マーク金井blog

2013年12月12日宮里優作も使うNEW GR、どんなゴルファーと相性がいいのか?

日本シリーズで劇的なチップインでツアー優勝した宮里優作プロ。テレビ解説をしていた青木功プロは「あんなにドライバーが飛んで曲がらなかったらゴルフは楽だよね~」とコメントしてましたが、テレビを見ていても優勝争いをしていた谷原秀人プロ、山下和弘プロよりも20ヤード以上、飛距離が出ていました。もともと飛距離には定評がありましたが、日本シリーズでは方向性も抜群に良かったです。

その宮里優作プロが、今シーズン途中から使っているのがNEW GR~。ブリヂストンにはプロ、アスリート向けのブランドとしてXドライブ709シリーズがラインアップしているにもかかわらず、優作プロはあえてやさしさをアピールしているGRを使っています。昔風の言い方をするならば、GRは上級者向けではなくて、中級者向けのドライバーです。実際、メーカー側もアベレージゴルファーでも使える(使ってもらいたい)という位置付けのクラブとしてGRをラインアップしています。

さて、このGR

マーク金井も現在GRを使っていますが(国内メーカーのドライバーがエースになるのは10年ぶりぐらい)、とにかく曲がりません。そして飛距離もかなり出ます。

ブリヂストン ツアーステージGR

ブリヂストン ツアーステージGR

http://www.tourstage.com/gr/trial.html

市販ドライバーで一番飛ぶわけではないですが、飛距離と方向性のバランスが実にいいです。これまで5ラウンド以上使ってますがOBはゼロ。フェアウェイキープ率は75%を越えています。大利根でのラウンドではフェアウェイに点在する松に苦しめられましたが、それ以外ではドライバーがほぼノーミスです。宮里優作プロを含め、シーズン途中で変えたBS契約選手が17名もいたそうですが、打てば納得。ここ2~3年の間に発売されたBSのドライバーと比べると、「1発」で使いたくなるドライバーです。

では、GRは他のドライバーに比べて、どんな優位性があるのか?

ヘッドのスペックを調べてみると‥‥

表示ロフト9.5度
ヘッド重量  197g(スリーブ込み)
重心距離   36.5ミリ
重心深度   34.5ミリ
重心アングル 24.5度
リアルロフト 11.25度
フェース向き +0.75度

アベレージゴルファーを意識しているのでリアルロフトが多めです。そして、フェース向きも+0.75度とフックフェース。この2つのスペックを見る限りでは‥‥アマチュアには良くてもプロが使えるドライバーではありません。加えて、ヘッド重量もプロが使うには少し軽いです。重心距離に対して重心深度はわずかに浅いですが、重心アングルは24.5度とちゃんとあります(浅重心ドライバーの場合、重心アングルが20度以下)。

460CCにしては重心距離が短めで、重心アングルも平均を少し上回っている。フックフェースでこのスペックだと、スライサーにも扱いやすいドライバーと言っていいでしょう。テーラーメイドのドライバーで捕まらないと悩んでいる人ならば、GRを手にするだけでドローが打てるようになると思います。

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GRはカチャカチャ方式の可変ドライバーですが、少なくともノーマルポジションだと、プロが飛ばせるドライバーにはなりづらいです。

でも、ポジションチェンジをするとプロ好みのスペックになります。マーク金井もポジションを変え、そしてシャフトをアナライズオリジナル「W65」を装着してますが、こんなスペックです。

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表示ロフト9.5度
ヘッド重量  197g(ノーマルのまま)
リアルロフト 10.5度
フェース向き ±0度

カチャカチャで捕まらない方向にシャフトを回転させることで、ヘッドのスペックが少しハードになりました。宮里プロの場合はもっとハードにしていると思います。恐らくこんな感じではないでしょうか?

表示ロフト9.5度
ヘッド重量  200~203g(グルー注入)
リアルロフト 9.5度前後
フェース向き -0.5~-1度

ここまでスペックを変えていくと、BSのXドライブ709シリーズにかなり近づいてきます。調整機能付ドライバーならではです。

でも、スペックが近づくだけではGRを使う理由にはなりません。やはりプラスαがあったから、プロたちはこぞってGRを使い始めたのだと思います。

それは何か?

