マーク金井blog

2013年10月19日iPhone、スマホを使ってスイングチェックするコツ その2

それにしても今年のジャイアンツは強い。勢いのある広島を3タテで下して、CSシリーズファイナルを制覇。パリーグのチームよりも一足先に日本シリーズの切符を手に入れました。ゴルフの日本オープンは2日目を終えて、野仲茂が7アンダーで首位。1打差の2位に甲斐慎太郎、2打差の3位には片山晋呉小田孔明が並んでいます。ちなみに予選通過ラインは4オーバーでした。易しくなったとはいえ、そこは日本オープン。通常のトーナメントに比べると多くの選手がスコアメイクにずいぶんと苦労しています。

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甲斐慎太郎プロ頑張って!写真はGDOより転載。撮影はブログが人気の内田眞樹 だいたい日刊ウチダタイムス←クリック

そして今年の日本オープンで苦労していると言えば、ギャラリー入場者数。

昨日(大会2日目)は1874人。天気が良かったにもかかわらず、関東エリアで交通の便が良い茨城GCでの開催にもかかわらず、大幅な入場減です。ちなみに去年の沖縄で2900人、鷹之台の時は6900人(どちらも2日目)でした。国内でもっとも権威のあるトーナメントでギャラリーがここまで少ないというのは‥‥なんとも残念であると当時に、男子ツアーの厳しい現実が突きつけられた感じがしました。

そしてゴルフスイングにおいて厳しい現実が突きつけられる所と言えば‥‥

ダウンスイングの後半です。

ここでヘッドがシャフトプレーンよりも下に位置するほど、厳しい現実が待っています。ヘッドがシャフトプレーンよりも下がるほど(インサイドからあおるほど)、ナイスショットとミスショットの差が大きくなります。ダフり、トップが出やすいだけでなく、FWが上手く打てません。ドライバーにおいてはチーピンやプッシュアウトが出やすく、アイアンに置いては引っかけのミスが出やすくなるからです。

マーク金井はスイングを評価する例えとして、「自転車に乗れている、乗れていない」という風に言いますが、ダウンスイング後半でヘッドがプレーンよりも下がったスイングは、自転車に乗れていません。100が中々切れない人はもとより、ハンデ10の壁がクリアできないゴルファーの8割以上は、ダウン後半でヘッドが垂れ下がっています。アナライズT島の言葉を借りれば、「アンダー星人」です。

ですので、iPhone、スマホでスイングを自撮りしてチェックする場合は、かならずダウンスイング後半のクラブのポジション、そしてシャフトの角度をチェックして下さい。

ダウンスイングの後半で‥‥
シャフトはライ角度とほぼ同じ角度

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になっていればヘッドは垂れ下がりません。プレーンに沿って下りてきます。対して、

ダウンスイングの後半で‥‥
シャフトが地面と垂直に近づくほど

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ヘッドは垂れ下がり、プレーンの下にヘッドが位置します。そしてこんな状態のなっていると、多くのゴルファーは「シャフトが寝た」と口にします。シャフトの角度だけを見れば垂直に近い状態になっているのに、なぜかゴルファーは「シャフトが寝た」といいます。シャフトが垂直になる前段階でシャフトが地面と平行になる状態があり、それをゴルファーが感じるから「シャフトが寝た」と感じるのでしょう。

他方、正しくプレーンに沿ってヘッドが下りていると、シャフトの角度はライ角に近づきます。アンダー星人よりもシャフトの角度はフラットなのにも関わらず、多くのゴルファーは「シャフトが立っている」口にします。こちらの方は、ダウンスイング後半でヘッドが下がらず、ヘッドが高い位置からボールに向かっていきます。ヘッドが高い位置から入るので、シャフトが立っているという風に感じるのでしょう。

では、どうすればアンダー星人から卒業できるのか?

