マーク金井blog

2019年02月28日超私的な試打前インプレッション テーラーメイド M5 ロケット3W

YouTubeのアナライズチャンネルでは、新しいコンテンツ始まります⇩クリック

教えてマークさん

マーク金井40年の集大成と言えるゴルフクラブについての基礎知識を動画にしちゃいます。

そして3月発売のこちらも試打インプレしてます


あっという間に2月も今日が最終日。つい少し前にお正月だったのに、スノボとスキー、そしてクラブの試打にあけくれたいたら2ヶ月が経過しました。今年に入ってラウンドは2回だけですが、クラブの試打は毎週のようにこなし、加えて、毎週のように新しいゴルフクラブを衝動買いしています。

今年はドライバーの当たり年ということもあって、すでにキャロウェイテーラーメイドコブラの新昨ドライバーは手元にありますし、ピンのG410も発売され次第入手するつもり。いずれのドライバーにもエースシャフトであるフジクラのスピーダーTRを装着を考えてますが、実は、新しく登場するスピーダーSLKも試したくてウズウズしています。コブラのF9のヘッドは200gオーバーなので、44.5インチぐらいに組上げるといい感じで仕上がりそうな気がするからです。

スピーダーSLKは4月11日発売

 

さて、衝動買いと言えば、ドライバーだけでなくFWも一目見て購入したクラブがあります。それは、、、

 テーラーメイド M5の3W

 

古くは初代Vスチール、ロケットボールズといくつもの名器を世に送り出しているテーラーメイドです。このM5も歴代FWに負けず劣らずの性能が期待できますが、これまで異なるのがヘッドの素材。従来モデルはステンレスで作られていますが、このM5ではヘッド素材がチタン。テーラーメイドとしては初のチタンフェース、チタンボディのFW。クラウン部分はM5ドライバーと同じくカーボン素材。従来モデルよりもヘッドを軽く作れることで余剰重量が増しました。

 

この余剰重量を使って、新たに搭載されたのがソール中央に配されたスライディングウエイト。このスライディングウエートの重さは65g。65gモノウエートをトウ側、そしてヒールが側に動かすことが可能で、これにより捕まり具合(重心距離)を調整できます。FWとしてはかなり大胆に重心位置を変えられます。超私的なことを言わせてもらえば、M5ドライバーに装着されるリバースTトラックよりも、このスライディングウエートの方が収まり具合がいいし、何よりも移動するウエートがソールからまったくはみ出ていないのがいいです。

M5の3Wのロフトは通常15度ですが、今回衝動買いした米国仕様には、15度だけでなくロフトが1度立った14度も市販されています。ロケットと呼ばれるバージョンで、かつてのTS(ツアースプーン)の位置付け的なクラブです。ロフトの差は1度と少ないですが、ロケットという名前に一目惚れして、新橋の激安店「ジーパーズ」では14度の方をお買い上げしました。

 

 

購入したらお約束のヘッドとクラブ計測です。ドライバー同様、3Wもカチャカチャ式ですから、ネジを緩めるだけでヘッドを簡単に取り外せます。ちなみに、ヘッド計測する時はネック部分にスリーブを取り付けて行ないます。

 

ヘッド重量   217.6g
 重心距離    26.5ミリ
 重心高     19.5ミリ

 フェース厚   34ミリ
 有効打点距離  14.5ミリ
 低重心率    57.3%

 

 

FWで低重心率が50%台というのはかなりの低重心。ドライバー同様、低スピン弾道で飛距離を稼げる設計になっているのが窺えます。ロフトが少ないことを考えると、地面から打った時よりも、ティアップした時の方がキャリーが出そうな仕上がりです。

 

 

続いてクラブ全体のスペックを計測すると、、

 

 

 長さ      43インチ(ヒールエンド計測)
 重量      316.8g
 バランス    D3
 振動数     268cpm
 センターフレックス 4.6

 リアルロフト  14.25度
 フェース向き  -2.25度
 ライ角     54.75度
 重心角     19.5度
(いずれもスタンダードポジション)

 

 

米国仕様のシャフトが装着されているわりには総重量はそれほど重くありません。振動数が268cpmというのはRシャフトにしてはしっかりしています。やはり米国仕様のRシャフトは、日本仕様のSと同じか、少し硬めです。

 

 

