マーク金井blog

2018年03月27日超私的な提案 ゴルフフェア2018で一目惚れしたゴルフ用品とは!?

マーク金井の打たずにいられない 今回はピンG700アイアンです

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先週金曜日に開幕したジャパンゴルフフェア2018。昨年に続きパシフィコ横浜での開催は2度目となり、マーク金井も3日間連続で会場に足を運ばせていただきました。これまでよりも通路の幅が広くなったからだと思いますが、展示ブースから展示ブースへの移動がスムーズになり、かつ会場内で立ち話や、記念写真を撮りやすくなったのが個人的には良かったと思います。会場の両サイドに設置された試打ブースは打席からネットまでの距離が妙に長くなっているのが気になりましたが、短いよりは長い方が弾道をチェックできるメリットがあります。

 

 

今回のゴルフフェアでは、PRGRヤマハが12年ぶりにブースを出し、テーラーメイドも久しぶりにブースを出しています。その半面、これまで常連だったメーカーが出展を控えてました。今回元気だと感じたのはレーザー距離測定器、そしてGPS方式での距離測定器。セルフプレーがすっかり定着したことに加え、2019年のゴルフルール改正で距離測定器が使用しやすくなる可能性が高いこともあって、さらなる普及を目指している感じがしました。

ゴルフフェアではゴルフクラブ、シャフト、グリップ、そして様々なゴルフ関連商品が展示されてますが、今年のゴルフフェアで一目惚れした商品があります。そこで今回はゴルフフェア2018会場で一目惚れしたアイテムを3つ紹介します。

 

一目惚れ その1 両面フェースドライバー

 

開催初日、ゴルフェア会場で最初に出会ったのがクラバーさん。クラバーさんに「何か面白いモノありました?」と尋ねて教えてもらったのが、右打ちも左打ちもできるドライバーです。出展ブースで両面ドライバーをじっくり見ると、右打ち用ドライバーのバックフェース側を大幅にデザイン変更することで、左打ちできるフェースがくっついてます。
左右のフェース形状が少し違うのはご愛敬ですが、実は、マーク金井も両面フェースのクラブを作る構想があったのですが、先を越されてしまいました。両面にフェースがあると右打ち、左打ちができますが、実は、練習器具としてもスグレモノなんです。両面にフェースがあるクラブを振ることで、テークバックでフェースを開く癖や、インサイド・アウトに振りすぎる癖を解消することができるのです。

 

一目惚れ その2 PRGRQシリーズ

 

「誰かが、どこかで救われる」のキャッチコピーとともに登場した。Qシリーズ。飛距離に特化するのではなく、アマチュアのスコアメイクに特化したコンセプトのクラブをPRGRは出してきました。PRGRのこの姿勢に一目惚れし、なおかつクラブのロフトピッチが5度刻みなのもGOODです。マーク金井も現在、ミスに強くスコアが良くなるアイアンを作ってますが、こちらも番手間のロフトピッチは5度です。シャフトが軽いのがちょっともったいない感じがしますが、コースに出た時の窮地を救うというコンセプトのクラブを市販化したことは嫉妬すら感じてしまいました。

 

 一目惚れ その3 キャロウェイパークゴルフ用クラブ

 

 

キャロウェイのブースの裏側にひっそりと展示されていたのが、パークゴルフ用のクラブ。2モデル展示されており、ひとつは2ボールがデザインされたタイプ、もうひとつはビッグバーサのタイプです。どちらもパークゴルフのルールに則ってデザインされており、長さは同じ。フェース面のロフトもパークゴルフのルールに則って0度です。パークゴルフは関東エリアでは馴染がありませんが、関東以外のエリア、例えば北海道、九州、そして長野エリアでは「ゴルフよりも手軽にできるスポーツ」として流布しています。

 

 

