マーク金井blog

2019年01月13日超私的な試打前インプレッション テーラーメイド M5&M6ドライバー

先週の金曜日は久しぶりにめまぐるしく動き回りました。午前中は幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019に出向き、午後からは都内赤坂で開かれたテーラーメイドの新製品記者発表に出席。終わるやいなや、ゴルフ雑誌イーブンの撮影をサクッとこなし、その後はゴルフパート-ナーの「マーク金井の試打職人」の撮影をこなしました。

 

途中で息切れしては行けないと思い。イーブンの撮影前にユンケルを注入。健康ドリンクの効き目がどれほどのモノかは定かではありませんが、飲まないよりは飲んだ方が体がいうことを利いてくれる感じがします。

 

さて、今週のブログは試打ウイークということで、超私的なテーラーメイドのM6の試打インプレッションです。テーラーメイドもディザー広告を積極的に行なっており、その広告のビジュアルイメージがフェース下部の2ヶ所の赤いビス(ネジ)。この2つの赤いビスには一体どんなしかけがあるのか気になってしょうがないという人も多かったと思いますが、その正体とは

レジン(樹脂)をフェース内側に注入するためのビス!!!!!!

 

 

ではなぜ、フェース内部にわざわざレジン(樹脂)を注入しなければならないのかと言うと、M5、M6に搭載されるフェースは従来よりもフェース外周を20%薄くし、ルール上限を超えるフェース(高反発フェース)になっています。もちろん、ルールを超えている場合もクラブによって個体差がありますが、この個体差をおも考慮し、出荷するすべてのクラブ、1本1本にレジン(樹脂)をフェース裏側下部に注入することで、ルール適合の限界値になるように調整しているのです。

 

クルマに例えるならば、280馬力がルール適合だとしましょう。テーラーメイドのM5 とM6は最初から300馬力ぐらいのエンジンが搭載され、それを280馬力ちょうどまでディチューン(性能低下させる)ためにフェース内にレジン(樹脂)を注入しているのです。これが、今回のM5とM6の最大のセールスポイントです。

 

 

 ディザー広告では赤いぽっちが目立ってましたが、赤いぽっち自体は何かをする装置ではなかったということです。

 

 

もちろん、モデルチェンジではフェースの反発以外の要素もバージョンアップがなされています。、まず、M5に関して言えば、、、、

 

 

ソール下部のアジャスタブル機能が拡大しています。前作(M3)の時、レールはバックフェースに向かってYの字でしたが、M5はTの字。バックフェース側のレールの形状に関しては、かつてのミズノMP600やキャロウェイのエピックフラッシュと似たような形状です。

 

 

これにより重心位置の移動距離が拡大し、よりアジャスタブル可能になったとメーカー側が謳っています。M5のセールスポイントはアジャスタブル(調整機能)なので、M3よりも進化しているのは間違いありませんが、重心距離を動かしたくないゴルファーにとっては過剰装備と言えなくもありません。

 

続いてM6ですが、こちらは前作(M4)同様、M5に比べるとソールに配されている調整機能が省かれています。M5と同じくモデルチェンジによるM6の最大の特徴は、フェーステクノロジー。ルールを超える肉薄フェースを採用し、レジン(樹脂)を注入することでルール適合の限界値になっています。

 

そして、M5と比較するとM6はソール部分のカーボン占有率が増え、これにより設計の自由度が増しています。カーボンの占有率を高めることで余剰重量を生み出し、その余剰重量をソール中央下部に集中的に配した設計がなされています。ソールのM6のロゴが入っている部分はなんと46g。ヘッド重量の2割強がソール中央下部に配され、これにより低くて深い重心位置を達成しているのです。

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、M6の方が設計の自由度が増しており、「高打出し、低スピン弾道」を実現させやすい設計がなされています。加えて、M5に比べるとM6の方がヘッドの構造がシンプル。コストを下げやすいだけでなく、商品精度を高めやすいと思います。

 

 

 キャロウェイはAI技術を駆使してルール上限ギリギリのフェースを搭載。テーラーメイドはルールをいったん飛び越えてから、ルール上限ギリギリのフェースに仕立て上げています。

 