アンダー星人から卒業するのは簡単ではありません。ダウンスイング後半でヘッドを垂らす癖が付いてしまうと、それでタイミングを取ってしまうからです。

アンダー星人から本気で卒業するためには、劇的にスイングのイメージを変えなくてはなりません。具体的に言うと、ダウンスイングで右手は左手の上に位置する感覚を養うことが必要不可欠です。

マーク金井もかつてはアンダー星人でした。それを解消にするために神田のスタジオでは‥‥

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ひざ立ち打ちを徹底的にやりました。ひざ立ち打ちの場合、ダウンスイングで右手を上に使わないと1メートルぐらい手前をダフることになるからです。ひざ立ちは「自転車に乗れているかどうか?」をチェックするのに役立つだけでなく、自転車に乗れているスイングを会得するためのドリルでもあるのです。

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フェアウェイウッドが上手く打てない
ここ一番でドライバーでチーピンを打ってしまう
ショートアイアンが引っかかる

この手の悩みが一つでもあるならば、アンダー星人になっていると思って間違いないでしょう~。

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2013年10月18日iPhone、スマホを使ってスイングチェックするコツ その1

昨日はジャイアンが広島を下してCSシリーズファイナル2連勝。今日勝てば日本シリーズの切符を手に入れます。ゴルフはといえば日本オープンが始まりました。初日終了時点では、片山晋呉甲斐慎太郎、キム ヒョンソンの3人が5アンダーで首位に立ちました。今年の日本オープンはセッティングを極端にハードにしてないとの競技委員の言葉通りに、例年に比べると選手達はスコアを着実に伸ばしています。

そして着実に伸ばしているとえば、iPhone、スマホの普及率でしょう。マーク金井は毎朝9時ぐらいの電車に乗って神田に通ってますが、車内を見渡すとかなりの人がiPhone、スマホを見ています。新聞や漫画を読んでいる人もいますが、その数よりもiPhone、スマホの画面を眺めている人の方が多い感じがします。もちろん、マーク金井もそのひとり。iPhoneでFBやツイッターをチェックしたり、自撮りしたスイングの画像を眺めています。特に、iPhone5sを手に入れてからは、通勤中にスイングチェックに余念がありません。

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そこで今回のテーマは自撮りしたスイングチェックのポイントについて。

静止画であれ、動画であれ、練習中にスイングを自撮りすることは大事です。ゴルフは自分のイメージと実際の動きとの間にギャップが大きく、それが大きいままだと努力が実を結びません。車の運転に例えるならば、北海道に行きたいのに、九州に車を走らせることになりかねません。自分の感覚に頼るのではなく、客観的にスイングを把握し、どこに問題点があるのかチェックする。そしてドリルなどで修整していく。動きや形を修整する時も、スイングを自撮りし、自分のやっていることが間違っていないかどうかチェックする。これをちゃんとやれば、練習した分だけスイングは良くなってきます。

では、スイングのどこをどうチェックすればいいのか?

いくつかポイントがありますが、マーク金井が一番こだわっているポイントは、トップからダウンの切り返し。切り返しはゴルフスイングの中でもっともデリケートかつ、チェックしづらい部分ですが、iPhoneやスマホで自撮りすれば正確にチェックできます。特に、iPhone5sに標準搭載の1秒10コマの連写、スローモーション動画で撮影すると、切り返しの動き、クラブのポジションをじっくり確認できます。

写真

 

この切り返しでチェックすべきポイントはクラブのポジション。トップからダウンの切り返しでの理想形は‥‥

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ヘッドはほんの少し背中側に動く
シャフトは少し背中側に動く(シャフトプレーンに近づく)

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ダウンの開始部分でいち早くヘッドとシャフトがシャフトプレーンに近づくのが理想形です。ダウンでシャフトを寝るのは悪い動きだと思って入る人が少なくありませんが、タイガー・ウッズをはじめ、トッププレーヤーは例外なく、ダウン前半でヘッドもシャフトもプレーンに近づきます。加えて、シャフトはシャフトプレーンと平行に近い感じになっています。これが、本当の意味でのオンプレーンであり、インサイドから振り下ろしていることになるのです。

対して、好ましくない切り返しというのは‥‥

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こんな感じでダウンでシャフトが立ってしまい、ヘッドもシャフトもシャフトプレーンから遠ざかっています。こうなると、ダウンスイングでクラブがオンプレーに乗りづらくなります。切り返し直後にヘッドがプレーンよりも遠ざかると、アウトサイド・インの軌道になりやすいだけでなく、実は、インからあおる軌道、ダウン後半でシャフトが寝てしまうことにもなるのです。誤解を恐れずに言うと、ダウン前半(切り返し直後)でシャフトを立て過ぎてしまうと、ダウン後半でシャフトが寝やすくなるのです。

