マーク金井blog

2015年01月01日男子ツアー開催にもっとも適したゴルフコースはどこか!?

アナライズよりお知らせ

新年あけましておめでとうございます

アナライズは1月4日までお休み。ご注文はWEBで24時間365日受け付けておりますが、発送は1月5日までお休みさせていだきます。6日より通常通り発送開始します。よろしくお願いします!!

※ご注文が殺到しているため、営業開始後も発送にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。


 

新年あけましておめでございます。今日から新しい1年が始まりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。マーク金井は生まれて大学を卒業するまで育った大阪で新年を迎えました。いくつになっても地元とはありがたい場所で、懐かしさを感じるとともに、自分の昔をすぐに思い出すことができます。

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マーク金井は中学から大学まで同じ学校に通い、大学は7年間在籍(笑)。ゴルフは中学2年生から始め、高校2年の夏で一度辞め、大学4年からまた始めました。中学、高校の3年間はゴルフ漬けの日々を過ごしてました。地元の練習場には毎日のように通い、週に1度は河川敷コースでプレー。ラウンドデビューは大阪駅からも近い、淀川ゴルフ場でした。それからは、河川敷コース通いが始まり

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くずはパブリックゴルフコース
京阪ゴルフ場
高槻ゴルフ倶楽部

 

始発電車に乗ったり、バスにのって河川敷コースを回っていました。当時、関西エリアでは河川敷コースで腕を磨き、ハーフ50を切れるようになったら「山」でプレーできる資格を得られました。「山」とは河川敷以外のコースの俗称です。「山」でよくプレーしたのは

 

読売パブリックゴルフ場
ダンロップゴルフコース
あいがわカントリー(キャディのバイトしてたゴルフ場)

 

40年前も河川敷は手軽にプレーできることから人気がありましたが、ジュニアゴルファーにとってありがたいのは交通アクセスの良さ。電車やバスで行くことができたので、クルマを運転できない(持てない)人間にとっては非常に有り難かったのです。

 

思い出話はこれくらいにしておいて、今日のエントリーはゴルフトーナメント開催コースについてです。男子ツアーは数が減ったとはいえ、年間20試合以上あります。毎年同じ場所で開催する大会もあれば、毎年開催場所を変える大会もありますが、残念ながらギャラリー来場者はそれほど多くありません。主催者発表で、

http://www.golf-gtpa.or.jp/shared/garally.php?type=men

昨年一番ギャラリーが多かったのが中日クラウンズで40603人
昨年一番ギャラリーが少なかったのがトーシンゴルフトーナメントで6825人

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尾崎将司プロ は中日クラウンズ5勝

 

 

偶然だと思いますが、どちらも中部エリアでの大会です。出場選手が異なっているので単純に比較できませんが、この2つの大会で大きく異なることがあります。それは交通アクセス。中日クラウンズが開催される名古屋ゴルフ倶楽部は名古屋市内から近く、地の利が非常に良いです。対して、トーシンゴルフトーナメントが開催されたトーシンゴルフクラブは岐阜エリア。名古屋市内からも時間がかかりますし、最寄り駅からも近くありません。交通のアクセスの違いもギャラリー数に少なからず影響していると思います。

 

トーナメント開催するコースの条件はいくつもあるかと思いますが、ギャラリー側から考えると、交通アクセスの善し悪しは重要なファクターです。スポーツ観戦というと、プロ野球、Jリーグ(サッカー)がポピュラーですが、どちらもスタジアムは駅から遠くにはありません。例えば、東京ドームは水道橋の駅のそばですし、Jリーグの埼玉スタジアムも最寄りの浦和美園駅から歩いて行けます。野球とサッカーに関しては、観戦するのにクルマは必要ありません。

 

では、ゴルフはどうか?

