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2015年04月10日春先からGWにかけてアプローチでザックリを減らす方法とは!?

火曜日、雨の中でスノボしたことも影響したのでしょう。不覚にも風邪を引いてしまいました。喘息持ちで花粉症持ちなので、この時期は慢性的に鼻水とくしゃみが出ますが、喉が腫れているので風邪だと分かりました(笑)。雨を油断したわけではありませんが、恐らく免疫力が落ちていたのでしょう。昨日は夕方からのアイアン試打に備えて、念のためかかりつけの病院で点滴を打ってもらいました。

 

 さて、この時期のゴルフ場で油断ならないはフェアウェイです。

 

ゴルフ場のフェアウェイの状態は年間通して同じ状態ではありません。国内で多い野芝や高麗芝の場合、GW以降から12月ぐらいまでは芝が生えそろっていて元気です。それがつき12月ぐらいから3月ぐらいまでは枯れてしまい。ペタッと寝た感じになります。ただし、冬場は地面が凍っている場合が多いので、地面自体は硬くなっています。地面が固いのでソールが跳ねやすく、ザックリやダフりよりもトップのミスが出やすくなります。

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そして、一番やっかいなのが3月下旬からGWにかけてのこの時期。この時期は芝が緑になってきますが、地面は固くありません。加えて、夏場のことを考えてフェアウェイに大量の砂を蒔くゴルフ場も多いです。結果、この時期のフェアウェイは、フェアウェイなのにバンカーと同じような感じになって、ボールをクリーンに打つのが難しくなります。砂まじりのフェアウェイはソールが滑りにくく、ヘッドがほんの少し手前に入っただけでザックリが出ます。ザックリを嫌がればトップも出ます。

 

マスターズが開催されているオーガスタナショナルは今が最もフェアウェイのコンディションが良いですが、国内のゴルフ場は今が最もフェアウェイのコンディションが悪いのです。マスターズに出場している世界の一流どころでも、この時期、国内のコースでアプローチを打つのはかなり神経を使うことになります。

 

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

 

 

 ではこの時期、どこをどう意識すればアプローチでザックリ、トップのミスを減らせるのか?

 

ライが悪い時はボールを右に寄せて、上からヘッドをガツンと入れたくなりますが、これはあまり得策ではありません。ボールを右に寄せて上からヘッドを入れるほど入射角が鋭角になります。入射角が鋭角になるほどヘッドが入るポイントが少しでもズレたら、ザックリ、トップが出やすくなるのです。

 

意外と思うかも知れませんが、砂混じりのフェアウェイから上手くアプローチを打つコツは、ヘッドが刺さりにくくなるようにスイングすること。ボールをあまり右に寄せず、ヘッドの入射角を浅くして下さい。いわゆる払い打つイメージの方が、ヘッドが地面に刺さりにくくなり(ソールが滑りやすくなり)、ボールを上手く捕えることができます。

 

 そして、もうひとつのポイントはクラブです。

 

砂混じりのフェアウェイでは、できるだけヘッドが刺さりやすいウエッジはミスが出やすいです。見た目にカッコイイ、多面ソールやヒールバンスを削り落としたウエッジ、ソール幅が狭くてバンスが少ないウエッジというのは、抜けがいい反面、砂混じりのフェアウェイではヘッドが地面に刺さりやすく、ザックリが出やすくなります。対して、ヒールバンスがしっかりあるウエッジ、ソール幅が広くてバンスが多いウエッジは砂混じりのフェアウェイでもヘッドが地面に刺さりづらく、クラブでザックリのミスを減らせます。また、ザックリしづらいのが分かると心理的に楽な気持ちになるので、ミート率が良くなってくるメリットもあるのです。

 

マーク金井は5年以上前に、軟鉄鍛造で幅広ソール&ハイバンスのウエッジ、MSウエッジを作りました。これはアプローチが苦手な人向けに作られたものですが、これは、春先の砂混じりのフェアウェイでもヘッドが地面に刺さりにくくなっています。見た目はチッパーに近い形状ですが、チッパーと全然違います。市販されているチッパーのほとんどは幅広ソールですがバンスはほとんどありません。MSウエッジは幅広ソールとハイバンスを組み合わせるという常識外れなウエッジで、常識外れだからこそミスに強いのです。