トップからダウンのヘッドの動き、シャフトの動きを観察すると、プロでもショットメーカーと呼ばれる人は、ほぼ例外なく、トップからダウンの切り返しでヘッドとシャフトはプレーン方向に動き、そしてダウンスイングの早い段階でクラブがオンプレーンな状態になってきます。対して、プロでもショットが不安定な人は、ダウン前半でヘッドとシャフトはプレーンよりも遠い位置にあります。

まずはトップと切り返し直後のヘッドとシャフトのポジションをiPhone、スマホでチェックして下さい。ここでヘッドとシャフトがプレーンに遠ざかっていると、まず、ショットは安定しません。ここ一番で曲がりやすくなりますし、プレッシャーがかかるとミスショットが出やすくなります。切り返し直後のスイング矯正については明日じっくり説明しましょう~。

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2013年10月17日2メートル以内を1パットで決める回数を増やすコツとは‥‥

今週は日本オープンウイーク。茨城ゴルフ倶楽部(東コース)にて今日、17日から予選が始まります。例年に比べるとフェアウェイの幅を少し広げ、ラフの長さも90~100ミリ程度。パー5の1番がパー4になったぐらいで、距離の変更もありません。JGAのチーフコースセッティングディレクター・佐野文範氏によると「最大で8アンダーが優勝スコア」とのことです。

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日本オープン覇者が行うチャンピオンディナー GDOより転載 GDOでは日本オープン特集やってます。写真をクリック

さて、この日本オープン

今年はセッティングが少しやさしくなったとはいえ、優勝の鍵を握っているのは、パットです。バーディパットを決めることもさることながら、2m以内のパーパットを確実に決められるかどうかでスコアがガラッと変わるからです。昨日のブログで書いた「最後に入れたパットの距離の合計」は‥‥

18ホールで25メートル以上!!

これがひとつの目標ラインでしょう。恐らく、優勝する選手は最後のパットの総距離が30メートルを超えてくると思います。2メートル以内をポロポロ外してしまうと、いくらショットが良くても優勝争いに絡めないでしょう。今、ヨネックスのパター、「トライプリンシプル」がツアープロの間でも話題になっていますが、これの謳い文句は‥‥

1mのパットが90%以上入る!!

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今話題のパター すごく売れているようです!興味ある方写真をクリック

というもの。ツアープロは1mは決してやさしくないと思って入るから、やさしい道具(パター)、ミスが出づらい道具(パター)をアマチュア以上に積極的に求めているのです。

では、アマチュアはどんなパターを使えば、ショートパットを確実に決めることができるのか?

いくつかポイントがありますが、マーク金井が一番こだわっているのはハンドファースト気味に打てる(打ちたくなる)パターです。ツアープロの大半はどんなパターを使っていても、ハンドファースト気味にインパクトを迎えています。対して、アマチュアの多くはプロのようにハンドファースト気味なインパクトになっていません。ショートパットを外すことが多い人の見ていると‥‥

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インパクトでは逆ハンドファースト気味な感じになっています。ツアープロとは正反対で、インパクトでは左手首が甲側に折れている。いわゆる手首を使い過ぎた打ち方になり、それが原因でフェースの向きが狂った状態でボールをヒットしています。逆ハンドファースト気味になると引っかけのミスが出やすくなりますし、芯を外す確率も高くなります。ショートパットはメンタルの影響が大きいと言われてますが、メンタル面だけが原因ではありません。アマチュアの場合は、技術的にも大きな問題を抱えている場合が多いのです。

では、どんなパターを使えば、ハンドファースト気味に打てるのか?

いくつかポイントはありますが、ひとつはロフトが多めのパターを使うことをお勧めします。ある程度キャリアを積んでくると、

ロフトが少ない→ロフトを増やしたくなる→逆ハンドファーストになりやすい

ロフトが多い→→ロフトを減らしたくたく→ハンドファーストになりやすい

という傾向があるのです。マーク金井が作ったリンクスのナチュラルパターはロフトが7度。一般的なパターよりもロフトが多めなのは、ハンドファースト気味に打ちやすくするための配慮です。加えて、シャフトを少し左から装着しています。このためヘッドをポンと地面に置くと、シャフトのグリップ側は飛球線方向に少し傾きます。これもハンドファーストに構えやすくするための配慮です。

 

ショートパットを苦手にしているならば、まずはiPhoneやスマホなどで自分のストロークを動画で撮ってみて下さい。そしてインパクトがどんな形になっているかどうかチェックして下さい。逆ハンドファースト気味になっているのであれば、まずはハンドファーストに打つことを意識しながら練習することを強くお勧めします~。

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2013年10月16日パット数をメモしてもパターが上手くなるとは限らない理由とは!?

