マーク金井blog

2018年03月15日超私的な提案 ダフりのミスが出やすい春先の芝から上手くボールを捕えるコツとは!?

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本日の午後2時まで

午後2時以降応募できません。(銀行振り込みをご希望された方 お申込み頂いても、本日午後2時までに振込されていない方は、申し込みは無効となりますので、振り込みのご確認を)


関東エリアは一気に春めいてきました。昨日は富里ゴルフ俱楽部でドライバーの試打&撮影をやってきましたが、半袖でも汗ばむ陽気。最高気温は20度近くあり、帰りの車中ではエアコン(冷房)を入れました。ここまで暖かくなると、スノボよりもゴルフに行きたくてウズウズしてきます。確定申告も済ませたので、早朝スノボから、薄暮ゴルフ三昧にシフトします。

 

ゴルフにもってこいの季節がやってきましたが、フェアウェイの芝はまだ茶色いままです。芝が緑色になるにはあと1ヶ月ほどかかりそうですが、この時期、ゴルファーを悩まされるのが芝の薄さと、芝がぬかるんだ状態でのショットでしょう。フェアウェイにボールがあっても、芝が薄かったり、芝がぬかるんでいると、ボールはまったく浮いてません。見るからに、嫌な感じがしますし、実際ちゃんと打つのが難しいライです。

 

 

春先の芝は、夏場の元気な芝に比べるとミスの許容範囲が狭くなり、ダフったり、ザックリのミスが出やすくなります。ダフらないようにボールだけクリーンに打とうとするほど、余計にダフってしまう人も少なからずいます。

 

では、どんなことを考えて打てば、春先の芝でボールを上手く捕えられるのか?

 

ボールを普段よりも右に寄せ、ハンドファーストに構える。

 

ボールを右に寄せた方がダフりにくいと思っている人、芝が薄い時にダウンブローに打ち込みたい人は、こんなことをしがちです。確かに、ボールを右に寄せた方が上からヘッドを入れやすくなります。しかしながら、この方法はかなりリスキーなので、あまりお勧めしたくありません。上からヘッドを入れる感じが強くなると、入射角が鋭角になり、少しでも打点がズレたら、大ダフりやザックリになったり、トップが出やすくなるからです。

 

超私的な提案ですが、春芝(薄い芝、ぬかるんだ芝)では、ボールをクリーンに打とうとするよりも、わざと少し手前からヘッドを入れることをお勧めします。例えば、ボールの少し手前にガムテープが敷いてあるとすれば、アイアンのソールでガムテープをはぎ取るような感じでスイングするのです。ガムテープをはぎ取るためには、ボールに対してダイレクトにヘッドを入れるのではなくて、ボールの少し手前から「浅い入射角」でヘッドを入れることが求められます。

 

「浅い入射角」で、ボールの手前からヘッドを入れることができると、春芝でもボールを上手く拾うことができますし、ダフり気味にヘッドが入っても、ソールが滑ってくれるので大きなミスになりません。ナイスショットした時の9割ぐらいの飛距離が出るので、グリーンエッジまでボールを運べるようになるのです。わざと手前からヘッドを入れるようにすれば、ナイスショットの確率は下がるものの、大ダフり、ザックリといった致命的なミスを劇的に減らせるのです。

 

 

 

このガムテープのイメージは練習場でも試せます。

 

 

5センチぐらいに切ったガムテープを人工マットに貼り、その上にボールを置いて打って下さい。ボールの手前側にガムテープを少しはみ出させておき、ボールではなく、ガムテープをクラブのソールではぎ取るようにするのです。試していただくと分りますが、ガムテープを上手くはぎ取れると「なんだこりゃ~」ってぐらい、芯を喰った当たりになるのが体感できます。

 

 

春芝はメンタル的な対処法もあります。ボールをライが悪くて「ダフりたくないなぁ」と感じた時、クリーンに打とうと考えると自分で自分にプレッシャーをかけることになります。こんな時は、「バンカーからホームラン打つ」というイメージを持ってスイングしてみて下さい。説明するまでもありませんが、バンカーショットはわざとボールの手前をダフらせ、砂の爆発力を利用して打ちます。ホームランというのは、ダフらせて打とうとしたにも関わらず、ダフらないでクリーンヒットしてグリーンオーバーしたミスです。