 

お世辞にも観戦しやすい場所のゴルフ場はありません。昨年開催された男子ツアーのコースを調べてみても、駅から歩いていけるゴルフ場は皆無でした。ゴルフ場の立地を考えると致し方ないところもありますが、公共交通機関を使って手軽に観戦できるゴルフトーナメントがないのが現実です。これはギャラリー数を増やすのにはかなり手強いマイナス要因です。

 

しかし、探せば野球場やサッカースタジアムのように便利なゴルフ場があります。駅から歩いて行ける代表的なゴルフ場としては、

 

東は赤羽ゴルフ倶楽部(東京都北区)
西はくずはパブリックゴルフコース(大阪府枚方市)

 

赤羽は最寄りの浮間舟渡駅から徒歩7分、くずはパブリックは最寄りの樟葉駅から徒歩2分でコースに行けます。この便利さは東京ドーム、埼玉スタジアムに引けを取りません。ゴルフのトーナメント観戦は「クルマじゃ無ければ行けない」「駐車場からギャリーバスに乗らなければコースに行けない」なんて面倒なことはありません。野球やサッカーを観戦するのと同じ感じで、手軽にゴルフトーナメントを観戦できます。

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赤羽ゴルフ倶楽部は浮間舟渡駅から歩いて7分です

 

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樟葉パブリックゴルフコースは樟葉駅から、歩いて何と2分!

 

 

昨日、30年ぶりにくずはパブリックに足を運びましたが、電車の駅の隣にクラブハウスがあり、道路隔てた向こう側にはコースが広がっています。赤羽は土手とコースが非常に近く、土手から選手のプレーぶりを観戦できます。加えて、くずはパブリックでは男子ツアーが25回も開催された実績があり、歴代優勝者には世界を代表するプロゴルファー、グレッグ・ノーマンも名前を連ねています。それを考えれば、赤羽にバッバ・ワトソンが出場したり、くずはにアダム・スコットが出場しても全然不思議ではないのです。

 

戦略性が高いコースで試合を繰り広げるものプロトーナメントの醍醐味ですが、ギャラリーが手軽に観戦できるコースでトーナメントを開催すれば、それだけでギャラリー数を増やしやすいと思います。男子プロの迫力あるショットはコースを選びません。戦略性がそれほど高くないコースで面白みに欠けるというのであれば、選手が使えるクラブの本数を減らすというのもアリです。実際、世界最小プロトーナメント、MMT9ではプロが使えるクラブの本数は4本のみ。クラブの本数を減らせば、否応なしにコース攻略の難易度が上がりますし、プロならではのテクニックを見ることもできます。

 

男子プロのショットはテレビで観るのと生で観るのとでは大違いです。プロにしても多くのギャラリーの前でした方がやりがりがあると言うものです。

 

演劇は役者と観客によって成り立ちます。そして観客が役者を育てます。ゴルフもしかり。プロトーナメントは選手とギャラリーによって成り立つとマーク金井は思っています。演劇同様、ゴルフもギャラリーが選手を育てます。年に1〜2度でいいから、電車で観戦できるゴルフ場でプロトーナメントを開催したい。ゴルフ業界を活性化することが色々論じられてますが、観に行きやすいゴルフ場でトーナメントを開催することも、業界活性化につながるでしょう〜。

 

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2014年12月31日マーク金井が選んだ、超私的クラブ・オブ・ザ・イヤー2014 ウエッジ&パター編

アナライズよりお知らせ

今年もアナライズをご利用いただきありがとうございます。

アナライズの営業日は本日までとなっております。営業開始は新年5日から。注文は年末年始かかわらず、24時間365日受け付けておりますが、発送は29日から5日までお休みさせていだきます。6日より通常通り発送開始します。よろしくお願いします!!

※ご注文が殺到しているため、営業開始後も発送にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください


 

 

一昨日は40年ぶりに地元大阪で高校の同窓会に参加してきました。40年前に机を並べた友人もマーク金井も56歳。その当時はゴルフのゴの字も知らなかった友人がゴルフにはまっているに驚き、当時の同級生はオイラがマーク金井になっているのにかなり驚いてました。ちなみに40年前のマーク金井はゴルフに夢中で、学校では帰宅部。毎日のように地元の練習場に通っていました。

 

40年前はすでにゴルフ歴は2年ほどで、最初に手に入れたゴルフクラブはミズノ。当時ミズノにはエントリー向けのブランドが3つあり、

 

マスターフラッグ(値段が一番高い)
センターフラッグ(値段が中間)
ファイナリスト(値段が一番安い)

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ミズノ センターフラッグ!