リアルロフトは表示ロフトよりも少し少なく、フェース向きはオープンの度合いがやや強め。そして特徴的なのがライ角度がかなりフラットです。カチャカチャ式なので、ライ角をアップライトに調整したらスタンダードよりも2度アップライトになり、56.75度になりました。

 

 

クラブのスペックについてはほぼ見た目と同じです。重心位置がかなり低いのでぶっ飛び弾道が打ちやすい反面、地面から打つにはややボールが上がりづらいかも知れません。3月に入ったらコースでするつもりなので、試打インプレはしばしお待ち下さい~。

 

(▼▼)b


アナライズのプライム会員ですが まだまだ募集しております

⇩こちらから申し込めます

ゴルフの竪琴が再び人気なんですよ

是非!!!ゴルフの竪琴をお求め下さい!!↑クリック


2019年02月26日超物理的な考察 スキーとゴルフスイングとの意外な共通点とは!?

日曜日から月曜日(昨日)にかけて北海道帯広にサクッと出張してきました。日曜日は毎年恒例となったアップアイランドゴルフクラブでネオオンプレーンセミナーを実施。帯広のゴルファーに物理的にオンプレーンに振るコツ、そしてインサイド・インにクラブを振るために必要な下半身の使い方についてレクチャーしてきました。

 

 

今年の帯広は例年になく雪が少なく、そして寒さも厳しくありません。道路は舗装が丸見えですし、歩道も雪はありません。2月下旬なのに景色は4月上旬のような感じでした。景色だけでなく気温もそれほど下がっておらず、関東エリアとほぼ同じぐらい。スキー場も例年にくらべると雪が少ないとのことなので、月曜日は降雪量が豊富な富良野まで足を伸ばしてスノボとスキーをサクッと、それぞれ2時間づつ滑ってきました。

 

最初の2時間はスノボ、休憩を挟んだ後半の2時間はスキー。スキーはいつもお世話になっているアップアイランドの丸一さん、とんかつのみしなの宮間さんにガッツリ教わりました。マンツーマンレッスンではなく、生徒一人にコーチが2人。至れり尽くせりのレッスンのお陰で、「これって本当に自分なの?」と目を疑うぐらい、滑りが格段によくなりました。

 スキーのレッスンで教わったのは、姿勢と先行動作です。

 

 

スキーもスノボもターン(回転)したくなると、山回りの時、体(状態)が山側に向きやすくなりますが、そうなってしまうと外足に体重が乗りません。加えて、山回りで体が山側にもたれかかる姿勢になるため、バランスが悪くなるだけでなく、次のターンに移りづらくなります。結果、次のターンに入る時に余計な動作が入り、かつ次のターンに入るのに余計な時間がかかるため、正しい弧を描けず、かつ板もズレやすくなるのです。

 

2時間のレッスンでは山回りにおいての外向姿勢を徹底的に練習しました。その効果はてきめんで、滑り始めた時に比べると滑り終わる時はターンがスムーズに出来き、かつ滑走速度も上がったのでターンの切れも良くなったのです。加えて、山回りで外向姿勢がちゃんとできていると、次のターンに移る時の先行動作が劇的にやりやすくなり、ギクシャクすることなく、次々と連続ターンできるようにもなりました。

 

ゴルフもしかりです。

 

ゴルフも姿勢と先行動作がちゃんとできてくると、スイングが劇的に良くなりオンプレーンに振れるようになってきます。ゴルフの場合、先行動作で大事なのは腰(お尻)の使い方。テークバックからトップにかけては、トップにクラブが収まる直前に腰(お尻)はダウンスイングを開始すること。

 

 

 

そして、もうひとつはインパクトでは必ず腰(お尻)は開いておくこと。超私的なことを言わせていただくと、腰(お尻)が開いた状態が大きいほど、クラブの振り抜きは良くなりますし、プレーンに沿ってヘッドをインサイドに振り抜いていけるようになるのです。

 

インパクトはアドレスの再現ではなく、腰(お尻)は可能な限り開く。PRGRサイエンスフィット教本でも最初に書かれていますが、インパクトでは骨盤が開いているのが正しい姿勢です。骨盤が目標を向くぐらい、すなはち、飛球線後方から見た時、お尻がふたつ見えるぐらいが正しい姿勢です。腰(お尻)が開いている方が、手打ちになるのを防止できるだけでなく、今どきの大型ドライバーを上手く使いこなすことにもつながります。

ゴルフは物理です。そしてゴルフスイングはヘッドの回転運動です。

 

