マーク金井blog

2005年12月09日大は小を兼ねる!?

記者発表ではプレス向けのノベルティが配られますが、昨日のキャロウェイの記者発表で

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配られたのがお饅頭‥‥

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3つ入っているのには理由があって、オデッセイの新製品パター「トライボール」にはフェース後方に丸いディスクが3つ並んでいます。

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で、実物を見るとデカイのなんの!! 2ボールと比較すると丸いディスクが1つ増えたことなんて微々たるもの。フェース長は5インチ(13センチ前後)もあって、奥行きは4.99インチ(こっちも13センチ前後)。460CCで「デカイよこれ」と言われるナイキのサスクワッチと、比較しても巨大。ピンのDOC17同様、パターの常識を打ち破る大きさ。

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構造的には黒い部分がアルミで軽量に作られ、外側のリングが重めの素材を採用。周辺に重量を多く配することでヘッド慣性モーメントを大きくしようと設計されています。

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フェースは従来のホワイトスチールの2ボール同様、ウレタン素材のインサートに削り出しのステンレスプレートの組み合わせ。実際に打ってみると、アルミボディなためにホワイトスチールに比べるとインパクトの手応えは希薄な感じ。カポーンという音で、アルミヘッドのフューチュラと似ている感じがしました。

「こんなにデカいなら、先に行ってくれ~」

現物を見ないでネットで買ったら‥‥こんな台詞が出てしまうかも‥‥


2005年12月08日I AM A GOLFER

テーラーメイドの今回のスローガンは

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自分はゴルファーというもの。‥‥である前に「ゴルファー」という意味なんだそうですが、記者発表の目玉商品はこれっ!!

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重量調整ネジ付きドライバーの元祖、r7がリニューアルされて425CCで登場しました。前作はノーマルが高反発、TPがルール適合と区別されてましたが、今回から両方ともSLEルール適合。ヘッドの基本構造、重心位置はほぼ同じ。違いはTPの方がフェースの向きがスクエア。そして、ノーマルはネック径が9ミリに対して、TPのネック径は8.5ミリ。

ほとんどのメーカーが9ミリチップを採用している中、TPだけとはいえ8.5ミリチップに対応したということは‥‥ボクのようにリシャフトユーザーにとっては大歓迎!! アフターマーケットのシャフトと同じチップ径なのでシャフト交換に余計な手間がかからないからです。

ヘッド形状は

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前作(r7)がまん丸いヘッドだったのに比べると、フェースがトウ&ヒール方向に大きくなっています。洋なしと砲弾型の中間ぐらいで、ヘッドとフェースの大きさのバランスがずいぶん良くなった感じがします。ちなみに、シャフトはフジクラと共同開発した専用シャフトで、ランバックスがベースになったものが装着。また、これまでのテーラー同様、硬さだけでなく重さも色々選べる点は◎。

r7の場合、上級者向けということもありますが‥‥重さにもこだわったクラブ作りはゴルファーにとって非常にありがたい存在。相変わらずTPはノーマルに比べると値段が高いのがちょっと×ですが(ノーマルは5万6000円~6万2000円なのに、TPは8万円!!!)、来年モデルのドライバーの中では「買わずにいられない!!」ドライバーの第一候補になりそう。

来週早々には試打出来る予定なので、打ったらすぐにGDOでレポートしまっさ~。

んじゃ。


2005年12月07日藍ちゃんの握力は30㎏以下!?

昨日、BSの「ニューVIQ」記者発表会では

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テーブルの上に‥‥

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ジャム(正確にはマーマーレード)が。わざわざお土産を机の上に置くなんて変だなぁと思っていたら、ちゃっかり意味がありました。TVCMで藍ちゃんがニュードライバー「VIQ」を宣伝するんですが、彼女の握力は30㎏以下なんだそうだ。そうです、ジャムの蓋も開けられれないほど非力な女の子を演じているのに引っかけて、ジャムが置いてあったわけです。

そんな非力な藍ちゃんですが、ご存じのように彼女の「ニューVIQ」ドライバーはシャフトが交換されていることもあって、総重量は310グラム強。アベレージ向けドライバーよりもちょっと重めのスペック。

にもかかわらず、ニューVIQの市販バージョンは

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シャフト重量が50グラム前後(Rで48グラム)と非常に軽いために、総重量も289グラム(Rシャフト、メーカー公称値)とかな~り軽めの仕上がり。

4代目ゼクシオもそうでしたが、相変わらずアベレージ向けドライバーはアンダー300グラムが主流!!!。メーカーが考える対象ユーザーはヘッドスピード40m/s以下なのかも知れません。

