マーク金井blog

2014年12月05日アゲンスト風でも飛距離が落ちにくいボールの選び方とは!?

アナライズからお知らせ

12月7日

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国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開幕しました。寒くてつめたい雨の中、初日6アンダーでトップに踊り出たのは小田孔明選手。現在賞金ランクトップの小田選手が出だしリードしました。賞金ランク2位の藤田寛之選手は1アンダーの9位タイ。マーク金井が注目している石川遼選手はイーブンパーの14位タイ、片山晋呉選手は2オーバーの24位タイとやや出遅れています。

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

 

そして、今日は日本シリーズの2日目です。マーク金井はというと「ゴルフパートナーカップ」の全国大会に出場のため、戸塚CC(神奈川県)でプレー中。このブログがアップされる頃にはハーフターンでお昼ご飯を食べていると思います。戸塚のフルバックともなれば、攻めごたえは十分過ぎます。ハーフ40ぐらいを目標スコアに設定してプレーに臨みますが、果たしてどんなスコアになっているのやらです(笑)

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さて、今日のエントリーは冬場のボールの選び方です。マーク金井が普段使っているボールは、

・ナイキ RZNブラック
・ブリヂストン B330
・タイトリスト V1X
・テーラーメイド ツアープリファードX

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ブリヂストンゴルフのBシリーズはウレタンカバーで4種類展開している

 

いずれのボールもウレタンカバーのスピン系ボールで、打感が硬いボールです。昔から打感が硬い方が好みなこともあって、兄弟ボールの場合、どの銘柄でも一番硬いボールをチョイスしています。しかし、冬場になると、特に風が強くなるとボールを変えることが多いです。具体的に言うと、同じウレタンカバーのスピン系ボールならば打感が軟らかいボール、もしくは最近流行の飛距離追求型の中間系ボールをチョイスします。具体的に言うと、

 

・ナイキ RZNホワイト
・ブリヂストン B330RX
・タイトリスト VG3
・テーラーメイド グローレUD

 

これらのカテゴリーのボールはいずれもヘッドスピードが遅めの人向け、飛距離重視なボールですが、実は、スピン系ボールに比べると風の影響を受けづらく、アゲンストでも飛距離が落ちづらく、横風でも風の影響を受けづらい特性があるのです。何故かというと、フルショットにおいては、硬いボールよりも軟らかいボールの方がバックスピンが減るからです。

 

ゴルフボールは軟らかい方がスピンがかかる。
ゴルフボールは打感がソフトな方がスピンがかかる。

そう思っているゴルファーが少なくありませんが、物理的にはノーです。物理的な現象としては、

 

ゴルフボールはつぶれない(硬い)方がスピンがかかる。

 

のです。スピン(正確にはバックスピン)とは、説明するまでもなくボールが逆回転することですが、この逆回転が多ければ多いほどスピンがかかり、風の影響を受けやすくなります。

 

では、スピンはどうやって発生するかと言うと、

 

ゴルフボールに発生するスピン(バックススピン)は、インパクト時のボールの大きさによって変わり、ボールが大きい(硬くて変形しづらい)ほど、「テコの原理」によってスピンが多くかかります。インパクトでボールが潰れづらい(大きい)ほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が長くなり、その結果、より多くの力がボールに働いてスピン(バックスピン)が強く発生します。

 

対して、軟らかいボールほどインパクトでボールが変形(潰れる)する分だけボールが小さくなります。結果、軟らかいボールほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が短くなり、その結果、多くの力が働かない分だけスピン(バックスピン)の発生が弱くなるのです。

 

ゴルフにはさまざまな錯覚、都市伝説のたぐいがありますが、ボールにおいて勘違いが一番多いのは硬さとスピンの関係です。大事なことなので繰り返しますが、

 

軟らかいボール≠スピンがかかる
硬いボール≠スピンがかかりづらい

風が強いと、スピンがかかりやすいボールほどスピンコントロールも難しくなります。スピン系のボールを使ってナイスショットしても強いフォロー風が吹けばボールはまったく止まりません。逆にアゲンスト風が強ければ、ディスタンス系ボールでもグリーンにピタッと止まります。これを考えると、風が強い日はスピン系のボールよりも、ディスタンス系ボールの方がメリットが多いでしょう。なので、冬場になるとマーク金井のキャディバッグにはスピン系ボールとディスタンス系ボールが混在してます~。

