マーク金井blog

2018年05月27日超私的な提案  スマホで自撮りしながらゴルフ練習の質を高める方法とは!?

来週月曜日 21時から生配信します


金曜日の昼に新幹線に乗り、広島に向かいました。広島までの移動時間は4時間ちょっと。お昼を食べて昼寝をしたら、名古屋。名古屋からアイスをいただいて、再びウトウトしたら岡山。あっという間というほどではありませんが、飛行機に比べると電車は眠りやすい環境なので、4時間ぐらいの移動は苦になりません。

 

金曜日は中古ショップ「レプトン」さんでセミナー。土曜日は広島のゴルフショップ「オキコバランス」のコンペにゲスト出演し、プレー後にトークショーを実施させていただきました。芸南CCでプレーするのは初めてですが、フレループ効果もあって、ショットが安定してくれて74ストロークでホールアウトすることができました。

 

ーーー◯ーーーー△ 36
212122212 15

ー△ーーーーーー△ 38
232121222 17

アウトとインでスコアが2打違いますが、ショットの数はどちらも21。初めてのコースではとにかく「ボールひとつ」で最後までホールアウトできることを心がけてますが、今回は達成できました。ショットの数に関しても9ホールで21ストローク以内を心がけており、これもなんとかクリアできました。

 

スタート前はいつも練習場でボールを打たないので、昨日もボールは打ちません。スタート前にやるのはパッティングと素振り。最近は片山晋呉プロ石川遼プロを見習ってフレループを使って入念に素振りしています。手前味噌ですが、フレループの効果は絶大です。クラブを手にした時も、フレループを振った時の感覚を再現するように心がけると、スイングが良くなるだけでなく、スイングに迷いもなくなり、ショットが劇的に安定してくれます。

 

もちろん、フレループもただ振り回すだけではスイングを良くする効果は薄れます。フレループを効果的に使うには、いくつかの約束事があります。練習方法についてはFACEBOOKでも紹介してますが、一番大事なのはスマホで自撮りをして自分がどんな振っているのかを確認することです。イメージ通りスイングできていればいいのですが、イメージ通りに触れていない時は、どこがズレているのかを自撮りしてチェックすることが大事です。

 

そして、フレループを振っている時も、クラブを振っている時も、素振りの時もスマホで自撮りすることが大事です。スマホで素振りを自撮りしてください。練習場とかでアマチュアゴルファーを観察すると、ボールを打っている時は自撮りしてますが、素振りを自撮りしている人はほとんどいません。これがなんとももったいないです。

 

 

素振りの自撮りにはどんなメリットがあるのか?

 

 

素振りでまずチェックしてほしいのは、クラブの軌道や身体の使い方ではなく、ヘッドの軌道です。構えた位置にヘッドが戻る素振りをしているのか? それとも構えた位置にヘッドが戻らない素振りをしているのか? これを入念にチェックしてください。

 

 

説明するまでもありませんが、構えた位置にヘッドが戻らない素振りをしても、それは本番には役に立ちません。構えた位置にヘッドが戻らない素振りをいくら繰り返しても、それは本番では再現できないからです。そんな素振りを本番で再現したら空振りやチョロが出ます。

 

素振りはボールを打つよりも簡単と思っている人が少なからずいますが、構えた位置にヘッドを戻すことにこだわって素振りをしたら、素振りの難易度は上がりますし、何よりも実際のスイングと素振りの間にギャップが生まれません。構えた位置にヘッドが戻る素振りがちゃんとできていれば、実際のスイングでは素振りを再現するだけでちゃんとボールを打てるようになるのです。

 

 

ちなみに、素振りでヘッドがちゃんと戻っているかどうかはスマホで自撮りしなくてもチェックする方法があります。練習場でしたら、ボールではなくティを打てばいいんです。ティの後ろにヘッドをセットしたら、ティをボールに見立てて素振りしてください。フェースの中央でティをちゃんと打てる素振りができていれば、それは構えた位置にヘッドがちゃんと戻っていることを証明します。