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ほとんどのクラブメーカーは幅広ソールにするとバンスを減らします。バンスを減らさないと、ゴルフショップの硬い床に置いた時、ヘッドがクルッと反時計回りに回転し、フェースが被ってしまうからです。お店に置いた時、フェースが被るとゴルファーが毛嫌いするのを知っているから、幅広ソールとハイバンスをあえて組み合わせないのです。対して、MSウエッジは固い地面での座りはまったく気にしません。ゴルフクラブは芝の上で使う道具だからです~。

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4月26日

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マーク金井ブログ更新しています今の季節のアプローチってかなり難しいですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12078

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月9日


2015年04月09日ショートコース(パー3)でショートゲームの腕を磨く極意とは!?

 

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昨日は関東の広いエリアで朝から雪が降りました。吐く息は白く、真冬が戻ってきたような寒さでした。ゴルフを楽しみにしていた人にはなんとも残念な天気でしたが、米国ではメジャーリーグが開幕し、そしてゴルフの祭典マスターズも今週開幕。昨日水曜日は、恒例のパー3コンテストが開催されています。

WATCH: Jack Nicklaus gets a hole-in-one in the Masters Par 3 Contest on Hole No. 4. Yes sir!Video courtesy Augusta National.

Posted by Jack Nicklaus on 2015年4月8日

マーク金井も1993年に一度だけマスターズを取材しました。火曜日の練習ラウンドのから現地入りしたので、もちろんパー3コンテストも現地でじっくり観てきました。マスターズの舞台、オーガスタナショナルには18ホールのコースに隣接してパー3専用のショートコースがあり、水曜日には多くの選手がパー3コンテストに参加します。通常のトーナメントと違ってマスターズではプロアマ競技がありません。パー3コンテストも出場選手だけが参加します。

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イラスト左にあるのがPAR3コンテストが行われる PAR3コース。イラストはGDOより転載 GDOの記事はイラストをクリック

 

 

マスターズのパー3コンテストを歴史を調べてみると、

 

 1960年から本戦の前日の水曜日に「パー3コンテスト」が開催されている。オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに隣接する9ホール(パー27)の特設コースで行われ、歴代最少スコアは20。過去の優勝者にはサム・スニード(1960年・1974年)、アーノルド・パーマー(1967年)、青木功(1975年・1981年)、トム・ワトソン(1982年)、ビジェイ・シン(1994年)などがいる。出場選手の子供がキャディーを務めるなど和やかな雰囲気で行われる伝統のイベントであるが、優勝するとその年の本選では優勝できないというジンクスがあることでも知られる。
(以上、ウィキペディアから引用)

 

パー3コンテストでのジンクスが今年も続くかどうかは、来週月曜になってみないと分かりません。しかし、パー3コンテストはマスターズに欠かせないイベントで、出場選手もそれを理解しています。そして、ショートゲームの技術が高くないと、パー3コンテストで優勝できません。ショートアイアン、そしてアプローチショットが上手くないと、パー3でいいスコアは出せないからです。我々アマチュアゴルファーも同じで、ショートゲームの技術が上手くないと、ショートコースでいいスコアを出せません。言い換えると、ショートゲームの腕を磨くならば通常の、100ヤード以内のショートゲームの腕を磨くには、普通のコースでプレーするよりも、ショートコースでプレーする回数を増やした方がいいです。

 

 

例えば、普通のコースに月に1回プレーするならば、月に3回ショートコースを回った方が、ショートゲームが上手くなります。そして、パー3に慣れてくれば、実際にコースに出た時もパー3の平均スコアを上げられます。

 

では、どんな風にプレーすればショートコースで腕を磨けるのか?

