マーク金井blog

2014年12月11日キャロウェイ「ビッグバーサアルファ815」ドライバーの超私的試打インプレ!!

昨日は久しぶりに、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮ハーフ回ってきました。仕事であたふたしてて神田を出たのが午後2時頃。赤羽駅で親子丼をサクッといただいて、クラブハウスに到着したのが午後2時45分。ロッカーでささっと着替えて10番ティに立ったのが午後3時。スルッとプレーして18番グリーンに上がったのが午後4時25分。なんとか日没までにハーフを回ってこられました。

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もちろんマーク金井のことですから、走ったりなんか絶対にしません(笑)。早りリズムで歩くこと、素振りをしないこと、構えたらすぐに打つこと、グリーンでラインを読むのに時間をかけないようにすれば、キャディバッグを担いで目土をあちこちしながら歩いてのプレーでも、9ホールは約90分でプレーできます。走ったりあわてなくも、余計なことをしなければ「プレーファースト」になるんです。

 

薄暮ハーフでは、必ずといっていいほど試打をしますが、昨日は衝動買いで手にいれたキャロウェイの「ビッグバーサアルファ815」ロフト9度をガッツリとテストしました。シャフトはわざと純正のSです。このドライバーに限らず、今どきのドライバーはカスタムシャフトが豊富ですが、ゴルフショップに並んでいるカスタム装着モデルは長さが決まっています。長さを自分好みに調整したいから、リシャフト前提で純正Sにしました。ちなみにビッグバーサアルファ815は45インチ(60度法計測)。46インチぐらいで使いたい人間にとっては、長さが物足りません。

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そこで今回のエントリーは「ビッグバーサアルファ815」の超私的な試打インプレッション。通常のインプレッションはGDOの人気コンテンツ” マーク金井の試打インプレッション”でガッツリやってますし、今発売中のゴルフ雑誌「EVEN」「アルバ」でもインプレやっています。

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ビッグバーサアルファと名前が付くドライバーはこれで2作目で、2作目はヘッドが2種類ラインアップされています。

ビッグバーサアルファ815(ヘッド体積460CC)
ビッグバーサアルファ815ダブルダイヤモンド(ヘッド体積460CC)

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どちらも体積は同じですが、見た目の印象はかなり変わります。815はシャローフェースで丸形ヘッド、タイトの915D2と同じタイプで。見た目にやさしさがあって、アスリート向けですがアベレージゴルファーにも扱いやすい形状です。対して815ダブルダイヤモンドはディープフェースで洋なし形状。タイトの915D3よりも硬派で、バリバリのアスリート向けです。初代ビッグバーサアルファに近いのは、815ダブルダイヤモンドです。
見た目にやさしいドライバーが好きなので、マーク金井は迷わず815をチョイスしました。

 

では、肝心の性能はどうなのか?

 

メーカー側のコンセプトは

さらなるとびをかなえるR-MOTOフェース搭載。
打ちやすさも手に入れた、
キャロウェイのツアーモデル。

 

セールスポイントはまさに見た目通りです。実際、メディア向けの試打クラブを打った時も、初代ビッグバーサアルファよりもボールが上がりやすく、スイートエリアが広く感じました。そして、なによりモデルチェンジで気に入ったのが重心距離が長くなったこと。
重心距離を比較すると‥‥

初代ビッグバーサアルファ  38.3ミリ
ビッグバーサアルファ815  41.75ミリ

 

重心距離は実に3ミリ以上長くなっています。重心距離が長いドライバーが好きな人間にとって、これは願ったり適ったり。重心距離が長くなったことで、前作よりもタイミングが取りやすく、これが衝動買いの大きな動機になりました。ちなみに、重心深度を比較してみると、

初代ビッグバーサアルファ  34.1ミリ
ビッグバーサアルファ815  36.0ミリ

 

こちらもビッグバーサアルファ815の方が2ミリほど深くなっています。捕まり係数的には2代目の方が捕まりづらくなっていますが、重心深度が2ミリ深くなったことで、初代よりもボールが上がりやすく(スピンがかかりやすく)なっていますし、実際に打ってもスピンが適度に入ります。初代はドロップする怖さがあるので9度は使える気がしませんでしたが、2代目はドロップする怖さがなくなったので迷わず9度を選びました。

 

 では、実際にコースで打ってみたらどうだったのか?