 

 

たかが素振り、されど素振り。

 

素振りは身体の動きやクラブの挙動を変えやすいですが、動きを変えている時もヘッドは構えた位置に戻っていなければ、元も子もありません。構えた位置にヘッドを戻すという前提をクリアしながら、身体の動きやクラブの挙動を変えることをやっていけば、ボールを打たなくても、スイングの完成度を確実に上げていけるのです〜。



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YOUTUBEアナライズチャンネル 新しい動画を配信開始

マーク金井が、アナライズの有料会員であるプライム会員様限定で行っているマーク塾という、セミナーの動画です。かなりゴルフから脱線しますが、お暇なら


2018年05月24日超私的な考察 テーラーメイドのツイストフェースはどんな人にメリットがあるのか!?

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マーク金井が、アナライズの有料会員であるプライム会員様限定で行っているマーク塾という、セミナーの動画です。かなりゴルフから脱線しますが、お暇なら


ゴルフクラブを試打する仕事を始めて20年近く経ちます。2005年、神田に室内の試打スタジオを構えるようになってからは、同じ場所、同じ条件、同じ計測器を使ってクラブの試打をしています。試打クラブはメーカーからお借りすることが多いですが、自腹で購入しているクラブも少なからずあり、スタジオにはドライバーだけで常時50本前後、ドライバー用のシャフトに至っては100本近くあります。定期的に断捨離してますが、それでもクラブ(シャフト)の数はあんまり減りません。

 

アナライズではディテクトの高速度カメラを使って弾道計測しています。試打するのはロボットではなく、マーク金井です。かつては人間試打マシーンとかと呼ばれたりしてましたが、昔も今もヒューマンテストにこだわっています。ロボットの試打ではなく、人間の試打にこだわるのは、スイングのロボットのスイングと人間(ゴルファー)のスイングの間には決定的な乖離(かいり)があるからです。

その乖離については、ゴルフメディアでも取り上げられることがたまにありますが、この記事については、超私的に突っ込みをいれたくなりました。

 

M3M4の打点外し実験、正直どごか違う

 

 ゴルフダイジェストオンラインにアップされていた記事ですが、
要約すると、ロボットでテストすると、メーカー(テーラーメイド)がコメントしているような結果にならなかったと書かれています。

 

テーラーメイドのM3、M4にはツイストフェースが採用されています。ツイストとはねじれの意味で、ツイストフェースはトウ上側はフェースが右を向く度合いが増して、かつロフトが増える方向にねじれてます。対して、ヒール下側はフェースが左を向く度合いが増して、かつロフトが減る方向にねじれています。メーカー側はこのねじれによって、左右の曲がりを軽減できるようになったとアピールしているのです。

 

ところがロボットで打つと、メーカーがアピールした結果にならなかったと。

 

 フェースのトウの上側で打つと右に打ち出して、ボールにスライス回転
 フェースのヒール側で打つと左に打ち出して、ボールにフック回転

 

ロボットが打った場合、フェースがねじれていると、ねじれた方向にボールが飛び出しているという結果になってます。加えて、トウ側に当たってスライス、ヒール側に当たってフックになっています。ちなみに、ロボットだけでなく、マーク金井もこのような弾道を打とうと思えば、比較的簡単に打つことができます。何故かと言うと、ロボットがどんな方法で試打しているかを知っているからです。

 

 

では、ロボットはどんな方法で試打しているのか?

 

ロボットのヘッド軌道はインサイド・インです。人間のようにインサイド・アウトに振ったり、アウトサイド・インに振るロボットは見たことはありません。ただし、ボールの位置を変えると、ヘッド軌道はインサイド・アウトになったり、アウトサイド・インになったりしますが、通常のテストではインサイド・インの状態でテストしています。この記事でも、ヘッド軌道を意図的に変えていないことが書かれていないことを考えると、インサイド・インで打っていると思われます。

 

人間で打った軌道

 

 そして、もうひとつのポイントがインパクト時のフェース向き!!!!!!