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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。

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2014年12月04日少ない練習量でゴルフが上達する極意とは その2

昨日は定例の薄暮ハーフプレーに行ってきました。場所は定例となっている都内、荒川河川敷の赤羽ゴルフクラブ。河川敷コースで手軽にサクッとキャディバッグを担いでプレーできるのに加え、アプローチとバンカーの練習場が充実しています。プレー前にじっくり天然芝でアプ連、砂連できます。T島ウエッジを持ち込んで打ってみると、シャープな顔つきのわりには難しくありません。ヒール側のバンスが利いているので手前から滑らせてもOKです。加えてバンス効果でスピンがガッツリかかります。値段は安くありませんが、メイドインジャパンのウエッジならではの仕上の良さが際立っています。キャディバッグに入れると、かなり存在感があります。顔にこだわりつつも、適度なやさしさを求める人には、かなり期待に応えてくれるでしょう。限定50セットしか作ってませんので、早い者勝ちです。

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T島ウエッジ詳細は写真↑をクリック

さて、今日のエントリーは前回の続き。少ない練習量で上達するための具体的な方法について説明していきたいと思います。大事なことなので繰り返しますが、

 

・一度に練習でたくさんのボールを打たないこと、一度の練習時間を短くすること
・打ち放題の練習場に行った時は連続してボールを打たないこと

 

まず、これが基本です。打ち放題の練習場に行ったら、1時間で50球以上に打たないで下さい。その基本を踏まえた上で試してほしい練習法をいくつか紹介しましょう。まずお勧めしたいのが、ティアップしたボールをショートアイアンで打つドリル。使用クラブはPW。これを手にしたら、ドライバーの高さにティアップしたボールを打って下さい。アイアン用ではなくてドライバー用というのがミソです。飛ばす必要はありません。力まない程度でフルショットして下さい。90y~100yぐらいでOKです。

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地面のボールを打つよりも簡単そうに感じるかも知れませんが、実は地面のボールを打つよりもかなり難易度が高いです。これでティを打たないで(ダフらないで)ボールだけをクリーンに打ち、なおかつ狙った方向にボールに打ち出すこと、そしてボールの高さを揃えるようにすることにこだわって練習して下さい。練習する数は50球から100球くらいで十分です。

 

ドライバーの高さにティアップしていると、ヘッドの入射角が不安定だとティを叩いたり、ハーフトップが出ます。また、振り遅れてフェースが開くとボールは右に弱々しく飛びます。右に飛ぶのを嫌がって手を返しすぎると、今度は左に引っかかります。ドライバーの高さにティアップするだけで、やさしいはずのPWのショットが途端に難しくなります。これでミート率、ボールを打ち出す方向、ボールの高をそろえる。この3つをとことん極めて練習して下さい。言い換えると、これがちゃんとできない内は7番アイアンを練習したり、UTやFWを練習する必要はありません。ドライバーも打たなくてもいいです。

何故かというと、PWでドライバーの高さにティアップしたボールをちゃんと打てるようになれば、他のクラブも勝手に上手く打てるようになるからです。

 

この練習だけだと物足りない人は、もうひとつお勧めしたい練習法があります。それは、超スローモーションなスピードでのボール打ち。マーク金井がフェースブックでしょっちゅうアップしてますが、普段よりもかなりスピードを落とし、それでボールを打つのです。これもクラブはPWです。ボールはティアップしてもいいですし、地面の上でもいいです。

超スローモーションなスピードでスイングすると、身体の動きをチェックしながらスイングできます。加えて、身体を動かす順番、特に下半身からダウンを切り返す感覚をやしなえます。ちなみにスローモーションで打つ時も手打ちは厳禁。普通のスピード打つ時同様、身体をしっかり使ってスイングしますし、ドライバーで300y飛ばすぐらい大きなフィニッシュを取って下さい。試していただくと分かりますが、超スローモーションなスピードでスイングすると、普通のスイングをした時よりもエネルギーを使います。10球も打てば汗だくになります。

