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2018年11月27日超私的な提案 冬場のゴルフでアマチュアが陥りやすいミスを防ぐコツとは!?

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国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は、虎さんことチェ・ホソン選手が最終日も5つスコアを伸して優勝。2013年のインドネシアPGA選手権以来となるツアー2勝目を挙げました。ホストプロの石川遼選手は通算3アンダー40位といまひとつ上位に食い込むことはできませんでしたが、ギリギリで男子ツアー最終戦となる日本シリーズの出場権を手に入れました。

日本シリーズが終われば、いよいよ冬到来。冬になるとドライバーもアイアンも飛距離が落ちてきます。寒くなると寒さで厚着するから飛ばないと言われてますが、実は、気温が10度以上下がると、物理的にもボールは飛びません。最高気温が10度以下まで下がってくると、誰が打ってもドライバーの飛距離は10~15ヤードは落ちてきます。アイアンの飛距離にしても10ヤードぐらいは落ちるのです。

片山晋呉プロ「シンゴイズム」の中で、例年、日本シリーズの時期になると。8番アイアンの飛距離が155ヤードから140ヤードぐらいまで落ちと語っています。プロでさえ、冬場になるとアイアン距離が1番手で15ヤード落ちてきます。

 

さて、この冬場のゴルフ。

 

 

気温低下によって物理的に飛距離が落ちてくるのが当たり前なんですが、アマチュアゴルファーはこれが分っているようで分っていない人が多くいます。例えば、夏場に7番アイアンで150ヤード飛ぶ人の場合、夏場よりも最高気温が20度ぐらい低くても、「150ヤードは7番」と決めつけています。その結果、ナイスショットしたにも関わらず、手前のバンカーに入ったり、ショートするのを嫌がって力んで引っかけて左に外す等のミスをしがち。これらのミスをしてしまうと、ミスがミスを引き寄せることになり、簡単にボギーやダボを叩くことになるのです。加えて、必要以上に力んでしまうためにスイングそのものも悪くなります。

 

コースに出ればミスが出るのは当たり前ですが、「ボールが普段よりも飛ばないことによるミスショット」というのは心がけ次第で避けられます。防寒下着やセーター、フリースなどを着てプレーする時は、その時点でボールは10~15ヤードは飛ばない。まずはこれを自覚してクラブを選択すること。

 

 

例えば、夏場ならばドライバーで230ヤード飛ぶならば、冬場は210ヤードでナイスショットと考える。アイアンに関しては夏場よりも1番手飛ばないことを考慮し、クラブを選択する。距離設定を変えるだけで打たなくていいミスショットを確実に減らせますし、スイングに余計な力みが発生することも防げます。

 

 

そして、ここからは超私的なアドバイスですが、冬場でも夏場と同じ飛距離を求めてやまないならば、思い切ってボールを変えてみるのも大いにアリです。競技ではルール違反になってしまいますが、プライベートでプレーするのであれば、ルール適合外の高反発ボールを使ってみるのもアリです。例えば、リンクスから発売している「飛砲」は、ドライバーもアイアンもルール適合ボールより10ヤードは飛びます。寒さ(気温低下)で飛距離が落ちた分をボールでリカバリーすれば、冬場でも夏場と同じだけ飛距離を得ることが可能になるのです。

 

 

 ボールが飛んだからと言ってスコアが良くなる保証はありません。

 

 

冬場はボールが飛ばないのを計算に入れてプレーすればいいだけのことですが、普段よりもボールが飛ばないことでミスショットが増えたり、普段よりもボールが飛ばないことでストレスを感じるのであれば、冬場に高反発ボールを使うという選択肢があってもいいと思います。特に、池越えや谷越えで多いコースで、寒さで飛距離が出ないためにOBが出てしまうようならば、ルールに縛られないで飛距離が出るボールを使うのもアリだと超私的に思っています。

 

そして、ここからは超私的な提案ですが、ゴルフ場の方も冬場になったらティマークの位置を普段よりも少し前にしてもらえると嬉しいです。寒さで飛距離が落ちた分だけティマークの位置が前にあれば、冬場でも夏場と同じ感じでプレーできるからです。

 

 夏場と違って冬場は飛距離以外にも条件が厳しくなります。

 

プロでも夏場に比べると冬場はスコアが2打ぐらいは悪くなります。それを考えると、アマチュアは冬場にプレーに有利なボールを使ったり、距離設定を少し短くするのは極めて合理的ではないかと超私的に思っています。ちなみにマーク金井は寒さが厳しい1月~3月上旬の間はオフシーズンでプレーしません。毎週、スノボを滑っています。

 

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2018年11月25日超私的な提案 スコアアップのために本当に必要なドライバーショットのスキル(技術)とは!?