 

 

そうです。ホームランのミスはダフって打とうとした時にクリーンに当たるミス。ならば、春芝の時も、「ここはバンカーだと思ってホームランを打ってやれ」という風に、自分を上手く騙せばいいんです。

 

子供だましみたに感じるかも知れませんが、まずは騙されたと思って試してみて下さい。いろんなゴルファーにこの方法を試してもらいましたが、実は、5割以上の確率でナイスショットが出ています。クリーンに打つというのもホームランというのもやっていることは同じですが、ホームランの方がゴルファーに与える心理負担が軽減され、それが好結果につながるようです~。

 

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2018年03月13日超私的な試打ラウンドインプレッション テーラーメイド M4 D-TYPEドライバー

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一昨日の日曜日は東日本震災チャリティコンペ。規模としては小さいですが、今年で8回目の開催です。今回は参加者の皆さんのおかげで20万4000円のチャリティ基金が集まりました。復興は進んでいるとはいえ、まだまだ震災の傷跡は残っています。来年も再来年も、そしてできうる限りこのチャリティコンペを続けていくつもりです。

チャリティコンペは毎年、9ホールの聖地とも呼ばれる「千葉市民ゴルフ場」で開催。クラブは7本以内、担ぎセルフ、そして目土をしながらのプレー。マーク金井もそのルールに乗っ取り、当日はドライバー、UT(18度)、7I、9I、PW、SW、パターというセッティングでプレー。今シーズン、初の担ぎセルフ9ホールでしたが、2番でラッキーなチップインバーディーで波に乗れ、終わってみればノーボギー、3バーディー。120ヤード以下のセカンドショットが安定したこと、そして3パットが無かったことが好スコアにつながりました。

 

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202212122 14

 

千葉市民は初心者にもプレーしやすいレイアウトで、OBはコースの外周だけ。フェアウェイも広々しているのでクラブをテストするのにも適しています。日曜日のラウンドでは、テーラーメイドM4 D-TYPEを試打してきました。

 

 

さて、このM4 D-TYPE

 

 

米国では通常のM4と併売されていますが、日本では未発売モデル。M4 D-TYPEのネーミングが示す通り、ドローが打ちやすい(捕まりが良い)のが特徴です。ソールを観ると、通常のM4はバックフェースにウエートが配されていますが、M4 D-TYPEはヒール寄りにウエートが配されています。重心距離を測ってみると、

 

M4の重心距離が44.5ミリなのに対して、M4 D-TYPEの重心距離は38ミリ。

なんと、なんと6.5ミリも違います!!!!!

見た目はほとんど変らないのに重心距離が6ミリ以上も異なるドライバー作ってしまうなんて、今までありません。テーラーメイドの設計陣が相当頑張ったことが窺い知れます。

 

では打ち比べてみてどうなのか?

 

スペックだけでクラブの性能が決まるわけではありませんが、重心距離が6ミリ以上異なれば、捕まり具合の差は歴然。M4に比べると、M4 D-TYPEの方が捕まりが格段に良くなってます。M4は普通に打つとストレートから軽いフェードになるのに対して、M4 D-TYPEはドローから強めのドロー弾道。M4を基準にすれば、M4 D-TYPEはドローが打ちやすくチューニングされていますし、一般的な460ccドライバーの中でも捕まりがいい部類です。そして、M4 D-TYPEを基準にすれば、M4は左へのミスが出づらく捕まりづらいドライバー、一般的なドライバーの中でも捕まりづらい部類です。

 

 

捕まり以外に関しては、M4M4 D-TYPEの間には差がほとんどありません。ボールの上がりやすさ、スピン量に関してはどちらも同じ感じですし、ツイストフェースが及ぼす影響も変りません。どちらもリアルロフトが少なめなので、ロフト9.5度だと少しボールが上がりづらく、抑えた弾道が打ちやすくなっています。

 

ただし、両者は重心距離が大きく異なるためにスイートスポット位置が異なります。

 

M4のスイートスポット位置はフェースのほぼ中央に対し、
M4 D-TYPEのスイートスポット位置はフェース中央よりもヒール側にあります!!