 

 

この中のセンターフラッグを購入。当時はウッドもアイアンも1本づつ購入でき、最初に手に入れたのはハーフセットです。2つめのセットは当時、大人気だったパワービルドのスーパーサイテーション。ジャンボ尾崎プロ、青木功プロ、杉原輝男プロ、そして当時のあこがれだった山本善隆プロが使っていたのにあこがれて、キャディでバイトして貯めたお金で購入しました。今でも覚えているのは、アイアンに装着されいたグリップは革製で手巻き。シャフトの裏側にはピアノ線が入っていて、これがバックラインの役割を果たしてました。

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ちなみに、コースデビューは「淀川パブリック」。今でも営業してますが、淀川の河川敷にあるショートコースです。本格的なコースとして初めてプレーしたのは「くずはパブリック」。こちらも淀川の河川敷コースです。当時のくずはパブリックは中学生料金というのがあって、18ホールを2000円弱でプレーできました。始発電車にのってプレーしたのを記憶しています。当時のくずはは、男子のレギュラーツアー開催コースでもあり、グレッグ・ノーマンをはじめ海外招待選手が出場してましたし、デビューしたばかりのジャンボ尾崎プロも出てました。レギュラーツアーだったので、もちろん地上波でテレビ放映もやってました。河川敷のパブリックコースで継続的に男子のレギュラーツアーをやっていたのは、後にも先にもくずはだけでしょう。加えて、当時はプロ協会(PGA)は東西に分かれており、くずはは西日本のプロテスト会場でもあったのです。

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現在の名称は 樟葉パブリックゴルフコースです

 

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くずは国際トーナメントの軌跡 (樟葉パブリックゴルフコースのホームページから転載)

 

 

40年前と今とでは世の中はすっかり様変わりしてますが、すっかりゴルフクラブもすっかり様変わりしてます。ということで、今回のエントリーはクラブ・オブ・ザ・イヤー2014の最終回、ウエッジ&パター編です。

 

まずはウエッジから。いきなりですが大賞は

ピン カーステン

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セット物のウエッジです。アイアンでもクラブ・オブ・ザ・イヤー2014に選びましたが、これは本当にやさしいクラブです。世界で一番やさしいウエッジを作りたくてMSウエッジ、SSウエッジを作りましたが、これはかなり形状が独特。対して、カーステンは通常形状にもかかわらず、ダフりに対するやさしさは群を抜いてます。ピンはピンアイ、ピンアイ2の頃からセット物のウエッジを作るのが上手いメーカーですが、それが脈々と続いています。

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2位 ピン G30
3位 クリーブランド RTX2.0 CB
4位 キャスコ ドルフィンウエッジ
5位 該当なし

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2位は PING G30

 

2位もピンのセット物のウエッジです。3位のクリーブランドもオートマチックに打てるやさしいウエッジですが、なぜか日本では人気がありません。中古ショップのスタッフに聞いてもリセールバリューが高くないそうです。4位のドルフィンウエッジはゴルファーによって評価が分かれますが、バンカーショットのやさしさはかなりのモノです。

 

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3位のクリーブランド588 RTX 2.0 CB

 

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4位のドルフィンウエッジ

 

続いてパターの大賞は

テーラーメイド ARC1

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かなり特殊なデザインですが、ストロークのしやすさ、そして打点がトウやヒール側に外れた時でも、直進性が高い転がりを得られます。フェースインサートの打感もこれまでのテーラーメイドの中では、音とボールの転がりが一致しやすいのも受賞理由になりました。

 