どちらのメーカーも強く謳っているのがフェースの反発。そうなると、今月下旬に発表されるピンの新製品もフェースの反発をアピールしてくる可能性は非常に高いと思われますが、ドライバーの飛び性能はフェースの反発だけで決まるわけではありません。実は、ボール初速に強い影響を及ぼす要素は他にもあるのです。それについては、近々このブログで説明させていただきます~。

 

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2019年01月10日超私的な試打インプレッション キャロウェイ エピックフラッシュスター

月曜日に続き、今日もサクッと朝イチの新幹線に乗り込んで早朝スノボ。このブログがアップされる時間にはすでに滑り終えて返りの新幹線に乗ってます。たった2時間そこそこで帰るなんて「もったない」と思うかも知れませんが、2時間ガッツリ滑ると相当な運動量。担ぎセルフで18ホールプレーするよりも体力を消耗します。

 

加えて、滑走時間が2時間ぐらいだと「もうちょっと滑りたい」という後ろ髪を引かれる気持ちを残してゲレンデを後にします。このおかげで、帰りの新幹線ではすでに「また滑りに行きたい~」という気持ちになるんです(笑)

 

 

さて、新年早々ゴルフ業界はにわかに活気づいてます。火曜日はキャロウェイの新作エピックフラッシュの記者発表が六本木で開かれ、明日(金曜日)はテーラーメイドの新作者発表でM5とM6が赤坂でお披露目。そして、今月下旬にはピンの新製品記者が待ち構えています。この3社は2018年に業績を伸しているだけに、2019年モデルもかなり気合いが入っています。

 

いずれの新製品も新たなテクノロジーを付加していますが、キャロウェイがアピールしたのがAI。AIとはartificial intelligenceの略語で、日本語に訳すると人工知能。例えば、問題解決などの知的行動を人間に代わってコンピューターに行わせる技術のことをAIと称されています。

 

 

キャロウェイは昨年末からティザー広告で「ドライバーはAI時代へ」というキャッチコピーで新製品の登場感を煽っていましたが、今回フェース設計においてAIを活用したそうです。AIによって、今まで見たことがないような波型形状のフェース(裏面)を作り上げました。記者発表でフェースのモック(模型)を実際に手に取りましたが、従来のフェースと決定的に違うのが、フェース中央部分の厚み。

 

 

 エピックフラッシュのフェースは中央部分が薄くて、その周辺が分厚い!!!!!!

 

 

従来のフェースの作りとは真逆です。フェース中央を薄くすると反発係数(CT値)がルール上限を超えそうな感じがしますが、そこはAI。ちゃんとルール適合内になっているとのことです。

 

 

手にしてみた第一印象は、、、、

 

 

 初代エピックスターとローグスターを足して2で割らない感じ!!!!!

 

 

エピックフラッシュは投影面積が拡大されています。ソールを見ないでアドレスするとローグスターとうり二つ。形状的には前作よりも慣性モーメントを増大させ、かつ重心を深くしたい意図が窺えます。

 

ソール側に関して言えば、これは初代エピックスターを踏襲。ネックはリジット(固定)というのも前作ゆずりですし、バックフェース側のペリメーター・ウエイティングも前作ゆずりです。

 

 

そして、前作ゆずりになっていないのが、、、、クラウン側です。

 

 

前作には空気抵抗を軽減するために「スピード・ステップ」と呼ばれる膨らみがありましたが、エピックフラッシュスターにはそれらしきモノがありません。クラウン側はつるんとしています。そしてフェースから15ミリくらい後ろ側にフェースを同じような形状の曲線が1本入ります。どんな意図なのか分りませんが、これみよがしなぐらい境界線がクッキリと入っているのです。

 

純正シャフトは今回もフジクラと共同開発した、キャロウェイオリジナルのスピーダーエボリューションが装着されてます。試打シャフトはRでしたが、中間から先端にかけて滑らかにしなるタイプです。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

 

「ガキン」というど派手なインパクト音にビビりました。フェースが割れるんじゃないかというぐらいの音とともにボールが鋭く前に前に飛び出します。芯を喰った時の手応えとしてはフェースが分厚く感じるのですが、ボールが大きく潰れる感じはありません。これまで打ったことがない手応えです。ルールを超えた高反発ドライバーのインパクト音とも異なりますが、ボール初速はしっかり出ています。

 

 

 そして、とにかくスピンが少ない!!!!