おーっと、原稿締切りの催促の電話が入りました。この続きは明日じっくり書きましょう~(▼▼)b

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というわけで、マーク金井仕様作っちゃいました!!←写真をクリック


2013年12月11日超私的なゴルフ場調査~大利根カントリークラブ(茨城県)後編

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は茨城県の大利根カントリークラブ東コース。名匠、井上誠一設計の老舗名門コースです。コース内に高低差はほとんどありませんが、フェアウェイの至るところに大きな松があって、空にハザードがたくさんあります。出だし1番ではセカンドがカップインしてイーグル発進でしたが、井上誠一のコースは甘くありません。2番以降はかなり苦戦しました。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。

4番、474y パー5

ほぼ直角に左ドッグレッグしたロング。左サイドのバンカーの上をショートカットすると2オン可能だが、引っかけて左に曲げると林、そしてOBが待ち受けている。セカンドからはストレートだが、右には松の木、左にはバンカーが2つ並んでいる。2打目をフェアウェイキープできるとバーディも狙える。マーク金井はセカンドをUTで刻むも、少し左にひっかけてバンカー。バンカーから70ヤード弱をSWで打ってグリーンエッジに。そこからパターで2パットでバーでホールアウト。

5番、372y パー4

サブグリーンは右の林の向こう側~

サブグリーンは右の林の向こう側~

ティからグリーンまでストレートなミドル。フェアウェイの両サイドにはバンカーがあるので、ティショットは曲げないことが求められる。マーク金井はユーティティでフェアウェイキープ。セカンドはサブグリーンだと松の木の奥にグリーン。フェードを打つか、松の木の上を越えるかの選択を求められる。残り160ヤードを7番で手にしたマーク金井。林越えを狙ったものの球の高さが足りずに林の中にボールを打ち込む。林の中から3オンを果たすものの3パットして素ダボを叩く。

6番、355y パー4

見えないけれど左の林にはクリーク~

見えないけれど左の林にはクリーク~

ティからグリーンまでほぼストレートなミドル。林の影に隠れて見えないが左サイドにはクリークが配される。右サイドは松の木が張り出しているので、フェアウェイが必要以上に狭く見える。距離は短いが井上誠一らしいレイアウトで、頭脳的なプレーが求められる。マーク金井はティショットが少しコスリ球になって右の林。セカンド出しただけ、3打目は距離感を間違えてわずかにショート。4オンするものの3メートルのボギーパットを強く打ちすぎて3パットしてトリプルボギーでホールアウト。

7番、135y パー3

池は巨大だけど、グリーン手前のバンカーの方が曲者~

池は巨大だけど、グリーン手前のバンカーの方が曲者~

池越えのパー3。池は巨大だが距離が短いのでそれほどプレッシャーがかからない。それよりも厄介なのが手前の巨大なバンカー。花道はまったくなくて正確な距離感が求められる。バンカーを嫌がって距離を打ちすぎてグリーンオーバーすると、奥からは強い下り傾斜のアプローチが残りパーを取るのが難しくなる。マーク金井は9番で打って、ピン横5メートルにワンオン。強いスライス傾斜を読み切れず、2パットでパー。

8番、382y パー4

ドローが打てないと攻略が非常に難しい~

ドローが打てないと攻略が非常に難しい~

真っ直ぐなミドルだが、フェアウェイの右サイドと左サイドにそれぞれ大きな松の木がゴルファーに立ちはだかる。加えて左サイドにバンカー、そしてフェアウェイは右傾斜している。フェードボールだとフェアウェイにランディングしても右のラフに持って行かれてしまう。ティショットではドローを打つことを強く求めてくるホール。井上誠一らしさ満点で、アウトの中では最もティショットの難易度が高い。マーク金井はフェアウェイ右サイドに打ってしまったため、落下後、ボールは右に跳ねて林の中。セカンドでグリーン近く持っていくものの3オン、3パットの素ダボでホールアウト。