 

 

ピンは捕まりが異なるタイプのドライバーを日本でもラインアップしているのに対して、テーラーメイドは今のところM4はノーマルタイプのみの販売。M4 D-TYPEをライアップから外しています。超私的なことを言わせてもらうならば、スライサーにはM4よりもM4 D-TYPEの方が相性がいいし、やさしく飛距離を伸ばせます。M4はまだ発売したばかりなことを考えれば、今からでも遅くありません。M4 D-TYPEの日本発売をぜひともやってもらいたいです。

 

今のところ、M4 D-TYPEはインターネット通販で入手可能です。マーク金井は現地のショップにも行ったことがあるカリフォルニア州のFAIRWAY GOLFで購入。ここはドライバーの購入だと送料無料なのでありがたいです~。

 

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2018年03月11日超私的な提案 シャフトを賢く選ぶために本当にやるべきこととは!?

来週月曜21時 YOUTUBE ANALYZEチャンネルで

マーク金井ここだけの話配信します

お見逃し無く!!

2018年度アナライズのプライム会員の募集ですが・・・

member2018

受付が 15日 14時で締め切りです!

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女子ツアー第2戦、ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスは2日目を終えてアン・ソンジュ選手が7アンダーで単独首位。2打差の2位には横峯さくら選手がつけ、3打差の3位タイには申ジエ選手と鈴木愛選手、そしてテレサ・ルー選手がつけてます。大会会場は真冬なみに気温が低くて厳しい条件になってますが、寒さをもともせず上位選手はスコアを伸ばしています。ちなみに予選のカットラインは3オーバー。トップとちょうど10打差です。

国内男子ツアーに先がけて女子ツアーは熱い戦いが繰り広げられてますが、ここ神田では毎週土曜日、熱いセミナーを繰り広げてます。昨日も午前11時からアプローチセミナー、午後1時30分からシャフトセミナー(ウッド編)開催。どちらも90分間ですが、始まるとあっという間に90分が経過します。YouTubeでもアップしてますが、マーク金井が喋りたおすだけでなく、セミナー受講者を質問攻めするからです。

昨日もたくさん質問しましたが、受講者が回答に困ったのはこんな質問です。

 

 シャフトに関する問い合わせで多いのは、「自分は何グラムのシャフトがちょうどいいのか」とか「先調子と元調子はどちらが自分に合っているのか」「SとRとではどちらを使った方がいいのか」。これらの質問が多いのですが、なぜこのような質問するアマチュアが多いのでしょうか?

 

マーク金井がこう質問を投げかけたら、、、

 

みなさんはどんな風に答えますか?

 

この手の質問をする人に共通しているのは、手っ取り早く「答え」を求めているのです。そして、シャフト選びについて明確な「答え」があると信じています。しかしながら、質問をはぐらかすようで申し訳ないのですが、シャフト選びに明確な「答え」はありません。そして、誰かに「答え」をもらおうとしている限り、シャフトを上手に活用することからも遠ざかってしまいます。

 

 では、シャフトを選ぶ時には何を考えて、どんな行動をすればよいのか?

 

まずは答えを求めるのではなくて、「問い」を自分で作って、その問いを実際に行動に移してみることです。先ほどの質問項目を問いに変換すると、、、

 

  • 50gと60gでは何が違うのか、打ち比べて調べる
  • 先調子と元調子とでは何が違うのか、打ち比べて調べる
  • SとRとでは何が違うのか、打ち比べて調べる

 

 

もしも打ち比べてみて差が分らない場合、そんな時は「自分はシャフトの違いを感じ取る能力に欠けている」と落ち込む必要はありません。そうではなくて、もっと差を大きくしたシャフトを打ち比べればいんです。