 

 

試打ではロフト10.5度を打ったのですが、打出しは10.5度らしく高めですが、スピン量はロフト9.5度を打った時と同じかそれ以上少ない感じです。初代エピックスターに比べると、このエピックフラッシュスターの方が重心が浅く、重心が浅い分だけスピンが減っているのでしょう。

 

前回のブログで書いたエピックフォージドと比べるとこんな感じです。

超私的な試打インプレッション キャロウェイ エピックフォージド

 

打感    エピックフォージド◎ エピックフラッシュスター△
ボール初速 エピックフォージド○ エピックフラッシュスター◎
弾道高さ  エピックフォージド○ エピックフラッシュスター○
スピン量  エピックフォージド○ エピックフラッシュスター◎

 

 

石川遼プロは、従来のドライバー(XR)に比べると、エピックフラッシュサブゼロにしてキャリーが平均8ヤード伸びたそうです。マーク金井に関しては、芯を喰った時で比較すると、エピックフォージドよりもエピックフラッシュスターの方がボール初速が少し上がり、キャリーも3ヤード前後伸びてます。飛距離性能は明らかにエピックフラッシスターの方が出ている感じがします。

 

 

YouTube「マークカナイの試打職人」でも試打インプレしてますので、こちらもご覧いただけると嬉しいです~。

 

 

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2019年01月08日超私的な試打インプレッション キャロウェイ エピックフォージド

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お正月休みも明け、1月も2週目に入りました。ゴルフの打ち始めはまだ済ませてませんが、スノボは昨日(月曜日)に初滑り。年末は雪が少なかったのですが、今はこれでもかってぐらいの降雪量。今シーズンも3月ぐらいまでは週1~2回ぐらいのペースで早朝スノボとスキーに励むつもりです。

 

そして、2019年からはボウリングもスタートします。遅くとも今週中にはボウリング教室に入って腕を磨きます。何事も最初が肝心なので我流ではなく、プロにちゃんと教わります。

超私的な考察 桑田佳祐がハマるボウリングとゴルフスイングとの共通点とは!?

 

初ラウンドはまだまだ先になりそうですが、ゴルフクラブは新年早々、マークダウンされたエピックフォージドを衝動買い。新製品が1月上旬に登場するのは分ってましたが、調整機能が付いていないシンプルな構造が好きなのと、やや小ぶりに見えるヘッドが欲しかったので購入しました。リシャフト前提で購入したのですが、まずは軽量スチールを装着して使ってみようかなと思っています。

 

そこで今回は、超私的な試打インプレッション。クラブはもちろんエピックフォージドです。

 

エピックを購入するのは2度目で最初はエピックスターエピックスターと比較するとエピックフォージドはヘッドがやや小ぶりな感じで、往年のキャロウェイのERCシリーズや、ERCをオマージュした洋なし形状。ヘッドの座りも良くて、ヘッドをポンと置いた時にフェースが開きません。スクエアフェースで構えやすく仕上がっています。

 

 

ソール側に関して言えば、エピックスターよりもシンプルな構造。バックフェース側に
ペリメーター・ウエイティングが省かれ、その代わりに、フェースのヒール側とバックフェースに重量調整ネジが付いてます。ネジは10gと2gと重さが異なり、これを入れ替えることで主に重心の深さが変えられます。加えて、重さが異なるネジも別売りされているので、ヘッド重量も調整できます。

 

 

超私的なことを言わせてもらうと、調整機能としてはこれで十分で、ペリメーター・ウエイティングが省かれたドライバーが欲しかったから、エピックフラッシュが登場するのが分っていても、エピックフォージドを購入したのです。

 

 

純正Sシャフト装着のスペックをざっと紹介すると、、

 

 ロフト角9.5度
 ライ角58度
 長さ45.5インチ
 総重量 295g
 バランス D1
 ヘッド体積 450CC

 

 

エピックはエピックスターエピックサブゼロが最初に登場しましたが、こちらはカーボンクラウンが採用されています。対して、後から発売されたエピックフォージドはフルチタン。なのでクラウン部分にはカーボンの編み目はありません。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