パークゴルフで使うクラブは1本だけ。長さはパターと同じぐらいなので、クラブの持ち運びは手軽です。コースはパターゴルフよりも少し長いぐらいですので、プレー時間もそれほどかかりません。通常のゴルフとは勝手が違いますが、クラブでボールを打って、打ったボールをカップ(穴)に入れるというところはゴルフとまったく同じ。加えて、クラブの形状はセンターシャフトのパターとほぼ同じ。重心距離がないクラブでボールを打つので、野球やテニスと同じ感覚でボールを打つことができます。

 

 

ゴルフをプレーしている人にとってパークゴルフは物足りなさを感じることもあるかと思いますが、ゴルフをやったことがない人にとってパークゴルフは、参入ハードルが非常に低いのですぐにプレーを楽しめます。パークゴルフを始めることが、ゴルフを始めるきっかけになる可能性も大いにあると超私的に思っています。

 

ゴルフの楽しみ方、ゴルフの始め方はバリエーションが増えた方が参入する人が増えるのは間違いありません。今年からマーク金井パークゴルフを本格的に始めたくてウズウズしています~。

 

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2018年03月25日超私的な提案 中古ゴルフショップが売り上げを倍増させる方法とは!?

 

来週月曜日21時から マーク金井ここだけの話 生配信します

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マーク金井の打たずにいられない

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金曜日から始まったジャパンゴルフフェア2018。金曜日に続き土曜日もマーク金井は会

場内を所狭しと動き回ってました。そして、昨日(土曜日)は午後1時からレーザー距離測定器ブッシュネルのブースにて井戸木鴻樹プロとトークショー。ブース内からはみ出るぐらいのお客様が立ち寄って下さり、30分間ずっと話を聞いて下さいました。

マーク金井は最初に使ったレーザー式距離測定器がブッシュネルだったことがご縁で、15年近く使い続けています。ブッシュネルのいい所はレーザーを当てやすいことに加え、偏光レンズのサングラスを掛けたままでも距離測定ができることです。お値段はそれなりにしますが、ブッシュネルがあれば初めてプレーするコースでも、距離の測定ミスが出ません。距離に対する不安が無くなるので、迷いなくショットが打てますし、ナイスショットがミスになりません。スコアメイクには欠かせない機器です。

 

 

そして、昨日は18時から銀座で新しくオープンするゴルフパートナー銀座ナインの店内にてYouTube生放送。ゲストは藤川店長と、イラストレーターの野村タケオさん。何度も脱線しましたが、中古クラブにまつわる話を40分ほどさせていただきました。

中古ゴルフショップにはかれこれ20年以上通ってますし、今も、時間をみつけては臣でクラブを物色してます。中古ショップのいい所は、手持ちのクラブを売却して軍資金を捻出し、その軍資金で新たなクラブを手に入れられること。新しいクラブを購入する時にお金をあまり使わなくていいので、ついつい利用頻度が上がります。

 

さて、この中古ゴルフショップ。

クルマがと同じく、ゴルフも中古の方が値段が安くなります。加えて、多くの中古ショップでは買い戻しサービスがあって、使って気に入らない場合は(期間限定ですが)、通常の査定よりも高額で買取りしてもらえます。この2つは新品にはない魅力ですが、実は、もうひとつサービスが加わると、さらに中古ショップの利用頻度が上がると超私的に思っています。

 

 それは、メルカリのように売却したクラブ代金を現金ではなくて、ポイント化すること。例えば、中古カメラショップ「マップカメラ」の場合、売却したカメラの代金の受け取りは2つの方法が選べます。

 

ひとつは現金
もうひとつはお店で使えるポイント

 

ポイントを選択すると、現金の時よりも10%査定手金額が上がるのです。ポイントにすればお店の利幅は10%減りますが、ポイントなのでそのお店のアイテムしか購入できない縛りが入ります。今のところ、このマップカメラのように買取り代金をポイントで支払う中古ショップはありません。これを始めるだけで他社と差別化できますし、ゴルファーにとってもメリットが大きいので、売り上げを伸す可能性を秘めたサービスです。

 

 