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今週もあっという間に一週間が過ぎました。月曜日は島田ゴルフ製作所さんでミーティングからの武蔵丘GCにてクロノスパターの取材と撮影。火曜日は明治ゴルフせンター月刊ゴルフダイジェストの取材と撮影。水曜日は神田のスタジオにてヤマハさんミーティング、金曜日は赤羽GCで担ぎセルフプレーからの仙台出張。土曜日と日曜日は神田のスタジオでセミナーを開催しています。

金曜日のラウンドは新幹線に乗る都合もあって16ホールでプレーを終了しましたが、改めて感じたのがクラブセッティングの重要性。今月21日に発売の月刊ゴルフクラシックではツアープロのセッティングが紹介されていますが、マーク金井の場合、基本セッティングは7本です。赤羽でプレーする時はロッカーにクラブを入れているのでエースセッティングではありませんが、こんな感じです。

 

・ドライバー テーラーメイドM3 460 フジクラスピーダ-569TR
・UT アダムス 17度 アナライズUT70
・アイアン ピン G30 7番、9番、PW、SW
・パター(昨日はテーラーメイド スパイダーツアーレッドCS

 

 

それぞれの飛距離は、、

 

・ドライバー 220~260ヤード
・UT 210~170ヤード
・7番アイアン 100~160ヤード
・9番アイアン 100~130ヤード
・PW 80~115ヤード
・SW 80ヤード以下

 

 

それぞれのクラブで距離を打ち分ける範囲は変りますが、もっとも距離を打ち分けるのがSWです。加えて、フルショットをしない回数が一番多いのもSWです。そして、以外と思うかも知れませんが、SWと同じぐらいフルショットをしない回数が多いのがドライバーです。金曜日の赤羽のプレーでもフルショットをしたのは1度だけ。16ホールのプレーでドライバーを11回使いましたが、その内の10回はすべてフルショットではなく、飛距離が230~240ヤードぐらいの感じになるように打ちました。

 

赤羽はホールの左右にクリークが流れていますし、左右に曲げるとワンペナが待ち構えています。加えて、目の前にネットが立ちはだかるホールでは、フックやスライスを打たないとフェアウェイキープしづらいホールもあります。この状況に対応するために、フルショットではなくコントロールショットを多用しているのです。

 

 

 

ドライバーの飛距離を20~30ヤード落とすと、セカンドで持つクラブが長くデメリットがあります。しかしながら、20~30ヤード落とすことで、ワンペナや池ポチャを確実に回避できます。スコアメイクの観点から考えれば、説明するまでもなくドライバーでコントロールショットを打った方がスコアの浪費を減らせます。超私的なことを言わせてもらるならば、100を切れないゴルファー、90を切れないゴルファー、70台のスコアが出ないゴルファーも、ドライバーでコントロールショットを打つことを覚えたら、確実にスコアアップできます。

 

 

もちろん、ドライバーでコントロールショットを打つためには、それなりの準備(練習)が必要です。アプローチショットでは距離感を養うのと同じで、ドライバーでも距離感(距離調節)を養うには、ボールを飛ばさない練習が必要です。飛ばさないようにするには、、、

 

 

 スイングは同じでヘッドスピードを落とす
 テークバックを小さめにする
 わざと球を曲げる(スライス回転をかける)
 スピンを増やして距離を落とす(フェースの下側でわざと打つ)

 

 

要するに、ドライバーを手にした時もアプローチショットを打つかのような感覚で練習すればいいのです。ドライバーはフルスイングして、とにかく1ヤードでも遠くに飛ばすだけのクラブではありません。飛ばすのと同じぐらい飛ばさない(距離調節)ために使ってもいいクラブです。そして球を曲げることで距離を調節することを練習すれば、球を曲げないことも分ってきますし、飛ばさないことで、飛ばすために何が必要なのかも分ってくるのです。「逆もまた真なり」ではありませんが、ゴルフにおいても反対のことをやってみることで、今まで見えなかったモノが見えてくることもあるのです。

ドライバーショット(ティショット)はテニスやバレーボールにおけるサーブと同じです。

 

ドライバーショット(ティショット)に求められるのは完璧なショットを打つことではありません。とりあえずセーフティな場所にボールを運ぶこと。会心のナイスショットを打つこと以上に、チョロやワンペナ、OB、池ポチャ、林に打ち込まないことの方が大事なんです。ティショットで一番大事なことは死なないこと。そして死なないために何をすればいいかをちゃんと理解し、死なないティショットを打てるようになること。これがスコアメイクの基本であり、鉄則です~。

 

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2018年11月22日超私的な考察 ゴルフが上手くなるのに「才能」は必要なのか!?