 

プレーの回数を増やすことでショートゲームの腕を磨けますが、より高いレベルで腕を磨きたいと思うならば、ぜひとも試して欲しいことがあります。

 

それはわざとワンオンを狙わないこと。パー3のホールでわざとグリーンを外し、2オン1パットがどれだけ取れるかにこだわってプレーして下さい。例えば、パー3が9ホールあるコースならば、すべて2オン狙い。それでどれだけパーが取れるのか? それでどれだけボギーで上がれるのかを考えながらプレーするのです。

 

ショートコースをプレーしたことがある人ならばご存じのように、普通のコース(関西では本コースと言います)に比べると、ショートコースはグリーンが小さい。グリーンが小さいので、グリーンを外した時に寄せやすいエリアと、寄せづらいエリアがあります。ティショットでただグリーンを外すだけでは、2オン1パットのパーを増やせません。どこに外せば、寄せワンしやすいかを探ることが求められます。そして、ティショットではそのエリア(寄せワンしやすい場所)にボールを運ぶ技術が求められます。変な言い方ですが、ワンオンさせるよりも、寄せワンしやすい場所にボールを運ぶ方が、より正確なショットが求められます。

 

加えて、わざとグリーンを外せば、その分だけ芝から打てるアプローチの回数が増えます。アプローチを上手く打つためには単に芯で捕えることだけでなく、ボールのライを見極める技術、ボールのライの傾斜を感じ取る技術、そしてグリーン面の傾斜を読む技術を磨くこともできるのです。同じ場所から何発も打つ練習をするよりも、1打1打、まったく違うシチュエーションから打つことで、実践に役立つ距離感を身に付けることもできるのです。

 

普通のコース(本コース)でわざとグリーンを狙わないというのは、かなり勇気がいります。「せっかく来たのにもったいない」という気持ちにもなるでしょう。しかし、お値段が手頃で、なおかつその気になれば27ホール、36ホールもプレーできるショートコースならば、わざとグリーンを外して打つというのも気軽にできます。例えば、最初の9ホールは普通にプレーし、次の9ホールはティショットでわざとグリーンを外してプレーするなんてこともできます。

 

ゴルフが上手くなるには練習場でボールを打つことも大事ですが、実は、もっと大事なのはコースで練習すること。練習ラウンドが必要なんです。ショートコース(パー3)というのは、コースで練習するのに(練習ラウンドに)理想的な場所です。マスターズのパー3コンテストでは、池越えホールでは「わざと水切りショット」が求められます。世界の一流どころは、水切りショットをかなり真面目にやっています。ショートコースに池越えホールがあるならば、皆さんもぜひ水切りショットにチャレンジし「マスターズ気分」を味わってみてはいかがでしょうか~。

 

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マーク金井ブログ更新していますマスターズはいよいよ明日から!PAR3コンテストではホールインワンが続出・・ マーク金井はショートコースが意外に好きという話http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12068

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月8日


2015年04月08日マスターズでレフティが有利なのには理由がちゃんとある!!

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桜が散りはじめているにも関わらず、昨日も定例の早朝スノボに行ってきました。あいにくの雨だったこともあり、サクッと80分ほど滑ってきました。スノボウエアも雨が降ると水が浸みてくるからです(笑)。これで今年のスノボも終わりです。数えてみると、今シーズンは22回。目標だった2級検定は1発合格できたので、来シーズンは1級目指して頑張りたいと思っています。検定のために滑っているわけではありませんが、技術レベル上げると、スノボは本当に気持ち良く滑ることができます。ゴルフと同じで、レベルアップするほど、楽しさのレンジが広がってくるんです。

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今週はいよいよマスターズがはじまります。マーク金井は今から22年前、1993年に一度だけ現地、オーガスタナショナルに行くことができました。当時はフリーランスのゴルフ記者で、現在も連載している新聞、日刊現代が取材枠を下さったのです。取材当時は、ゴルフクラブの進化の過渡期。選手によってはドライバーは木製のパーシモン、選手によってはドライバーは金属製(ステンレス製)のメタルを使っていました。そして、取材した年までは、「金属ヘッド」を使って優勝した選手は登場してません。93年に優勝したドイツのベルンハルト・ランガーもパーシモンで優勝しています。

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タイガー・ウッズの参戦も決まった今年のマスターズ (写真はGDOより転載、記事は写真をクリック)

 

 

