マーク金井blog

2013年09月08日シャフトの硬さ(フレックス)がスイングに及ぼす影響とは‥‥

一昨日は生まれて初めて生放送でシャフトの試打をやりました。ユーストリーム中継で約1時間。フジクラから発売される新スピーダー神田のスタジオで打ちました。共演者から「チョロ打つんですか?」なんて野次も何のその。カメラが回っているといい意味で緊張を味わえ、なんと人生最高の飛距離が出ました。樂天の田中将大投手の記録に比べれば足元にも及びませんが、野球選手ならばすでに引退している年齢でドライバーの飛距離が伸びたことは、非常に嬉しい限りです。

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ちなみに撮影後に、スチールシャフト装着のパーシモンドライバーで飛距離を計測してみたら‥‥マン振りしても250ヤードに全然届きませんでした。必死のパッチで打って245ヤード~(笑)。ドライバーは劇的な進化を遂げているのが再確認できました。ただし、進化したクラブの性能を引き出すためには、ゴルファー側の努力もそれなりに求められます。クラブとの付き合い方を間違うと、進化の恩恵を受け取る度合いが減ってしまいます。スイングもしかり。クラブが求めるスイングをするかしないかで、進化の恩恵を受け取る度合いが大きく変わってくるのです。

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さて、今日もレベルアップ、飛距離アップにつながるクラブの選び方についてお話します。ゴルフクラブはゴルファーに有形無形の影響を与えますが、そのひとつにシャフトの硬さ(フレックス)があります。硬いシャフトを使うか、軟らかいシャフトを使うかで、ゴルファーのスイングは目に見えて変わります。

硬いシャフトのメリット

ヘッドスピードが上がる(力む分だけ)
操作性が良くなる(球筋を打ち分けやすい)
低く抑えた弾道を打ちやすくなる

硬いシャフトのデメリット

力みやすくなる
トップからダウンで打ち急ぎやすくなる
アウトサイド・インの軌道になりやすい
ボールが上がりづらくなる

硬いシャフトが力みやすい(ヘッドスピードが上がりやすい)のは、ゴルファーは切り返しでシャフトをしならせようとして、無意識に力が入るからです。また、硬いシャフトは総じて先端側が硬いために、インパクトでロフトが増えづらくなって弾道が低くなります。対して、軟らかいシャフトは‥‥

軟らかいシャフトのメリット

切り返しで打ち急ぎを解消できる
ゆったり切り返せる
アウトサイド・インの軌道を解消できる
(インサイドから振り下ろせる)
高い弾道を打ちやすくなる

軟らかいシャフトのデメリット

ヘッドスピードが上がりづらい
シャープなテンポでスイングしづらい
操作性が悪くなる
低く抑えた弾道を打ちづらい

硬いシャフトを使った時と逆のことになります。アナライズには2000人以上のゴルファーのスイングがデータとしてありますが、ほとんどのゴルファーがシャフトの硬さを変えるとスイングに変化が生じます。特に顕著に出るのがヘッド軌道とスイングのテンポ。テンポマスターというムチみたいに軟らかいシャフトのドライバーでスイングしてもらうと‥‥95%以上のゴルファーは

何も言わないのに、勝手にゆっくり振ります。「シャフトが折れそう」とか口にする人もいて、普段よりもゆっくり丁寧なスイングになるんです。

超柔らかい練習用クラブ

超柔らかい練習用クラブテンポマスター

そして、テンポマスターで打った時のスイングをビデオで録画すると、ヘッド軌道に変化が出ます。長年アウトサイド・イン軌道に悩まされているゴルファーもヘッドがインサイドから下りるようになるのです。シャフトが極端に軟らかいと、切り返しで間が生まれ、それがヘッドの軌道を変えてしまうのでしょう。テンポマスターを振ってもらうと、皆さん「気持ち悪い」と口にしますが、

その違和感とは裏腹に軌道が良くなることにも驚かれます。

もちろん、軟らかいシャフトはメリットばかりではありません。ゆったり振る癖が付くので、普通のクラブに戻した時もヘッドスピードがダウンするリスクが付きまとってきます。薬に副作用があるのと同じで、クラブにも副作用があるのです。

おーっと、取材の時間が迫ってきました。この続きは明日書きましょう~。

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2013年09月07日レベルアップ改め、非常識にゴルフが上手くなるクラブ選び  その2