 インパクトの手応えはフルチタンならではです。カーボンクラウンが採用されているエピックスターエピックサブゼロと比べると澄んだインパクト音がします。

 

 

そして打ってみて感じたのがバランスの良さ。重心距離は長すぎず、短すぎず。重心の高さも低過ぎません。打出し角も12~13度とちょうど良い感じです。エピックスターに比べるとややスピンが増えますが、それでも吹き上がるような弾道にはならず、安定したキャリーが出ます。クラブとしては非常にニュートラルな特性があり、スクエアインパクトを作りやすいドライバーです。

 

 

エピックスターエピックサブゼロよりも後から発売されたので、ゴルフ雑誌であまり取り上げられてません。注目度もあまり高くありませんが、超私的なことを言わせてもらえばエピックシリーズの中では、バランスが良さが際立ってます。そしてなによりフルチタンで調整機能も省かれているので、ヘッドの作りが極めてシンプル。ヘッドの作りがシンプルというと素っ気ない感じがするかも知れませんが、余計な機能が省かれている方が使っている時に不具合が出づらいというメリットもあるのです。

 

 

これからしばらくはマークダウン品がゴルフショップに並びますが、カチャカチャ式の調整機能を求めないならば、このエピックフォージドは一押しのドライバーです~。

 

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2019年01月06日超私的な考察 ニューモデルとマークダウンされた旧モデル、一体どちらがお買い得なのか!?

マーク金井の生配信

明日21時からやります!! 録画はありません 生で是非観てね

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お正月休みも残りわずかとなりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

お正月の恒例行事ともいえる初詣に出かけられた方も多いと思いますが、マーク金井の正月恒例行事はゴルフショップ巡り。今年もすでにつるやゴルフ神田駅前店ビクトリア、そしてゴルフパートナーでじっくり品定めをしてきました。

 

正月での品定めの一番の目的、、、、

 

それは、旧モデルがどれぐらいマークダウンされているかです。すでにSNSではテーラーメイドキャロウェイ、そしてピンの新製品のティザー広告がなされています。それに連動するかのように、ゴルフショップでは旧製品(2018年モデル)の価格改定、いわゆるマークダウンがなされ特価品としてディスプレイされています。つるやゴルフでは、すでにテーラーのM3とM4キャロウェイのエピックが定価の半額以下という、なんともお買い得なプライス。ツアープロも使っているドライバーが3万円以下で手に入るというのは買い物心がくすぐられ、気がついたらエピックフォージドを衝動買いしちゃいました。

 

 

もちろん、新製品も大いに気になっており、テーラーメイドのM5&M6キャロウェイのエピックフラッシュ、そしてピンの新しいドライバーは打ちたくてウズウズしてますし、試打して好感触だったら即購入するつもりです。クラブを購入してテストするのは仕事という大義名分(つごうのいい言い訳)があるのは何とも大助かりです。

 

ちなみにマークダウン品はスキーやスノボにもあって、昨年末、旧モデルのスノボの板をサクッと買いました。1年前から欲しかった板が売れ残っていたおかげで、通常よりも3割近くやすく手にいれることができました。

 

さて、ゴルフクラブのマークダウン品(旧モデル)と最新モデル。

 一体、どちらの方がお買い得なのでしょうか?

ゴルフクラブ、特にドライバーの場合、購入動機の決め手になるのは、、、、

 

 

 飛距離性能と価格

 

 

この2つの兼ね合いでしょう。新しいか新しくないかというのにもこだわる人がいるかも知れませんが、それよりも気になるのは「飛ぶか、飛ばないか」だと思います。そして、もちろんゴルフクラブは高額商品。ひとつモデルが古いということで、新製品よりも数万円も安くなるというのは何とも魅力的です。

これまで同様、新製品は従来モデルよりも飛距離が出ることをアピールしていますが、ゴルフクラブはクルマと違います。クルマならばアクセルを踏みさえすればスピードを出せますが、ゴルフクラブはそうはいきません。クラブの性能を100%引き出すには、打ち手の能力が求められます。なので、ニューモデルを手に入れれば飛距離アップが実現できる人もいれば、実現できない人もいます。

 

 

前置きがかなり長くなりましたが、超私的な結論を言わせてもらうと、、、

 

 