 

赤羽の10番はティからグリーンを見渡せるストレートなホール。風はほとんどありません。慌てていたので、ロッカールームでシュリンクを剥がしました。10番ティで打つのが1発目です。純正のSシャフトは軟らかめなので、軽めにスイングしたら‥‥いきなり狙い通りストレート弾道。球の高さは高過ぎず低過ぎず。スピン量は2700回転ぐらいと程よく、イメージ通りの球が出ました。インパクト音はキャロウェイならではの弾き感があります。テーラーメイドのドライバーは「ゴツン」という硬質な手応えですが、キャロウェイのドライバーはこのビッグバーサアルファ815も打感がややソフト。それでいて弾き感が心地良いです。

 

コースでは5ホール使いましたが、明らかに初代ビッグバーサアルファよりも2代目ビッグバーサアルファ815の方がスイートエリアが広く、そしてミスした時、飛距離の落ち込みが少なく、左右の曲がりも控えめ。初代はインからあおって打つと左に大きく曲がるボールが出ましたが、2打目はそれが出ません。チーピンも出づらいので、プレッシャーがかかった場面でもしっかり振り切ることができます。左のOBが近い14番ホールでも軽いドロー弾道が打てました。見た目通り、オートマチック感が強くなっています。左へのミスも出づらいのが大いに気に入りました。

 

初代ビッグバーサアルファは低スピン弾道が打ちやすく「飛び指数が高い」ドライバーですが、ドロップ球が出たり、チーピンで出る怖さがありました。それに対して、2代目となるビッグバーサアルファ815は、安定感が格段に増しながらも、市販ドライバーの中では低スピン弾道が打ちやすく仕上がっています。重心距離が長めなのでスライサーよりもフッカー向けですが、ヘッドの挙動はニュートラルです。

 

ヘッドの特性が気に入ったので、ラウンド終えて神田のスタジオに戻るや、店長にリシャフトを依頼しました。どんなシャフトにしたかは、クラブが仕上がったらFBでアップしたいと思います~。

 

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2014年12月10日コンペの定番、ダブルペリア方式で確実にいいスコアを出すコツとは!?

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストはオークリージャパンの竹村まり子さん。マーク金井はサングラスがトレードマークになってますが、サングラスをかけてメディアに出始めたのは15年くらい前ぐらいから。最初はいろんなサングラスを掛けてましたが、米国で一体型のMフレームを購入してからはオークリーを愛用してます。今は自分でデザインしたオリジナルのサングラスを着用してますが、オークリーではレーダーを愛用してます。そのオークリーの竹村さんとサングラス談義してたら、あっという間にオンエア時間が終了しました。

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番組中にも話をしましたが、実は、オークリーさんがゲストに決まったのはオンエア前日の月曜日の夕方。月曜日にゴルフ雑誌「EVEN」主催のコンペが大利根CCであったのですが、その時、同組でプレーした1人が竹村まり子さんだったのです。そのご縁で、昨日のラジオのゲスト出演が適いました。ラジオは1年と3ヶ月ぐらい続いてますが、本当に人のご縁を感じます。ラジオのレギュラーを持つようになってから、運が縁を呼び、縁が新しい運を呼んでくれることをひしひしと感じています。

 

「EVEN」主催のコンペでは、ドライバーの調子は40点ぐらいでしたが、アイアンとアプローチ、そしてパットは90点以上でした。そのおかげで井上誠一設計の西コースで、バーディーを3つも取ることができ、ボギーも5つで収まりました。なんと言ってもダボをひとつも叩かなかったことが嬉しいです。そして、ダボを叩かなかったにも関わらず、ダブルペリアのハンデに恵まれ、貸切りコンペにも関わらず2位をゲットできました。

