マーク金井blog

2005年12月28日ナイキの「最新球」はエアー入り???

靴ならともかく‥‥
ゴルフボールにエアーなんてあり得ないと思っていたら、エアーパッキンで作られた封筒に

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ナイキの最新ボールのサンプルが2種類入ってました(郵便局の人が配達しづらそう)。ひとつはナイキ・ワン・プラチナ、もうひとつはナイキ・ワン・ブラック。どちらも2月1日発売予定。

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(手前がブラック、奥がプラチナ)

メーカー資料によると、
プラチナの構造は3重カバーのウレタン・4ピースでコンプレッションが85。
ブラックの構造は2重カバーのウレタン・3ピースでコンプレッションが88。

どちらもウレタンカバー採用でスピン系に属しているボールで、実際に打ってみると‥‥どちらもフィーリングは軟らかめ。コンプレッション的にはプラチナの方がやや硬めですが、ドライバーで打つと、ブラックの方が硬いはずなのにインパクトでボールがつぶれる面積が大きく感じました。

スピン量もフィーリング通りで(一般につぶれるボールほど低スピンになりやすい)、ブラックの方が飛ぶ弾道に。ルール適合フェースのウルトラマン(SQの9.5度)で計測したら‥‥

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スピン量が2000~2300回転。フェースやや上部で打っているとはいえ、一般的なスピン系のボールの中では低スピン弾道が打ちやすい。低重心ドライバーよりもウルトラマンのようにやや重心が高めのドライバーと相性が良さそうですわ~。

んじゃ。


2005年12月26日答えは「体」をしっかり使いたいから!!

なぜマーク金井は‥‥

実際のクラブよりも軽いクラブで素振りするのか?

軽いクラブでスピードアップを図る(UP5はまさにその練習器)、というのももちろん意識してますが、ボクがこだわっているのはこれっ!!

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前回にも書きましたが、クラブが軽いと(クラブの重さに引っ張られないため)、体をしっかり回すのが難しくなります。ボクの場合、ボールを打つつもりでテークバックしたら(体が硬いこともあって)スリークオーターが精一杯!!

言い換えると、軽いクラブでいつもと同じか、藍ちゃんみたいに体をしっかり使ったトップを作るには‥‥自分自身が「よーしっ、ここまで上げるぞ~」と胴体、肩、腰をかなり積極的に動かすことになる。ちょっと専門的的な表現をすれば、クラブのモーメントを使えない方が、体を能動的に動かすトレーニングになるわけです。

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実際、ここまでのトップを作ろうとすれば、体がねじ切れるほど頑張ることになる。トレーニング時においては300gのドライバーを振るよりも、100gのドライバーを振った方がテークバックで体をしっかり使う感覚を養える。

実際、軽いクラブでここまで体をしっかり使ってテークバックした後、普通のクラブに戻すと絶対に手打ちになりません。クラブの重さに頼らないで動けるようになっているからです。

スタート前に、クラブを逆に持って素振りするのも意味は同じ。

まずアイアン2本持ってゆっくり素振り。これで体をストレッチしたら、仕上げは逆持ち素振りで肩、腰がしっかり入ったトップを作る。自分がしっかり動ける状態を作ってから、朝イチのショットに臨んでます。

逆持ち素振りするようになってからは‥‥スタートホールでもエンジン全開。練習場でボールを1発も打たなくても、手打ちすることは滅多にありません。

んじゃ。


2005年12月25日たかが「素振り」されど「素振り」

書き込みの返信がたくさんあるにも関わらず‥‥
午後11時頃になると、仕事(原稿)を中断してブログ更新にいそしんでしまうマーク金井です。

いきなりですが、今回は素振りについて。素振りというと「重いモノを振った方がいい」と考える人が少なくないようで(主にトレーニング目的で)、バットで素振りしたり、

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こんな風にクラブを2本持って素振りしている人、結構多いですよね。もちろん、ボクもその1人ですが、最近は重いモノを一生懸命振ることは意識的に止めています。

その代わりにやっているのがこれっ!!

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手にしているのはUP5という練習器具(シャフト先端はゴルフボール)ですが、コースに出た時はクラブを逆に持ち、いつもより軽いクラブを一生懸命振るようにしているんですわ~。

ここ数日、このブログで「軽過ぎる」クラブはゴルファーに良くないと書いてきたのに‥‥
素振りでは意図的に軽いクラブを振っている‥‥

なぜマーク金井は‥‥
実際のクラブよりも軽いクラブで素振りするのか?

理由は明日カキコします。

んじゃ。


2005年12月24日トップの大きさについて真面目に考える!?

クラブの重さ(シャフト重量)がスイングに及ぼす影響‥‥

今回はテークバックについて話を進めたいと思いますが、その前にやってほしいのがこれっ!!

