マーク金井blog

2019年03月12日超私的な提案 スキー、スノボと同じく、ゴルフにも技術選の開催を切望!!

YouTube アナライズチャンネル 新しい動画、配信開始しました。

重心アングルってご存じですか?


2011年、3月11日の午後はアナライズにおりました。午前中は千葉市民でサクッと9ホールプレーし、午後には神田に戻って地下のスタジオにいました。T島氏とあれこれ打ち合わせをしていたら突然、床(地面)が波のようにうねる地震。足が震えて這いつくばったまま机の下にもぐりこみ、地震が収まってもしばらくは身動きがまったく取れませんでした。

 

それから1週間は帰宅せず、神田で過ごしました、、、、。東日本大震災から早8年が経とうとしていますが、まだまだ復興には時間がかかると思います。微力ではありますが、今年も日本ハーフコース振興協会が今週土曜日、「東日本大震災チャリティコンペ」を千葉市民ゴルフ場で開催致します。

 

さて、今年も3月いっぱいぐらいまでは週1ペースでスキー、スノボをやってます。3月にもなると雪はザラメっぽくなりますが、この時期にはスキー、スノボのコーチにとって最大の大会が開催されます。先々週は全日本スノーボード技術選手権が開催され、先週は全日本スキー技術選手権が開催されました。

その全日本スキー技術戦大会において、毎週お世話になっているガーラ湯沢所属の栗山未来選手(女子部門)がなんと、なんと3連覇を達成しました!!!!!

スキーの技術選では、アルペンレースのようにタイムを競うわけではありませんし、フリースタイルのように技の難度が特典に反映されません。大回り、小回り、フリー(自由演技)の3つの種目があり、それぞれで、

  設定された斜面に対してどのようなターン弧を描いてくるか、どれだけスキー板の性能を引き出すことができているかなど、 さまざまなポイントを評価し、順位を決定する。
一般スキーヤーが普段楽しんでいるゲレンデを舞台に(中略)ゲレンデスキーヤーの頂点を極める大会である。
(ウィキペディアから引用)

 

 

スキーの技術選は1964年から続いており、今年が通算56回目の開催。スキー指導員にとってあこがれの大会だと思いますが、では、ゴルフの指導員(ティーチングプロ)にとってあこがれの大会というのは何になるのでしょうか?

 

 

PGAのティーチングプロが出場できる一番大きな大会はPGAティーチンプログ選手権です。この大会も昨年で20回開催と歴史を重ねていますが、試合形式はストロークプレー。
通常のプロトーナメントと同じくスコアで順位を決めています。スキーの技術選のようなスタイルではないので、純粋にゴルフの技を競う大会ではないのです。

 

ここからは超私的なアイデアですがティーチングプロにも、スキーの技術選のようなゴルフの技術を競いあう大会があってもいいのではないかと強く思っています。例えば、

 

 

 ドライビングの飛距離と正確性(決められたエリアにボールを入れる)
 フックとスライスの打ち分け(どれだけ曲げて狙った所に打てるか)
 傾斜地からのショット(傾斜地からどれだけピンに寄せられるのか)
 難易度の高いアプローチ(どれだけピンに寄せられるのか)

 

ゴルフの場合、ストロークプレーだとパッティングがスコアに占めるウエートが非常に大きく、パットが決まる選手が上位にきます。しかしながら、ゴルフに技術選があれば、スイングやショットの技術を競えます。加えて、通常のトーナメントよりも観戦しやすく、かつギャラリーが技術(スキル)の優劣を判断しやすいです。

 

 

ゴルフはスコアを競うゲームです。

 

 

その一方で、ゴルフにははプロにしか打てないショットがあります。今のところ、ショットだけで競う大会はドラコン大会ぐらいですが、これじゃもったいない。ドラコン以外でもプロにしか打てないショットを競い合うという大会があってもいいと切に思っています。スキーの技術選のように、ゴルフにもティーチングプロが切磋琢磨できる競技会があれば、指導者(ティーチングプロ)に新たな励みができるのはもちろんのこと、ティーチング技術がレベルアップすると思います~。

 

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2019年03月10日超私的な考察 なぜアマチュアはコースに出るとナイスショットを打ちたくなるのか!?

YouTube アナライズチャンネル 新しい動画、配信開始しました。

重心距離ってご存じですか?