超スローモーションなスピードでボールを打った時、正しいインパクトを迎えることができるとフェースにボールが乗った感じになりますし、ドロー弾道になります。ちなみに超スローモーションなスピードで打つ時は、遠くに飛ばす必要はありません。キャリーで5~10yも飛べば十分です。

そして、そして手前味噌ですが、スイング作りに役立つのがゴルフの竪琴。片山晋呉プロ、石川遼プロも使って練習してますが、これは初心者からプロまで役立つ練習器具。両手が離れ、そして右手が上な状態でグリップするので、テークバックで正しくコックする感覚、ダウンで手首のコックをキープする感覚、ダウンでオンプレーンに振る感覚を短時間で養えます。ゴルフスイングの完成度を高めるためには、ショットを安定させるためには、スイング中の両手の位置関係を正しく理解することが必要不可欠。これがちゃんとできるとクラブの軌道、そしてフェースの向きをコントロールしやすくなり、ショットの安定感が格段に増してくるのです~。

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写真はGDOの記事から転載。写真をクリックすっれば記事が読めます。

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2014年12月03日少ない練習量でゴルフが上達するコツとは!?

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはカシオ計算機の浜島さんと壽福さん。先週の「カシオワールドオープン」の話に始まり、最近発売されたゴルファー向けハイスピードカメラ、FC500Sについてじっくりお話を伺いました。このFC500S。スローで動画を再生できるのはもちろんのこと、ラインを入れてスイング軌道を分析できます。加えて、2画面で比較できたり、スマホやタブレットに動画をサクッと送れたりできるスグレモノ。契約プロである、石川遼選手は、

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ゴルフで一番必要なのは自分のスイングを知ること。

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とアドバイスをしています。そしてこのFC500Sにはなんとなんと、石川遼選手の今年のドライバーとアイアンのスイングが、正面、後方とムービーで内蔵されいます。番組中に石川選手の動画を見ましたが、これはもうお宝モノ。ゴルファーにとって垂涎のデジカメです。

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そして、話は前後しますが午前中は日本シリーズが開催される東京よみうりに行ってきました。詳しい内容は追ってブログにアップしますが、練習場で選手のスイングを間近でじっくり見ることができました。生で見るツアープロのスイングは迫力満点ですし、ボールの飛び方も実に美しいです。そして、どの選手もただボールを打つだけでなく、テーマをきんと決めて練習してました。

前置きが長くなりましたが、今日のエントリーは昨日の続きです。ゴルフに限らず何事もたくさん練習(努力)しても結果が出ない人、あまり練習(努力)しなくても結果が出る人がいます。まずはその差はどこにあるのかを考える必要があるのですが、ゴルフの場合、多いのが‥‥

少ない練習で上手くなれる人=運動神経が高い
たくさん練習しても上手くなれない=運動神経が低い

とか

少ない練習で上手くなれる人=ゴルフの才能がある
たくさん練習しても上手くなれない=ゴルフの才能がない

と考えている人が少なくありません。もちろん運動神経とか才能は無いよりもあった方が有利なのは事実です。しかし、練習しても上手くなれない人には、共通した勘違いがあります。それは‥‥

たくさん練習(努力)すれば上手くなれる。
たくさんボールを打てば(努力)上手くなれる。

このパターンに入ってしまうと、実は、練習(努力)しても上手くならない可能性が高くなるのです。大事なことなので繰り返します。努力(練習)を主観的に判断しないことです。自分がやりたい練習(努力)をするのではなく、スキルアップ、スコアアップに役立つ練習(努力)をした方が、練習(努力)が報われるのです。

 

では、どんな練習をすればいいのか?