9番、471y パー5

フェアウェイに点在する松の配置が絶妙~

フェアウェイに点在する松の配置が絶妙~

軽く右にドッグレッグしたロング。ここもフェアウェイに大きな松の木が点在し、憎らしいほどゴルファーの行く手を阻んでいる。ティショット、セカンドとも松の木を避けてフェアウェイキープできるとパーを取りやすいが、松の木に当ててしまうと簡単にボギー、ダボが出やすい。マーク金井はティショットを右の林に打ち込み、4年2組のボギーでホールアウト。

12番、479y パー5

左サイドに隠れクリークあり~

左サイドに隠れクリークあり~

直角に左ドッグレッグしているロング。白ティからだと230y以上打つと突き抜けて右の林。左サイドをショートカットしたくなるが、左の林の中にはクリークが流れている。マーク金井はユーティリティで真っ直ぐ狙うものの、左のクリークに打ち込んでしまう。ドロップしてフェアウェイに戻し、残り205ヤードをUTで狙う。何とか4オンして2パットのボギー。グリーン手前にもクリークが横切っているので、2打目を刻むのかクリーク越えを狙うのか大いに迷わされる。スコアメイクを考えるならば、2打目はクリークの手前に刻んだ方がスコアメイクがやさしい。

13番、171y パー3

距離が長いショート。花道はあるにはあるが、グリーン両サイドにはバンカーが待ち受けている。グリーンは受けグリーンで縦長。ピンが手前か奥かで手にするクラブがガラッと変わる。マーク金井はピンが手前なのに、グリーン奥にワンオン。20メートルの下りのパットを1.5mオーバーさせ、そこから必死のパッチで返しを入れてナイスパーでホールアウト。

14番、347y パー4

これがハンモックバンカー

これがハンモックバンカー

ストレートなミドル。ここの特徴はグリー回りのバンカー群。グリーン回りには6つのバンカーがあるが、このバンカーの中には浮島が造られている。井上ハンモックバンカーと呼ばれており、井上誠一はここ大利根で最初にハンモックバンカーを造ったそうである。

16番、471y パー5

 

この松を上手く越えると2オンが狙える~

この松を上手く越えると2オンが狙える~

真っ直ぐなロング。ティショットのど真ん中に大きな松の木があって、ゴルファーの行く手を阻んでいる。ティショットでこの松の木を上手くさけてフェアウェイキープできると2オンを狙える。マーク金井はドライバーでティショットをキープ。残り210ヤードからUTでグリーンを狙い、右手前の花道付近に運ぶ。3打目で2メートルに付けるもカップに嫌われてナイスパー。

18番、377y パー4

最終はフェアウェイが広々~

最終はフェアウェイが広々~

ティからクラブハウスを望むホームホール。大利根の中ではフェアウェイが広く、セカンドでも空中にハザードがない。グリーン奥が吹き抜けた感じになっているので距離感が合わせづらい。マーク金井はフェアウェイキープから、セカンドは130y。少しアゲンスト風が吹いていたので9番で打つと、ピン奥8メートルに2オン。下りのバーディパットをど真ん中から放り込んでバーディフィニッシュ。

総評

東はとにかくフェアウェイに松の木が多く、ティショットでいかにフェアウェイキープできるかでスコアが大きく変わってくる。グリーン回りのバンカーはそれほどタイトではないので、ショットが安定しているとバンカーはそれほど気にならない。ドッグレッグはほとんどが左ドッグレッグ。2番、4番、8番、12番はドローを打つことを強く求めてくるレイアウトになっている。マスターズのオーガスタ同様、大利根の東はドローヒッターに有利なホールが多い。

プレーした日はグリーンが極端に速くなかった。エアレーションの穴の後も残っていた。これからの時期、グリーンが硬くしまってくると難易度が一気に増すだろう。グリーンは奥からだと砲台形状になっている所が多く、奥に外すとスコアメイクが非常に難しい。メインに比べるとサブグリーンは距離が短いが、林でスタイミーになるホールが多いので、メインよりも難しホールがいくつもあった。マーク金井はアウトが45、インが36。アウトはティショットが決め打ちできなくてスコアを崩し、インはティショットのミスが減って、パットが少し決まってくれたのでパープレー。名門らしい重厚なレイアウトが好きな人には大利根はまさに「これぞ林間」を堪能できるコースである。

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マーク金井のエースドライバー販売開始!!