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18ホールのスコアは

○ーーー○ー▲▲▲ 37
ー○ー▲▲ーーーー 37

74のスコアでダボが無いにも関わらず、ハンデが2.4もついて、ネット71.6。ダブルペリアはアンダーパーが出にくくなっているようになってますが、ネット0.4アンダー。運もありましたが、ホールアウトした時点で、確率論的に上位に絡める予感がありました。確率論とわざわざ言ったのには、理由があります。ダブルペリアでいいスコアが出やすい(ハンデを多くもらいやすい)プレーができたからです。そこで今回のエントリーは、ダブルペリアでいいスコア(正確にはネットスコア)を出すコツについて書きたいと思います。すでにそのコツを知っている人は、今回のブログはここでおしまいです(笑)

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まずはダブルペリアのハンデ算出方法について軽く説明します。ダブルペリアは18ホール中、12ホールのスコアをピックアップし、そこからハンデを算出します。例えば、ピックアップした12ホールのスコアがすべてボギーだとしましょう。その場合、

12×5=60
60×1.5=90
90ー72=18
18×0.8=14.4

 

12ホールのスコアがすべてボギーだとしたら、そのゴルファーのハンデは14.4となります。ざっくり言うと、ハンデはオーバーパーの8掛けです。そして実際のスコアもすべてボギーで90だっとしたら、

90ー14.4=75.6

 

ハンデは14.4でネットスコアは75.6となります。ダブルペリアの場合、グロススコアから算出ハンデを引いた数がネットスコア。この式からもわかるように運不運がなければ大体、ネットスコアはオーバーパーになります。言い換えると、ダブルペリアでネットアンダーパーを出すには、

 

ハンデ算出ホール(隠しホール)で悪いスコアを出し
ハンデが算出されないホールでいいスコアを出す

これが上手くはまると、ダブルペリアではハンデがたくさんもらえて、ネットのスコアが格段に良くなります。言い換えると、ダブルペリアでいいスコアを出すには隠しホールがどこなのかを推測しておき、隠しホールじゃないホールで頑張る(いいスコアを出す)ことができると、ハンデが増えて優勝を狙えたり、上位に食い込めます。隠しホールはコースによって異なり(コンペによっても異なり)ますが、実は、一定の傾向があるのです。

 

では、どんなホールが隠しホール(ハンデ算出ホール)になりやすいのか?

隠しホール(ハンデ算出ホール)になりやすいのは、スタートホールと最終ホールを除外したホール。もちろん例外もありますが、出だしと上がりホールというのはスコア調整しやすいこともあって、多くのゴルフ場では、隠しホール(ハンデ算出ホール)から除外されます。実際、月曜日の大利根西コースの場合も、隠しホール(ハンデ算出ホール)は

2番、3番、5番、6番、7番、8番、
11番、12番、13番、14番、16番、17番

アウトもインも出だしと上がりホールは隠しホールになってませんでした。マーク金井の場合、出だしと上がりの4ホールのスコアはパープレー。そして、隠しホールでのスコアは、12ホールで2オーバー。

 

結果、2×1.5×0.8となってハンデ2.4。

 

隠しホールじゃないところで頑張ったので、実際のオーバー数よりもハンデ多くなって、上位に食い込むことができました。ちなみに、ダブルペリアの場合、パー3が隠しホール(ハンデ算出ホール)から除外さることも多いです。パー3でスコアを崩さないことも、ダブルペリアでいいスコアを出すことにつながります。

 

ダブルペリアはゲーム的な要素も強い競技方法ですが、叩けるホール(隠しホール)と、叩けないホールというのがあります。それを知っておいて損はないですし、叩けないホールでパーやバーディーをしっかり取れれば、かなりの確率でハンデをたくさんもらえて、優勝、上位入賞できる可能性がグンと高くなるのです~。

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2014年12月08日常識として知っておきたいドローとフェードの打ち方とは!?