ヘッドを丸く振るためには、腰(お尻)、骨盤をインパクトではしっかり開く、腰(お尻)が開いていれば、腕は開いた腰の方向に振り抜きやすくなり、かつ慣性の力を上手く使えるので、インパクトでフェースをスクエアに戻しやすくなるのです~。

 

(▼▼)b


アナライズのプライム会員ですが まだまだ募集しております

⇩こちらから申し込めます

ゴルフの竪琴が再び人気なんですよ

是非!!!ゴルフの竪琴をお求め下さい!!↑クリック


2019年02月24日超物理的な考察 スノボとゴルフスイングとの意外な共通点とは!?

YOUTUBEアナライズチャンネル 新しい動画を、公開しました

日本未発売テーラーメイドM6D-TYPEドライバーを試打インプレしました。


金曜日は早朝スノボ、そして今日(2月24日)は北海道、帯広のアップアイランドゴルフクラブにてゴルフセミナーを実施してます。この時期、北海道のゴルフ場はどこもクローズですが、練習場は冬場でもクローズしているとは限りません。-10度を超える寒さでも練習に励んでいるゴルファーが多数います。そして不思議なことなんですが、北海道に行くと±0度ぐらいだとそんなに寒くないんです。

 

 

帯広のセミナーでは、スイング仕組みについてレクチャーしますが、かならず例え話として出すのがスノーボード。北海道だからスノボの話をするというのもありますが、実は、スノボとゴルフスイングには数多くの共通点があるからです。

 

 

例えば、アドレス(姿勢)

 

 

ほとんどのスポーツは目標に対して正対してますが(まっすぐ向く)、ゴルフは目標に対して正対しません。ゴルフは横向きで、この横向きはスノボと同じ。例えば、右打ちの場合、ゴルフもスノボも左側面に目標があります。

 

 

他にも、ゴルフとスノボの共通点をざっと上げると、、、

 

 

 関節の使い方、とくに股関節、ひざ関節の使い方
 下半身でリズムを作る
 先行動作の重要性

 

そして、そしてもっとも共通しているなと感じているのが、

 

 

 慣性の力(遠心力)を上手く使うこと!!!!!!

 

 

 

ゴルフスイング物理学の著者、小澤康祐さんもおっしゃってますが「慣性の力」を有効に使えるようになると、スノボもゴルフスイングも劇的に上達できます。ちなみに、慣性とは、、、

 

 

「物理学の表現を用いれば、『現状の運動を継続しようとする性質の』ことで、遠心力も慣性の力によって生まれる外力のひとつです」」(ゴルフスイング物理学から引用)

 

スノボをやって分ったのですが、スノボの場合、遠心力(外力)を感じ、そして遠心力に対してバランスを取るための向心力を働かせることができると、これでもかってぐらいスムーズにターンできます。ゴルフもしかりで、遠心力(外力)を発生させ、その遠心力に対して向心力を上手く働かせることができると、理に叶ったスイングになり、飛んで曲がらないショットが打てるようになるのです。

 

 

帯広のセミナーでは、スノボを例え話にしながら小澤さんから教わった「慣性」の力の使い方について手取り足取りレクチャーします。スノボもゴルフも慣性を理解しすることが、上達の近道になるし、それが効率の良い動作につながるからです。

 

 

例えば、フェースを返すというのも、、、

 

遠心力を上手く利用することができると手で操作しなくても、フェースをタイミング良く返すことができるのです。ゴルフクラブ、特にドライバーはフェースの後ろ側に重心が位置しています。ダウンスイングでのヘッドの軌道が正しければ、遠心力でインパクトではフェースは目標を向くようになるのです。最近の欧米のツアープロはインパクトゾーンでリストターンを抑えていますが、これも遠心力を上手く使っているからなせる技。大型ヘッドでも振り遅れないのは、遠心力を上手く使い、慣性の力を利用しているからなせる技なんです。

 

 

スノボもゴルフも物理です。

 

 

物理の法則を理解し、それにのっとって動作を行なう。感覚や経験を頼りにして練習するよりも、物理的に理に叶った動きを頭で理解し、それを実践した方がスノボもゴルフもやさしくなるのです~。

 