こんな風にクラブを逆さまに持ってアドレスしたら、

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ボールを打つつもりでテークバック。逆に持てば、重量は同じでもヘッドが手元側にあるので、いつもよりもかなり軽く感じるはず。楽に振り上げることができると思いますが‥‥反面、テークバックが小さくなりやすい。

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ボクの場合(体が硬いこともあって)、普段と同じテークバックを心がけるとシャフトは地面と水平の位置まで達しません。

そして、次にやって欲しいのが‥‥クラブを2本持ってのテークバック。こちらの方は普段よりも重いので始動で力が必要になりますが、いったん動き始めればどんどん上がっていくはず。逆の時と同じイメージで振り上げても、トップが大きくなるのを体感できるはずです。

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ボクの場合、逆さに持った時と同じ力加減でテークバックしたら、オーバースイング気味のトップに!!!

クラブ(シャフト)が軽くなるほどトップは浅くなりやすく、逆にクラブ(シャフト)が重くなるほどオーバースイングになりやすい。テークバックが始まるとクラブには慣性の力が働き、重いほどその力が大きくなる分だけ、テークバック後半で体が引っ張られてしまうからです。

実際のクラブはここまでの重量差はありませんが、重さに敏感な人ならクラブ(シャフト)重量が5g以上、鈍感な人でも10g変わってくると、テークバックの大きさに変化が出てきます。

ドライバーでもスチールシャフトが普通(クラブ重量370g)だった頃はオーバースイングに悩む人が多かったですが、最近はオーバースイングの人がめっきり減りました。300g以下の軽いドライバーが普通になるにつれて、クラブが上がりきらずに打ち急いでミスをしている人が目立つようになってきました。

ボク自身も、アンダースペックの軽いドライバーを使うと‥‥

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トップが普段よりもちょっと浅くなり、ダウンで体の開きが早くなって引っかけのミスが出ます。それが嫌なもんで、ドライバーは320g前後(シャフト重量70g前後)を使っているんですわ~。

んじゃ、メリークリスマス!!

PS.コメントの返信遅れてスミマセンm(_ _)m


2005年12月22日シャフト重量がスイングに与える影響!?

適正重量について真面目に考える その1」←前々回のブログ

「適正重量について真面目に考える その2」←前回のブログ

ベタなタイトルでスミマセンm(_ _)m。
このブログを書き始めたのが11時30分。タイトルを考えるよりも昨日の続きを書いた方がいいかと思いまして‥‥

クラブが軽過ぎる弊害はいくつかありますが、そのひとつが

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振り遅れによる先っぽ打ち。「自分もこんなスイング」というコメントもいただきましたが、実は軽過ぎるクラブを使っている人の場合、この手のミスが出る危険性が増します。

ナゼかと言うと‥‥

クラブ重量を最終的に決めるのはシャフトだから。説明するまでもありませんが、ドライバーの場合、ヘッド重量は200g前後、グリップは50g前後とほぼ決まっており(メーカーによって若干の違いがありますが、シャフトほど重量差はありません)

300g以下の軽いドライバーには

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50g以下のシャフトが装着されています。他方、310g以上の重めのドライバーには

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60g以上のシャフトが装着。要するに、

「軽いドライバー=軽いシャフト」

「重いドライバー=重いシャフト」

ということに。その結果、クラブは重量が軽くなるほど、ダウンスイングでは左手が浮き上がる危険性が出てきます。シャフト、そしてグリップが軽くなると(ヘッドが同じだとすれば)、相対的には手元側が軽くなるから。手元側が軽くなるほど、ダウンで軌道が狂っていると(振り遅れたり、インからあおってしまうと)、ヘッドの重さに手元が耐えきれなくなって(ヘッドの重さに負けて)左手が弾かれて浮いてしまいやすい。

シャフト、グリップを軽くしたクラブというのは、手元側から考えるとヘッドヘビー。物理的に言うと、シャフト、グリップが軽くなるほど(ヘッド重量が同じ場合)、重心点がヘッド側に移動します。こういうドライバーは、上手く振れた時はヘッドの重みを利用できてヘッドスピードを上げられるメリットがありますが、反面、上手く振れない場合はヘッドの重さがスイングのまずさをカバーしてくれない。悪さを助長するような感じがしてなりません。

他方、手元側が重めになると(重すぎるのはダメですが)、手元側とヘッド側の重量差が少ない分だけ、ダウンで左手の軌道を安定させやすく、かつスイングのまずさをクラブがカバーしてくれる感じがします。ボク自身も、この理由もあって320g前後のドライバーを好んで使っているんですわ~。

んじゃ。