でも、これだけでは売り上げ倍増までは行かないでしょう。

倍増するには、さらなるギフトをクラブを売却したお客様にプレゼントすればいいんです。これは「お金2.0」(佐藤航陽著 幻冬舎)の本からヒントを得たのですが、現状ではお金とかお金に準じたポイントというのは、時間経過しても価値が下がりません。日本のようにデフレが続いている場合は、お金は時間経過するほどに価値が上がってきます。他方、ゴルフクラブを始め、多くの商品や食べ物というのは、時間が立つほどに価値が下がります(もちろん例外もあります)。

 

例えば、100円と100円で買えるリンゴがあったとしましょう。

 

 100円のリンゴは売れなくて時間が経過すれば、徐々に価値(値段)が下がりますし、時間が長く経過すれば価値がゼロになります。他方、100円というお金は時間が経過しても90円になったり、0円にはなりません(デフレ傾向の時は)。この状態では、お金は早く使うよりも遅く使った方がメリットがあるのです。

 

でも、お金(お金に準じたポイント)がリンゴのように時間経過ととも価値が下がる仕組みを作ったらどうでしょう。例えば、現金ならば1万円の査定金額が付いたクラブがあったとしましょう。この場合、ポイントならば1万2000円にするのです。そして1ヶ月以内にそのポイントを使わない場合は2000ポイントが消失され、手元には1万ポイントしか残らないようにするのです。

 

 クラブを売却して貯めたポイントは早く使えば使うほど金額(価値)が高く、遅く使えば使うほど金額(価値)が下がる。

 

このようなシステムを作ってクラブを買い取るようにすれば、ゴルファーは中古クラブを売り買いする頻度が上がることはあっても下がることはありません。加えて、現金ならば1万円なのに、ポイントにすれば1万2000円の価値があるならば、クラブを買い換えるための資金面、メンタル面のハードルも下がります。お店も、他店よりも高額でクラブを買取りすることができれば、良質な中古クラブをたくさん仕入れられ、良質な中古クラブが増えれば、必然的に売り上げも伸びてきます。

 

クラブをいろいろ試してみるのもゴルフの楽しみです。中古ショップにはポイント金額が右肩下がりになるサービスを是非とも実施してもらいたいです~。

 

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2018年03月22日超私的な考察 ゴルフには初心者を定義付けできる基準がないって本当なのか?

 

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昨日の関東エリアは真冬に戻ったような寒さで、多くの場所で雪も降りました。神田もみぞれっぽい雨が終日降り続きましたが、そんな中、マーク金井は神田のスタジオアナライズセミナーを開催。午前中は「初心者セミナー」、1時間の休憩を挟んで午後からは「飛距離アップセミナー」そして、30分弱の休憩を挟んでプライムゴールド会員に向けて個人セミナーを実施しました。

 

アナライズ「初心者セミナー」は他とちょっと違い、ゴルフ歴が1年未満の初心者だけでなく、ゴルフ歴が10年以上の人も参加します。初心に戻ってゴルフを見つめ直したい人にも門戸を開いているからです。

 

では、「初心者セミナー」ではどんなことをレクチャーしているのか?

 

一般的なゴルフスクールでは、グリップやアドレスから教えることが多いですが、アナライズ「初心者セミナー」ではそれは省きます。グリップの握り方については、野球と同じ握り方。ゴルフのベースボールグリップではなくて、野球のバットと同じ握り方をしてもらっています(野球の握り方にこだわる理由についてはYouTubeで説明してますので、ご覧になって下さい)。

そして、実際にレクチャーに始める前に、こんな質問をします。

 

 ゴルフの初心者とはいったいどんな人(技術レベル)なのか?

 

 

参加者にこの質問をした所、いろんな答えが返ってきましたが、明確に初心者を定義できる答えは返ってきませんでした。もし、皆さんもこの質問を投げかけられたら答えに戸惑うのではないのでしょうか?