改めて言うまでもありませんが、ゴルフは数字を競うスポーツです。100よりも90、90よりも80、80よりも72という風に、数字が少ない方がゴルフが上手いことを証明しています。そして、ドライバーの飛距離が300ヤード飛んでも、アイアンがベタピンについても、パットが決まらなければ数字を減らすことはできません。今更ながらですが‥‥

Driver is show
putt is money

これがゴルフの本質です。

では、どうすればパットが上手くなれるのか? いくつかの方法がありますが、
ゴルファーの多くはスコアカードにパット数を記録しています。そして‥‥

平均パット数を減らせばパットが上手くなる

と考えています。18ホールのパット数が36よりも32の方がスコアが良くなるという考え方です。実際、ハンデが少ない人ほどパット数が少ないですし、プロの場合もいいスコアが出ている時はパット数が30を下回っています。

しかし、パット数にこだわるだけでは本当にパットの腕前は見えてきません。
何故かと言うと、セカンドショットがベタピンについたり、アプローチがOKの距離に付くと必然的にパット数が少なくなるからです。言い換えると、パット数が少ない時というのは‥‥

パットそのものが好調
セカンドやアプローチが好調

マーク金井は78でホールアウト~

パット数を皆さんスコアカードに書いてますが・・

スコアカードを見ただけでは、この見極めができないのです。例えばマーク金井の場合、ハーフのショット数が25を越えてくるとパット数は16を越えることはそう多くありません。パーオンの数が少ない時はアプローチを打つ機会が多くなり、ロングパットを打つ回数が必然的に減るからです。逆に言うと、ハーフのショット数が20を下回る時は、パット数が18を越えることが結構あります。パーオンの数が増えるとロングパットの数が必然的に増えてくるからです。言い換えると、パット数というのはショット数次第でかなり変わってくるのです。

では、どんな数字を記録すれば本当のパットの腕前をチェックできるのか?

今週発売の週刊ゴルフダイジェストに、パットが上手くなるとっておきの記録の付け方が紹介されてました。小野寺誠がプロが提唱しているのですが、

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スコアカードに最後に入れたパット距離を記録

してみるのです。例えば‥‥

1番   50センチ
2番   10センチ
3番   2メートル
4番   30センチ
5番   1.5メートル
6番   5センチ
7番   80センチ
8番   10センチ
9番   1メートル

という風に。そして、これらを合算して距離を出すのです。小野寺プロは目安として18ホールで18メートルを目標に上げることを提唱してますが、これがクリアできればかなりパット巧者でしょう。そして、この距離が長くなればなるほど必然的にパット数も減ってきます。また、最後に入れた距離を記録すると、アプローチが上手いのかどうか、ロングパットが上手いのかどうかも分かってきます。

フェアウェイキープ率とかパーオン率とかパット数という数字も大事な要素ですが、スコアメイクに直結させるのに役立つ数字としては、この最後に入れたのパットの距離は勝るモノはないでしょう。そして、スコアアップには2メートル以内のパットを入れることが必要不可欠なことが分かってくるでしょう。

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2013年10月15日バンスが強いアイアン、ウエッジはスイング矯正にも役立つ!!

今日ですでに10月も15日を迎えましたが、秋の気配はそれほど強くありません。マーク金井は未だに半ズボン姿で早朝、薄暮の9ホールプレーを楽しんでおります。今週はもうすぐ皆さんにお披露目させていただく、軟鉄鍛造の新作ウエッジをコースに持ち込んでプレーするつもりです。

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そして今日、火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずに入られない!!」の公開放送日。銀座の松屋デパート屋上のスタジオにて、夜7時から8時半まで生放送。今日はプロギアのフィッター、奥山さんがゲスト出演。見学者の方に素敵なプレゼントを用意して下さってます。皆様のお立ち寄りを心よりお待ち申し上げます。