(▼▼)b


アナライズのプライム会員ですが まだまだ募集しております

⇩こちらから申し込めます


2019年02月21日超私的な試打インプレ キャロウェイ エピックフォージド(スチール仕様)&テーラーメイド M6 Type-D

昨日の関東エリアは春の陽気。日中の気温は18度前後まで上がりました。仕事をしていても、いてもたってもいられなくなり、急遽、電車に飛び乗って赤羽で薄暮プレーしてきました。今年2度目のラウンド、薄暮は初打ちとなりましたが、もちろん目的は衝動買いしたドライバーの試打です。

 

コースに持ち込んだのは島田の軽量スチールシャフトを装着したキャロウェイ エピックフォージドと、日本未発売のテーラーメイドのM6 D-Type。赤羽のインコースでドライバーが振れるのは7ホール。10番、12番、13番ではスチール装着のエピックフォージドを使い、14番、15番、16番、そして18番ではM6 D-Typeを使いました。コースでの1打は練習場での100球以上に匹敵しますので、3~4球も打てばクラブの性能をほぼ丸裸にできます。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

 

スタートは3時ちょうど。今にも雨がふりそうな感じの空模様ですが、気温は17度前後。風が少々強めですが、2月とは思えないポカポカ陽気。10番ティで手にしたのはエピックフォージド。風は右から左に吹き、ややフォロー、風に流されるを考慮して左のラフを狙って打ったら、狙い通り左からのフェード弾道。230ヤードの黄色い吹き流しを楽にキャリーで超えて行きました。

 

予想通りと言ってしまえばそれまでですが、

 

 

やっぱり43.25インチの長さは安心感があります。

 

 

スチール装着なので総重量は350グラムを少し越えてますが、通常のドライバーよりも2インチ以上短いので、3Wを打つような感覚で楽にスイングできます。落下地点で距離を計測すると265ヤード。フォロー風に上手く乗ったとはいえ、普段使っているドライバーと遜色ない飛距離が出ました。

 

 

続く12番、13番でも飛距離はサクッと250ヤードを越えてます。エースドライバーと比較すると10ヤード弱ほど飛距離は落ちますが、安定感、やさしさに関しては、エースドライバーをはるかに凌ぎます。エピックフォージドと島田のスチールとの相性が良いのもありますが、とにかくティショットが簡単。カーボンを装着した時と比較すると、弾道が少し低くなるので、アゲンスト風の時も方向性が安定します。

 

 

続いて、14番から使用したのはテーラーメイドのM6 D-TYPE。こちらは米国仕様でシャフトは米国仕様の純正、プロジェクトXのRシャフト。総重量は約300グラムなので、スチール装着のエピックフォージドよりも50グラムほど軽いです。長さは45.5インチとやや長めです。

 

43.5インチから45.5インチに持ちかえると、「おおっ、長っっ」とつぶやきながら素振り。14番はまともなアゲンスト風なので、力まないように注意しながらスイングしたら、イメージ通りのストレート弾道。風向きが左から右だったのでストレート弾道でしたが、「捕まった手応え」はありました。通常のM6に比べると、1発目から捕まりが良いのが分ります。

 

 

折り返しの15番はまともなフォロー風。ドロー弾道をイメージしてフェアウェイ右サイドを狙って打ったら、狙い通りのドロー弾道。右に飛び出し、途中からググッと左に曲がってフェアウェイ左サイドに着弾。フォロー風ということもあって、230ヤードの吹き流しよりも35ヤード以上前まで飛びました。フォロー風も手伝って実測270ヤードほど出てました。M6もそうですが、このM6 D-TYPEもM4よりもフェースの弾き感が増し、それが飛距離アップにつながっている感じがします。

 

 

続く、16番、そして18番はアゲンスト風。風の強さが増したので飛距離の落ち込みましたが、どちらも捕まりは申し分ありません。スライサーがドローを打てるほどではありませんが、明らかにM6よりもM6 D-TYPEの方が捕まります。

 

 

ドライバーに何を求めるのかはゴルファーによって異なると思いますが、ティショットでミスを減らしたい、フェアウェイキープを第1に考えるならば、ドライバーにスチールシャフト装着は大いにアリだということを実感できました。

 

 

これが本当かどうかを確かめるために、他のヘッドにもスチールシャフトを装着して検証してみたいと思います。そして、M6 D-TYPEに関しては、M5、M6よりも捕まりが良いのが魅力。これを日本で正式発売しないというのは、超私的には「何とももったいない」です~。

 

 

(▼▼)b


アナライズのプライム会員ですが まだまだ募集しております

⇩こちらから申し込めます


2019年02月19日超物理的な考察 今どきの大型ドライバーを上手く使いこなすコツとは!?