 

初心者とは技術が未熟な人の総称で、ざっくばらんに言えば「ゴルフの下手な人」ということになり、上級者は「ゴルフが上手い人」になります。では、下手な人と上手い人の違いを具体的に問いただされたら、具体的に答えられるかというと、はなはだ疑問です。その証拠と言ってはなんですが、ゴルフ雑誌やレッスン書、インストラクター向けの指導書にも初心者を具体的に定義する説明はなされてません。

 

他方、スノボの場合は、初心者から上級者までの明確な基準があります。そして、スノボスクールではその基準にのっとってクラス分けがなされます。

 未経験者
 横滑りは何とか出来るレベル(初心者)
 左右どちらかのワンターンができるレベル(初心者)
 連続ターンができる(中級者)
 カービングターンらしきものができる(中級者)
 カービングターンができる(上級者)
 ショートターン(小回り)がちゃんとできる(上級者)

 

スノボの場合、自分がどこまでできるかを自分で判断できますし、コーチも判断できます。なので、スノボの場合は自分が初心者なのか、中級者なのか、上級者なのかの見極めやすいし、腕前を見極めることに対する勘違いも少ないです。

 

ゴルフの場合、このスノボのような基準は残念ながらありません。スコアが110以上だと初心者とか、100を切ったら中級者というのはありますが、スコアとスイングの習熟度は必ずしも一致するわけではありません。スコアが良くてもスイングに問題を抱えている人が少なからずいるからです。

 

では、初心者の定義はどんな風にすれば、スノボのように分りやすく定義できるのか?

 

超私的なことを言えば得て、ゴルフもスノボと同じく技術レベルで判断基準を作った方が、分りやすいし、技術レベルを上げていけるようになると思います。スノボのように、ここまでしかできない人は初心者、ここまでできたら中級者、これができたら上級者という風になれば、ゴルファー自身が自分のレベルを把握できますし、レベルアップの為に何が必要かが分ってくるからです。

 

では初心者はどんなことができていないのか?

 

練習場でボールを打っている初心者を観察すると、共通している動作がいつかあります。

 

それは、左右の手の役割分担がちゃんとできていないことと、ボールを捕まえるということができていないことです。

 

 

スコアが非常に悪い人に共通していることですが、ボールがちゃんと当たらない人、ボールがちゃんと飛ばない人9割近くの人は、両手の役割分担がちゃんとできてませんし、ボールを捕まえるために必要な動作ができてません。

 

言い換えると、初心者が中級者になるために必要なことは、

 

両手の役割分担を理解し、スイング中に右手と左手の動作を正しく行なうこと。そして、ボールをちゃんと捕まえられるようになること。この2つができれば、そのゴルファーは初心者から卒業して中級者の仲間入りでき、この2つができていなければ、そのゴルファーはスコアが良くなったとしても、スイング的には初心者のままだということです。

 

初心者は何ができていないのかが明確になれば、やるべきことがちゃんと決まり、やるべき練習も決まってきます。やるべきことが明確に決まっていれば、初心者から中級者にレベルアップするのに余計な回り道をしなくてすむと思います~。

 

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2018年03月20日超私的な考察 ナイスショットとミスショットの差はいったいどれぐらいあるのか?

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昨日は兵庫県のジャパンビレッジGCにてサンテレビの「中西清起、小林佳則の熱血ゴルフ塾」にゲスト出演してきました。サンテレビは長寿番組が多いのですが、この熱血ゴルフ塾も10年以上続いており、毎週水曜日の23時からオンエアマーク金井も数年前から定期的にゲストで出演させてもらってます。

 

撮影は時折雨が降りましたが、ズブ濡れになるほどではありませんでした。気温もそれほど低く無かったこともあり、予定通りに収録終了。今回もリンクスゴルフのサポートで高反発ボール「飛砲」を使いました。ルール適合外のボールだけあって、飛距離性能は申し分ありません。ドライバーも飛びますが、アイアンの弾道がとにかく強く、普段よりも1.5クラブ分ぐらい飛距離が伸びました。競技志向ではなく、飛距離不足をギア(道具)でリカバリーしたいシニアゴルファーにとっては、高反発ボールは大いにアリだと思います。

 