2位 オデッセイ ハボック
3位 ナイキ モダンクラシックメソッド MOD90
4位 該当なし
5位 該当なし

ハボックも慣性モーメントが非常に大きく、ミスヒットの強さは際立ってます。2位に甘んじたのはグリップ。慣性モーメントが巨大なパターにも関わらず、グリップが細い。ヘッドとグリップのバランスの悪さが減点材料になりました。

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オデッセイのパターで最大の慣性モーメント

 

3位のナイキ モダンクラシックメソッドMOD90は、クラシックなT型(キャッシュイン)。重心深度が深いパターに慣れてしまった人間には、重心深度が浅いパターというのは新鮮で、かつストロークのしやすさを感じます。夏場の高麗グリーンでパチンと打ちたい時はモダンクラシックメソッドのように重心が浅いパターの方が扱いやすいです。

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2014年はドライバーの当たり年だったのに比べると、アイアン、ウエッジ、パターは衝動買いしたくなるクラブが少なかったです。衝動買いしたクラブが少なかったことも、該当なしが増えた要因になっているかも知れません。

 

今日で2014年が終わります。2015年はどんなクラブが出てくるのか大いに楽しみにしたいです。

 

本年もブログを読んで下さりありがとうございました。来年も元旦からブログアップしたいと思いますのでよろしくお願いします〜。

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2014年12月29日マーク金井が選んだアイアン・オブ・ザ・イヤー2104

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今年も残すところ後3日になりました。昨日は試打インプレッションを連載しているゴルフダイジェストオンライン(GDO)のコンペに参加してきました。サミットGC(茨城県)にて、これがホントの打ち納め。スコアはイン40のアウト39。初めてプレーしたコースですが高低差がほとんどありません。最近大人買いしているCASIOの腕時計、プロトレックを左手にはめてプレーしたのですが、高度計を見ても高度がほとんど変わりません。一番低い所の高度が35m前後、一番高い所の高度が43m前後。高低差が気になったのは2番のパー3ぐらいでしたが、それでも10m弱の打ち下ろしです。

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CASIOのプロトレックは気温、高度、気圧、方位も計測できる。コンパスも付いている

 

ただし巨大なグリーン上にはダイナミックな高低差があって、ほとんどのグリーンは2段になっています。マウンドもあったりするので、パッティングはかなり神経を使わされるレイアウトでした。すべてのグリーンは変化に富んでましたが、今日のピン位置では、11番と17番が難易度が高かったです。そして、度肝を抜かされたのが6番パー3。とにかくグリーンが巨大。キャディさんに聞いたら、即座に「約1000平米(約300坪)あります」とのことでした~。。

さてさて、年末カウントダウンが近づいてきましたが、マーク金井の超私的なギア・オブ・ザ・イヤー2014もカウントダウンが近づいてきました。今日のエントリーはアイアン・オブ・ザ・イヤー2014です。

いきなりですが、大賞(1位)は‥‥

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ピンG30アイアン。安心感があります!

 

 

ピン G30

ゴルフ雑誌EVENのギア・オブ・ザ・イヤー2014では3位でしたが、マーク金井的にはこのG30がぶっちぎりで1位です。理由は単純、

 

「池越えで150y、乗せたら100万円もらえる」

 

というホールがあったら、迷わず選ぶのがG30だからです。EVENでもコメントしましたが、ドライバーと違ってアイアンは実用性一辺倒のクラブよりも、所有欲が満たされるクラブに人気があります。実際、軟鉄鍛造でやや小ぶりのキャビティ、例えばタイトリストのAP2ミズノのMPシリーズは人気が高く、売行きも好調です。しかし、マーク金井はこの手のロマンチスト向けクラブには食指が動きません。打感が良くてもミスにあまり強くないクラブは、スコアメイクしづらいからです。池越えで多少ミスしても池を越えてくれ、グリーンもしくはグリーン回りに飛んでくれるクラブの方が、確実にスコアメイクできるからです。このブログでも何回か紹介しましたが、「ゴルフデータ革命」(マーク・ブローディ著、プレジデント社)でも、

 