今週は怒濤の一週間でした、月曜日と火曜日はANAの撮影で大阪と高知。3つのゴルフ場で9ホールプレー、1日挟んだ木曜日はPRGRの新作クラブの試打のため千葉カントリークラブ・川間コースで9ホールプレー。そして金曜日はガーラ湯沢で定例の早朝スノボ。めまぐるしく動き回っていますが、ゴルフもスノボも普通の人の半分しかやってないので、通常業務を滞らずにこなしています(笑)

そして今週は移動が多いおかげでインプットの時間も増え、橘玲さん、高城剛さんのメルマガ、そして3冊の本を読むことができました。インプットしている時、刺さる文章、フレーズを見つけると忘れないようにiPhoneにメモを残してますが、そのひとつがこれです。

 

 

 ここで「100倍の法則」を説明しておこう。これは(たぶん)誰も教えてくれないだろうけど、これから君が生きていくのにとても大切なことだ。

 

 

「100倍の法則」をひとことでいうと、「加害は100分の1に、被害は100倍に評価する」になる。これはヒトの本性なので、加害や被害の当事者がそれを客観的に知ることはぜったいにできない。(橘玲さんのTwitter、ブログから引用)

 

 

橘玲さんの新刊「人生は攻略できる」できるのおわりに書かれている文章ですが、これを読んで真っ先に思い浮かんだのが、アマチュアゴルファーのプレー中の心理。このブログでも何度か書いてますが、スコアメイクに苦労しちえるアマチュアほど、

 

 

 コースに出た時、ナイスショットを打ちたい!!!!
 ナイスショットを打たないといいスコアが出ない!!!!

 

 

という心理状態でプレーしています。こうなってしまうのは、練習場でナイスショットを打つ癖がついているかだと思ってましたが、橘玲さんの文章を目の当たりにしたらもうひとつの理由が思い浮かび上がったのです。

 

 

 アマチュアゴルファーにも「100倍の法則」があるんじゃないかと!!!!

 

 

ゴルフの場合の「100倍の法則」とは、「ミスショットは100分の1に、ナイスショットは100倍に評価する」になる。これはアマチュアゴルファーの本性なので、アマチュアゴルファーはこの勘違いを客観的に知ることはできない。

 

 

こう考えると、アマチュアゴルファーがコースに出た時に毎回ナイスショットを打とうするのも、リスクが高いショット(ミスショットが出やすいショット)を打とうするのもすんなり理解できます。この「100倍の法則」があるために、アマチュアゴルファーはコースに出た時、ミスショットに対して寛容になりすぎてますし、ナイスショットに対して過大評価しているのも腑に落ちます。

 

 

 ナイスショットも1打で、ミスショットも1打です。

 

 

今日イチのナイスショットを打ったからと言っていいスコアになる保証はありませんが、致命的なミスショットを打ったらスコアが悪くなるのを避けられません。そして、ゴルフはミスのゲーム。アマチュアの場合、ナイスショットを打つことよりも、致命的なミスショットを避けた方が確実にスコアが良くなるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

自分が打った1打を客観的に評価するのは用意ではありませんが、これがちゃんとできていないと「いい球を打つのにスコアが良くならない」という負のスパイラルから抜け出すことは一生できないでしょう~。

 

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2019年03月07日超私的な考察 スコアメイクが上手い人と下手な人の決定的な違いとは!?

YouTubeのアナライズチャンネル 人気の教えてマークさん

2作目も公開開始

ゴルフクラブの形状について 説明しています

 


今週は立て続けにゴルフ場でプレーしています。月曜日はANAの取材で大阪のゴルフ場、京阪ゴルフ倶楽部あいがわゴルフコースで9ホールづつプレー。火曜日は高知に移動して、スカイベイゴルフクラブでプレー、そして今日木曜日は新作クラブの試打ラウンドで千葉カン川間でプレーしてます。一週間に4つのコースをプレーするのは久しぶりですが、プレーを重ねることにスコアも良くなってきました。

プレーの頻度が少なくても多くてもティショットとセカンドショットはそれなりに打てますが、100ヤード以内の距離感、アプローチの距離感、そしてパッティングはプレーの頻度が多くなるほどミスが減ってくるからです。デリケートなタッチが求められるショットというのは、「プレー頻度」が多いほどミスが減りスコアメイクしやすくなります。