国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、最終日、42歳の宮本勝昌選手が6バーディ、1ボギーの「65」で回り、通算9アンダーとして優勝しました。9月の「ANAオープン」以来となるツアー通算10勝目で、ゴルフ日本シリーズ、1998年、2001年に続く3勝目です。2つしかないパー5(6番、17番)できっちりバーディを奪い、バーディーは6つ奪取。ボギーは距離の長いパー4の11番だけでした。

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写真はGDOより転載、GDOの記事は写真をクリック。撮影は内田眞樹カメラマン

賞金王争いは、これまで首位を走っていた小田孔明選手が通算6アンダーの3位タイに入り、初めて賞金王のタイトルを獲得しました。小田選手は、「関西オープン」と「ブリヂストンオープン」を制したのに加え、今シーズンは2位が3度。安定した成績で年間王者に輝きました。マーク金井は土曜日に続き、日曜日も現地でトーナメント観戦しました朝はドライビングレンジでじっくりと選手の練習をチェックし、選手がスタートしてからは5番ホールのティグラウンド後方で、選手のドライバーショットをじっくり観察しました。5番ホールはかるい打ち上げで左ドッグレッグ。ドローを打つ選手とフェードを打つ選手とではティアップの位置がまったく違います。

 

フェードで狙う選手はティグラウンドの中央から右サイド寄り
ドローで狙う選手はティグランドの中央から左サイド寄り

 

一番右サイドにティアップしたのは石川遼選手でしたが、フェードを狙ってスイングしたにも関わらずボールは捕まり過ぎて逆球気味で、フェアウェイ左に着弾。一番左サイドにティアップしたのは松村道央選手で、こちらはイメージ通りのドローでフェアウェイ中央をキープ。優勝した宮本選手も持ち球がフェードなので、ティグラウンドの右寄りにティアップし、狙い通りのフェード弾道でフェアウェイをキープしてました。

 

そこで今回のエントリーはドローとフェードを打つために必要なスキル(技術)について書きたいと思います。

 

まず球筋についてですが、

ドロー(フック)とはボールが少し右に打ち出されて少し左に曲がる弾道
フェード(スライス)とはボールが少し左に打ち出されて少し右に曲がる弾道

 

ドローを打つ場合もフェードを打つ場合も、ボールが打ち出される方向、そして曲がり方をコントロールすることが、球筋を安定させることにつながります。逆に言うと、絶対に避けたいミスは、

 

ドローの場合に避けたいのは、ボールが左に打ち出されること、右に曲がること
フェードの場合に避けたいのは、ボールが右に打ち出されること、左に曲がること

いわゆる逆球を打ってしまうと、球筋をコントロールすることはできません。フェアウェイキープできないだけでなく、林や池に打ち込んだり、OBを打つことになります。特に避けたいのはボールの打ち出し方向の間違いで、ドローを打つ場合、ボールが左に飛び出すと大けがします。フェードを打つ場合、ボールが右に飛び出すと大けがします。今回、石川遼選手はドライバーが不安定でしたが、ミスしたショットの多くはボールが右に飛び出していました。

 

 では、どうすればコントロールが利いたドロー(フェード)が打てるようになるのか?

ドロー回転はインサイド・アウト気味の軌道によって生まれ、フェードはアウトサイド・イン気味の軌道によって生まれます。そして軌道についてはあまりミスは出ません。アウトサイド・インに振っている人が、突然、インサイド・アウト軌道になることはあまりないです。逆もしかりで、インサイド・アウト軌道が身体に染みついている人の場合、アウトサイド・インで振ることもあまりないです。

 

次に、ボールが打ち出す方向ですがこれはインパクト時のフェースの向きでほぼ決まります。フェースがやや開いた状態でインパクトを迎えればボールは右に飛び出し、フェースがやや被った状態でインパクトを迎えればボールはやや左に飛び出します。言い換えると、フェースの向きの管理が上手くできると安定したドロー、安定したフェードを打てるようになります。対して、フェースの向きのコントロールが悪いと球筋をコントロールすることができなくなり、大けがします。具体的に言うと、

 

ドローの場合、絶対避けたいのはインパクトでフェースが被ること
フェードの場合、絶対避けたいのはインパクトでフェースが開くこと

 