 

実は、今回の実験が非常に残念だと思うのはこの点なんです。ロボットで試打する時、基本的にはフェースがスクエアな状態でインパクトを迎えています。なので、この記事でも、フェースのトウ側にわざと打点をズラせても、

 

 インパクトではフェースがスクエア!!!!

 

この記事にはフェースがどの向きでインパクトを迎えているのかの記述がありませんが、弾道から推察すれば、フェースのトウ上側でヒットした時も、フェースのヒール下側でヒットした時もフェースがスクエアな状態でインパクトを迎えていると思われます。フェースがスクエアな状態でインパクトを迎えたために、ツイストフェースの効果が裏目に出てしまい、トウ上側で打った時もヒール下側で打った時も、大きく曲がってしまったのです。

 

 

では、芯を外して打った場合はどうなるのか?

 

これはテーラーメイドもアナウンスしていますが、多くのアマチュアゴルファーは芯を外して打った時、フェースの向きはスクエアになってません。テーラーメイドの分析によると、、、

トウ上側でヒットしている時、多くのアマチュアはフェースが閉じている
 ヒール下側でヒットしている時、多くのアマチュアはフェースを開いている

 

先っぽ上側で打った時、多くのアマチュアはフェースが閉じているために曲がりが大きい。その曲がりを習性するにはフェースを開いてロフトを増やすのが効果的であると考えたのです。逆もしかりで、ヒール下側打点になっている時、多くのアマチュアはフェースが開いているために曲がりが大きい。その曲がりを習性するにはフェースを閉じてロフトを減らすのが効果的であると考えて作られたのが、ツイストフェースの正体です。

 

言い換えると、、、、

 

トウ上側でヒットしている時、フェースが閉じている
ヒール下側でヒットしている時、フェースを開いている

 

と言うゴルファーにはツイストフェースは効果があって、左右の曲がりを軽減できます。

 

テーラーメイドを擁護するわけではありませんが、ロボットでの実験は人間が打った時と同じ結果にならないことが多いのが当たり前。ロボットは人間のようなミスショットが打ちづらく設計されているからです。あえて補足するらば、ロボットでツイストフェースの効果を実験するならば、トウ上側でヒットする時はインパクトでフェースが被った状態にすること、ヒール下側でヒットする時はインパクトでフェースが開いた状態にすることが求められます。

 

ちなみに、人間が打った場合でもツイストフェースの効果が裏目に出る場合があります。どこに当たってもインパクトでフェースが開きやすい人の場合、ツイストフェースでトウ上側で打ってしまうと、通常のクラブよりもボールが大きく右に曲がるでしょう。ヒール打点になりやすい人の場合でも、インパクトでフェースが被って当たりやすい人の場合、ツイストフェースだと、通常のクラブよりもボールが大きく左に曲がります。ツイストフェースに限りません。ミスを補正するように設計したクラブは、その補正が裏目に出る状態でインパクトを迎えると、ミスの度合いが増幅します。

 

 

ゴルフは物理ですが、ゴルフは人間がクラブを振り回してボールを打つ競技です。

 

スイングロボットは人間のように器用ではないのです~。

 

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三枝こころさん、先日アナライズにおこしいただいて、フレループを体験していた貰った動画です!

はい 欲しくなったでしょ?


2018年05月22日超私的な考察 練習して上手くなる人と、練習しても上手くなりづらい人の違いとは!?