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出来上がりまで、お時間少々いただきます 写真をクリック

ショートパットの極意は、カウンターバランスにしてグリップ側を重くすること!グリップ側を重くするには、中尺用グリップを装着するのもいいですが、パター用シャフトスタビライザーはグリップ交換より簡単に、カウンターウエイトに出来ます!! ←クリック

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2013年12月10日超私的なゴルフ場調査~大利根CC(茨城県)前編

マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関東を代表する名門、大利根カントリークラブ。設計は名匠、「井上誠一」。約42万坪の広大な敷地に東コースと西コースを合せて36ホールの林間コース。木々の95%は松。標高わずか16m。コース内の高低差は4~5mと超フラットなレイアウトです。昨日、ゴルフ雑誌「EVEN」の貸し切りコンペが大利根で開催され、マーク金井は東コースをプレーしてきました。

12月9日プレー。
スタート時間 8時28分
天候は曇り時々、晴れ。ほぼ無風。
朝は冷え込み、スタート時間の気温は1~2度。

概要

1960年(昭和35年)10月開場
設計 井上誠一
東コース   7024y パー72
コースレート 73.4
西コース   7065y パー72
コースレート 73.5

JGA KGA加盟
ベント、2グリーン
キャディ付で、歩きでのプレーのみ。

アクセス

車利用の場合
常磐自動車谷和原ICより約12km(25分)

電車利用の場合
つくばエクスプレス・守谷駅
守谷駅から30分(約4000円)
クラブバス有り。

マーク金井は神田からクルマで向かいました。常磐道・柏ICから16号線を利用してコースに向かった所、途中の芽吹大橋が大渋滞。迂回して新利根大橋を渡ってクラブハウスに到着しました。都心から40キロ圏内ですが、最寄りのICからのアクセスがあまり良くありません。朝も夕方も渋滞箇所があるので、時間に余裕を持って早めに出発した方がよいでしょう。

クラブハウス

東18番から望むクラブハウス~

東18番から望むクラブハウス~

36ホールのコースですがクラブハウスはそれほど大きくありません。レストランも18ホールのコースの1.5倍ぐらいのスペースです。2階建てのクラブハウスは歴史と風格があって落ち着いた佇まいです。1階に受付、ロッカールーム、風呂場。2階にレストランとコンペルーム。レストランからは東コースの18番ホールを見渡せます。

練習場

ドライビングレンジに加え、100ヤード近く打てるアプローチ&バンカー練習場があります。加えて、西コースのスタートホールの手前にもアプローチ&バンカー練習場が完備しています。

コース

林間コース。すべてのホールが松林でセパレートしており、コース内にも松が至る所に点在。空にもハザードがあるレイアウトは井上誠一ならではです。池も要所要所に配され、コースの難易度を高めています。マーク金井がプレーした東コースはフェアウェイに松が配され、ゴルファーに球筋を求めるホールが多いです。

フェアウェイ  短く刈り込まれていて地面が硬い。。
ソールが跳ねやすいのでディボット跡は深くなりづらい

ラフ      脱出に苦労するほど深くはない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう

グリーン    スピードはやや早め。スティンプメーターで9.5フィート        グリーンはやや軟らかめ。

バンカー    バンカーも数多く配されるが、アゴが高くて脱出が大変なバ        ンカーは数少ない

マーク金井は東コースをプレー。
ティはレギュラー。グリーンはサブグリーンを使用。

1番、363y パー4

左サイドはOB~

左サイドはOB~

真っ直ぐで真っ平らなミドル。左サイドは練習場でOB。右サイドには松の木がせり出している。グリーン回りには手間にバンカーがひとつだけ。大利根の中ではハザードが少ないホール。マーク金井は、宮里優作も使っているブリヂストンツアーステージGRに、限定カラーのイエローのアナライズW65を入れた、アナライズ仕様のGRでティショットをフェアウェイキープ。残り91ヤードをSWで打つと、手前3メートルにオンしてスルスルと転がりカップイン。おはようイーグルを奪取する。

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アナライズW65にはスペシャルカラーバージョンがあります。GRにはイエローを入れて、アナライズバージョンで近日販売予定!