さて、今日のテーマはバンス角が強いアイアン、ウエッジとゴルファーの相性についてです。昨日のブログでも書きましたが、バンス角が強いアイアン、ウエッジは構造的にスピンが強くかかります。しかし、どんな打ち方をしてもスピンがかかるわけではありません。また、ゴルファーによってはバンス角が強いと上手くうてない(打ちづらい)と感じる場合があります。そして、バンス角が強いアイアン、ウエッジはスイングを矯正することができます。

バンス角が強いアイアン、ウエッジはヘッドの軌道が悪いと、ボールを正しく捕らえることができません。ダウンスイング後半でシャフトが寝て、ヘッドが下から入ると(あおって打つと)ソールが跳ねて過ぎて、アプローチではハーフトップ、バンカーからだとホームランが出やすくなります。バンス角が強いアイアン、ウエッジを上手く打てない人の場合もしかり。シャフトが寝てあおり打ちになっている人の場合、ソールが跳ねすぎてハーフトップやホームランが出やすくなります。

具体的に言うと、

ダウンスイング後半、こんな感じでシャフトが寝て入ってしまうと(シャフトプレーンよりも下側をヘッドが通過すると)、ソールが必要以上に跳ね過ぎて、ハーフトップやホームランが出やすくなるのです。このタイプのゴルファーはバンス角が少ない方が(ソールが跳ねない分だけ)、何となく上手く打てます。ただし、ダウン後半でシャフトが寝たスイングというのは、ヘッドが低い位置からダフり気味にインパクトを迎えるために、スピンがかかりづらくなります。ダフり気味にヘッドが入るために、ボールとフェースとの間に芝が挟まるからです。加えて、インからあおる軌道でヘッドが低い位置から入ると、ライが悪いと途端にダフりやザックリが出やすくなります。特に、ディボット跡にボールが入っている場合だと、まずちゃんと打てません。

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バンス角が強いアイアンを上手く打つためには、こんな感じでプレーンに沿ってヘッドを入れていくことが求められます。シャフトプレーンに沿ってヘッドが下りてくれば、どんなにバンス角が強くてもソールは跳ねすぎません。ソールは芝や地面の上を気持ちよく滑り、ボールを上手く捕らえることができます。

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また、ダフり気味にヘッドが入ってもミスがミスにならない。バンス角でソールがちょうど良く滑ってくれるからです。

バンス角が強いアイアン、ウエッジはスイング矯正になると言う意味はここにあります。ダウンでシャフトが寝てしまう人にとってバンス角が強いアイアン、ウエッジはソールが跳ねすぎて打ちづらいですが、これを使うことでシャフトを寝かせないで打つ感覚を養えるのです。

それだけではありません。バンス角が強いアイアン、ウエッジはハンドファーストで捕らえた方がボールを上手く捕らえることができます。アイアン、ウエッジでしゃくり打ち、すくい打ちの癖がある人の場合、バンス角が強いクラブを使うことで、スイングを矯正するのにも役立ってくれます。

マーク金井はアナライズオリジナルのMSウエッジリンクスのSSウエッジSSアイアンを設計してますが、いずれも幅広ソールでバンス角が強いのが特徴。バンス角を多めに設定することで結果オーライが出やすいように設計してますが、同時に、スイングに好影響が出るように設計しています。

ダウンスイング後半でシャフトが寝てしまうと、すくい打ちのミスが矯正できないだけでなく、アプローチやアイアンではスピンをしっかり掛けることができません。ドライバーにおいてはチーピンやプッシュアウトのミスに悩まされることになります。ゴルフが本当に上手くなれるかなれないかの違いは、ダウンスイング後半でのシャフトの角度、ヘッドの入れ方にあると言っても過言ではありません。

ダウンでシャフトが寝ているかどうかはiPhoneやスマホで動画を撮れば確認できますが、こんな感じでひざ立ちでボールを打てば、簡単にチェックできます。ひざ立ちだとボールの手前をダフってしまう人は、95%以上の確率でシャフトが寝ていると思って間違いないでしょう。

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幅広ソール&ハイバンスが特徴~

幅広ソール&ハイバンスが特徴~ マーク金井が作ったやさしいアイアンです

マーク金井の作ったSSアイアン↑写真をクリック