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毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日で、月刊ゴルフダイジェスト月刊ワッグル、そして月刊ゴルフクラシックが発売。加えて、今週は隔週誌のアルバも発売されています。マーク金井アルバで「ぶっ飛びアイアン」の特集記事と練習器具の連載をお手伝いさせていただきました。

 

ゴルフ雑誌は月に10冊以上読んでますが、一般書籍も月に10冊以上は読んでます。例えばこの一週間だと、、

 

 

 

本を読むために超私的にやっていることは、、「本を真面目に読まない」こと。面白くない(興味が湧かない)と感じたら、途中でも読むのを止めます。加えて、最初から読むこともやりません。目次はじっくり読み込み、面白そうな所から読み始めることが多いです。1冊の本を全部読まないことの方が多く、ヒントになることが1つでも2つでも得られたらラッキーだと思ってます。半面、何度も読み返す本も少なからずあります。

 

さて、上記の本の中で45分ほどで読了したのが「才能の正体」。目次がほぼ内容を言い表しているので、目次は3度読み返しました。そしてトピックのまとめが秀逸だったので読んだ時間は短かったですが、読み応えは大いにありました。主たるまとめはスマホで撮影したので、いつでも読み返せるようにしてます。刺さったまとめをざっと挙げると、

 

 

 人とつながるにはちゃんと”伝えること” コツは「前提の共有」と「いいタイトルをつけること」。

 人の才能を伸すが上手な人ほど、主観的な意見を言わず、ただ事実のみを根気強く言う。

 「客観視」できるようになれると、ポジティブになれる。

 コミュニケーションとは、「自分が何を言ったか」ではなく、「相手にどう伝わったか」だ。

(以上、才能の正体から引用)

 

 

才能と言う言葉は非常に便利な言葉です。努力というのは自発的な行為が求められるのに対して、才能というのは先天的な意味合いを含んで使われることが多いからです。加えて、「自分には○○○の才能がない」と言ってしまえば、できない理由を合理化できてしまうからです。

 

 

ゴルフもしかりで、「何年やってもスコアが良くならない」「何年やっても100が切れない」「真面目に練習してもベストスコアを更新できない」と悩んでいる人の中には、すくなからず「自分にはゴルフの才能がない」と思っている人が少なからずいます。

 

 

「才能の正体」の本はゴルフのことを一切取り上げてませんが、この本の著者である坪田信貴氏は、、、、

 

「才能がある」と言われる人に共通しているのは、”正しいやり方を”選んでちゃんと努力していること。

 

 

そして、こうも付け加えています。

 

 

「頭のいい人や出来のいい人の言葉は、聞く意味がない」と僕は思っています。
(以上、才能の正体から引用)

 

 

実は、この言葉は片山晋呉プロも「シンゴイズム」で「上手い人じゃなくて苦手な人に聞いてみる。上手い人は天才的にできるけれど、苦手な人の方がよく考えているから」と。

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

物理的に理に叶った方法に則って練習し、工夫しながら継続練習する。そして、スコアを良くするために本当に必要なことを「自己客観視」しながらプレーしていけば、才能の有無に関係なく、経験を重ねるほどにスコアは確実に良くなるのです~。

 

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2018年11月20日超私的な提案 2019年ゴルフルール大改正で一番知っておきたい項目とは!?