その前にやってはいけない練習があります。それは‥‥

 

・一度の練習でたくさんのボールを打ったり、一度に長時間の練習をすること
・打ち放題で連続してボールを打つこと

 

昔は「トラック一杯ボールを打てばシングルになれる」なってことも言われてましたが、たくさんボールを打つことはメリットよりもデメリットの方が大きいです。何故かというと、やみくもにボールを打つと手打ちスイングになったり、スイングに好ましくない癖が付きやすくなるのです。たくさんボールを打てば、ボールに当てることは上手くなりますが、それとてコースに出た時に訳に立つとは限りません。コースに出た時は、すべて1球勝負になるからです。

 

少ない練習量で上達するコツは‥‥

 

・一度に練習でたくさんのボールを打たないこと、一度の練習時間を短くすること
・打ち放題の練習場に行った時は連続してボールを打たないこと

拍子抜けしたかもしれませんが、これが少ない練習時間で上達する極意です。具体的な練習法(ドリル)については次回じっくり説明しましょう~。

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2014年12月01日少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?

先週の「カシオワールドオープン」は最終組のひとつ前からスタートした片山晋呉プロが、8バーディ、1ボギー「65」をマークして通算17アンダーとし、逆転で今季初勝利を飾りました。圧巻だったのは12番からの4連続バーディーと、18番のサードショット。2打目をレイアップして望んだ3打目。ウエッジで放たれたショットはピンの真上にキャリーし、バックスピンでカップ方向にスルスル戻りカップのフチに止まりました。テレビで観ていても、背筋がゾクゾクするようなショットにシビレました。2位には同郷で片山プロを師と仰ぐ冨山聡プロが入り、賞金ランクを一気に36位まで上げて賞金シード権を手に入れました。この大会は賞金王争いもさることながら、シード権のボーダー線上の選手にとっては事実上の最終戦。来年の運命を決める残酷な大会でもあります。

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写真はGDOより転載、GDOの記事は写真をクリック。撮影は内田眞樹カメラマン

次戦の国内メジャー最終戦は年間の優勝者など出場資格が限られています。矢野東プロ、横尾要プロ、上平栄道プロらが賞金シードを喪失しました。

 

片山プロと言えば数少ない永久シード選手であると同時に、練習器具マニアとしても有名な選手です。トーナメント会場には数多くの練習器具を持ち込み、それを駆使して練習しています。手前味噌ですが今年の日本オープンの週からは「ゴルフの竪琴」も練習器具として加わりました。もちろん今週のカシオでもスタート前後のドライビングレンジでは「ゴルフの竪琴」を欠かさず振ってもらってます。

 

もちろん練習器具を使って練習すればゴルフが上手くなるとは限りません。「ゴルフの竪琴」にしても所有しているだけでは上達できません。正しい使い方をしてこそ、正しい練習をしてこそスイングが良くなり、スコアも良くなります。そこで今回のエントリーは

 

少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?

 

ゴルフに限らず何事もたくさん練習(努力)しても結果が出ない人、あまり練習(努力)しなくても結果が出る人がいます。まずはその差はどこにあるのかを考える必要があるのですが、ゴルフの場合、多いのが‥‥

少ない練習で上手くなれる人=運動神経が高い
たくさん練習しても上手くなれない=運動神経が低い

とか

少ない練習で上手くなれる人=ゴルフの才能がある
たくさん練習しても上手くなれない=ゴルフの才能がない

 

と考えている人が少なくありません。そして中には練習しても結果が出ない状態が続くと、ゴルフ(スキルアップ)に対するモチベーションが低くなったり、ゴルフの上達をあきらめてしまう人もいます。対して少ない練習で上手くなっている人の場合は、スキルアップにつながる練習をしている人が多く、自分を客観的に見ることができる人も多いです。

 

 では、本当にゴルフは運動神経とか才能に左右されるのか?

 

もちろん運動神経とか才能は無いよりもあった方が有利なのは事実です。しかし、練習しても上手くなれない人には、共通した勘違いがあります。それは‥‥

 

たくさん練習(努力)すれば上手くなれる。
たくさんボールを打てば(努力)上手くなれる。

 

このパターンに入ってしまうと、実は、練習(努力)しても上手くならない可能性が高くなるのです。最近読んだ本、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」(林修著、青春出版社刊)にこんなことが書かれています。

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結果が出なければ「努力した」なんて言えません。
主観的に判断するのはやめましょう。