 

先週末、神田のスタジオセミナーを4回開催しました。いずれのセミナーも座学だけでなく、実際にボールを打ってもらい、スイングのタネと仕掛けを頭ではなく、身体で感じてもらっています。身体で感じないことには、スイングの修整点がどこにあるのかを具体的に把握できないからです。

 

加えて、アマチュアに限らずゴルファーのスイングは相当頑固で、「自分では変えているつもりでも、実際は変らない」ということが多々あるからです。セミナーでは毎回、マーク金井が受講者の後ろに回り込み、二人羽織のような感じで動きを体験してもらうようにしています。これをやると、ほとんどの受講者は「ええ~、こんな風に動いていいんですか?」とか、「こんな動き、一度もやったことがありません」と口にされます。今のところ、セミナー受講者で「予想通りな動きですね」とリアクションされた方はひとりもいません。

セミナーは毎月開催してますが、同じ講座であっても毎回同じことは致しません。受講者の反応をフィードバックし、毎回、内容を変えていってます。加えて、デモンストレーションの精度を上げるべく、自分自身の練習時間も増やすようにしています。24時間いつでも練習できる設備があるのは本当にありがたく、最近は夜10時を過ぎてからこっそり自撮りしながら練習してます。1球打っては自撮りしたスイングをじっくり眺めているので、40分の練習でボールを打つのは15球前後。15球打つ合間にフレループで素振りを40~50回ぐらいこなしています。

ゴルフの練習の自撮りで一番チェックしている点、それは、、、、

 

 スイングで変えたい部分(場所)が、ちゃんと変っているかどうか!!!!!

 

ナイスショットしたとかミスショットしたとかではなく、芯を喰ったとか芯を喰わなかったとかは二の次。自分が目指すスイング、欠点や悪癖を解消するためにトライしていることができているかどうかにフォーカスして自撮りしたスイングをじっくり見るのです。

 

これを繰り返すと分るのは、、、、

 

 ナイスショットした時、芯を喰った当たりをした時ほど、スイングは変えようとした部分(場所)がほとんど変ってないということ。良い当たりをしている時ほど、スイングの点数自体は低いことがほとんどです。言い換えると、ナイスショットを打とうとした時は、スイング自体は悪いことの方が多いのです。

 

セミナー受講生を観察していても同じで、ナイスショットを打った時にスイングが良い方向に変っている人はほとんどいません。ナイスショットした時、そのほとんどは昔ながらのスイングのままです。

 

察しのいい人はもうお分かりでしょう。そうです。練習場でボールを打っている時、ナイスショットを求めるほどに、スイングは昔のままから抜け出すことは困難な作業になるのです。例えば、トップでシャフトが目標よりも右を向くシャフトクロスになっている人の場合、ナイスショットを打っている時ほどシャフトクロスになっています。逆に、シャフトクロスの度合いが減った時は、ミスショットになっていることがほとんど。何故かと言うと、トップの位置が変ればダウンスイングに移るタイミングが合わなくなってしまうからです。超私的なことを言わせてもらうならば、、、

 

ナイスショットした時=スイングが変っていない可能性大(昔のまま)
ミスショットをした時=スイングが変っている可能性大(新しいスイング)

 

コースでミスショットを打つのと違い、練習場ではいくらミスショットを打ってもゴルフが下手になることはありません。スイングを本気で変えたい、悪い癖や悪い動きを本気で矯正したいと考えているならば、わざとミスショットを打つぐらいの意識(気持ち)が必要です。ミスショットを打つのを嫌がっていたら、スイングを変えたくても変らないからです。

 

練習場に行くと、「ナイスショット=いいスイングをしている」と評価しているアマチュアゴルファーを多くみかけます。確かにナイスショットを打つとなんとも言えない心地良い気持ちになりますが、この心地良い気持ち良さというのはスイング改造やゴルフ上達を阻む「禁断の果実」であり、この果実を求めるほど、練習してもその努力が報われなくなるのです~。

 

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2018年05月20日超私的な考察 ドライバーの最適シャフト重量は一体何グラムなのか!?

