパットはショートしやすくなるのですが、向こうの土手にドスンと当たる強いタッチでカップイン。恐るべし20歳です。

今回の渋野選手の優勝はまさにシンデレラストーリーですが、彼女のプレーを支えたのがピンのクラブです。渋野選手はドライバーからパターまですべてピンのクラブで、ボールがタイトリストのプロV1。ドライバーはピンの最新モデルのG410プラスで、シャフトはまもなく発売されるフジクラの新製品、スピーダー569エボリューションⅥのSR。長さは44.75インチだそうです。

 クラブ契約しているツアープロは数多く言いますが、すべての選手が14本とも同一メーカー、それも最新モデルを使っているわけではありません。それを考えると、渋野選手はまさにプロの中のプロ、契約選手の鑑(かがみ)です。

ピンのG410プラスはセールスも好調ですが、これでますます売れ行きが伸びてくるでしょう。スピーダーの最新モデル(エボⅥ)の発売を心待ちしているゴルファーも多いかと思いますので、今回はスピーダー569エボⅥの超私的な試打インプレッションをお届けします。

フジクラのスピーダーと言えば、インパクトゾーンでヘッドの加速感が鋭いシャフトとして認知され、またムチのような鋭いしなり戻りが味わえるシャフトというイメージがあります。

 

 

では、スピーダー569エボⅥもそれを継承しているのかというと、これまでのスピーダーの中ではシャフトの加速感はやや控えめ。シャフトが勝手に走るというタイプではなく、

 

 

 しっかり叩ける!!!!!

 

 

というのが最大の特徴。シャフトの挙動が安定しており、特にシャフト先端側が歴代スピーダーの中では硬め。これによりヘッドの入射角が安定するので、しっかり叩けるし、しっかり振り抜ける。渋野選手のドライバーショットはけれんみがなくいつも振り切っていますが、これはシャフトも少なからず貢献しているのではないかと超私的に思っています。

 

 

 もうひとつの特徴が手元の程よいしなり感。

 

 

 

歴代スピーダーは手元剛性が高いシャフトが多いですのが、この569エボⅥは切り返した時、手元側がほどよくしなります。手元調子のシャフトと比べたら手元のしなり量は控えめですが、手元側のしなり感がちゃんとあるシャフト。この手元側のしなり感は、フジクラのランバックスXに相通じるなと思っていたら、569エボⅥにはランバックスと同じ材料を使っているとのことです。

 

 

 

569エボⅥはエボⅣの進化系という位置づけらしいですが、超私的なことを言わせてもらうと、ランバックスとエボⅣのいい所どりをしたのが569エボⅥ。シャフトが勝手に走るのではなく、自分のパワーをしっかり出し切り、しっかり振り切ることを誘導してくれる。だからしっかり叩けるのです。球筋的には程よい捕まりで、叩いた時には左へのミスが出づらい。渋野選手はこの点が気に入っているのでしょう。

 

 

ピンG410プラスは重心距離が長く、そして重心が非常に深いドライバー。シャフトの軸線と重心の位置のズレが大きいヘッドなので、シャフト先端側の強度が高いシャフトの方がヘッドの動きをコントロールしやすく、挙動も安定します。G410プラスとスピーダー569エボⅥの組み合わせは、物理的にも非常にマッチングが良いです~。

 

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2019年08月04日超私的な考察 テニスラケットにあってゴルフクラブにないスペック表記とは!?

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マーク金井が皆さんの質問にお答えします。その5回目です

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昨日は神田でアナライズセミナーを開催。前半はプロレス技のジャイアントスイングからヒントを得た「ジャイアントスイングセミナー」。1時間の休憩を挟んだ後半は下半身の使い方を会得するための「フットワークセミナー」を実施しました。

 どちらもキーワードは円運動、遠心力、向心力、先行動作、そしてベクトルです。

 

 

「ジャイアントスイングセミナー」については、近々、YouTubeにてその模様をアップしますが、ジャイアントスイングをすると誰でもプロような動きになり、スイングプレーンも乱れません。ジャイアントスイングをすると、遠心力、向心力、先行動作、そしてベクトルをすべて上手く使っているからです。

もちろん、ジャイアントスイングとゴルフスイングは異なります。しかしながら、物理的に理に叶った円運動とは何かが分かり、ゴルフスイングを正しい方向に導く大きな手助けになると超私的に思っています。

 

 

さて、手助けと言えば道具選びと手助けとなるのはスペックです。マーク金井はテニスを本格的に始めるにあたりラケットを衝動買いしましたが、驚いたのがラケットのスペック表記。フレームの内側には、、、

 

 

・フレーム重量(ラケット重量)
・フェース面の大きさ(打球面の面積)
・バランス(ラケットのバランスポイント)
・グリップの太さ
・ストリングスパターン

 

 

テニスラケットにこれほどのスペックが表記されていることに驚きましたが、スペックを見ることでそのラケットの性能を窺い知ることができます。では、ゴルフクラブはどうかと言うと、テニスラケットに比べると方がスペック表記が少ないです。ゴルフクラブの場合、例えば、ドライバーだと、、、

 

 

・ロフト
・長さ
・シャフトの硬さ
・バランス(スイングウエート)

 

これぐらいでしょう。テニスラケットに比べてゴルフクラブに欠けているスペック表記は、、、、

 

・総重量
・フェース面の大きさ
・グリップの太さ

 

 

超私的なことを言わせてもらうならば、ゴルフクラブにもこの3つのスペックが表記されていると、クラブの性能をより客観的に見極められますし、クラブ選びの重要な指針になると思います。さらに、ヘッド重量が分ると非常に有り難いです。

 

 

テニスの場合、フェース面の大きさは小さいのが95平方インチ、標準が95~105平方インチ、大きいのが105平方インチ以上です。ゴルフクラブの場合もフェース面の大きさをこのように○○平方インチと表記してもらえると、そのクラブがどれぐらいミスの許容範囲が広いのか(スイートエリアの広さ)を窺い知ることができます。最近はヘッド慣性モーメントの大きさをアピールしているドライバーが増えてきましたが、フェース面の大きさは慣性モーメントの数値にも匹敵する重要なスペックではないかと思っています。

 

 

総重量も、クラブの重さを知ることで「振りやすさ」の目安が分ります。ゴルフクラブの場合、長さも振りやすさに影響が出ますので、長さと重さ(総重量)の両方を表記してもらえると、クラブの振りやすさを正しく吟味できます。

 

 

グリップの太さについても、テニスに比べるとゴルフの場合は選択肢が少なすぎます。ゴルフの場合、グローブのサイズは手の大きさに合わせるべく、数種類ラインアップされています。グローブサイズは数種類あるのにゴルフクラブのグリップの太さを選べるゴルフクラブは非常に少ないのが現状です。超私的なことを言わせてもらえば、太さを表記してもらえば、グリップ交換したり、下巻きを重ねて巻くことでグリップの太さを自分に合わせることができます。

 

 

ゴルフクラブもテニスラケットも球技であり、打球面でボールを打ち、棒状のモノを手にもって振り回しています。共通点が多いことをを考えれば、ゴルフクラブもテニスラケットのような項目のスペックを表記してもらえると非常に有り難いし、それはクラブフィッティングにも役立つと思います~。

 

 

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