 

さて、このスコアメイク。

 

ANAの撮影ではお一人様でのプレーですが、カメラマンの他にディレクター、そしてプロデューサーが同伴して下さってます。すでにロケは3度行なってますが、プレーする度に言われるのは、、、、

 

「マークさんのプレーを見ていると、ゴルフが簡単に見える」
「素人みたいなゴルフなのにスコアが良い」

 

ANAの撮影では担ぎセルフでの7本プレー。加えて、撮影ロケのスケジュールが超タイトなので、ゴルフ場に着くや練習場にも行かないですぐにスタートします。パット練習もままならないこともしばしばです。にも関わらず、コースに出たら大叩きすることはまずありません。調子が良ければパープレーかアンダー、調子が良くなくてもハーフ40以上叩くことはまずないです。パットは相変わらず下手クソで3パットは多いですが、ショットが崩壊することはまずありません。

 

では、なぜショットが崩壊しないのかというと、、、、

 

 本人が心底(ここが本当に大事なんですが)、ナイスショットを打つ気がないからです。そして、もうひとつは徹底的にリスクを避けたショットを選択しているからです。

 

 

例えば、ティショットならば220ヤード飛べばOK。時にはわざとコスリ球を打つ。
例えば、セカンドショットならばとりあえずグリーンのそばに行けばOK。
例えば、アプローチならばとりあえずグリーンに乗ればOK。

 

 

そして、心がけているのはOB、池、林を避けるだけでなく、バンカーも避けますし、できるだけ傾斜地にもボールを打ち込まない。ミスした時にリカバリーが難しいエリアは絶対に狙わないこと、そしてバンカー越えのアプローチになるような場所にも打たない。

 

 行ってはいけない場所を徹底的に避けることと、ナイスショットを打つことよりも致命的なミス(ザックリ、チョロ)を打たないようにしています。

 

 

ナイスショットを打ったからと言っていいスコアが出る保証はありませんが、致命的なミスショットを打ったら、確実にスコアが悪くなるからです。なので、例えばバンカー越えのアプローチではボギー覚悟でオーバー目に狙いますし、花道からのアプローチならば大抵はパターを使います。カッコいいショット、プロのようなショット、難易度が高いショットを徹底的に排除してプレーしているから、「素人のゴルフ」と例えられるのです。

 

プロのようなショットを打つ、ナイスショットを打つ、難易度が高いショットを成功させる、、、、

 

これらが成功すると気持ちいいですし、カタルシスを得られます。しかしながら、難易度の高いショットというのはミスが出やすいショットでもあり、ミスした時には必ずと言っていいほどスコアをまとめづらくなるのです。

 

 

 ナイスショットを打っていいスコアを出したい。

 

こういう思考で毎ショット打つと、ひとつでも歯車が狂ってしまうと、1ホールで大叩きすることが多々あります。対して、ナイスショットを打たなくていいスコアを出そうとすれば、1ホールの大叩きはまずありません。そして何より、ナイスショットを打たなくていいと考えてプレーすると、自分で自分にプレッシャーをかけなくなるメリットがあるのです。

 

 ゴルフは物理であり、かつゴルフは確率のゲームです。

 

 

成功の確率が高いショットを選択するのもゴルフですし、成功の確率が低いショットを選択するのもゴルフです。一生懸命練習しているのにスコアがまとまらない。ここ一番で大叩きをしてしまいスコアが悪くなる。ナイスショットが打てているのにスコアが良くならない、、、、

 

 

もこれらのスパイラルに陥っている人のプレーを見ていると、ラウンド中、すべてのショットでナイスショットを求めていたり、成功の確率が低いショットをしょっちゅう選択しがち。必要以上にゴルフを難しくしてしまうから、いつも同じ過ちを繰り返し、それが自分が望まないスコアにつながっているのです。

 

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2019年03月05日超私的な考察  ゴルフスイングは円運動というのは本当なのか!?