 

  • 例えば重さならば、40gと80gを打ち比べる
  • 例えば調子ならば、極端な先調子と極端な元調子を打ち比べる
  • 例えば硬さならば、L(レディス)とXを打ち比べる

 

 

差を大きくすれば、シャフトがスイングに及ぼす影響、シャフトが弾道に及ぼす影響がどんなものかが分ってきます。ちなみにアナライズのシャフトセミナーでは、ムチのようにグニャグニャなシャフトと、鉄の棒をそれぞれワッグルしてもらい、硬さが何に影響を及ぼすのかを体験してもらってます。シャフトを上手く使いこなすために、まずやるべきことは自分の感覚でシャフトの違いを感じ取る能力を磨くことなんです。

 

 

そして、シャフトがスイングに及ぼす影響を知るのに役立つのが、グニャグニャに軟らかいシャフトで実際に素振りし、実際にボールを打つことです。シャフトセミナーではテンポマスターというグニャグニャの練習器具(ドライバー)で、スポンジボールを打ってもらいます。テンポマスターでスイングすると、90%以上のアマチュアゴルファーは普段のスイングをしません。スイング中にシャフトがしなり過ぎるからです。90%以上のアマチュアゴルファーは自分のタイミングではなくて、シャフトがしなり戻るタイミングに合わせてスイングします。そして、シャフトがしなり戻るタイミングでスイングすることができると、これでもかってぐらい左右に曲がらないナイスショットを打ちます。

 

 テンポマスターでナイスショットを打ったセミナー受講者に、打った感覚を質問すると、これまた90%以上の人は「グニャグニャしているのにちゃんと当たるのが不思議」と答えます。ちゃんと芯を喰っているのにも関わらず、それが納得できないでいる人が非常に多いです、、、、

 

テンポマスターは非常に軟らかいために、ダウンスイングで待たないとヘッドが戻ってこないというのが直感的に分るのえす。無意識にしなり戻りを待つと言ってもいいでしょう。インパクトゾーンで待つことができるので、シャフトのしなり戻りを使うことができ、それがナイスショットにつながっているのです。

 

硬いシャフトで打つと曲がらないと思っているアマチュアゴルファーが圧倒的に多いですが、実は、硬いシャフトというのは真っ直ぐ打つよりも、左右に曲がる球が打ちやすいシャフトなんです。軟らかいシャフトは真っ直ぐ打つのが難しいと思っている人が多いですが、実は、軟らかいシャフトというのは左右に曲がる球が打ちづらいシャフトなんです。硬さが弾道に及ぼす影響を理解していれば、シャフトを正しく選びやすくなるのです~。

 

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マーク金井の打たずにいられない ピンG400MAXドライバー編


2018年03月08日超私的な提案 練習場の試打会等でシャフトを試打する時の心得えとは!?

 

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member2018

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昨日は久しぶりにノンプレーで朝からゴルフ場に行ってきました。ゴルフ場に到着したのは午前9時過ぎ。気温が低くて少し肌寒かったですが、天気が良い中、練習場でじっくりとウッド用シャフト試打の仕事をこなしてきました。

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、空、木、雲、靴、屋外、自然

2時間以上かけてガッツリと試打したのは、三菱ケミカルの新作シャフト、、、、

 KUROKAGE XDシリーズ

三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)製シャフトと言えば、米ツアーでは2004年から2017年に至るまでの14シーズンでの勝利数は実に187勝。シャフト使用率の順位も2010年に2位が1度あるだけで、それ以外は1位をずっとキープしています。今回試打したKUROKAGE XDシリーズは新作シャフトですが、昨年、メジャー大会を制したプレーヤーが使っていたシャフトを元に製品化されているそうです。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、屋外、自然

マーク金井は自分でもシャフトを設計、監修していますが、シャフト試打する時に心がけているのは「先入観をできるだけ持たない」状態で試打すること。例えば、試打する前に、「このシャフトは先調子」とか、「このシャフトは弾き系」とか、「このシャフトは高弾性素材をふんだんに使っている」と知ってしまうと、頭の中で情報が一人歩きします。打つ前にいろんな情報を入れてしまうと、それが試打の妨げになるリスクが高まるのです。