スコアにもっとも影響を与えるのはグリーンを狙うショット

と書かれています。マーク金井のアイアンを選ぶ基準はまさにこれ。グリーンを狙うショットでミスが出づらいクラブは何かをとことん考えた結果、ピンG30を大賞に選びました。加えて、ピンはステンレス鋳造ですがライ角を大きく調整できます。これも大きな加点になっています。他の加点要素はバンス角。ソール幅が広くてバンス角が大きいほどダフりのミスに強いからです。ちなみに2位以下は‥‥

 

2位 ピン カーステン
3位 フォーティーン TC777フォージド
4位 該当なし
5位 該当なし

タイトリストのAP1とかテーラーメイドのRSi1もやさしくてランクイン候補でしたが、どちらも日本ではライ角を大きく調整できません。もしもライ角調整できたら、この2モデルもランクインしていました。

 

大事なことなので繰り返しますが、アイアン選びはスコアを求めるのか、それともロマンを求めるのかでクラブ選びがガラッと変わってきます。EVENのギア・オブ・ザ・イヤー2014ではピンG30が3位にランクインしていますが、週刊パーゴルフの年末恒例ギア大賞においては、ピンG30はトップ10にも入っていません。この結果を考えると、日本のゴルファーはリアリストよりもロマンチストの方が多いような気がします。ちなみに、今年のパーゴルフのギア大賞、アイアン部門の第1位は、タイトリストのAP-2。発売以来首位を守り続けていたゼクシオは8代目にして2位にランクダウンしていいます。なっています。

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人気のタイトリストAP2

 

 

今年のゴルフを振り返ってみると、スクラッチ競技でメダリストを2回取れたこと、久しぶりに60台のスコアが出たこと、そして3年ぶりに4連続バーディーが取れました。平均スコアも0.5打ぐらい良くなってますし、70台のスコアで回ってこれる確率も上がっています。これらが実現できたのはひとえに「ミスが出づらいやさしいアイアン」を使って入るからに他なりません。

 

ドライバーに比べるとアイアンは性能差が大きく出づらいと言われてますが、そんなことはありません。同じピンでもヘッドが小ぶりでマッスルバック形状に近いS55とG30とを打ち比べると、「なんだこりゃ~」ぐらい、ミスに対する寛容性は異なります。ロマンよりもリアル(スコア)を求めるのであれば、迷わずアイアンは性能重視で選びましょう~。

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PING S55 たしかにカッコイイです

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マーク金井が2位に選んだピンの カーステンアイアン

 

 

市販モデルでは、やさしいキャビティバックでライ角が3度以上調整できるアイアンはそう多くありません。なので、マーク金井はライ角が3度以上調整可能は大型キャビティバックアイアンをすでに設計開発し、試打も繰り返してます。ウエッジ先行ですが、来年の3月ぐらいには皆さんにお披露目できるかと思います~。

 

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2014年12月28日ゴルフのスキル(技術)が高い人とは、一体どんな人なのか!?

今年も残すところ後4日になりました。一昨日、東京都営の若洲GL(東京都)で年末好例のコンペに参加してきました。スコアはアウト39のイン40。若洲はセントアンドリュース並にグリーンが巨大なこともあって、乗った場所が悪いと15mを超える超ロングパットが残ります。グリーンの起伏はそれほど大きくありませんが、2番パー5は2段グリーンでピンが奥だと手前に乗せると難しいラインが残ります。マーク金井はツルツルで転がりの早さに対応できず、3パットを3回。2~3mの入れ頃外し頃のパットは7回打って、入ったのは1回。ショットはそこそこでしたが、グリーンでスコアを稼ぐことができませんでした。一昨日のゴルフに関しては、ショットは及第点で、パットは落第点な内容でした(笑)。

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今日も忘年ゴルフでこのブログがアップされる頃は、サミットGC(茨城県)でプレーしています。今年最後のゴルフになりそうなので、ゴルフが上手い人のようなプレーをしたく思っています。そこで、今回のエントリーは、

 

ゴルフが上手い人とは、どんなことができる人なのか?
ゴルフのスキル(技術)が高い人は、どんなことができるのか?