毎朝のように朝ご飯の画像をFBにアップしてますが、食事時に欠かせないのが日刊ゲンダイとiPhone。アナログとデジタルの両方で情報収集してますが、昨日、マーク金井が注目したのはこのコンテンツ。

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http://bizacademy.nikkei.co.jp/seminar/skills/think_train/article.aspx?id=MMAC0s000003092013&waad=3JOXCBcu

俺のフレンチは原価割れで料理を提供しているそうですが、これにもちゃんと戦略がありました。宣伝広告費として考えれば‥‥確かに原価割れでも採算がちゃんと取れることになります。ブログやツイッター、FBの影響力を考えれば、口コミ効果での集客はかなり見込めるでしょう。

さて、今日もレベルアップにつながるクラブの選び方についてお話します。タイトルは「非常識」に変えました。これからお話することは、従来の常識に囚われない内容だからです。本気でスイングを変えたい、ビジネス同様、ゴルフでも本気でブレークスルーしたいならば非常識な発想が必要です。

昨日は重いクラブのメリット、デメリットについて書きました。

重いクラブのメリット

手打ちを防止できる
テークバックで体をしっかり使える
トップが大きくなる
ゆっくり切り返せる
ヘッド軌道が安定する
打ち急ぎのミスを防止できる
タイミングが取りやすい

重いクラブのデメリット

オーバースイングになりやすい
シャープにスイングしづらい
ヘッドスピードが上がりづらい
フィニッシュまで一気に振り切りづらい

続いて軽いクラブのメリット、デメリットは

軽いクラブのメリット

ヘッドスピードが上がる
振りやすく感じる
楽にスイングできる
シャープに振れる
オーバースイングになりづらい

軽いクラブのデメリット

手打ちになりやすい
トップが浅くなりやすい
打ち急ぎのミスが出やすい
ゆったり振りづらい
ヘッド軌道が不安定になりやすい
ミート率が悪くなりやすい

これから何を読み取るかはゴルファー次第ですが、導き出される答えとして考えるのは‥‥

重いクラブは、

速く振れない(飛ばない)けど安定感がある。
クラブが手打ちになるのを防止できる。
体をしっかり使うスイングを身につけやすい。

軽いクラブは、

スイングが完成している人が使えば、
ヘッドスピードが上がって飛距離を伸ばせる

誤解を恐れずに言えば‥‥

重いクラブ=やさしい(ミスの許容範囲が大きい)
軽いクラブ=難しい(ミスの許容範囲が小さい)

ということになるとマーク金井は考えています。なので、体力、年齢に関係なく、スイングがしっかりしていない(軌道が不安定な)ゴルファーというのは、

少し重いクラブを使った方がスイングが良くなります。具体的に言うと、

振り切れる範囲で重いクラブ

を使うことがスキルアップにつながります。対して、スイングがしっかりしていて更なる飛距離アップを狙う上級者においては、

軌道やタイミングが不安定にならない程度に軽いクラブ

を使うことが道具(クラブ)でスキルアップにつながるのです。大事なことなので繰り返しますが、自分が心地良く感じるクラブというのは振りやすく、扱いやすいクラブですが、自分のスイングを変えることはできません。ゴルフの上手下手に関係なく、プロ、アマチュアに関係なく、自分を変化させたいのであれば、変化を促してくれるクラブを使いましょう~。

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2013年09月06日レベルアップを目指す究極のクラブ選び  その1

人間は最初に使った道具、使い慣れた道具こそが「自分にピッタリ合った」道具だと思い込むフシがあります。パソコンしかり、携帯しかり、デジカメしかり、ゴルフクラブしかり、シャフトしかり‥‥

マーク金井はガラケーとiPhone5を併用していますが、iPhoneを使いはじめの頃はフリック入力が上手くできませんでした。携帯のテンキーでメールを打つのに慣れていたため、指を上や左右、下にスライドさせる感覚がどうにも馴染めなかったのです。しかし徐々にフリック入力に慣れてくると、今度はガラケーの文字入力が面倒臭くなってきました。同じキーを何度も押さないと打ちたい文字が出て来ない‥‥というのが‥‥なんともかったるい感じになってきたいのです。iPhoneでフリック入力に慣れのに要した時間はおおよそ3ヶ月ぐらいです。

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マーク金井のiPhone5 アナライズオリジナルのiPhoneケースに収容!