YouTubeのアナライズチャンネル 教えてマークさん 第一回目配信開始しました

何気なく使っているゴルフ用語ですが、あれ?どういうことだっけ?というのが少なくありません。そんな今さら聞けない、なかなか聞けないことを説明しちゃいますよ。

そして2作目も公開開始


 今から45年前、中学3年生の頃はゴルフに夢中でした。自宅のそばの練習場に毎日のように通い、それからショーコース、河川敷コース、そして山のコースに出ました。山のコースとは関西ならではの言い回しで、河川敷ではないコースのことを指しています。

 

 

 その45年前に通ったコースに、なんとなんと、昨日プレーしてきました。ひとつは淀川河川敷の京阪ゴルフ倶楽部もうひとつはあいがわゴルフコース(旧あいがわカントリー倶楽部)。

 

 

京阪は当時としては珍しくベントグリーンがあるコースで、自宅からバスで通えました。あいがわは生まれて初めてキャディのバイトをしたコースで、キャディの後や休場日にプレーさせていただきました。当時のゴルフクラブは今と全然違い、ドライバーは木のヘッドにスチールシャフト、アイアンは昔ながらのマッスルバックにスチールシャフトです。今でも覚えてますが、その頃はドライバーもアイアンもミズノのセンターフラッグを使ってました。

 

 

 今回はANAの収録でのプレー。まさか自分が育ったコースで収録するとは思いもよりませんでしたが、45年前よりもショットは格段に安定し、ドライバーの飛距離も今の方が出ています。これは何よりも道具の進化の恩恵を受けているからだと思います。パットに関しては昔も今もショートパットが苦手なままですが、それでも慣性モーメントが大きなパターの登場のお陰でミスしてもカップに入る確率が上がっています。

 

 

 

 45年前は無我夢中でボールをたくさん打てば上手くなると思ってました。1日に200級以上打つのはザラで多い時は300級ぐらい打ちました。今でも覚えているのは、「すくい打ちでは上手くならない、上から打ち込め」というアドバイス。上から打ち込む練習として膝立ち打ちも練習してましたが、膝立ち打ちは何度やっても50センチぐらい手前をダフってました。

 

 

 今では膝立ち打ちでダフることもなくなり、打ち込むことを意識しなくてもヘッドが上から(正確にはプレーン上から)入り、アイアンの軌道はダウンブローになっています。今となっては笑い話ですが、当時は結果として見えている形をなぞる練習ばかりしてました。

 

 

 そして、もうひとつ勘違いしていたのがインパクトゾーンのイメージです。当時はアップライトなスイングが流行っていたこともあって、「インパクトゾーンが長い」のが良いとか、ヘッドの軌道は円運動ではなくて楕円運動。インパクトゾーンでは直線部分があるというのが「良いスイング」という風潮があったのを記憶しています。

 

 

 ですが、今では楕円を意識することはまったくありません。ゴルフスイング物理学の著書である小澤康祐さんもおっしゃってますが、ゴルフスイングは、、、

 

 

 円運動(楕円ではなく真円)

 

 ショートパットを除けば、ドライバーでもアイアンでもウエッジでも円運動を強く意識してスイングしています。円運動を意識しているので、ダウンスイングからインパクト、そしてフォローにかけてはヘッドが直線ではなく、曲線を描くように振ることを強く意識しています。ゴルフスイングを車の運転に例えるならば、インパクトゾーンではカーブを曲がるように、ヘッドが丸く動くように心がけています。

 

 

 では、なぜ今は円運動を意識しているのか?

 

 

 一番の理由は物理的に理にかなっているからです。小澤さんの著書でも書かれてますが、遠心力というのは円運動した時に発生します。言い換えれば、楕円運動をしたら効率よく遠心力を発生させることは物理的に不可能です。

 

 

 例えば、ひもの先に重り(5円玉)をつけてくるくると回してみて下さい。くる回せば円運動(真円を描く)をしますし、速く回せば遠心力が強くなるのを体感できます。もし、速く回している時に楕円に動かそうとすれば、その時点で回転速度は落ちますし、遠心力も弱くなります。

 

 

 

 ゴルフスイングもしかりです。

 

 もしもインパクトで直線的にヘッドを動かそうとすれば、その時点でヘッドスピード(遠心力)が落ちてしまうのを避けられません。加えて、クラブヘッドの形状を考えると、インパクトゾーンでヘッドをまっすぐ動かそうとすればするほど、フェースは閉じる方向ではなく、開く方向に回転しやすくなるのです(このフェースが開くメカニズムについては、小澤さんの著書、ゴルフスイング物理学に詳しく説明がなされてます)。

 

 