 

について、超私的に書きたいと思います。ゴルフが上手い人というのは総じてスコアも良いですが、完全に一致しません。ゴルフはいろんな要素が複雑に絡み合っており、ゴルフが上手くてもスコアが悪い時もあれば、ゴルフがそれほど上手くなくてもいいスコアが出ることがあるからです。逆に言うと、スコアだけみてもゴルフの上手さ(スキル)というのはジャッジしづらいのです。

 

 

では、改めてゴルフのスキル(技術)が高い人は、どんなことができるのか?

真っ直ぐ遠くに飛ばすことも大事な要素ですが、スキル(技術)に関していえば飛距離と方向性だけでは不十分です。ゴルフで求められるスキル(技術)を一言で言うと、

 

距離感(ディスタンスコントロール)

 

ドライバーショットは飛距離の要素が強いですが、それでも距離感が求められます。2打目以降、アプローチやバンカーショット、そしてパッティングに置いても、距離感の精度が高いほど、スコアメイクしやすくなりますし、いろんな状況に対応できます。

 

では距離感の精度を上げるのに必要なスキル(技術)は何なのか?

 

・スピン量をコントロールする技術
・球の高低を打ち分ける技術
・打点位置を打ち分ける技術
・球を左右に曲げる技術

 

いずれの要素も距離感(ディスタンスコントロール)を磨くのに必要な技術です。球を左右に曲げることは距離感と関係なさそうですが、そんなことはありません。スライス、フックの打ち分けも距離調節をするのに欠かせない技術です。スライスは風の影響を受けやすく、ランが減ります。対して、フックは風の影響を受けづらく、ランが増えてきます。球の高さもしかり、高低を打ち分けることで距離調節ができます。

 

では、どんな練習をすればこれらのスキル(技術)を磨けるのか?

ものすごく簡単な方法があります。それは、

 

 

使うクラブの本数を減らすこと
同じ距離を異なるクラブで打てるようになること

 

例えば、7番アイアンだけでプレーするとしましょう。7番でフルショットした時、150y飛ぶ場合、160y~10yまでの距離を7番で打つので。フェースを被せてフックを打てば+10yで160y飛ばせるようになります。また、1本のクラブで距離調節の練習をすれば、球の高低の打ち分け、左右に曲げること、打点位置を変えることでスピン量を変える技術を磨けます。言い換えると、フルショットだけで真っ直ぐ打つことばかり練習していると、ゴルフに必要なスキル(技術)を磨くことはできません。

 

 

同じ距離を異なるクラブで打てるようになるのも、スキル(技術)アップに欠かせません。例えば、100yを打つとしましょう~。100yと言えばウエッジの距離ですが、ドライバーからSWまで、すべてのクラブで100yキッチリ打てる練習をして下さい。SWで80yしか飛ばない人の場合も、SWで100y打てるように練習。ドライバーで270y飛ぶ人も、ドライバーで100yだけキッチリ打てるように練習するのです。これができると、ゴルフに必要な距離感を磨けるだけでなく、クラブで球の高低を打ち分けられますし、クラブでスピンコントロールできるようになります。加えて、木の下を抜きたい時、木の上を越したい時のスキル(技術)も身に付きます。

 

 

第2回MMT9トーナメントでは、今野康晴プロが風速10mを超える強風下で3バーディーを奪いましたが、使えたクラブは4本だけ。強いフォローが吹いた8番パー3では、175yを3Wで打ち、見事にグリーン奥のエッジまで運んでパーセーブしました。強いフォロー風が吹いていたので、今野プロは実質155yを3Wで打って、キッチリ距離を合わせてきたのです。

 

年末年始の休み練習場に行かれる人も多いと思いますが、ゴルフのスキル(技術)を磨きたかったら、真っ直ぐ遠くに飛ばすこと、芯で捕らえることにこだわるだけでなく、1本でいろんな距離を打ち分けたり、100yを13本のクラブできっちり打てる練習をしてみることをお勧めいたします~。

