GDOブログ仲間のゲーリー久永さんから
「半ズボンズ」の名誉顧問に任命された、マーク金井です。
昨日、朝起きたらピリッと左ひざに激痛が走り‥‥(T_T)
今朝、注射を1本打ってきたました。
左ひざは1年前に、半月板の手術を行った部位。
タッタラー、タララッタ‥‥(観月ありさ調)
「軽くヤバイ?」
「かなりヤバイ?」
人間試打マシーンもそろそろ車検時期??(^_^;)
「FT-3のリシャフト失敗」←前回ブログから早、2日。
先端を7ミリカットすることで、Xドライブ405と接着寸(40ミリ)を揃えようとした試みは失敗に終わりましたが、転んでもタダで起きないのがボクの性分。ネックの立ち上がり(ネック長)が異なれば、振動数(硬さ)が異なることが直に学べましたし、
同じ長さに組み上げた場合、シャフトの寸法が異なると硬さだけでなく、しなりのフィーリングも異なることをも身を持って体験できました。これって実際にやらないと絶対味わえません。かなり負け惜しみも入ってますが‥‥(^^;)
そして、何よりも今回の収穫はこんなに専門的なテーマにもかかわらず、多くの人がリシャフトに対して強い関心があることをリアルに認識できたことです。そう考えれば、シャフト1本分のコストなんて安いものかも知れません。
書き込みいただいた方々のご意見は今後のリシャフト研究に生かさせていただきます。
FT-3のシャフト抜きについては、RCHさん、fusionさん、がカキコされていますが、ボクも熱処理で抜くのには反対派。シナジーやデュオと違って、FT-3はネックがありません。ホーゼルがヘッド内にあるのでリスクが大きいからです。当社のクラフトマンも「やった当初は問題なくても、時間が経つとヘッドにダメージが発生するかも」と申しておりました。
ミズオさん
やったことはありませんが、ミズノMP001の場合はネックがついてます。シナジーとかと同じ形状なので、熱処理でシャフトを抜くことは可能かと思います(もちろん、ヘッド側を冷やす配慮は必要ですが)
sin000001さん
ボクの試打スタジオ&工房では、リシャフト前にシャフト単体の振動数、そしてシャフト先端にダミーウエイト(約200グラム)を装着し、その状態でも振動数を計測。これで大体の数値は分かりますが‥‥ダミーウエイトの場合、クラブヘッドと同じような位置に重心がありません。このあたりはまだまだ改善点があるかと思います。
003さん
当社クラフトマンからも10cpmはオーバーと怒られました。ネック長が同じ場合だと2~5cpmぐらいですm(_ _)m
おーっと、もう11時55分過ぎとる~
んじゃ、また明日。
リシャフトというと、ついついシャフト選びに目が行きがち。
ヘッドのとの相性を気にされる人も多いみたいですが、
ボクがこだわっているのが接着寸。メーカーによってシャフトの接着寸が全然違いますし、同じシャフトでも接着寸が変わると、硬さ、そして振った時のフィーリングが「何これ!!」というぐらい違ってくる。
例えば、30ミリの接着寸と40ミリの接着寸を比較すると‥‥
同じシャフトでも後者の方が硬く仕上がりますし、振動数も5~10cpmアップ。そして実際にクラブを振り比べると、40ミリの方が先端側が硬くなるんです。
リシャフト予定のキャロウェイFT-3(ツアースペック)の接着寸は約33ミリ。現在エースのXドライブ405は接着寸は約40ミリ。(405の接着寸は約53ミリありますが、ここまで入れると硬くなりすぎそうなので40ミリに)
この差をどう埋めるか?
さんざん、迷った挙げ句にシャフト先端側を7ミリカットして、
赤マナ73(ディアマナM)73を装着しました。7ミリカットして33ミリ接着すれば、数値的にはXドライブと同じじゃないですか。振ったフィーリングが「同じになる」と思ったんです。
と、ところが‥‥
振動数を測ってみると、
271、271、271cpm。何度測っても270オーバー!!!
ワッグルしてみても405よりも明らかに硬め。それもそのはず、405の振動数は264cpmなんですから。
長さはどちらも44.75インチと同じだし、
バランスも405がD2に対し、FT-3はD3.5。
通常ならば、バランスが重い方が振動数が少し下がるはずなのに‥‥7cpmもアップしているとは‥‥
実際に打ち比べても、明らかにFT-3の硬く(特に先端側が!!)ボクが求める赤マナならではの心地良いフィーリングを得ることはできませんでした(T_T)
リシャフトはリスクがつきものなのは分かっているつもりでしたが、いざ失敗するとかなり凹みます。FT-3は複合ヘッドなのでシャフトが上手く抜けません。切断してシャフトを抜くのでダメならお釈迦。新しいシャフトが必要なんですよ~
どうしよう‥‥