マーク金井blog

2005年11月21日アングルゲージがやってきた~!!

九州ブロガーズコンペから戻って来たら‥‥

img20051121

クラブヘッドの重心アングル、重心距離、FPなどが測れる重心アングルゲージが届いてました~~。たいそうにワゴンで運んでますが、この計測器、土台が鉄の塊で重いのなんの。とても手で持ち運べるシロモノではありません。推測15~20キロあって、急遽ワゴンを買ってそこに乗せました。で、どんな風に計測するかと言うと‥‥

img20051121_3
img20051121_2

ボールの捕まりやすさに影響を及ぼす重心アングルについては、クラブの状態(シャフトが刺さった状態)でシャフトを半固定して(ヘッドを机からはみ出るようにして、クラブを乗せた状態と同じ)計測します。

で、計測第1本目となったのがFT-3ツアー!!

img20051121_1

ダンロップフェニックスに出場したM・キャンベルもこれを使って、タイガーとほぼ互角に飛ばしてました(先週、金曜日現地で取材。キャリー300ヤードの世界っす)。

ノーマル仕様に比べると少し捕まりづらいですが、重心アングルは約26度。26度といってもピンとこないかも知れませんが、例えば、大型ドライバーの重心アングルの平均値は21度ぐらいです。460CCドライバーの中ではかなり数値が大きいのはカーボンボディを採用し、フルチタンよりもフリーウエートが多いのが影響しているのでしょう。スクエアフェースなので、実際に打つとものすごく捕まる感じはしませんが(加えて、僕が買ったのはドローバージョン)、ミスした時に右にすっぽ抜ける球は滅多に出ません。

おーっと、新聞社の原稿の締め切りを忘れてた‥‥

んじゃ。


2005年11月20日宇部なのに全英オープン??

フェニックスで取材後、九州、小倉へ。昨日は、

img20051120

河豚をたらふくごちそうになって‥‥ぐっすり眠ってやってきたのがここっ!!

img20051120_2

山口県の宇部カントリー江畑池コース。池とバンカーが嫌っちゅうほどあるコースで、グリーンもポテトチップ(速さはそれほどもなかったのが救い)。バックからだとコースレートが何・何・なんと73.0。かなりタフなコースでした。

それにもかかわらず、九州ブロガーズコンペ「さあスタート」という時に、大・大・大アクシデント発生!!乗用カートに積まれたバッグをのぞいてみると‥‥

img20051121

あるべきはずのXドライブ405が入ってない???
目の錯覚かと思ってもう一度じっくり見てもドライバーがない。で、コンペにもかかわらず同伴者のドライバーをお借りしてアウトを回ってきました。普段、色んなドライバーを試打していることもあって、ティショットはノーミス。スコアは1バーディ、2ボギー、そして1トリプルの40。トリプルを打ったのは左ドッグレッグの短いパー4。ユーティリティでティショットを刻んだにもかかわらず、左にひっかけてOB。特設ティから打った4打目(残り135ヤード、9番アイアン)は砲台グリーンの左斜面に当たって跳ねて、またまたOB。打ち直しの6打目が50センチに寄ってからくもダブルパーを叩かずにすんだ次第。

で、昼食時に昨日プレーした青島CCに電話入れてみたところ‥‥「忘れ物でコースに残ってますよ」とのこと。自分ではクラブ確認をしたつもりだったのですが、FWとアイアンの本数を調べただけでみたいで、ドライバーを確認しそびれたのかも知れません。でもまあ、大エースのドライバーが見つかったことで‥‥ホッとしつつ10番ホールへ。

普通の人だった「行方不明のドライバー」が見つかれば、気持ちよくプレーできるはず。ところが僕と来たら、ドライバーがなくても「不細工なゴルフはできんぞ~」と思っていた緊張感が抜けてしまい‥‥。10番では1メートルを外してボギー発進。11番は2オン2パットのパーだったものの12番パー5で大叩き。セカンドを上手く刻み、残り110ヤードの3打目で大ダフりして池ポチャ。打ち直して5オンした後、ボギーを取りにいって3パットのトリプル。それ以降は坂道を転げ落ちる展開でパー5ではダブルスコアの10。最終18番も谷越えのセカンド(残り195ヤード)をプッシュアウトしてOBを打ってトリプル。上がってみれば今年2度目の大台で51。トータル91でこれまた2度目の最下位(T_T)

ハンデ3ではなくハンデ13、いやハンデ23のゴルフをしちゃいました。

ちなみに、今日プレーしたコースは典型的なアメリカンスタイルなんですが、全英オープン開催コースのような荒涼としたラフもあって‥‥

 img20051121_1

ゲーリーさんはわざわざ曲げて(本人曰くドライバーが絶不調)、こんなところから信じられないパーを取ってました。

スコアは悪かったですが、江畑池はもう一度挑戦したくなる戦略的なコース。今度はエースドライバーを持参して再挑戦したいっす。そのときは、もちろんS両の河豚つきで‥‥

M木さん、そん時はよろしくお願いします。


2005年11月18日タイガーは超~高弾道!!