さて、このマスターズ。今年で79回目を迎えます。最多優勝は帝王、ジャック・ニクラウスの6回。続いて、アーノルド・パーマーとタイガー・ウッズが4回勝っています。2000年以降で調べてみると、面白いデータがあります。それはレフティの優勝回数。直近14年間では、マイク・ウェア(2003年)、フィル・ミケルソン(2004、2006、2010年)、バッバ・ワトソン(2012、2014年)と、レフティが6勝もしています。

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写真はGDOより転載

 

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写真はGDOより転載

 

 

 

14年間でレフティが6勝。
14年間でレフティの勝率は42.9%

 

レフティのツアープレーヤーの数はほんの一握りだと言うことを考えると、この勝率は尋常ではありません。詳しく調べたわけではありませんが、他のトーナメントと比較しても、マスターズはレフティの勝率が非常に高い大会ではないでしょうか? そして、今年も優勝の有力候補には、レフティのワトソンとミケルソンが入っています。

 

 では、なぜレフティはマスターズと相性がいいのか?

 

GDOのサイトにマスターズが開催されるオーガスタナショナルのホール図がアップされていますが、ここはドッグレッグホールが多いのが特徴です。パー3を除いて、真っ直ぐなホールは、出だしの1番、3番、7番、11番、14番、15番、16番。7ホールです。

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GDOより転載 コース図はGaryHisanaga氏のイラスト

 

 

左ドッグレッグしているのが、2番、5番、8番、9番、10番、13番
右ドッグレッグしているのが、18番

 

オーガスタナショナルは戦略的なコースと言われてますが、ホールの作りはかなり偏っています。左ドッグレッグしているホールが6つもあるのに対して、右ドッグレッグしているのは1つだけ。明らかに右打ちの場合、右から左に曲がるドローボールの方が攻略しやすい(飛距離を稼げる)のです。実際、コースを歩いてみても2番ロング9番ミドル10番ミドル、13番ロングこの4つのホールはドロー(フック)を打つのと、フェード(スライス)を打つのとでは、距離が30ヤード以上変わってきます。特に、2番と10番と13番は、強いフックボールを打てるとものすごく距離を稼ぐことができます。そういうこともあって、マスターズはドローヒッターが有利と言われてきました。フェードが持ち球のスーパーメックスこと、リー・トレビノは「このコースは俺向きじゃない」と戦う前から白旗を揚げてました。

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13番ホール(イラストはGDOより転載)

 

 

ここまで書くと、察しのいい人はもう答えがお分かりでしょう。

 

そうです。レフティの場合、オーガスタナショナルを攻略するのにはフェードが打てると非常に有利です。そして、フェードはドローに比べると、ミスした時に大けががしにくいです。ドローは捕まり過ぎるとチーピンが出る怖さがありますが、フェードだとチーピンが出る怖さがありません。プロにとっては、スライス系の弾道は方向性をコントロールしやすいメリットがあります。加えて、今どきのチタンドライバーは低スピン弾道が打ちやすい。スライス系の球を打っても吹き上がりません。ドローと同じだけ飛ばせます。2000年以降にレフティの勝率が上がっているのは、フェード(スライス)を打っても吹き上がらないドライバーが登場していることも少なからず影響しているのです。

 

昔も今も、レフティのツアープロはそれほど多くありません。今回のマスターズでもレフティの選手は数名です。にも関わらず、歴代優勝者は3名も出場でき、優勝候補に2名もいます。マスターズは他のメジャー競技と違って、大会で使われるコースはいつも同じです。左ドッグレッグのホールが多いことが変わらない限り、これからもレフティの勝率が低くはならないでしょう~。

 

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マーク金井ブログ更新していますいよいよマスターズ今週開幕ですhttp://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12039

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月7日


2015年04月06日観客の立場で考えるゴルフトーナメントに最も適したゴルフ場とは!?