 今回、取材で2のゴルフ場で9ホールをプレーしましたが、いずれもティショットはノーミスです。心がけたのはとにかくヘッドを円運動させること。メリーゴーランドのように、空中ブランコのように、とにかくインパクトゾーンではヘッドが直線運動ではなく円運動することを心がけたら、すべてのショットで捕まったフェードボールが打てました。

 

ゴルフは物理です。

 

 クラブヘッドがインパクトゾーンでまっすぐ動く時間があったら、物理的にヘッドは円運動しませんし、遠心力を効率良く発生させることもできません。これはまぎれもない物理的な事実であり、円運動させることが飛んで曲がらないショットを打つことにもつながるのです~。

 

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2019年03月03日超私的な考察 なぜアマチュアの多くはプロのスイングを真似られないのか!?

3月に入りました。昨年に比べるとスノボ、スキーに行く回数は減りましたが、回数が減ったわりには順調にスキルアップできています。マンツーマンでレッスンを受けていることに加え、滑っている時に、慣性と感性を上手く融合できるようになったことも少なからず影響しているではないかと思っています。

 

 

特にスキーは2回のレッスンで劇的に滑りが良くなりました。今まではスノボに比べるとスキーは「ただ転ばないで下りる」という感じでしたが、今では滑走中にスノボと同じように外力(遠心力)を感じ取れ、カービングに近いターンができるようになったからです。加えて、感性を活かして先行動作を作れるようにもなってきました。まだまだ完成の域には達していませんが、「スキーの肝(きも)」が分って実践できるようになったことが大収穫です。

 

 

 スノボ、スキーもそうですが、ゴルフにおいてもスイングの肝(きも)はあります。

 

スイングの肝(きも)が分って実践している人のスイングと、スイングの肝(きも)が分っていない人のスイングには明確な違いがあります。似ているようでも似ていません。そして、スイングの肝(きも)が分ってない人には共通していることがあります。

 

 

それは、、、

 

 

プロのスイングを真似ようとしているのに(教科書通り振ろうとしているのに)、実際のスイングはプロのスイング(教科書)から大きくかけ離れてしまっているのです。加えて、スイングの肝(きも)が分っていない人の場合、自分のスイングをスマホで自撮りして欠点を見つけても、それを解消することができません。

 

 

 では、スイングの肝(きも)とは一体なんなのか?

 

 

インターネットでゴルフスイング物理学の講座を開いている小澤康祐さんの、この言葉が一番的を得ています。

 

 

「自分がやっている動きと、結果として起きている現象は違います」

 

 

スキーが上手く出来なかった時、マーク金井はコーチのフォーム(結果として起きている現象)を真似ようとしていました。しかし、真似ようとすればするほどやりたい動きから遠ざかっていたのです。それがマンツーマンのレッスンで、自分がやるべき動きを教わって実践したら、結果として起きている現象(フォーム)がガラッと変り、自分がやりたいフォームで滑られるようになってきたのです。

 

ゴルフもしかり。

 

 

スイングの肝(きも)が分っていない人ほど、結果として起きている現象、例えば、、、「頭を動かさない」「軸をしっかりさせる」「わきを締める」「ボディターンをする」「ハンドファーストのインパクト」等々、、、これらを真似ようとしています。その結果、本人はプロのスイングに近づこうと努力していますが、実際は結果として起きている現象をなぞろうとしているから、「自分がやっている動き」というのがないがしろになったり、「自分がやるべき動き」をやらないままスイングすることになってしまっています。

 

なので、いいスイングに近づこうとしているのに、実際はいいスイングからどんどん遠ざかることになったり、プロのスイングを真似ているつもりなのに、実際はプロのスイングとはかけ離れたスイングになってしまうのです。

 

ゴルフは物理です。

 

物理的に理に叶ったスイングをすることがゴルフスイングの肝(きも)ですが、物理的に理に叶ったスイングをするためには「自分がやるべき動き」は何なのかを正しく理解し、そして実践することです。「自分がやるべき動き」については、小澤さんがインターネット講座で詳しくレクチャーしています。また、「自分がやるべき動き」を理解したい人に向けて、4月からアナライズでもセミナーを実施致します~。

 

 

YouTubeでゴルフクラブの基礎知識を学べる講座を始めました。こちらもご覧になっていただけると嬉しいです。チャンネル登録もぜひぜひよろしくお願い致します~。

 

 

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