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直角に右ドッグレッグ~

直角に右ドッグレッグ~

フェアウェイの松がスタイミーになりやすい

フェアウェイの松がスタイミーになりやすい

直角に左ドッグレッグしたミドル。レギュラーからだと200ヤード打つと突き抜ける。アイアンで刻むとフェアウェイキープしやすいが、セカンドの距離が150ヤードぐらい残る。林の上をショートカットすれば距離を稼げるが、越えないと大きなトラブルに巻き込まれる。マーク金井はUTで真っ直ぐ狙うものの、引っかけ球を打って左の林に打ち込む。セカンドはフェアウェイに出して3打目でグリーンエッジまで運ぶものの、そこから3パットで素ダボを叩く。出だしの貯金をすぐに全部はき出してしまった。

この続きは明日アップします~。

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PS.

乗用カートでのプレーで役立つのが、このiPhone&スマホケース。分厚いエルク革が貴方のiPhone&スマホを保護してくれます。エルク革なので出し入れすると液晶画面が綺麗になるので使い勝手もGOOD~。

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スマホがスポットはいるポケットタイプ!写真をクリック!

 

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2013年12月09日日本シリーズを制した宮里勇作に学ぶ、ショートパットを外さない極意!!

Facebookでも書きましたが、昨日の日本シリーズは劇的な幕切れでした。宮里優作プロが悲願のツアー初優勝!! アマチュア時代には、日本アマ、日本オープンローアマを筆頭に、ありとあらゆるタイトルを手に入れて名を馳せ、鳴り物入りでプロ入りでプロの世界に飛び込んで早11年。何度も何度も逃し続けてきたツアー初優勝を、シーズン最後を締めくくるメジャー戦でついに成就させました。

マーク金井も結果は知ってましたが、どんな勝ち方をしたのか気になってテレビ観戦しました。宮里プロ、最終日はボギー先行のゴルフでしたが後続選手も伸び悩んだおかげでトップの座をキープしたまま優勝を手に入れました。ドライバーはBSが社運をかけて作ったツアーステージGR。スタートホールは曲げたみたいですが、テレビ中継ホールではドライバーはノーミス。同組の谷原プロ、山下プロを軽くオーバードライブしてました。すでにGRはヒット商品になっていますが、宮里プロの優勝によりさらにセールスが伸びそうです。ちなみに、マーク金井も現在のエースドライバーはGR。シャフトはアナライズのW65のGRバージョンを装着しています。あまりにもカラーマッチングが良いので、これは自分だけが使うのはもったいない(笑)。限定100本だけ、近々販売します。

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さて、今日のエントリーは高速グリーンでの下りのパッティングについてです。

日本シリーズの開場となった東京よみうりは試合用セッティングで超高速グリーン。平坦なラインで11フィートぐらい出てたので、下りのラインは触っただけでも3メートルぐらい転がってました。特に18番は奥からだと触っただけでグリーンの外まで転がり落ちます。ボールがひとたび回転したら、ボールの重さでいつまでも転がり続ける感じでした。

テレビ解説の牧野裕プロも言ってましたが、高速グリーンでの鉄則は下りのラインを残さないことです。下りはボールの重みで加速するので百戦錬磨のツアープロでも距離感を合わせることが至難の技です。加えて、速いことを意識しすぎると、今度はインパクトが緩んで大ショートしたり、押し出し、引っかけのミスが出ます。実際、テレビ観戦してても宮里プロの14番、返しの下りのパーパットは下り。本人もプレッシャーがかかっていたんでしょう。テレビの画面からでもインパクトが緩んだのがはっきりと見てとれ、実際、転がりも悪かったです。完全なミスパットでしたが、カップの左淵になんとか引っかかってカップイン。入ったから良かったものの、かなり危なっかしいパットでした。外れてもおかしくなかったミスパットだったことは、画面に映し出された本人の表情からも確認できました。

では、どうすれば高速グリーンの下りのパットを上手く打てるのか?