さて、今日もクラブの選び方についてです。大事なことなので繰り返しますが「自分にピッタリ合ったクラブ」を求めるほど、ゴルファーはクラブ選びの選択肢が非常に狭くなります。今まで使い慣れたクラブと同じようなクラブを求めることになります。その結果、スイングに好影響を与えるクラブを手にする確率がグンと下がってしまいます。

では、何をよりどころにクラブを選べばいいのか?

結論から先に言うと、先入観に囚われないでクラブを選んで下さい。例えば、やってほしくない先入観とは‥‥

年を取って体力が落ちた→→→軽くて楽なクラブにしよう
人並み以上に体力がある→→→硬いシャフトにしよう
ボールが高く上がり過ぎる→→ロフトを減らそう
クラブで飛距離を伸ばしたい→長尺ドライバーにしよう

こんな感じのことが、クラブの選びの先入観です。いずれも的を射たようなことですが、実は、この常識が当てはまらないことも多々あるのです。例えば、老化を見越して非常に軽いクラブを買うと、老化を促進する結果になる恐れもあるのです。非力になってもクラブはある程度重さが合った方が、スイングに良い影響を与え、老化による飛距離の落ち込みを減らせる場合もあるのです。

パーシモンにスチールシャフトのドライバーは重量が350g以上もある。

パーシモンにスチールシャフトのドライバーは重量が350g以上もある。

マーク金井が考えるよりどころは変化です。クラブを変える意味は現状打破だと思っています。アウトサイド・インの軌道を矯正するとか、シャフトクロスを矯正するとか‥‥飛距離アップよりも、とにかく自分のスイングを変えることにあると思っています。急がば回れではありませんが、スイングが良い方向に変化すればヘッドスピードは上がりますし、ミート率も良くなります。結果、ゴルファーのレベルが上がれば、飛距離も必然的に伸びてくるからです。

クラブを選ぶ(クラブを換える)タイミングというのは、自分を変えたいという時にやるべきことです。自分を換えたい時にクラブを換えて、そして自分を変化させるのが理に叶っているし、上達にもつながるのです。

では、どんなクラブを使えば自分を変化させられるのか?

スイングに影響が出る要素をざっと上げると‥‥

重さ(シャフト重量、ヘッド重量)
硬さ
長さ
重心距離
重心深度
重心アングル
重心の高さ
フェース向き
ロフト

という要素があります。クラブが及ぼす影響についてはこれまでのブログでも書きましたが、スペックが変わればスイングも変わります。自分が変わりたくない人にとっては違和感が強く発生しますが、違和感があるクラブを使うことでスイングは変わるのです。

例えば、重さ。軽いクラブと重いクラブにはそれぞれメリット、デメリットがあります。

重いクラブのメリット

手打ちを防止できる
テークバックで体をしっかり使える
トップが大きくなる
ゆっくり切り返せる
軌道が安定する
打ち急ぎのミスを防止できる
タイミングが取りやすい

重いクラブのデメリット

オーバースイングになりやすい
シャープにスイングしづらい
ヘッドスピードが上がりづらい
フィニッシュまで一気に振り切りづらい

自分が何を求めるかで、重さに対する考え方が変わるのです。例えば、老化によって体が硬くなってテークバックが浅くなりやすい人の場合は、クラブを軽くするとますますテークバックが浅くなる危険性があります。対して、クラブを少し重くしたら、クラブの重さを利用してトップが大きくなる(浅くなるのを防止できる)のです。

おーっと、撮影の時間が迫ってきました。明日は軽いクラブのメリット、デメリットについて説明しましょう~。

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2013年09月05日常識として知っておきたいクラブの本当の選び方とは‥‥

マーク金井の衝動買いがゴルフクラブに留まりません。携帯、スマホ、タブレット、デジカメ‥‥そしてノートPCといったデジタルギアをしょっちゅう買っています。先日もデジカメを中古ショップで処分しに行った足でウインドウズ8のノートPC、ACERの「Aspire S7」を衝動買い~。MacBook Airのようなデザインに一目惚れ。「XPはもうすぐサポートが切れる。そろそろウインドウズ8に慣れないといけない」なんて、自分に都合の良い言い訳をつぶやきながら、レジに並びました(笑)