さて、一雨ごとに桜の開花が近づいています。マーク金井もスノボモードからゴルフモードに切り替わりつつあり、神田のスタジオでは試打に加えて、自主練習の時間も増やしています。昨日も姫路から新幹線で東京に戻り、そこから神田のスタジオに向かって、サクッと新製品ドライバーの試打とコソ連を15分ほどやってきました。試打の時は高速度カメラで1球づつ計測し、コソ連の時は1球づつiPhoneでスイングを自撮りします。

 

1球打っては自撮りした動画をチェックしてますが、

チェックする度に思う事があります。それは、いい感じで球を捕らえてナイスショットした時と、当たり損ねたミスショットをした時を比較すると、

 

 スイングに中の動きに大きな差がない!!!!!

 

ということ。アマチュアゴルファーの中には、ナイスショットした時とミスショットした時では「これでもかってぐらい動きが違う」と思っている人が少なからずいますが、そんなことはありません。ナイスショットした時とミスショットした時では、スイング中の動きの差は、微細なんです。そして、誤解を恐れずに言うと、ミスショットした時でもスイング中の動きは「わりといい感じ」なんてことが少なからずありますし、ナイスショットした時でも「スイング的にはあまりよくない動き」をしていることも少なからずあるのです。

 

では、なぜ動きの差が微細なのに、ショットの結果は大きな差になるのか?

 

ここからは超私的な推測ですが、ひとつはゴルファーの感覚が思いのほか鋭いからだと思います。ナイスショットとミスショットの違いはミリ単位にしか過ぎませんが、そのミリ単位な出来事をゴルファーはセンチ単位、10センチ単位で感じ取っているのです。客観的にみた動きの差は微細でも、本人が感じている違和感が大きいために、ミスした時はとてつもない悪い動きをしたと感じ取ってしまうのでしょう。

もうひとつ考えられることは、タイミングのズレです。ナイスショットとミスショットとで動きの差は微細であったとしても、インパクトを迎えるタイミングがズレます。このタイミングのズレに対して、ゴルファーは重篤な失敗をしでかしたと感じ取ってしまうのだと思います。言い換えると、プロだけでなく、多くのアマチュアもミスに対してのセンサーが鋭いのです。

 

 では、このミスに対する鋭敏なセンサーはゴルファーの上達に役に立つのか?

 

この点に関しても超私的なことを言わせてもらうと、実は、この鋭敏なセンサーは上達にはあまり役に立ちません。何故かと言うと、ナイスショットを打った時のスイングとミスショットを打った時のスイングに違いがあるとジャッジしてしまうと、「悪い打ち方をした時にナイスショットが出ると、その打ち方は良い打ち方をした」と判断を下す可能性が非常に高くなるのです。

 

大事な事なので繰り返すと、ショットの結果に対してフィードバックを重要視すると、「悪い打ち方でナイスショットを打ってしまうと、悪いスイングを固める」というリスクが増してくるのです。

 

ゴルフに錯覚はつきものですが、ゴルフは良いスイングをしてもミスショットになることもあれば、悪いスイングをしてもナイスショットが出ることもあるのです。この残酷な現実を知っているのと知らないのとでは、ゴルファーの行く末は大きく変るのです~。

 

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2018年03月18日超私的な考察 真面目に練習場に通ってもスコアアップしない理由とは!?

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一昨日の金曜日、2週間ぶりに早朝スノボに行ってきました。シーズン中は週2ペースで滑っているので久しぶりという感じでした。雪なのか雨なのかよく分らない天気だったこともあり、30分滑っては40分休憩というまったりしたペースで滑走。スキー場にも関わらず、休憩時間はずっとゴルフ談義してました(笑)。

 

 

昨日土曜日は、快晴。ガーラ湯沢もいいお天気みたいでしたし、アナライズがある神田も快晴。絶好のスノボ日和り、絶好のゴルフ日和の中、神田のスタジオではアナライズセミナーを実施しました。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、1時間の休憩を挟んだ後半は「シャフトセミナー、アイアン編」。おかげさまでどちらも満員御礼です。

 

セミナーの受講料は3000円。都心の練習場でがっつりボールを打った時とほぼ同じぐらいだと思います。セミナー中、受講者がボールを打つ数は10球ほどなことを考えると、1球あたりの単価は練習場の方が断然安いです。ボールを打つことが練習だと思っている人にとっては、アナライズセミナーは相当割高で、練習場よりもコスパがかなり悪いことになります。

 

 では、真面目に練習場に通ってボールを打つと本当に上手くなれるのか?