左が狭いホールになると、ドローを打つつもりなのにチーピンのミスが出てしまう人が少なからずいますが、これの原因は軌道ではなくて、フェースの向きです。フェースが被った状態(フェースが左を向いた状態)になると、ボールは左に飛び出し、左に強く曲がってチーピンが出ます。そしてチーピンが出ると何発も続く場合、これもスイング軌道が間違っているのではなくて、インパクト時のフェースの向きが間違っています。チーピンを矯正するコツは、インパクトでフェースを被らせないこと(やや開くこと)。これを覚えて置けば、同じミスは2発続きません。

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右が狭いホールになると、フェードを打つつもりなのにどスライスが出てしまう人が少なからずいますが、これの原因も軌道ではなくて、フェースの向きです。フェースが開いた状態(フェースが右を向いた状態)になると、ボールが右に飛び出し、右に強く曲がってどスライスが出ます。そしてどスライスが何発も出る場合も、スイング軌道が間違っているのではなくて、インパクト時のフェース向きが間違っています。どスライスを矯正するコツは、インパクトでフェースを開かないこと(やや閉じること)。これを覚えて置けば、同じミスは2発続きません。

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ドライバーは真っ直ぐ飛ばすことも大事ですが、大きく曲げないことがもっと大事です。それには、持ち球に磨きをかけることと、出球(打ち出し方向)を上手くコントロールすることです~。

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2014年12月07日ツアープロが「ゴルフの竪琴」使って練習する本当の理由とは!?

国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」もいよいよ今日が最終日。3日目を終えて7アンダーで首位に立ったのは、李尚熹 (イ サンヒ)選手。1打差の2位タイには武藤俊憲選手と宮里優作選手つけています。賞金王争いの選手の中では、9位タイに小田孔明選手(2アンダー)、19位タイに藤田寛之選手と岩田寛選手(3オーバー)が並んでいます。注目の石川遼選手は3日目にスコアを3つ落として、トータルイーブンパーで14位タイです。

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写真はGDOより転載。GDOの記事は写真をクリックすれば読めます 撮影は内田眞樹カメラマン

ゴルフ日本シリーズは出場選手が30名と限られていることもあって、予選落ちがありません。出場選手が少ないこともあってドライビングレンジはこぢんまりとしていますが、打席のすぐ後ろにギャラリースタンドが設置されています。選手達の練習風景をじっくり見ることができます。マーク金井も練習日の火曜日、そして昨日の土曜日は、ツアープロの練習を間近で見てきました。東京よみうりのレンジは打ち下ろし。ボールの落ち際まで弾道をチェックしやすいのも魅力です。

 

ツアープロのショットを間近で見ると勉強になることがたくさんありますが、日本オープンの週から片山晋呉選手、平和PGMの週からH・リー選手、そして、今週から石川遼選手が「ゴルフの竪琴」を使うことが練習メニューに加わっています。すでにGDOニュースなど報道されていますが、きっかけは片山晋呉選手。片山選手が練習場で欠かさず使いはじめたことで、3人のツアープロが「ゴルフの竪琴」を使っています。

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写真はGDOから転載 記事は写真をクリック

 

そこで、今回のエントリーはツアープロが「ゴルフの竪琴」使って練習する理由について検証してみたいと思います。ゴルフの竪琴は目新しい練習器具ではありません。3年以上前からアナライズで継続的に販売しており、アマチュア向けのゴルフ上達の練習器具です。両手を離して持つことから、ハンガーを使った練習と類似していますが、ハンガーと違うのは重量が1キロ近くあって重たいこと。クラブヘッドが付いているので重心距離を感じてスイングできることです。スポンジボールも打てるので、正しいインパクトの感覚を養うこともできます。

 

さて、このゴルフの竪琴。

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マーク金井がその使用法を考え出しましたが、そのヒントを下さったのは山本信弘プロです。「マンネリゴルフじゃ上手くなれん」(山本信弘著、ゴルフダイジェスト社)でも書かれてますが、ゴルフで大事なことは、