そして、

朝から晩まで働いているのに成果が上がらないなら、努力する場所を見直す必要があります。それには、努力を主観的に測るのをやめることが重要です。そうではなく、その努力からどういった結果が出たか。さらには、他者はどう評価したか。そういうふうに、自分の努力を「外から」見るようにすべきなのです。
(以上、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」から引用)

 

抽象的な表現ですが、これはゴルフ上達にも当てはまります。片山プロは練習器具をふんだんに使っていますが、それは練習のクオリティを高められるからです。ただがむしゃらにボールを打つことは絶対にやりません。やるべきテーマを決めて、それをクリアするために必要な練習器具を用いて練習。そして、結果を逐一フィードバックし、どうすればイメージ通りのスイング、イメージどおりのショットを打てるかを常日頃考えながら練習してます。現在、片山プロは「ゴルフの竪琴」を使って練習していますが、竪琴を使った方が効果的に自分のスキルアップにつながると思っているから、積極的に竪琴を使って入るのだと思います。

 

 では、アマチュアゴルファーはどんな練習をすれば上達できるのか?

 

大事なことなので繰り返します。努力(練習)を主観的に判断しないことです。自分がやりたい練習(努力)をするのではなく、スキルアップ、スコアアップに役立つ練習(努力)をした方が、練習(努力)が報われるのです。次回は具体的な練習法について説明したいと思います~。

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2014年11月30日スタートホールの緊張をほぐすのに役立つシンプルな戦略とは!?

今日の日曜日は男子ツアープロにとってかなり大事な日曜日です。開催中の「カシオワールドオープン」の結果で、今シーズンのシード権が決まるからです。今年からはシード権の枠組みが変わりました。これまでは上位70位までが賞金シードでしたが、来シーズンからは上位60位までが賞金シードとなります。前年よりも10名枠が狭くなっています。ただし、新しいシード規定として61位から75位までの選手は「準シード権」というステータスを得ます。これにより、来期の前半戦は賞金シード選手同様、レギュラーツアーの出場権があります。そして、前半戦の獲得賞金によって順位がシャッフルされ、後半戦の出場権を得ることになります。言い換えると、来シーズンからはファイナルQTからレギュラーツアーに出場できる選手の枠が狭くなるのです。

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写真はGDOより転載 記事は写真をクリック 撮影は内田眞樹 写真の平本プロは広島出身。T島の友人の会社の所属(IDO)

 

このブログがアップする頃には優勝争いを演じるプレーヤー、シード権争いを演じるプレーヤー、ともにスタートホールをホールアウトしていると思います。チャレンジツアーの今季賞金王の今平周悟選手は3日目を終えて11アンダーとトップタイ。レギュラーツアーでは現在、賞金ランク117位です。同じく11アンダーの平本穏選手は賞金ランク100位。そして、10アンダーの久保谷健一選手は賞金ランク116位。この3名も2位までに入れば、大逆転で賞金シードを手に入れられ、3位までに入れば賞金での準シードに滑り込むことができます。

 

カシオワールドオープンは賞金総額2億円と超大型大会ですが、その正反対なのが世界最小のMMT9トーナメント。9ホールのプロトーナメントで賞金総額は60万円。優勝は15万円です。極めて小さいトーナメントですが、アマチュア予選会が先週木曜日に千葉市民ゴルフ場で開催されました。予選通過は10名(参加33名)ですが、カットラインのスコアは38のカウントバック。非常にハイレベルな戦いが繰り広げられました。本戦が9ホールですので、アマ予選ももちろん9ホールです。世界最小トーナメントですが速報版もちゃんとインターネット上にアップされており、アマ予選の時も選手の順位、スコア、ホールバイホールをパソコンやスマホ、iPhoneでリアルタイムで見ることができます。

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そのMMT9のアマ予選のホールバイホールを見て感じがことがあります。それは、上がりホールのスコアとスタートホールのスコアの比較。前回のブログでも書きましたが、予選通過のプレーヤーと予選を通過出来なかったプレーヤー(11~20位)の最終ホール(パー5)のスコアを比較すると、

予選通過者の平均スコアは4.8。
 2名がバーディーで、8名がパー。ボギー以上は1人もいませんでした。

 対して、予選通過出来なかった人の平均スコア(11~20位)は5.9。
 2名がボギー、ダボが2名、トリプルが1名。バーディーは1人もいませんでした。

 