先週金曜日は国内女子ツアー「ヤマハレディスオープン葛城」を観戦し、昨日、日曜日は東京ドームでセリーグ公式戦「巨人、阪神戦」を観てきました。スポーツはテレビやインターネットで観るのも良いですが、やっぱり現地に足を運ぶのには適いません。ライブで観た方が見応えがありますし、その場の空気を吸うことでワクワクドキドキできます。

 

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「ヤマハレディスオープン葛城」は首位と5打差の4位から出た渡邉彩香プロが、7バーディ、2ボギー「67」とスコアを一気に伸ばして通算7アンダーでホールアウト。追いすがる後続を振り切って、昨年の「アクサレディス in MIYAZAKI」に続くツアー2勝目を達成しました。単独首位から出た藤本麻子プロは9番で4パットのダブルボギーを叩いて失速し、首位と4打差の単独4位に終わっています。首位と1打差の2位タイには、前田陽子プロと、イ・ボミ(韓国)プロが入りました。

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック

 

 

そして、今季初のドーム観戦となった巨人阪神戦は、巨人が3対0で完封勝ち。阪神は打線がまったく機能せず、チャンスらしいチャンスは9回だけでした。先発した藤浪投手はそこそこいい感じでしたが、暴投で失点したこと、そして2度の送りバントを失敗したのが痛かったです。これで阪神は首位から陥落し、2位。貯金も1に減りました。阪神に変わって首位に立ったのは開幕カードで阪神に3連敗した中日です。今年も東京ドーム、神宮球場、横浜球場にせっせと出向いて阪神を応援していきます。

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プロゴルフ観戦とプロ野球観戦。

 

観客目線で考えると、ゴルフに比べると野球の方がかなり身近です。しょっちゅういきたくもなります。プロ野球は基本、自分の席がちゃんと確保されており(客席に座れる)、座った場所からフィールド全体を見渡せます。自分の席でビールを飲んだり、食事もできます。映画やお芝居を観るような感覚で観戦できちゃいます。加えて、ゴルフに比べると野球は地の利がすこぶるいい。例えば、東京ドームはJR水道橋駅(都営地下鉄、水道橋駅)から徒歩数分。車よりも電車の方が便利です。対して、ほとんどのゴルフ場は郊外にあるため、プロ野球のように電車でサクッと行ける所はほとんどありません。加えて、車で行っても、ギャラリー駐車場から大会会場までのアクセスがあまりよろしくありません。ゴルフトーナメントは会場にたどり着くまでにかなりの時間と労力が求められます。プロ野球に比べるとゴルフ観戦をするには、かなりの気合いが必要です。

それぞれのトーナメントはギャラリーの数を増やすために、いろんなアイデアを出してますが、根本的にプロ野球のレベルほどギャラリーを増やすことは難しいです。仕事帰りにサクッと観ることもできないので、新規に観てもらう人を増やすのも観点ではないです。

 

しかし、ゴルフ場を選ばなければプロ野球のように電車に乗ってサクッと観戦できるトーナメントも開催可能です。日本国内には2000以上のコースがありますが、その中でももっとも地の利(交通アクセス)が良いのは、

 

くずはゴルフ場(樟葉パブリックGC)

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場所は大阪府枚方市。大阪と京都のほぼ中間に位置し、淀川南岸の河川敷コースですが、最寄り駅の京阪樟葉駅から、クラブハウスまでは徒歩2分。水道橋から東京ドームに向かうよりも近く、大阪からだと車で向かうよりも電車利用の方が便利なコースです。ここで開催すれば、

 

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野球観戦をするのと同じぐらい手軽にゴルフ観戦できます。

 

加えて、くずはゴルフ場はパブリックコースなので、トーナメント開催した後、アマチュアゴルファーが気軽にプレーできるメリットもあります。その地の利を生かして、かつてくずはゴルフ場では、男子のツアー競技も開催されていました。くずは国際という大会が1965~1990年(昭和40年から平成2年)、26回開催されていたのです。第1回大会の参加プロはわずか5人でしたが、回を重ねるごとに出場選手が増え、海外招待選手の中には世界ランク1位に輝いたグレッグ・ノーマンも出場し、優勝もしています。ジャンボ尾崎プロももちろん出場してました。くずはゴルフ場はゴルフ人口を増やしただけでなく、プロゴルファーを「観る場」「観せる場」としても大きな貢献を果たしていたのです。