一番やっては行けないのは、インパクトが緩むことです。インパクトが緩むとその反動で左手首が甲側に折れてフェースが被りやすくなります。宮里プロが優勝争いしていて自滅していた時のパターンを見ると、その多くはパッティング時にインパクトが緩み、バーディパットやパーパットがショートしがちでした。加えて、緩みが原因で、引っかけ気味のパッティングが多かったです。

下りのパットを上手くコツは、インパクトを絶対に緩めないこと。具体的に言うと‥‥

グリッププレッシャーを変えない(力加減を一定にしておく)
腹筋を緩めない(腹筋に力を込めておく)

この2つを緩めないことを強く心がけて下さい。そして、腹筋とグリップを緩めないでゆっくりとストロークすることが基本であり鉄則です。緩まないでゆっくりストロークすると、インパクトでパンチが入りません。ゆっくりボールを転がせるようになってくるので、高速グリーンの下りのラインでも距離感が合せやすくなります。

そして、ストロークで注意したいのがグリップの動く速さと、ヘッドの動く速さ。触っただけでもグリーンが出そうな下りのパットでは、グリップとヘッドが同じスピードで動く感じでストロークして下さい。手元とヘッドが同じスピードで動けば、インパクトで左手首が甲側に折れません。結果、距離感を合わせやすいだけでなく、フェースの向きをコントロールしやすくなるのです。

グリップとヘッドを同じ速度で動かすには、軽いグリップよりも重いグリップの方が有利です。片山晋呉プロはパターにロンググリップを装着していますが、ロンググリップは重量が100gを軽く越え、通常のグリップよりも2倍以上重いです。重いグリップの方が手元側の慣性モーメントが上がり、その分だけオートマチックに手元を動かしやすくなります。

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宮里プロの場合、これまでの負の連鎖からパットで自滅するパターンが多かったですが、今回の優勝でパットにかなりの自信が付くはずですし、勝負所のパットでインパクが緩むミスも減ってくると思います。実際、15番からのプレーでは、完璧なパッティングでパーパット、バーディパットをキチッと決めていました。

グリップは体とクラブをつなぐ唯一の接点。

これからの時期はベントグリーンだけでなく、高麗グリーンも転がりが非常に速くなってきます。夏場よりも冬場の方がスリリングなパットを楽しめる機会が増えてくるでしょう。パットは入ってナンボの所もありますが、ミスを減らすにはインパクトが緩まないこと。プレッシャーでインパクトが緩みやすい人は、片山プロのように100gを越える中尺用のヘビーグリップを装着することもお勧めしたいです~。

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グリップ側を重くするには、中尺用グリップを装着するのもいいですが、パター用シャフトスタビライザーはグリップ交換より簡単に、カウンターウエイトに出来ます!! ←クリック


2013年12月08日プロゴルファー残酷物語‥‥

今日は男子ツアー最終戦、日本シリーズの最終日。この試合はツアー競技の中でも特殊で、本年度のツアー優勝者と、賞金ランキングの上位者しか出ることができません。今年は29選手が出場しています。

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宮里優作頑張っています JTカップ勝って欲しい! 写真はGDOから転載

日本シリーズは4日間競技ですが予選落ちがありません。どれだけでスコアが悪くても賞金が出ます。これもツアー競技では唯一です。ご存じの人も多いと思いますが、ゴルフのプロの試合は競技中に予選カットがあって、予選落ちすると賞金額はゼロです。試合に出られないプロも大変ですが、試合に出られても予選落ちを続けるプロはもっと生活苦に陥りいます。

さて、今日のエントリーはプロゴルファーの実態について書きます。

今週発売の週刊現代で、こんな見出しを見つけました。

特別レポート
プロゴルファー「生き残り」こんなに難しい。

バブル崩壊後、プロゴルファーで飯を食うのが大変だというのはゴルフ業界では半ば常識です。ゴルフ場はプロゴルファーを積極的には雇いませんし、所属契約を結ぶスポンサーも激減しています。そして何より、男子ツアーは試合数が年々減り続けています。マーク金井は26年前からゴルフ業界の人間になりましたが、その当時は毎週のようにツアー競技があり、ゴルフ場もプロゴルファーを抱えているのが当たり前でした。当時は、プロテストに合格してプロの資格を得れば‥‥それだけでもサラリーマン以上の生活ができてました。