ダンロップフェニックスの取材で宮崎にいます。

051118

トッププロのクラブ、弾道をチェックするのが目的ですが、やっぱりお目当てはタイガー・ウッズ。恥ずかしながら生でタイガーを見たことは一度もありません。

で、実際にタイガーを見た印象はというと‥‥

460CCドライバーで放たれたボールはストレートに飛び出し、落ち際にわずかに右に流れるスライトリーフェード(スライトリーとはほんのちょっという意味っす)。重心距離が長いドライバーの特性を上手く生かし、インパクト付近でヘッドを急激に返そうとしてません。

叩けば楽に300ヤード以上のキャリーですが、距離よりも驚いたのが球の高さ。「上がり過ぎじゃないの?」「えっ、テンプラ?」というぐらい高かった~。数値的には打ち出し角が15度ぐらいで、スピン量は2500回転前後。放物線のような弾道でもなく、吹き上がる一歩手前という感じ。弾道の最高到達点は40ヤードを超えているかも? アゲンストが吹いたら20ヤードぐらいロスしそうな弾道です。ロングヒッターで、なおかつ高い球を打つのが上手い伊沢利光プロと比較しても、ドライバーの高さはビル2階分以上あるように感じました。

アイアンも高めの弾道ですが、ラウンド後の練習ではさかんにドロー(フック)を打ってましたねぇ。こちらも弾道は高いですが(昔のジャンボのように)吹き上がって三段ロケットのような迫力満点の球ではありません。スピン量は多すぎず少なすぎずで、何番持っても落下した場所に落ちて止まる(止める)。バックスピンで戻りすぎない球を打っているように見えました。

野球しかり、サッカーしかり。スポーツは実際に観戦するとしないとでは迫力が全然違うと言われてますが、ゴルフだってそうです。ミズノの宣伝コピーじゃないけど、やっぱり「生」はいいすねぇ。

んじゃ。


2005年11月16日PRGRはヘッドのたわみがセールスポイント!!

PRGRの新作発表会でお披露目されたのがこれっ!!

img20051116

ドライバーは2機種投入され、どちらも他社同様フルチタン。カーボン複合をやめちゃいました(PRGRらしくないのはちょっと残念)

T3ブラック(上級者向け)が440CC
T3ブルー(アベレージ向け)が450CC

数値的にはほとんど同じですが、構えると全然違います。T3ブラックはアドレスすると400CCぐらい。意図的に投影面積を小さくしているのでしょう。上からみた形状は似ていますが‥‥

img20051116_2

T3ブラックの方は超・超・超ハイバ~ック!!!(左の写真がT3ブラックで、右の写真がT3ブルー)ここまでハイバックにしている理由はこれからじっくり探ってみますが、形状的には低重心設計になりにくいはず‥‥メーカー資料を見ても、ヘッド構造ではスイートエリアの拡大を強く謳ってますが、低重心についてはほとんどコメントがありせん。

ただし、飛びのコンセプトはデュオの発想が踏襲され‥‥

img20051116_1

今回も「たわみ」がキーワード。デュオではフェースをたわませ、T3では3種類のチタンを採用することで‥‥ヘッドのクラウン側を大きくたわませる構造になっているそうです。これにより、「高打ち出し、低スピン」ではなく、「高打ち出し、最適スピン」弾道を狙っているとのこと。

実際に打ってみたら‥‥

img20051116_3

ロフト9度で打ち出しが13.5度でスピン量は2761回転。旧モデルに比べると、スピン量が300~400回転ぐらい増えた感じになりました。チーピン、ドロップのミスを減らし、安定したキャリーを打たせてやろうとする意図がヒシヒシと感じます。


2005年11月15日2匹目のドジョウを取り逃がす‥‥

締め切りの間隙をぬって、ホームコース(茨城 猿島CC)の平日月例に参加。先月は大雨の中、イン41、アウト36で77。ネット75(ハンデ2)で初優勝しただけに手応え十分で臨んだところ‥‥

051115

アウトのトップスタートでネット74(^_^)v

雨が降るのを想定してかピンポジは高台ばかりで難易度はかなり高め。「こいつは2連勝か?」とほくそ笑んでたら‥‥結果は3位。銅メダルでした(オリンピックみたいなメダルがもらえます)

赤マナ73装着のドライバー、そして中尺パターが好調だったことが好成績につながりましたが、それに負けないぐらい頼りになったのが‥‥

これ~っ!!!

img20051115

11月11日のブログでもカキコしましたが、5本指ソックス(星野企画)を履くと、リジットサスペンションだったクルマから4輪独立のダブルウイッシュボーンのサスペンションのクルマに乗り換えたぐらい靴の中で足指が自由に動き、かつ下半身の踏ん張りが利きます。歩きのラウンドでも、下半身の疲労度が軽減された感じになってます。

唯一の欠点を上げると、履くのが面倒なことと、脱いだときに指の部分が裏返しになると元に戻すのにかなり手間がかかります。それと、ボクの好きなベージュ色には厚手のモノがないことぐらい。

これを買った時、正直「たかが靴下」と侮ってましたが‥‥
2回試してみた結果、「ゴルフに欠かせないアイテム」になりそうっす。

明日は、プロギアの新作展示会、そしてタイトの記者発表に行ってきます。

んじゃ。