 予選通過者は最終ホールでスコアを崩していません。対して、予選を通過出来なったプレーヤーは最終ホールで叩いている選手が目立ちました。では、スタートホールはどうなのかというと、これまたユニークなデータが出ています。千葉市民の1番ホールは335yのパー4。左サイドはずっとOBが続きますが、フェアウェイは広く花道もワイドです。右サイドにはフェアウェイバンカーはありますがアゴは高くありません。右はどれだけ曲げてもセーフです。難易度はそれほど高くないミドルホールです。

 

 予選通過者の平均スコアは4.3。
 1人がバーディーで、5人がパー。ボギーは4人もいました。
 平均スコアはパー以上です。

 対して、予選通過出来なかった人の平均スコア(11~20位)は4.0。
 2人がバーディーで、6人がパー。ボギーは2人だけです。
 平均スコアはパーです。

 

意外なことに、予選を通過しなかった方のプレーヤー達の方が平均スコアが良く、バーディーを取っている選手も多いのです。統計としての母数は少ないのでこれですべてを語れるわけではありませんが、このデータから言えることは、スコアメイクで大事なのは出だしよりも上がりホールなんです。

 

最終ホールのスコア>スタートホールのスコア

 

マーク金井もしょっちゅうゴルフをしていますが、おはようバーディーを取るとなぜかスコアがまとまりません。出だしでバーディーを取ると楽なはずなのに、上がってみればハーフ40以上叩くことがしょっちゅうあります。なので、おはようバーディーはあまりうれしくなりません。出だしはパーで上がれれば上出来、ボギーでも全然OKって感じでプレーしています。実際、出だしボギーでも上がってみれば30台、出だしボギーでも上がってみれば36が出ることが多々あります。

 

ゴルフとは面白いもので、スタートホールのスコアがトータルスコアにまったく直結しないことが多いのです。超一流のプロ、超一流のアマチュアならば出だしからバーディを奪って波に乗ってハイスコアをマークすると思いますが、普通のアマチュアの場合、出だしからバーディーを取っても「いいスコア」が出るとは限らないのです。

 

これが何となく分かってからは、スタートホールはいい意味で「適当にプレー」するようになりました。パーで上がれば上出来、ボギーでも全然OK。ダボでも何とかなるという感じで気楽にスタートしています。そんなわけですから、スタートホールで気合いが入ることはありませんし、出だしのティショットでナイスショットを打ちたい気持ちもありません。フェアウェイキープなんて考えておらず、ラフでもOK。ドライバーで200yくらい飛べばいいと思って打ってます。それでもたまにティショットをチョロしたりしますが、チョロでもOBじゃなければボギーオン狙いに切り替え、ボギーかダボで上がるようにしています。

 

スタートホールは18分の1(ハーフプレーだと9分の1)ではなく、何か特別なホールだと思っているアマチュアゴルファーが少なくありません。最初の1打はその日のゴルフを占う1打だと思っているゴルファーも結構います。しかし、ゴルフを40年以上やった経験から言うと、スタートホールは18分1(ハーフプレーだと9分1)に過ぎません。それが分かってしまうと、スタートホールで緊張する度合がかなり減らせます。今では、かなり適当にティショットを打ってますし、セカンドもかなり適当。とりあえず交通事故(取り返しのつかないミス)だけ起こさないように心がけながらプレーしています。というか、最初からナイスショットを打つ気がありません(笑)。

 

スタートホールは緊張して上手くプレーできない。
 スタートホールは緊張して普段通りのショットが打てない。

 

練習場で打てるショットがコースで打てないのはアマチュアだけではありません。プロでもコースに出た時、満足行くショットはそんなに多くないのです。満足行くショットが打てなくても、なんとかスコアメイクしていくのがゴルフ。スタートホールで思い切ってショットの閾値(いきち)を下げましょう。とりあえずボギーかダボで上がることを目標にすれば、自分で自分にプレッシャーをかけないでプレーできますし、それがスタートホールを上手くやり過ごす基本であり極意なんです~。

 

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