先週の国内男子ツアー「2018年 ダンロップフェニックストーナメント」は3日目を終えて8位につけていた市原弘大選手がが1イーグル7バーディ、1ボギーの「63」でプレーし、通算15アンダーで今季2勝目を飾りました。前回のブログで優勝候補筆頭に挙げていた堀川未来夢選手は1打差の14アンダーで単独2位フィニッシュ。最終、18番で痛恨のボギーを打ってしまいプレーオフに駒を進めることができませんでした。

 

優勝予想スコアは的中しましたが、勝負の決め手となったのが市原選手の9番のイーグル。バーディーすら取りづらいホールでイーグルを奪い、その後もバーディーを重ねて、最終日8アンダーのスコアは圧巻です。市原選手は決してロングヒッターではありません。フェニックスはロングヒッターが有利だと言われてますが、ものの見事にこの常識を打ち破っての優勝です。市原プロとは昨年のMMT9で一緒にプレーしましたが、ドライバーの飛距離は270~280ヤードぐらいだったと記憶しています。

 

 

さて、国内女子ツアーは後1試合、男子ツアーも残すところ2試合です。今年も残すところ1ヶ月少しとなり、2019年が足早に近づいてきました。スマホでスケジュール管理しているので手帳を購入することはありませんが、2019年に備えて購入したのが、

 

 

JGAが発行するゴルフ規則本(ルールブック)。

 

 

プレーヤーズ版のポケットサイズだけでなく、大きい方の完全版も購入。ポケットサイズの方はキャディバッグに入れたので、時間をみつけては完全版をパラパラとめくりながら変更点をチェックしています。これまでもルール改正は何度も行なわれてますが、今回のは改正ではなく大改正。これまでの常識がまったく通用しないぐらい変っているのに驚きつつ、欧米のゴルフ業界はゴルフに対する概念を大幅に変えようとしたい意図を窺い取ることができます。特に感じるのが具体的な「プレー時間の短縮」で、

 

 

例えば、、、、

 

・ボールを探す時間は3分以内(以前は5分以内)
・グリーン上、旗竿が立ったままでパットを打って入っても無罰(以前はペナルティ有)
・誰から打ってもOKなレディーゴー(以前は遠打優先)
・自分の打順がきたら40秒以内に打つ(以前は明確な時間指定無し)

 

 

これに加えて、新ローカルルールでは、、

 

 

・ホールごとの最大スコアを設定できる(スコア上限に達したらギブアップできる)

 

これもプレーファーストには非常に役立つルールで、ぜひとも頭に入れていただきたい新ルールです。ビギナーやラウンドになれていないゴルファーの場合、バンカーから出なかったり、アプローチで行ったり来たりというのは避けられません。こんな時もスコアの上限があればルールに則って次のホールにサクッと行けるのです。ローカルルールですが、超私的なことを言わせてもらうならばこれは多くのゴルフ場で採用してもらいたいルールです。ティショットのプレイング4よりも、
「ダブルパーで打ち止め」というルールを採用すれば、プレーの進行は劇的に良くなるからです。

 

それだけではありません。スコアの上限があったら方がビギナーにとっては嫌な経験を積むことを避けられます。バンカーで5打も6打も打ったり、グリーン上で5パットや6パットを打つことがなくなれば、それだけでもゴルフに対するマイナスイメージをかなり減らせるはずです。ゴルフでスコアの上限を定めないというのは、ボウリングに例えるならば、「すべてのピンを倒さないと次のフレームに行けない」というのと同じだからです。

 

写真は東京ドームボーリングセンターのWEBサイトより転載 ボーリングも東京ドームへ!

 

最後に2019年のルール大改正には入ってませんが、プレー時間の短縮に絶大な効果があるのが、、、、

 

 

 打順固定とグリーン上でのノーマークの推奨。

 

 

ボウリングは投げる順番が決まっています。ゴルフも打つ順番が決まっていれば、次のホールで打順の確認は必要なくなりますし、何よりも自分が何番目に打つのかが分っていれば、段取り良くプレーできます。

 

ノーマークの推奨に関しては、何が何でもマーク禁止という意味ではなく、プレーの支障がない時は「わざわざマークする必要はない」という意味。地面に食い込んだボールや、ボールに泥が付いている場合は、マークしてグリーンの修復や泥を取り除くはOK。それ以外の時に、必要以上にマークをしないので欲しいのです。すでに1年以上やってますが、打順固定とノーマークをやるだけで、9ホールでのプレー時間は確実に10分以上は短縮できます。

 

 

プレーのスピードアップというと、「クラブを何本か持って走れ」というのがこれまでの常識でしたが、走ったら息切れしてミスショットが増えることはあってもナイスショットは増えることはありません。走り回ってミスショットが増えたら、プレー時間を短縮するどころか、かえってプレー時間が増してしまいます。ですので、マーク金井はビギナーとプレーする時は、「絶対に走らないで下さい」といい、スタスタとテンポ良く歩きましょうと提言してます~。

 

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2018年11月18日超私的な予想 2018年ダンロップフェニックスの優勝は誰の手に!?