メーカー側は「飛距離を伸ばすにはヘッドスピードのアップが不可決」

軽い方がヘッドスピードを上げられると強くアピールしてました。重いクラブと軽いクラブとを比較してテストすると、軽い方がヘッドを走らせやすいのは事実ですが、スイング軌道を安定させる、体をしっかり使ってスイングするには重い方が有利なのも事実です。実際、藍ちゃんだって「ジャムの蓋を開けられない」にもかかわらず、チョイ重めのドライバーを振っています。個人的には、ジャムの蓋を自分で開けられる男性ならば45インチで305~310グラムぐらいあった方が、飛距離と方向性を得られると思ってます。

ちなみにヘッド形状は、

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前作同様、ブルーのターボラバー&三角形形状。大きくなっても膨張感がなくて、すっきり構えられるデザインです。

んじゃ。


2005年12月05日ウルトラマンは重心が高めかも!?

ナイキのサスクワッチ。ウルトラマンというニックネームがついているみたいですが‥‥
リシャフトした時にヘッドの重心位置を調べてみると‥‥

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ちっちゃな黒い点がスイートスポット位置ですが、ノーマル、ツアーとも重心はやや高め。

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(右がノーマル、左がツアー)

定規で測ってみると、ノーマルのSS高は約35~36ミリぐらいで、ツアーが約37~38ミリ。実際に打ち比べてみても、ノーマルの方がスピンがやや少なめでした(芯を食った時で2700回転前後。低重心ドライバーのような低スピン弾道にはなりませんが)。

重心深度については、

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設計意図どおりノーマルは結構深く、大体39~40ミリ(スオッシュの黒い部分に白のペイントをほどした部分が重心位置)。これはかなり頑張った数値で、460CCフルチタンでここまで深度が深いのはr5デュアルのタイプDぐらい。また、カーボン複合のERCホットととほぼ同じ数値です。

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(右がノーマル、左がツアー)

ちなみにツアーはノーマルよりも6ミリほど重心が浅め。深度を浅くすることで吹き上がりを抑えた設計になっているのでしょう(と言っても、33ミリだとそんなに深度が浅いわけではないですが‥‥)。

重心距離についてはハイトゲージが今だ入手できてないもので‥‥かなりアバウトな数値ですがノーマルが37ミリ前後で、ツアーが39ミリ前後。

先週金曜日のラウンドで使ってみても、スペック通りでウルトラマン(サスクワ・ノーマル)の方が重心が高めな分だけ(かつリアルロフトも1度ほど多い)、高~い弾道。フォロー風ではXドライブよりも10ヤード以上飛びましたが、アゲンストでは吹き上がるのが怖くて使えません。

今、リアルロフトが8.5~9度の低重心ドライバーで最適弾道を打っていることもあって、ウルトラマンを使うには‥‥

ノーマル、ツアーとも8.5度(リアル9度前後)が欲しい!!

でも、市販は9.5度と10.5度のみ‥‥残念!!


2005年12月03日黄色と白は相性良いみたい!?

ソール部分に黄色を大胆に配した

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ナイキのサスクワッチ。神田スタジオのメンバーS本さんからシャフトテスト用にお借りし、リシャフト1本目として装着したのがこれっ!!

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古閑美保ちゃんも使っているピノイージー。彼女はオリジナルバージョンを使っているみたいですが、今回装着したのはプロパー品で60グラム台の「PX-1 6001」のS。トルクが2.8と非常に少なく、手元側が太めに仕上がってます。手元が太いと先調子になるのが普通なんですが‥‥このシャフトはワッグルするとグリップに近い部分がグイッとしなります。

45インチで仕上げて打ってみると‥‥

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普段使っている赤マナ73と比べると切り返しでのしなり量はかなり多め、誰かにヘッドを引っ張られたようにググッとしなり、ダウンからインパクトにかけてはスパーンと抜けていきました。トルクを絞っているのが影響しているのでしょう。しなり量が多めの割にはしなり戻りがかなりシャープ。そして、しなりが多い割にはシャフトが硬く感じます。タイミングが合うとヘッドだけでなく、クラブ全体でボールを押す手応えを残しながら、ボールが力強く飛び出します。こういうフィーリングは今まで一度も味わったことはありません!!

しなり感が独特なので‥‥正直、誰が打っても「飛ぶよこれ~」とはならないですが、オールマイティな優等生シャフトに比べると特徴がハッキリしている。ハマれば飛びのポテンシャルはかなり高いと断言できます。

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ボクの場合、ベクターでキャリーが255ヤード超えてくると「おお~飛ぶなぁ~」。サスクワッチはノーマルシャフトだとスピンがやや多めでしたが、リシャフト後はスピン量が2500回転前後とほぼ理想的。シャフトでスピンを減らせたので、飛びに最適な弾道に近づけたのでしょう。

んじゃ。