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さて、このパソコン。マーク金井はずっとThinkPadを使っているので、赤いポッチ(トラックポイント)でいろんな操作をします。マウスパッドは使うことは皆無です。このため、普通のノートPCを操作しようとすると‥‥違和感だらけ。トラックパッドに慣れていないものだから、何をやるにしてもストレスを感じてしまい、気がついたらThinkPadに戻ってしまうことが多々あります。習うより慣れろなことは分かってますが、慣れる前にシビレを切らせてしまうことが多々あります。

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赤いポッチ=ThinkPadのトラックポイント

では、マウスパッドのノートPCは使い勝手が悪くて、ThinkPadは使い勝手が良いのか?

この問いに対する答えはユーザーによって大きく異なりでしょう。理由は単純、人間誰しも慣れた方が「性能が高い」「自分に合っている」と思うからです。恐らく、ThinkPadを一度も使ったことがない人にとっては、ThinkPadの赤いポッチ(トラックポイント)は使いにくくてしょうがないと思います。実際、アナライズの新人はThinkPadは使いにくいとボヤきまくっています。

実は、この手のことはゴルフクラブにも大いに当てはまるのです。アナライズのクラブ診断にこられるアマチュアの人は、「自分にぴったり合ったクラブ」を求めて来店します。マーク金井にも「何が自分に合っているのか」教えてほしいと必ず聞いてきます。

しかしマーク金井はこの切実な質問いに対して、こんな風な予想外の答えを必ず言います。

「自分にぴったり合ったクラブは、必ずしもスイングが良くなるクラブになるとは限りません」「自分が打ちやすいと感じるクラブは、実はスイングに悪影響を与えるクラブになる場合があります」と。

察しのいい人はもうお分かりでしょう。そうです。パソコンもゴルフクラブも人間は使い慣れた道具が「自分にぴったり合った道具」だと感じたり「扱いやすい道具」だとジャッジ(判断)してしまうのです。言い換えると、多くの人は使い慣れていない道具に対しては、「扱いづらい」とか「自分に合っていない」とジャッジ(判断)、使い慣れていない道具に対して低い評価を下してしまいがちになるのです。

ゴルフクラブに話を戻すと、例えば、若くて体力があるゴルファーがいたとしましょう。このゴルファーが最初にカーボンシャフトが装着された軽いアイアンを使うと‥‥軽いクラブでゴルフを覚えます。そして練習を重ねてくると、「この重さがゴルフクラブの重さ」になる。重いシャフトが装着されたアイアンを打ったことがなければ、軽いクラブに体が慣れてしまうからです。

シャフトの硬さにしてもしかり。ドライバーのヘッドスピードが40m/sぐらいでも、硬いシャフトでゴルフを覚えると、軟らかいシャフトは頼りなく感じてしまいます。硬いシャフトに慣れてしまっていると、軟らかいシャフトだとタイミングが取れず、打ちづらいとジャッジ(判断)してしまうのです。

ゴルフに限りませんが、人間は最初に使った道具、使い慣れた道具こそが「自分にピッタリ合った」道具になる可能性が非常に高くなる。そして、「自分にピッタリ合ったクラブ」を求めるほど、ゴルファーはクラブ選びの選択肢が非常に狭くなりますし、スイングに好影響を与えるクラブを手にする確率が下がってしまうのです。

誤解を恐れずに言うと、「自分にピッタリのクラブ」という発想でクラブをクラブを選ぼうと考えると、本当に必要なクラブ、ゴルフが上手くなるクラブに出会えません。

では、何をよりどころにクラブを選べばいいのか?