YouTubeアナライズチャンネルの生配信

マーク金井ここだけの話

11月19日21時から配信決定。録画はありませんので是非生でご覧下さい


今年に日本ミッドアマ豊島豊選手が、初日からトップを維持し、最終日、最終ホールでバーディーを奪って優勝しました。豊島選手は2015年大会以来2度目の優勝を、大会史上3人目(5回目)の完全優勝で華を添えています。

開場となったのは関西の老舗名門、小野ゴルフ俱楽部です。マーク金井はミッドアマの翌日(11月17日)にプレーする予定でしたが、持病の喘息が出てしまい関西遠征を中止しラウンドをキャンセル。一度は回ってみたかったコースを誘っていただいただけでに残念でたまりません。誘っていただいたWプロ、ドタキャンしてすみませんでした。

兵庫県ではこの小野ゴルフ俱楽部と同じくらいプレーしてみたいのが、近隣エリアにある加古川ゴルフ俱楽部。リンクスゴルフの本社がある姫路からも近いので、なるべく早くプレーできる機会を作りたいと思います。

さて、日本ツアーもいよいよ終盤戦に突入。今週はダンロップフェニックスで3日目を終えて単独トップに立ったのはツアー未勝利の堀川未来夢選手。今年はツアー初優勝している選手が多い年ですので、堀川選手もこの仲間入りする可能性は大です。ショットとパットが噛み合うかどうかは明日になってみないと分りませんが、3日目のようにショートしないパットを最後まで打ち続けることができれば、ツアー制覇を手元に引き寄せることができると思います。

 

ダンロップフェニックスは過去3度プレーし、現地取材も10回くらいはしています。古くはジャック・ニクラス、セベ・バレステロスがプレーした頃、少し前だとタイガー・ウッズが優勝した時、最近ではブルック・ケプカが初来日をした時も現地でプレーぶりをじっくりと観てきました。そこで今回は超私的な優勝予想をしてみたいと思います。

 

 

3日目を終えた順位は、、、

 

-12 堀川未来夢
-10 B・ジョーンズ 今平周吾
-9 朴相賢
-8 H・W・リュー 稲森祐貴
-7 B・ケプカ 市原弘大 他3選手

 

 

3日目を終えて12アンダーがトップということは、恐らく優勝スコアは14~16アンダーぐらいになると思います。それを考えると、優勝争いに加われるのは7アンダーぐらいまでの選手です。そして、もうひとつデータにしたいのが男子ツアー、今シーズンの勝利者顔ぶれ。今季は13人もの選手がツアー初優勝を果たし、なおかつ20歳代が9人もいるのです。こんな事は男子ツアー始まって以来の出来事なことを考えると、、、

 

 

優勝予想の筆頭候補は3日目を終えてトップに立っている堀川選手。堀川選手は25歳ですから大いにチャンスがあるでしょう。2番手の予想は、3日目を終えて2打差の2位タイにつけている今平選手。今平選手は堀川選手と同学年。同学年対決になるのではないかと予想しています。

 

 

そしてこの2人割って入るのが2016年、2017年の覇者、ケプカ選手。コースを熟知していますし、なによりもコースとの相性の良さが際立っています。ケプカ選手がアウトでスコアを一気に伸せば、そのまま逃げ切り優勝する可能性が出てきます。

 

 勝負の鍵を握るのは、アウトの7番。ここは2オン可能のパー5でバーディーが当たり前で、イーグルも取れるホール。優勝争いを演じるためには、このホールでスコアを伸すのは必須です。

 

 

インでは11番、13番、16番、18番。ここでスコアを着実に伸した選手が優勝争いに残れるでしょう。難易度の高いホールとしては10番、15番、そして17番。この3ホールで安易にボギーを叩いてしまうとスコアを落とすだけでなく、プレーのリズムも悪くなってしまうのを避けられません。

 

 

このブログがアップされる頃、ちょうど最終組はアウトの7番あたりをプレーしているかと思います。現在世界ランク1位のケプカ選手が最終日に一気に追い上げて優勝するのか? それとも同学年対決で堀川選手と今平選手が競い合ってスコアを伸して優勝争いを演じるのか? 明日のテレビ放映が大いに楽しみです~。

 

 

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