 

ダウンからインパクトにかけて
右手は上、左手は下

 

この感覚を養うことが大事です。理由は単純、ダウンスイングで左手が浮くと(右手が下に回り込む)と

 

・振り遅れ
・右肩が下がり過ぎてダフりやすくなる
・シャフトが寝る
・インパクトでフェースが開く

 

等々、クラブの軌道が不安定になり、インパクト時のフェースの向きもスクエアに保ちづらくなります。ダウンで左手が浮いてしまうと(右手が下がる)と、あらゆるミスが出やすくなりますし、コースに出た時、ここ一番でボールが曲がるリスクが高まります。「練習場で真っ直ぐ打てるのにコースにでると曲がる」という人が少なくありませんが、この手の悩みを抱える人の大半は、ダウンで左手浮いて右手が下がっています。ここ一番で球が左右に曲がる場合、メンタル面も影響しますが、実は、スキル(技術)に問題がある場合が非常に多いのです。

 

実際、石川選手もダウンでシャフトが寝る自覚があり、その悪弊を解消するために「ゴルフの竪琴」を使いたくなったとコメントしています。アマチュアのみならず、ツアープロでもダウンでシャフトが寝るというのは起こりやすい動作で、それを修正するのは容易ではないのです。

 

ダウンでシャフト寝る=ダウンで左手が浮く(右手が下がる)

 

ツアープロはこの因果関係が嫌というほど分かっています。そして、困ったことにダウンスイングはコンマ5秒以下。一瞬の出来事なので、プロでも修正が容易ではありません。ダウンでシャフトが寝るのを嫌がって、縦に振り下ろす意識が強くなり過ぎると今度はアウトサイド・インのカット打ちになるリスクも高まるからです。ダウンで右手を上にキープしてスイングするというのは、言葉にすると簡単ですが、実は、プロでも普通にクラブを握った状態では、両手の位置関係を細かくチェックするのが難しいのです。

 

でも、ゴルフの竪琴のような「右手が上」な状態をキープしやすい練習器具を使えば、右手を上にキープする感覚、両手の位置関係をかなり正確にチェックできます。構造上、普通のクラブを振った時よりもシャフトが寝たかどうかをダイレクトにフィードバックできるからです。

 

ツアープロといえども人間です。調子が悪くなればダウンでシャフトが寝てしまうことは珍しくありませんし、困ったことにそれでもナイスショットが打ててしまいます。しかし、ダウンでシャフトが寝たスイングをしていると、ここ一番でナイスショットが出る確率が下がります。修正動作が入るこあらです。プレッシャーがかかった場面では左右どちらにも曲がるリスクが高まります。それが嫌と言うほど分かっているから、片山選手も石川選手も両手の位置関係をチェックする地味な練習を積極的に取り入れているのです。

 

 

昨日、石川遼選手はラウンド後も、ただひとり練習場に残って黙々と練習をしていました。小雨が降り、体感気温は0度前後の中、スイングチェックしながら1時間近くボールを打っていました。今日の練習が明日のゴルフにつながる保証はありませんが、スイングに迷いがなくなれば、プレッシャーがかかった場面でもボールは曲がりません。東京よみうりの超高速グリーンを読み切ることができれば、最終日、7打差を大逆転する可能性も大いにありうるでしょう~。

 

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2014年12月05日アゲンスト風でも飛距離が落ちにくいボールの選び方とは!?

アナライズからお知らせ

12月7日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 まだ間に合いますよ よろしかったらご参加下さい

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!