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昨今、ゴルフトーナメントの活性化、ギャリー動員増についていろんな提案がなされていますが、観客目線で考えるならば、観に行きやすい場所でトーナメントを開催するのも大いにアリだと思います。くずはゴルフ場は6000y弱と距離が短いですし、コースレートも決して高くはありません。でも、そんなことは観客側にはあまり関係ありません。プロのショットを間近で見ることの方が大事だからです。そして、難易度についてはクラブの使用制限をかければ、いくらでもプロの技を観ることができます。マーク金井は昨年から世界最小プロトーナメント「MMT9」を主催していますが、この試合でプロが使えるクラブは

 

4本以内

 

使えるクラブの本数が減れば、減った分だけコースは難しくなります。戦略性がそれほど高くないコースでも、使えるクラブが4本になれば簡単にバーディーを重ねることはできません。使うえるクラブを減らせば、観客がワクワクドキドキできるプレーを観ることができます。

 

いきなり男子のレギュラーツアーで4本プレーは難しいと思います。なので、まずはツアーの登竜門とも言えるチャレンジツアーをくずはゴルフ場で開催することをかなり真面目に考えています。観客が観たいのはゴルフ場ではなくて、プロゴルファーのプレーです。かつてのくずは国際も2日間開催でした。業界ではゴルフの活性化が叫ばれてます。プロ野球を観るように電車で見に行けるトーナメントを開催することも、活性化、そして新規参入者を増やせると思います~。

 

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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月5日


2015年04月04日ホットリスト2015受賞クラブを超私的に総括「FW&UT編」!!

金曜日の夜、ホットリストジャパン2015の受賞パーティーがありました。受賞されたクラブメーカー、特別審査員、新聞各社、そして主催運営しているゴルフダイジェストオンラインの運営スタッフが参加し、厳正な審査の上、受賞したクラブが次々と表彰されました。今年で4年目を迎えましたが、審査員をしているおかげでクラブがどの方向に進化しているのか(進化しようとしているのか)が、かなり具体的に見えて来ます。

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米国メーカーと国内メーカーとも、ドライバーにおいては優先順位の一番は飛距離です。その証拠に、「飛ばないけれどやさしいクラブ」は1本も受賞してません。飛びの方法論については、スピンを減らす(低重心)ことをアピールするモデルが目立ち、それと調整機能を組み合わせるドライバーが多いです。アイアンに関しては、飛距離を重視するモデルと打感(見た目)にこだわるモデルとに2極化しつつあります。こちらも、ドライバー同様、「飛ばないけれどやさしいクラブ」は1本も受賞していません。

 

 では、フェアウェイウッド(FW)とユーティリティ(UT)はどうなのか?

 

審査委員長の宮田卓磨さんは、FWとUTについてこう総括しています。

 

HOT LIST JAPAN 2015 フェアウェイウッドの総括
2012年『テーラーメイド ロケットボールズ フェアウェイウッド』、2013年『キャロウェイゴルフ X HOT フェアウェイウッド』の誕生以来、飛距離に特化したフェアウェイウッドが大ヒットとなったが、2015年は、カップフェースの採用や、ソール部分にスリッド(溝)を設けて、飛距離アップを狙った『タイトリスト 915F』など、飛距離性能という項目が前提条件になりつつある。

だが、2014年までと明らかに違うのは、とにかく飛距離だけに特化したクラブではなく、操作性、打感、打球音にもこだわったモデルが増えてきたことだ。ティショットからでも、地面からでも打ちやすいようにソール形状が考慮されている。(GDO編集部/宮田卓磨)

 

続いてユーティリティについては、

HOT LIST JAPAN 2015 ユーティリティの総括
近年、クラブセッティング14本の一員としてしっかり定着しつつあるユーティリティ部門。ロングアイアン型のユーティリティが影を潜め、フェアウェイウッドからの流れに合わせやすいユーティリティ形状が増えてきた。2015年は、ヘッドサイズ、ロフト角、シャフト種類などバリエーションが増え、プレーヤーの選択肢の幅が広がったのは嬉しい材料だ。

ただ購入する上で注意する点としては、プレーヤー側がどういったシチュエーションでユーティリティを使いたいのかイメージする必要がある。自身のプレースタイルや、ウイークポイントを克服するなど、用途を明確にしておけば、好スコアにつながるであろう。