ところがバブル崩壊後、ゴルフ業界はガラッと変わりました。ゴルフ場はセルフプレーが当たり前。所属プロを解雇するゴルフ場は増え、そしてプロゴルファーの職場ともいえるトーナメントは減り続けています。にもかかわらず、プロゴルファーの数は減っていません。日本プロゴルフ協会のプロテストは毎年実施され、毎年50名(正確には50位タイまで)がプロになります。引退するプロもいるかと思いますが、ゴルフは50歳を過ぎても現役可能。プロゴルファーは年々増えているのが現状です。

そして現状はというと‥‥

週刊現代の記事でも書かれていますが、新人の松山英樹プロが2億稼いで賞金王になった陰で、来季のシード権をかけたサバイバルレースが繰り広げられています。シード権を確保できるかどうかで翌年のプロゴルファーの人生が決まるからです。記事ではシニアツアーで活躍する室田淳プロの最終戦の模様がこんな感じでドキュメント的に紹介されてました。

ホールを離れクラブハウスに向かう室田に一人のファンがサインを求めて駆け寄った。

「サインはしない、俺はもうプロゴルファーじゃないから」

そう言って、室田はその場を立ち去った。室田のプライドをかけたシード権争いは、こうして終わった。それは同時に、来年の生活の糧、収入を失うことも意味していた。室田の賞金ランクは838万335円で84位。対して来年のツアー参加資格を得られるシード権獲得選手は賞金ランク上位72名まで(本来は70位だが、今年はランク上位に出場義務試合数が不足している選手が2名いるため)。

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(以上、週刊現代12月14日号より引用)

記事ではシード落ちするといかに生活が大変かが具体的に書かれてますが、実は、プロゴルファーはプロゴルファーになることもかなり大変なのです。プロになるためには、かなりお金が必要なんです。野球、テニス、サッカー、スキー、ボクシング、等と比べると、ゴルフはプロになるためには(正確には日本プロゴルフ協会認定のプロ)、私立大学に入るぐらいのお金が必要です。

具体的に言うと、まずテストを受けるのにお金がかかります。そして、プロになったらなったで登録料、そして年会費がかかります。具体的に言うと、

<プロテスト プレ予選>

受験資格

○PGA資格認定プロテストは、その年度中に、16歳に達する者以上の男性で
下記対象者が受験できる。国籍は問わない。

1 JGAハンディキャップ3.0以内の者。(ハンディキャップ証明書は申込締切日に有効期限内のもの。)

2 日本人でR&A、USGA、IGFのハンディキャップ3.0以内の者。

3 日本国内の高校又は大学のゴルフ部在籍経験者。

4 各地区の連盟に加盟していないゴルフ場又は練習場に所属している研修生。

5 支配人会又は練習場連盟の研修会推薦による1次以上の出場資格を得られなかった研修生。

6 過去にアマチュア競技成績の受験資格でプロテストを受験した者。

7 PGAティーチングプロ。

8 他国のPGAライセンス取得者。(日本人を含む)

1~4・6・8
受験料   52,500
書類審査料  5,250
振込金額  57,750

5・7
受験料    52,500
書類審査料   ー
振込金額   52,500

<1次プロテスト>

受験資格

1 プレ予選プロテスト通過者。

2 支配人会又は練習場連盟の第1次プロテスト推薦に該当する研修生

3 PGAティーチングプロ選考会による出場資格取得者

4 2012年度最終プロテスト出場者。

5 アマチュア競技成績の該当者。

1.日本学生ゴルフ選手権 4位~10位
2.日本アマゴルフ選手権 4位~10位
3.全日本パブリックアマ選手権 4位~10位
4.朝日杯争奪全日本学生ゴルフ選手権 2位~10位
5.文部科学大臣杯争奪全日本学生王座決定戦 優勝者を除くベスト8
6.日本ジュニア選手権 1位~10位
7.全日本高等学校ゴルフ選手権 1位~10位

※本資格についてはプロテストを合格しなかった場合、次回はプレ予選からの出場となる。

受験料   73,500
書類審査料 ー
振込金額  73,500

2・3

 