国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が開幕しました。寒くてつめたい雨の中、初日6アンダーでトップに踊り出たのは小田孔明選手。現在賞金ランクトップの小田選手が出だしリードしました。賞金ランク2位の藤田寛之選手は1アンダーの9位タイ。マーク金井が注目している石川遼選手はイーブンパーの14位タイ、片山晋呉選手は2オーバーの24位タイとやや出遅れています。

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写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック

 

そして、今日は日本シリーズの2日目です。マーク金井はというと「ゴルフパートナーカップ」の全国大会に出場のため、戸塚CC(神奈川県)でプレー中。このブログがアップされる頃にはハーフターンでお昼ご飯を食べていると思います。戸塚のフルバックともなれば、攻めごたえは十分過ぎます。ハーフ40ぐらいを目標スコアに設定してプレーに臨みますが、果たしてどんなスコアになっているのやらです(笑)

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さて、今日のエントリーは冬場のボールの選び方です。マーク金井が普段使っているボールは、

・ナイキ RZNブラック
・ブリヂストン B330
・タイトリスト V1X
・テーラーメイド ツアープリファードX

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ブリヂストンゴルフのBシリーズはウレタンカバーで4種類展開している

 

いずれのボールもウレタンカバーのスピン系ボールで、打感が硬いボールです。昔から打感が硬い方が好みなこともあって、兄弟ボールの場合、どの銘柄でも一番硬いボールをチョイスしています。しかし、冬場になると、特に風が強くなるとボールを変えることが多いです。具体的に言うと、同じウレタンカバーのスピン系ボールならば打感が軟らかいボール、もしくは最近流行の飛距離追求型の中間系ボールをチョイスします。具体的に言うと、

 

・ナイキ RZNホワイト
・ブリヂストン B330RX
・タイトリスト VG3
・テーラーメイド グローレUD

 

これらのカテゴリーのボールはいずれもヘッドスピードが遅めの人向け、飛距離重視なボールですが、実は、スピン系ボールに比べると風の影響を受けづらく、アゲンストでも飛距離が落ちづらく、横風でも風の影響を受けづらい特性があるのです。何故かというと、フルショットにおいては、硬いボールよりも軟らかいボールの方がバックスピンが減るからです。

 

ゴルフボールは軟らかい方がスピンがかかる。
ゴルフボールは打感がソフトな方がスピンがかかる。

そう思っているゴルファーが少なくありませんが、物理的にはノーです。物理的な現象としては、

 

ゴルフボールはつぶれない(硬い)方がスピンがかかる。

 

のです。スピン(正確にはバックスピン)とは、説明するまでもなくボールが逆回転することですが、この逆回転が多ければ多いほどスピンがかかり、風の影響を受けやすくなります。

 

では、スピンはどうやって発生するかと言うと、

 

ゴルフボールに発生するスピン(バックススピン)は、インパクト時のボールの大きさによって変わり、ボールが大きい(硬くて変形しづらい)ほど、「テコの原理」によってスピンが多くかかります。インパクトでボールが潰れづらい(大きい)ほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が長くなり、その結果、より多くの力がボールに働いてスピン(バックスピン)が強く発生します。

 

対して、軟らかいボールほどインパクトでボールが変形(潰れる)する分だけボールが小さくなります。結果、軟らかいボールほど、ボールの中心(力点)から作用点(外周)までの距離が短くなり、その結果、多くの力が働かない分だけスピン(バックスピン)の発生が弱くなるのです。

 

ゴルフにはさまざまな錯覚、都市伝説のたぐいがありますが、ボールにおいて勘違いが一番多いのは硬さとスピンの関係です。大事なことなので繰り返しますが、

 

軟らかいボール≠スピンがかかる
硬いボール≠スピンがかかりづらい

風が強いと、スピンがかかりやすいボールほどスピンコントロールも難しくなります。スピン系のボールを使ってナイスショットしても強いフォロー風が吹けばボールはまったく止まりません。逆にアゲンスト風が強ければ、ディスタンス系ボールでもグリーンにピタッと止まります。これを考えると、風が強い日はスピン系のボールよりも、ディスタンス系ボールの方がメリットが多いでしょう。なので、冬場になるとマーク金井のキャディバッグにはスピン系ボールとディスタンス系ボールが混在してます~。

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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。

ゴルフの竪琴 

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よろしくお願いします。

ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね

アナライズもおかげ様で10周年!記念セール第一弾

大変お安くなっております

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大好評だったアナライズのオリジナルシューズも再入荷!

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