 

マーク金井は冬の間、頻繁にスノボに行きますがフリーで滑ることは皆無です。ガーラ湯沢で滑る時も、北海道で滑る時もスノボのコーチに教わりながら滑ります。教わらないで滑ると変な癖が付くリスクがあるのと、コーチと一緒に滑って方が怪我やリスク回避につながるからです。

 

ゴルフもしかりです。

 

練習場に頻繁に通ってボールを打つと、ボールを打つ事に慣れてきます。しかし、スノボがそうであるように、ゴルフの場合も未熟な人の場合、教わらないでボールを打つと我流になるリスクが高まります。教わりながらボールを打てば、練習場に通うほどに上達できますが、そうでなければ練習場にしょっちゅう行っても右肩上がりで上達できるとは限らないのです。

 

 

それだけではありません。実は、練習場に頻繁に通っているゴルファーには、もうひとつ落とし穴が待ち受けているのです。

それは、、、、

 

 ナイスショットの呪縛です!!!!

 

 

コースと違って練習場は何発でも続けて打ちます。コースでプレーする時のように歩いては打つということはしません。打ってボールがネットに当たったり、着地したら、すぐに次のボールを打てます。打ち放題ならば、打っては次のボール、打っては次のボールを打つ人もめずらしくありません。そして、練習場でボールを打っている人の大半は、ナイスショットの数を増やそうとしがち。ナイスショットがたくさん出れば「調子が良く」、ナイスショットの数が少ない時は「調子が悪い」という判断を下してます。

 

 練習場ではナイスショットを打つことが練習の目的になりがちなのです。そして、ナイスショットを打った時というのは「気持が良い」わけですから、練習場では、無意識の内にナイスショットの「気持ち良さ」を増やしたくなるのです。

 

その結果、コースに出た時も、練習場と同じく「ナイスショットを打ちたい」「ナイスショットを打って気持ち良くなりたい」という風になり、、、、

 

ナイスショット=良いスコア

 

という図式が、無意識の内に脳内プログラミングされてしまうのです。

 

ナイスショットを打てば、もちろんいいスコアを出す上でアドバンテージになります。しかしながら、コースでは「ナイスショット=良いスコア」になるとは限りません。ドライバーが今日イチの当たりでフェアウェイキープしても、セカンドを引っかけてグリーンを外せばボギーやダボが簡単に出てしまうからです。

 

ゴルフはミスのゲームです。

 

 

プロでもスタートホールから最終ホールまでナイスショットを打ち続けることはめったにできません。プロや上級者が良いスコアを出せるのは、ナイスショットが多いからではなく、いいスコアが出やすいミスショットを打っている回数が多いからなんです。

 

 

ナイスショットは打つと気持ちいいですが、ゴルフでいいスコアを出す極意は気持ち良さを求めるのではなく、スコアに響かない(悪いスコアにならない)、レベルの高いミスショットの数を増やすことなんです。超私的なことを言わせてもらうと、ミスショットでいいスコアを出すコツが分ってくれば、いいスコアが出るミスショットを打つ練習をすれば、9割以上のアマチュアゴルファーは、練習すればするほど右肩上がりでスコアが良くなってくるのです。

 

 ゴルフは確率のゲームです。

 

練習場を本当に上手く活用するには、ナイスショットを増やすことよりも、良いスコアを出せるミスショットを打てるようになること。ナイスショットよりもミスショットにこだわって練習できるようにならば、ゴルファーの努力は必ず報われるのです~。

 

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