 

打ったことがないシャフトを試打する時、まずやっていることは、、

 

 ワッグルする
 素振りする
 シャフトをねじってみる

 

ボールを打つ前に、ワッグルと素振りでシャフトの剛性分布をざっくりとチェックし、ねじってシャフトのトルクをチェックします。手前味噌ですが、これをやれば打たなくてもシャフトの特性の8割ぐらいは言い当てることができます。シャフトは負荷をかけてやれば、それに対して反応してくれるからです。

 

次に、実際に試打する時に心がけているのは、、、、

 

 オンプレーンで打つ
 インサイド・アウト軌道で打つ
 アウトサイド・イン軌道で打つ
 ヘッドスピードを変えて打つ

 

最初はオンプレーンで打ちます。オンプレーンにこだわるのは、オンプレーンに振らないとシャフト本来の挙動がつかみづらいからです。シャフトは「捕まりがいい」タイプと「捕まり過ぎない」タイプとがありますが、オンプレーンに振ってボールを打たないと、この違いを正しく見極められません。例えば、「捕まり過ぎない」特性のシャフトを、インサイド・アウト軌道で振ると、「捕まり過ぎる」挙動になったりする場合もあるのです。

 

シャフトは人によって評価がガラッと変ることが珍しくありませんが、ヘッド軌道が異なるとシャフトの挙動(シャフトの反応)はガラッと変るのです。

 

そして、シャフトはヘッドスピードによっても挙動が異なる場合が少なからずあります。ヘッドスピードが遅めの時と、ヘッドを速くした時とで、シャフトの挙動(シャフトの反応)が変わるシャフトと、変らないシャフトがあるのです。

 

そして、シャフトは重さ、フレックス(硬さ)によっても挙動が異なる場合が少なからずあります。同じモデルのシャフトでも50g台と60g台とでは挙動が異なったり、同じ重さであってもRとSとでは挙動が異なる場合が少なからずあるのです。60g台のSだけ打って「このシャフトは○○な感じ」等とは言えません。全体的なテイストは同じでも、重さ、硬さが異なると微妙なフィーリングは異なる場合が結構多いです。一般的には、同じモデルでもシャフトは重くなるほど手元側が硬くなり、重くなるほどフレックスも硬くなりがち。シャフトは軽くなるほど手元側が軟らかくなり、軽くなるほどフレックスが軟らかくなりがちです。

 

ですので、練習場やゴルフショップで当たらしいシャフトを試打する時は、「自分は50g台のS」とか「60gのS」という風にスペックを決めつけるよりも、普段使ったことがない重さやフレックスも試すといいです。種類が多い時ならば、試打に立ち会っているメーカーの人に、「私ならばどれを試すといいですか?」と聞くのもいいです。試打に立ち会っているシャフトメーカーのスタッフはシャフトのプロです。プロの意見を聞いた方が、いいシャフトに出会える確率もおのずと上がってきます。

 

 

もうひとつお薦めしたいのが、自分のヘッドを持参すること。ヘッドとシャフトを脱着できるドライバーを使っているならば、それを持参して試打会に臨んで下さい。シャフトメーカーによっても異なりますが、テーラーメイドキャロウェイピンタイトリストといった主力ブランドのスリーブが付いたシャフトを用意してます。すべてのメーカーを網羅しているわけではありませんが、自分のヘッドに試打シャフトを装着すれば、よりシャフトの違いが弾道に及ぼす影響を知ることができます。

 

 

最後にシャフト試打で大事なことは、飛距離や振りやすさに加え、打点位置もチェックして下さい。説明するまでもありませんが、打点位置をコントロールしづらいシャフトよりも、打点位置をコントロールしやすいシャフトの方が、実践で役立ちますし、コースに出た時に、飛んで曲がらないショットが打ちやすいです~。

 

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マーク金井の打たずにいられない ピンG400MAXドライバー編

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2018年03月06日超私的なゴルフ上達法 スイング中の動きを改善させるのに役立つドリルとは!?