今週は月曜日と水曜日、ゴルフに行ってきました。月曜日はホリエモンこと堀江貴文さんが主催するホリエモンカップで18ホールプレー、水曜日は神田から電車でサクッといける赤羽で薄暮9ホールプレーしてきました。ホリエモンカップでは、ドライバーはテーラーメイドのM4 D-type赤羽では、先週の日本プロに優勝した谷口徹プロも使っていると噂されるヤマハのRMXツアーモデルを使ってプレー。どちらもシャフトは50g台で、M4 D-typeにはグラファイトデザインのツアーAD iz-5、RMXツアーモデルにはUSTマミヤのアッタスクール5です。

 

ドライバーと3Wのシャフト重量は5年ぐらい前に、60g台から50g台に変え、テストするシャフトも50g台がメインになっています。ちなみに、米ツアー「ツアープレーヤーズ選手権」で優勝したウェブ・シンプソンがドライバーに装着しているシャフトはグラファイトデザインTOUR-AD iz-5のX。なんと、米ツアーでバリバリの選手もシャフト重量は50g台です。

 

さて、このドライバー用シャフト。

 

現在市販されているドライバーの純正シャフトの多くは40g台。総重量が300g未満というのがスタンダードになっています。例えば、大ヒットしているゼクシオドライバーのシャフト重量はRで40g、SRで43g、Sで45gです。総重量はRシャフトで270g。先週試打したネクスジェン6はゼクシオと違ってシャフト重量は54gありますが、総重量はロフト10.5度のモデルで273gとなっています。

 

 

純正シャフトは40~50g台が中心ですが、アフターマーケット用シャフト(リシャフト用シャフト)の売れ筋はそれよりも重くて、50~70gになっています。シャフトメーカーが出しているシャフトを見ても、多くのモデルが50g台、60g台、70g台をラインアップしています。

 

では、アマチュアゴルファーはどの重量帯のシャフトを選ぶと、飛距離と方向性を安定させることができるのか?

 

米男子ツアー選手ですら50g台だと考えると、、、、

 

一般男性アマチュアは40g台でもいいような気がしますが、超私的には40g台よりは50g台をお勧めしたいです。たかが10gの違いと言ってしまえばそれまですが、50g台の方が軽くない分だけクラブの軌道を安定させやすいからです。年齢、体力によっても異なりますが、男性アマチュアの場合、50g台を目安にして、スイングが不安定なゴルファーほど50~60g台、そしてスイングがしっかりしているゴルファーは50g台、もしくは40g台をお勧めします。

 

シャフト重さの目安となるのは、パワーよりもスイングの安定度です。重めのシャフトの方が操作性が鈍る半面(ヘッドスピードを上げづらい半面)、クラブの軌道が乱れづらくなるメリットがあるからです。加えて、シャフト重量が軽いよりは重めの方が、テークバックで体をしっかり使いやすくなります。ただし、重すぎるのも好ましくありません。重い方が安定するからと言って、70g台や80g台のシャフトをドライバーに装着すると、クラブを振り切れなくなったり、体への負担がかかり過ぎるからです。

 

かつて大ヒットしたセイコーのSヤードT301というドライバーは、シャフト重量が50gで総重量が約305g。長さは45インチでした。20年以上前に発売されたクラブですが、このドライバーの重量(シャフト重量)はまさに男性アマチュアにちょうどいい感じでした。

 

 

当時のプロは330g前後のドライバー(シャフト重量70g台)を使ってたことを考えると、米ツアーの男子プロはシャフトを軽くする傾向があり、アマチュアに近い重量帯を使う選手が増えてます。これは、彼らのパワーが衰えたのでえはなく、彼らのスイングの完成度が上がったからではないかと超私的に分析しています。スイングの完成度が上がったから、シャフトを軽くしてもスイングが乱れないし、シャフトを軽くした分だけヘッドスピードを効率良く上げているのではないかと思っています。

 

シャフトは重いとしっかり感がありますが、半面、ヘッドスピードは上がりません。現在、ドライバーに70g台のシャフトを使っているのであれば60g台、60g台のシャフトを使っているのであれば50g台のシャフトを試打してみて下さい。10g軽くしたらミート率が悪くなったり、ヘッドの軌道が不安定になるらばシャフトは軽くしない方がいいでしょう。逆に、40g台のシャフトを使っていてミート率が悪かったり、ヘッド軌道が不安定になると感じているのであれば、50g台のシャフトが装着されたドライバーを打ってみて下さい。これでミート率が良くなったり、ヘッドの軌道が安定してくるならば、迷わず50g台のシャフトをドライバーに装着することをお勧めします~。

 

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2018年05月17日超私的な提案 スコアアップに役立つ、コースの回り方、プレーの仕方とは!?