受験料   105,000
書類審査料 ー
振込金額  105,000

4・5

受験料   105,000
書類審査料 5250
振込金額  110,250

<2次プロテスト>

受験資格

1 第1次通過者。

2 支配人会又は練習場連盟の第2次プロテスト推薦に該当する研修生及び下記競技成績該当者

1.全日本ゴルフ選抜競技大会 春季大会 上位3名
2.全日本ゴルフ選抜競技大会 秋季大会 上位3名

3 PGAティーチングプロ選考会による出場資格取得者

4 アマチュア競技成績の該当者。

1.日本学生ゴルフ選手権 2位~3位
2.日本アマゴルフ選手権 2位~3位
3.日本オープンゴルフ選手権 ローアマチュアを除く決勝ラウンド進出者
4.全日本パブリックアマ選手権 1位~3位
5.朝日杯争奪全日本学生ゴルフ選手権 優勝者
6.文部科学大臣杯争奪全日本学生王座決定戦 優勝者
7.各地区学生連盟ゴルフ選手権 優勝者
8.各地区連盟アマゴルフ選手権 優勝者

※本資格については最終プロテストを合格しなかった場合、次回はプレ予選からの出場となる。

受験料   73,500
書類審査料 ー
振込金額  73,500

2・3

受験料   157,500
書類審査料 ー
振込金額  157,500

4

受験料   157,500
書類審査料 5,250
振込金額  162,750

<最終プロテスト>

受験資格

1 第2次プロテスト通過者。

2 支配人会又は練習場連盟の研修会の最終プロテスト推薦に該当する研修生。

3 PGAティーチングプロ選考会による出場資格取得者。

4 アマチュア競技成績の該当者。

1.日本学生ゴルフ選手権 優勝者
2.日本アマゴルフ選手権 優勝者
3.日本オープンゴルフ選手権 ローアマチュア

※本資格についてはプロテストを合格しなかった場合、次回は第1次プロテストからの出場となる。

5 その他PGAが承認した者。
受験料   73,500
書類審査料 ー
振込金額  73,500

2・3

受験料   210,000
書類審査料 ー
振込金額  210,000

4・5

受験料   210,000
書類審査料 5,250
振込金額  215,250

入会金等登録に必要な費用
入会金登録料等  400,000円
協会費に関して
入会後、協会費として42,000円が必要となります。

単位= 円
※上記は全て消費税込み
(以上、日本プロゴルフ協会から引用)

受験資格によっても異なりますが、プロになるためのテストだけで20万以上の受験料がかかります。そしてプロテストはゴルフ場でやるので移動交通費、宿泊費、練習ラウンド代がかかります。すべてを合わせたら、テスト合格までには100万円くらいかかるでしょう。受かれば良いですが、受からなければ支払ったお金はまったく戻ってきません。そして、受かれば受かったで、登録料が44万2000円、そして年会費も数万円かかります。

うーん、この金額を見てしまうと‥‥

ゴルフは数あるプロスポーツの中でも、プロになるのにお金がかかるスポーツと言わざるをえません。加えて、プロになったらなったで、今度は試合に出るのに高いハードルをクリアしないといけないのです。週刊現代の記事にも書いてありますが、シード権を持たないプロは、QT(予選会)に出場し、それで上位に食い込まないと試合に出れないのです。もちろん、QTも無料ではありません。エントリーフィー、移動費、宿泊費、練習ラウンド代がかかります。QTを全部クリアするのには50万円以上のお金が必要でしょう。

現在、ツアー競技を目指しているプロゴルファーの数は2000〜3000名ぐらいいると思われます(プロ資格を持っていない人を含め)。この中からQTをクリアしてツアー試合に出られるのは最大で50名前後です。

プロゴルファー、特に試合を夢見ているプロには固定給はありません。試合に出られないときは練習に明け暮れることになりますが、練習ではお金を稼げません。一見、華々しいプロゴルファーの世界ですが、一人握りのトッププロを除けば、非正規雇用の社会人と同じぐらい厳しい現実の中で生きているといわざるをえません。プロになるのも大変ですが、プロになったらなったで厳しい現実が待ち受けている。これがゴルフのプロの世界です。

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