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マーク金井の打たずにいられない ピンG400MAXドライバー編

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3月に入るや関東エリアはすっかり春めいてきました。昨日の神田エリアは強風と強い雨が降りましたが、気温は20度まで上昇。いつものごとくヒートテックを着て、ダウンジャケットをはおって街中を歩いていたら、ほんの30秒ほど歩いただけで汗だくになりました(笑)

 

水曜日からは再び寒くなるみたいですが、気温が15度を上回ってくるとスノボよりもゴルフがしたくなります。もちろんその準備段階として、神田のスタジオでは自主トレを初めています。どんな自主トレかというと、、、、

 

 スイングの初めから終わりまで動きを意識しながらボールを打つことです!!!!

 

 

ゴルフの竪琴フレフープを使ってシャドースイングもちろんやってますが、それに加えて自主トレではスポンジボールを使って実際にボールを打ちます。そのボールを打つ時に、「何も考えないで気持ち良くスイングする」のではなく、「スイングの一から十までを徹底的に考えてぎことなくスイングする」のです。

 

 

 気持ち良くではなくて、きごちなくです!!!!

 

 

気持ち良くスイングした方がいいスイングになると思っている人が少なくありませんが、自主トレ中は「ぎこちなく」を意識した方が理に叶ったスイングを構築しやすくなります。
何故かと言うと、「気持ち良く」スイングしている時は、自分の感覚だけでスイングしています。客観的(俯瞰的)にスイングするのにはほど遠いからです。対して、意図的にぎこちないスイングを心がけると、自分のスイングを客観的(俯瞰的)に見つめながら練習できるメリットがあるのです。

 

 そして、気持ち良いスイング=理に無かったスイング
 そして、気持ち良いスイング=自分がイメージしているスイング

 

なってないことの方が多いからです。ツアー31勝している片山晋呉プロはこれでもかってぐらい練習器具を使って練習していますが、これもまた「ぎこちない」スイングをやっていることに通じます。もしも、片山プロが気持ち良いスイングを「良し」としているならば、あれほどの練習器具を使ったり、数多くの器具を使ってスイングチェックをしないと思います。

 

そして、ぎこちなくスイングする時一番こだわっているのがスイングスピードです。

 

 

普通のスピードでボールを打つのではなく、かなりスピードを落とし、可能な限りゆっくりとテークバックし、ゆっくりとダウンスイングし、ゆっくりとフィニッシュまで振り抜いています。感覚的には普段のスピードを10としたら、3以下のスピードでスイングしてボールを打ちます。

 

 

ゆっくりスイングする時にこころがけていることは

・普段のスピードと同じ力感(脱力しない)
・普段のスイングと同じだけ下半身を使う
・どんな風にスイングするかを明確にイメージする
・普段のスイングよりも力づよいスイングを心がける
・テークバックからフィニッシュまで腹筋を緩めない
・シャフトのしなり戻りをタイミング良く発生させてインパクトを迎える

 

ゆっくりスイングするというのは、スキーやスノボを緩斜面で滑るのと同じです。自転車を止まるぐらいの速度で走らせるのと同じです。速度を落とすことで、動きの善し悪しを再確認できますし、バランスの善し悪しもかなり正確にチェックできます。

 

気持ち良くスイングするのは精神的にはハッピーですが、気持ち良くスイングしている限り自分のスイングを客観的に判断できませんし、スイングのどこに問題点があるのかも判明しづらくなります。そしてなにより、スイングの問題点を修整するのが難しくなるのです。

 

ゆっくりなスイングで50球ボール打つのと、気持ち良くスイングして50球打つのとでは、どちらの方が神経を使うのか? どちらの方が脳が汗をかくのか? どちらの方が身体の負担が大きいのか?

 

 

まずは脳をフル回転させながら、スローモーションな速度のスイングで50球打ってみて下さい。実際にスローモーションで打ってみれば、その意味を肌で感じ取れるはずです~。

 

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