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2014年12月26日何でこんなに似ているの!! スノボとゴルフの共通点ギア編

あっという間にクリスマスも終わり、今日は東京都営の若洲GL(東京都)でコンペに参加しています。若洲は東京湾に隣接するシーサイドコースで、コースからディズニーランド、お台場、そして東京湾を存分に見渡せます。2020年の東京オリンピックでの開催コースからは外れていますが、もしもコース変更が可能ならば、若洲でやってもらいたいです。

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若洲ゴルフリンクスは東京ベイブリッジがすぐ近くに見える

 

 

MMT9が開催された赤羽GCほどは駅から近くはありませんが、最寄りの新木場駅からならば頑張れば歩ける距離。銀座から新木場までは地下鉄で15分ほど。コースはそれほど難易度が高くありませんが、ギャラリーが観戦しやすい立地なのがいいです。加えて、若洲ならばナイター設備も設置しやすいので、世界で初めてのナイター試合も可能です。ナイターになれば、日本のゴルファーが応援にも行きやすいですし、テレビで視聴しやすくなります。

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そんなこんなで、今日のブログはゴルフに行く前に書き上げました。今回もエントリーは、スノボとゴルフの共通点。今回はギア編です。

 

スノボはボード(板)で雪の上を滑り、ゴルフはクラブでゴルフボールを打ちます。使われる道具で、共通点があるのは競技専用のシューズを履くことぐらいです。しかし、しかし、実はスノボとゴルフのギアには共通点があります。それは‥‥

 

Snowboard - Winter Olympics Day 4

 

スノボのボード(板)とゴルフクラブのシャフト。

 

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この2つのパーツは実に良くにています。どこが似ているかと言うと、

 

・シートを重ねて作られている(例外もあります)
・フレックス(硬さ)を選べる
・ねじれ(トーション、トルク)がある
・しなる
・しなり戻り(反発)がモデルによって異なる
・長さを選べる

 

どうですか、結構似ているポイントがあるんです。スノボはシャフトのように丸くはありませんが、シートを重ねたモデル(サンドイッチ構造)があります。クラブのシャフトもシートが何枚も重ねられ、重ねた後に丸く成形されています。実は、このシートの素材、重ね方、硬さ、しなり具合、そしてねじれ(トーション、トルク)のスペックが決まるのです。

 

そして、スノボの板もゴルフシャフトも硬いほどパワーが求められ、軟らかいほど非力な人でも扱いやすく仕上がっています。ねじれに関しては、どちらもねじれが大きい製品ほど、追従性(応答性)が低くなりますが、ミスの許容範囲が大きくなる分だけ、人間のミスを道具がカバーしてくれます。

 

長さについては、スノボもゴルフシャフトも操作性(取り回し)に影響が出ます。スノボの場合は長い方が安定感がありますが、ゴルフの場合は長いよりも短い方が安定感が出ます。スピードに関しては、スノボもゴルフシャフトも長い方がスピードが出ます。

 

マーク金井のボード(スノボ)の好みは少し長めでしなりを感じやすいタイプ、ゴルフシャフトも少し長めでしなりを感じやすいタイプです。トーション(トルク)はスノボもゴルフもやや多めが好み。トーション(トルク)が多くなると、追従性が悪くなりますが、タイミングが取りやすいし、大きな失敗をしづらくなるからです。

 

しなる、ねじれるという点においては、スノボもゴルフも共通点があるのです。そして、初心者なほど、自分の技術(スイング)に良い影響を与えてくる道具を使うことも重要なポイントになるのです~。

そしてスノボのボード(板)もゴルフシャフトも比較しないと本当の性能をチェックできません。例えば、ボードで初めてゲレンデを滑る人、クラブを生まれて初めてスイングする人にとっては、何が硬いのか、何が軟らかいのかの判断基準です。ゴルフにおいては同じシチュエーションで比較することで、シャフトの本当の硬さ、しなり具合を伺い知ることができるのです~。

 

スノボの板もゴルフシャフトも、しなりを上手く利用し、上手くコントロールすることが大事です~。

 

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