それは明日からじっくり説明しましょう~。

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2013年09月04日やるなら今でしょっ、スイングが良くなるゴルフクラブ特集~その2

数あるゴルフ雑誌の中でもファッショナブルな雑誌として注目を集めているのが月刊誌のEVEN~。

19月号は本日発売~

 

今週5日に10月号が発売されますが、マーク金井は「スライスが出ないドライバー」の企画を手伝っています。クラブ選びで上手にスライスと向き合う事で、やがてスライスは矯正できるというのがテーマです。詳しくは雑誌を読んで頂きたいですが、市販クラブの中でダントツにスライスを矯正してくれるのはマルマンの‥‥

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シャトルi4000AR 430ドライバー。超フックフェースで、重心アングルが大きい。重心距離も37ミリ台と長くありません。見た目はかなり個性的ですが、スライサーに対するお助け度は現行モデルでは図抜けています。

さて、今日もスイングに良い影響を与えてくれるクラブをご紹介しましょう。

マーク金井の場合、調子が悪くなるとダウンスイングの軌道が鋭角になってきます。ジュニアの頃に「シャフトを立てて下ろせ」と言われたのがトラウマになっているようで、ショットが不安定になると無意識の内にシャフトを立て過ぎてしまいます。その結果、トップからダウンの切り返しでは上半身が先に動き、それが原因でクラブを鋭角に下ろし過ぎたり、クラブ(ヘッド)の軌道がアウトサイド・インになってしまい、ショートアイアンでは引っかけが出やすくなってしまいます。

そんな時にマーク金井が欠かさず使っているのがこれっ!!

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テンポマスターという練習クラブです。これはシャフトがムチのようにグニャグニャ。加えてトルクも滅茶苦茶大きい。シャフト重量は80g以上と重く、総重量が350g以上あるドライバーです。

これで何が変わるかというと、ダウンスイングの軌道が劇的に変わってきます。シャフトがムチのように軟らかいと、切り返しで力もうと思っても力めません。力むとその瞬間にシャフトが反応してヘッドが暴れてしまうからです。シャフトがしなり過ぎないように振り下ろそうとするので、上半身が突っ込みません。トップからダウンの切り返しがゆっくりになりますし、ヘッドが遅れた感じになるので、タメを自然にキープできます。結果、普通のシャフトでスイングするよりもダウンの軌道がフラットになってくれるのです。

これはアマチュアの人にも当てはまり、普通のドライバーだとアウトサイド・イン軌道になっている人もテンポマスターでボールを打つと、上半身の開きが抑えられインサイドから振り下ろせるようになるのです。

アウトサイド・インが良くないことは誰しも分かっていますが、多くのゴルファーは自分の意志でアウトサイド・インを矯正しようと思っています。確かにそれも良いかと思いますが、道具(クラブ)に助けてもらった方が短時間で動き(フォーム)を矯正できます。

テンポマスターは極端なぐらいシャフトが軟らかいですが、通常のシャフトの場合でも硬さが異なるとダウンスイングの軌道が変わります。SとSRぐらいだと変化はほとんどありませんが、例えば、XとRとを打ち比べると、ほとんどの人はRを振った時の方が上半身の開きが少なく、そしてインサイドから振り下ろせるようになるのです。逆に言うと、アマチュアの場合、自分のパワーよりも硬いシャフト、いわゆるオーバースペックのシャフトを使うほど、アウトサイド・インの軌道が助長されるリスクが高まるのです。

シャフトの硬さというと‥‥

ヘッドスピードが速い人=硬いシャフト
ヘッドスピードが遅い人=軟らかいシャフト

というのがマッチングが良いと言われてますが、マーク金井はそれだけでは適正フレックスをジャッジしません。ヘッドスピードが速くてもアウトサイド・イン軌道の度合いが強い人に対しては、軟らかいシャフト、特に手元側が軟らかくしなるシャフトを勧めています。例えば、ドライバーで250ヤード以上飛ぶ人でも、アウトサイド・イン軌道が強いならば、迷わずRシャフトを勧めています。その方がスイングが良くなるからです。そして、スイングが良くなってきたら硬いシャフトにチェンジすることをアドバイスしています。

たかがシャフト、されどシャフト。

アウトサイド・インの軌道を本気で修整したいならば、自分にピッタリの硬さではなく、少し頼りないぐらいの軟らかいシャフトを使って下さい。自分が振りやすいと感じるシャフトを使わない方が、短時間でダウンスイングの軌道が良くなってくるのです。

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PS.マーク金井が設計したリンクスのSSアイアン。ゴルフクラシック10月号(只今発売中)、ではアマチュアのお助けクラブと高い評価をいただきました。見た目はかなり独特ですが、打てばやさしさが実感できます。ナイスショットが3発続けば、見た目の違和感は吹っ飛びます~。ユーティリティよりもやさしい4番、5番は1本売りもしてます~。