ただ一つ不満に思うことは、クラブセッティングの重量フローを考えたときの、シャフト重量の配慮があまりない点だ。カーボンシャフトは50グラム台、スチールは90グラム台と幅が広すぎる。フェアウェイウッドからの流れ、アイアンからの流れ、どちらにせよ、中間帯の重量があってもいいのではないかと感じる。(GDO編集部/宮田卓磨)

(どちらもゴルフダイジェストオンラインより引用)

 

宮田さんが総括しているように、FWは飛距離一辺倒ではなく、上がりやすさややさしさをアピールしたモデルが増えてきました。象徴的なのは、ソールにスリットが入ったモデル(ナイキタイトリストテーラーメイド)で、これらは打点が下にズレても飛距離性能が落ちづらく、かつボールが上がりやすくなっています。ドライバーと違ってFWはティアップして打つことよりも地面から打つことの方が多いクラブ。クラブとしても使用目的を考えると、正常進化したと言えるでしょう。

 

受賞したFWの中で個人的に気に入っているのは、

・テーラーメイド エアロバーナー

テーラーメイド エアロバーナー フェアウェイウッド
HOT LIST JAPAN 2015 SILVER
詳細を見る

・ナイキ     ヴェイパースピードリミテッド

ナイキ ヴェイパー スピード リミテッド フェアウェイウッド
HOT LIST JAPAN 2015 GOLD
詳細を見る

・ブリヂストン  J15

ブリヂストン J15 F フェアウェイウッド
HOT LIST JAPAN 2015 GOLD
詳細を見る

・キャロウェイ  XR

キャロウェイゴルフ XR フェアウェイウッド
HOT LIST JAPAN 2015 GOLD
詳細を見る

・マルマン    シャトル

マルマン シャトル フェアウェイウッド(2015年)
HOT LIST JAPAN 2015 SILVER
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マーク金井がFWでこだわるのはボールの上がりやすさと、ヘッドの投影面積。ラフでの抜けとかよりも、アドレスした時の安心感があるクラブの方を評価します。小ぶりなヘッドは重心距離が短いために、スイングとの相性があまりよろしくないからです。それとアイアン同様、FWもアップライトなライ角のクラブを好んでいます。ただ、FWもそうですが、ドライバーとの流れを考えると純正シャフトの多くは、軽さが少し気になります。振りやすさという意味では軽い方がメリットがありますが、ドライバーからの重量フロー、安定性を求めるならば、もう少し重いシャフト(60g前後)を装着したFWが登場してくることを強く望んでいます。

 

 

続いて、UTについてですが、これはバリエーションが広がった感じがします。形状的にはウッドとアイアンの中間型が多いのですが、ヘッドサイズが小ぶりなもの、大ぶりなもの、そして中間なものと3つぐらいに分かれています。このお陰でゴルファーの選択肢が広がって選びやすくなりました。また、カチャカチャ式も増えてきたので、ライ角を調整できるモデルが増えてきたのも嬉しい限りです。

 

受賞したUTの中で個人的に気に入っているのは、

・ダンロップ   スリクソンZ45 ハイブリッド

ダンロップ スリクソン Z H45 ハイブリッドユーティリティ
HOT LIST JAPAN 2015 GOLD
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・ブリヂストン  J15 ユーティリティ

ブリヂストン J15 HY ユーティリティ
HOT LIST JAPAN 2015 GOLD
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賞には選ばれてませんが、

・キャロウェイ  XR

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マーク金井がUTでこだわるのはフェース長。重心距離が長いのが好きなのでフェースが面長になっているモデルを高く評価してしまいます。ただ、FW同様、UTもシャフトの重量にはやや疑問が残ります。審査委員長の宮田さんも言ってますが、カーボンシャフトは50グラム台、スチールは90グラム台と、どのメーカーも判で押したように重さが決まっています。ドライバー、FWからの重量フローを考えると、UTには70g前後のシャフトの選択肢があってもいいと思います~。

 

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4月5日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

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マジックマリガンUT

純正カーボンシャフトは、セッティングしやすい70g台!マーク金井がこだわって作ったシャフト(UT70、UT70+)が装着されています

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マーク金井ブログ更新していますHOTLIST2015の超私的総括 フェアウェイウッド&ユーティリティ編http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12018

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月3日