土曜日に続き、昨日(日曜日)もアナライズセミナーデー。普段はマーク金井がセミナー講師を務めていますが、昨日は違います。「ゴルフスイング物理学」の著者であり、インターネット配信でも注目を集めている小澤康祐さんを講師に迎え、

 

 ゴルフスイング物理学セミナー atアナライズ

 

を実施致しました。セミナーは3時間にも及び、その内容をざっと紹介すると今どきの大型ヘッドを上手く使いこなすコツ、オンプレーンに振るためのコツ、そしてヘッドスピードを上げる極意について、物理的な側面(運動生理学的な側面)から手取り足取り教わりました。加えて、セミナー受講者1人1人のスイングチェックも行い、スイングの問題点についても個別指導も実施。マーク金井は司会進行役としてセミナーをサポートしましたが、「何これっ」「ええ~っ」「なるほど~」と感嘆詞が出まくりました。

 

 

セミナーでは今までのゴルフの常識を覆すようなワード(言葉)のオンパレードでしたが、中でも、驚きを驚きを隠せなかったのが身体の使い方とフェース向きのコントロールの仕方。誤解を恐れず言えば、、、、

 

 

 身体の動きはカット(アウトサイド・イン)の方が効率が良い!!!!

 

 

というもの。身体をカットに使った方がスイングスピードが上がり、ヘッドスピードが上がるそうです。もちろん、身体をカットを使うには前提があり、その前提を満たしていないとカットに使ってもメリットはありません。また、身体が開くことと振り遅れることには因果関係もありません。インパクトで腰、肩を開いていても、正しい前提があれば、振り遅れることなくボールをヒットできるそうです。

 

 

もうひとつ驚かされたのがボールの捕まえ方。クラブが変れば、ボールの捕まえ方が変わるというもの。ヘッドが小さくて重心距離が短いクラブに関してはフェースを返すことでボールを捕まえた方が効率が良いですが、今どきのドライバーのようにヘッドが大きくて重心距離が長いクラブに関しては、手や腕でフェースを変えそうとするのではなく、慣性の力を利用した方が効率が良く、かつ再現性も高くなるそうです。

 

 

今までの常識だと、重心距離が長いドライバー(大型ヘッド)は「早めにコックをほどいて打つ」とか「フェースをシャットに使う」とか「フックグリップにしてフェースを開くづらくする」というのが定説でしたが、小澤さんによるともっと効率の良くフェースを返す(フェースが開くのを防ぐ)方法があり、それは慣性の力を利用すること。

 

 

 

小澤さんによると、、、

 

「今どきの大型ヘッドは慣性モーメントが大きいので、シャフトを軸にして回転させようとすると大きなエネルギーが必要ですし、回転そのものがしづらくなっています。回転しづらいヘッドでは手先や腕の力では回転させようと思っても力が不足するのを避けられません。しかしながら、運動の方向を維持しようとする慣性の力を上手く利用すれば、大型ヘッドでも効率良く回転させることができ、フェースがスクエアな状態でインパクを迎えることができるのです」(小澤さん

 

 

 慣性の力を利用すると、重心距離が長い今どきのドライバーでもボールをしっかりと捕まえることができる!!!

 

 

この言葉には本当に驚きましたが、小澤さんがやってみせた種明かしを見たら、即座に納得できました。手先や腕でフェースを変えそうとしなくても、シャフトを反時計回りに回転させなくても、慣性の力を利用するとヘッドは反時計回りに運動を始め、フェースが閉じる方向に回転するのです。

 

おーっと、これ以上喋ってしまうとセミナーのネタバレになってしまいます。慣性の力でフェースを返すメカニズムについて興味がある方は、小澤さんのゴルフスイング物理学インターネット配信、もしくは小澤さんの著書「ゴルフスイング物理学」(実業之日本社)をご覧になって下さい。慣性の力でフェースが返るメカニズムについてちゃんと説明して下さってます。インターネット配信を見ても、本を読んでもピンとこない人は、小澤さんのセミナーを受講して下さい。今どきの大型ヘッドでボールを捕まえる極意を手取り足取り教わることができます~。

 

(▼▼)b


アナライズのプライム会員ですが まだまだ募集しております

⇩こちらから申し込めます