 ・飛距離よりもコスパを求めるならばマークダウン品
 ・奇跡の1発が欲しい人、1ヤードでも遠くに飛ばしたいならば新製品

 

 

新製品にするのかマークダウンにするのかは、ゴルファーが何を求めるかで答えが変ってきます。そして、本当に大事なことを付け加えると、新製品はいつでも買うことができますが、マークダウン品は年中出回ってません。テーラーメイドキャロウェイに関しては、今から2週間ぐらいでマークダウン品は売り切れになるでしょう。そう、マークダウン品は買える時期は限られているのです。

 

ちなみに、アナライズのクラブは過去一度もマークダウンをしていません。大手メーカーのように新製品をしょっちゅう出さないからですが、もうひとつの理由はマークダウン品を販売できるほどの量を作っていないからです~。

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2019年01月03日超私的な考察 桑田佳祐がハマるボウリングとゴルフスイングとの共通点とは!?

年始は7日から営業ですが、発送が殺到すると思われます。ご注文の順番に随時発送していきますので、恐れ入りますが少しお時間下さい。

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サザンオールスターで幕を閉じた2018年の紅白歌合戦。松任谷由実さんも出演したこともあって大いに盛り上がったみたいですが、不覚にもマーク金井は最後を見届ける前にテレビの前で寝落ちました。桑田佳祐さんが何を歌ったのかはまったく記憶ありませんが、
桑田さんの歌で今、気になってしょうがないのが、、、

レッツゴーボウリング

 

ボウリング愛に溢れた曲で、桑田さん自身も大のボウリング好き。大学生の頃は本気でプロボウラーを目指していたそうで、還暦を境に再びボウリングにハマっているそうです。
YouTubeでフォームを拝見したのですが、ボウリングの腕前はゴルフで例えるならばハンデ3以下。プロ顔負けの流れるようなフォームに思わず見惚れてしまいました。

 

2019年も新しいことをいくつか始めようと思ってますが、昭和33年生まれのマーク金井もバリバリのボウリング世代。そして今はちょうど還暦。この冬はスノボに加え、ボウリングもガッツリやってみたいと思います。もちろん我流は禁物なので、まずはボウリング教室に入ります。ゴルフもスノボも、そしてボウリングにも基本動作があり、基本動作をちゃんと教わった方が上達が早いからです。

YouTubeで桑田さんのインタビューを拝見したのですが、その中で、超私的に響いたフレーズがあります。それは、、、

 

 ボウリングという重たいものに抗わないように、、、
 やわらか~く投げた瞬間の恍惚、、、

 

これはゴルフにも通じるフレーズで、超私的に桑田さんの言葉を翻訳すると、、、

 

 ヘッドという重たいものに抗わないように、、、
 オンプレーンに振った時に感じる恍惚、、、、

抽象的な表現ですが、これがまさにゴルフスイングの理想です。寒さが厳しい1月から3月上旬まではラウンドを極力控えてますが、神田のスタジオではこれを追い求めて練習します。もちろんイメージだけでは理想のスイングには近づけません。オンプレーンを感じ取れる練習器具、例えば、フレループを使ったり、フレループと同じようにスイング中に働く慣性の力を感じ取れる練習器具、例えば、スキルズのゴールドフレックスやバンパースチールを使って練習します。

 

これらの練習器具に共通しているのは、通常のゴルフクラブよりも重いこと、そしてスイングに中に発生する慣性の力(遠心力)を感じ取りやすいことです。

 

 

ゴルフクラブよりも重い練習器具を振ることの目的はパワーアップとかヘッドスピードアップではありません。大事なことなので繰り返しますが、重い方が、重さに抗らわないでスイングする感覚を養うことができるのです。また、重さに抗わない感覚をつかむという意味では、ボウリングもゴルフスイング作りに役立つような気がします。

 

 

 ボウリングもゴルフも重さに抗った動作をしてしまうと、パフォーマンスは間違いなく下がります。力任せになってしまいエネルギーロスが発生しましし、動作の再現性も低くなります。

 

 

ボウリングもゴルフも物理です。

 

 

ボウリングもゴルフも重さに抗わないで動作を行なうことが、物理的に理に叶い、その動作は「軽く」「美しく」「リズミカル」に見えてくるのです~。

 

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