 

関東地方は気温がグングンと上がり、ゴルフをする時は半ズボンがちょうどいい季節になってきました。そして、これからは午後3時以降の薄暮ゴルフ、プロ野球のナイター観戦にもってこいの時期。この時期は薄暮プレーを終え、ビールを飲みながらのプロ野球観戦で阪神タイガースが勝っていてくれたりすると、あっという間に1日が過ぎます。

 

 

マーク金井が薄暮でお世話になっているのが赤羽GC。神田から電車で行け、レイアウト、コースコンディションも良いので練習にはもってこいのゴルフ場です。同じコースをプレーするメリットは、試打クラブのテストで距離をジャッジしやすいこと、そしてコースでの練習にも適しているからです。

 

マーク金井神田のスタジオで打球練習をするので練習場にはめったに行きません。それもありますが、薄暮ゴルフではスコアカードも持ち歩きませんし、スコアもめったにつけません。スコアをつけない理由、、、、それは、、、

 

 コースでしかできない練習を、コースでしたいからです!!!!!

 

 

コースで練習と言われてもピンとこない人もいるかと思います。練習は練習場でするもの、コースは実戦でスコアをつけるところという人が多いと思いますが、実は、コースでしか練習できないことが多々あるのです。

 

例えば、、、、

ミスショットををわざ打ってみる
わざとボールを曲げてみる
わざとグリーンを外してプレーしてみる
わざとティショットを飛ばさないようにしてみる
わざとパットをオーバーしてみる
わざとパットをショートしてみる
わざとSWを抜いてプレーしてみる
わざとドライバーを抜いてプレーしてみる
グリーンに届く距離なのに、グリーンに届かないクラブで打ってみる
わざと少ない本数でプレーしてみる

 

これらはコースでしかやれない練習です。そして、練習場でやるよりもコースでやる方がプレッシャーがかかります。当たり前なことですが、「人間はナイスショットを打ちたい」という欲があり、「いいスコアを出したい」という欲もあるからです。そして誤解を恐れずに言えば、多くのアマチュアは「ナイスショットを打っていいスコアを出したい」ことばかり考えてプレーしていますが、これがスコアアップにつながっていないという自覚がありません。「ナイスショット=いいスコア」という呪縛から抜け出せないから、いいスコアが出ないという自覚もないのです。

 

加えて、スコアメイクに苦労している人ほど、コースに出た時「ミスショットしたくない」というマイナスイメージを抱えたままプレーしていて、それが足かせになってスコアを悪くしている場合が多々あります。

 

マーク金井の目下の課題は、普段のスイングでも水平振りをした時のようにインサイドからヘッドを入れて、インサイドに振り抜くこと。コースに出ると、様々な障害物があるので気持ち良くスイングさせてくれませんが、そんな状況化でも水平振りと同じような感覚のスイングがどれぐらいできるかをコースで試します。そして、できない時はどんな動きをしているのか観察し、ちゃんとできた時は、なぜ上手く出来たかのかを振り返ります。

 

 

コースで納得できる1発が打てるというのは、練習場でナイスショットを100発打てたのと同等かそれ以上です。試合で納得できる1発が打てるというのは、コースでナイスショットを100発打てたのと同等かそれ以上の自信が付くと超私的に思っています。

 

 

コースで練習するのは「もったいないからやらない」という考え方もありますが、ゴルフにはコースでしか練習できないことも多々あるのです。薄暮や早朝プレーというのは値段もリーズナブルです。ぜひ一度、コースで徹底的に練習してみることをお勧めします。ただし、コースで複数球ボールを打つのは禁物。これをやってしまうと、コースで練習する意味がなくなるだけでなく、ゴルフの本質を見失うことにもなってしまいます~。

 

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