マーク金井blog

2021年06月23日超私的な試打  フジクラのベンタスブルー&ブラックは一体どんなシャフトなのか!?

マーク金井の新しいYouTube動画公開されました。今回は何故か注目度が低いパターのロフトについて説明しています

 


歩くのが主たる目的となりつつある薄暮ゴルフ。昨日も午後に鳥カツ丼をいただき、赤羽ゴルフ倶楽部にて担ぎセルフで9ホールプレーしてきました。赤羽GCの最寄り駅は埼京線の浮間舟渡駅で、駅からクラブハウスまでは徒歩7分。9ホールプレーとゴルフ場への行き帰りを加えると、サクッと1万歩ほど歩くことができます。

 

 

 

もちろんただ歩いて、ただボールを打つだけではもったいないので、赤羽では試打もマメに行っています。昨日は、フジクラの人気シャフト「ベンタスブルー」「ベンタスブラック」を試してきました。シャフトのスペックはどちらも50g台のS。長さは45インチで、ヘッドはテーラーメイドのSIM2MAXーDです。

 

 

組み上がりのスペックはこんな感じです。

 

 

 ベンタスブルー(5S)   振動数253cpm  センターフレックス値5.11
 ベンタスブラック(5S)  振動数261cpm  センターフレックス値5.78

 

ベンタスは米国発のシャフトで、欧米ツアー選手向けに開発されています。米国発だけあってどちらも日本で発売されているアフターマーケット向けの50g台のSシャフトと比べると硬めに設計されており、特に、ベンタスブラックの方は「これってXじゃないの」と勘違いするくらい硬く仕上がっています。Sシャフトでセンターフレックス値が5.78もあるので、ワッグルしてもほとんどシャフトは動きません。

 

 

 

では、実際に打ってみたらどうなのか?

 

 

 

 

アフターマーケット用に発売されているベンタスは、ブルー、ブラックとも先端に「ベルコアテクノロジー」というのが採用され、先端側の剛性が高いのが特徴です。実際、ワッグルしてみても、先端側が補強されていることが手に伝わります。

 

 

 

実際に打ってみても、ベンタスの特徴は先端剛性の高さが際立ち、インパクト時にシャフト先端側がほとんど動きません。ベンタスブルー、ベンタスブラックともに、フェースが返る挙動がなく、捕まりを抑えています。球を捕まえるのではなく、左へのミスが出づらいです。ツアープロが好む、叩いても左に行きづらいシャフトに仕上がっています。

 

 

 

ベンタスブルーとベンタスブラックの違いをざっと上げると、、、、

 

 

 

 ・切り返しでシャフトの手元側がややしなるのがベンタスブルー
 ・切り返しでシャフトのしなりが非常に少ないのがベンタスブラック

 

 

 ・ベンタスブルーはベンタスブラックに比べるとやや捕まり
 ・ベンタスブラックはベンタスブルーよりもさらに捕まりを抑えている

 

 

 ・ゆったり切り返すスイングと相性が良いのがベンタスブルー
 ・素早く切り返すスイングと相性が良いのがベンタスブラック

 

どちらも弾道は低めで、ベンタスブラックの方がより低く、低スピン弾道になる

 

ベンタスブルーの50g台にはRの設定があるが、ベンタスブラックにはRの設定がない

 

 

スピーダーに比べるとベンタスはブルー、ブラックともインパクトゾーンでヘッドが鋭く走る感触は手に伝わらない。

 

 

ベンタスはブルー、ブラックとも自分でヘッドスピードを上げられる人が使った方が、シャフトの良さを引き出せる

 

 

 

では、マーク金井はベンタスならばどちらを使うのかと言うと、、、

 

 

 

 ブラックではなくブルーです。

 

 

 

それも50Sではなく、50Rを使いたいです。SよりもRシャフトの方が切り返しで手元側のしなりが大きめ(それでもスピーダーに比べると控えめ)で、タイミングが取りやすいと感じたからです。

 

 

 

ベンタスは欠品になるほどの人気シャフトですが、ブルーとブラックとでは特性が異なりますし、フレックスによってもシャフトの挙動が異なります。超私的には、普段使っているシャフトよりもワンランク軟らかめをチョイスした方が、多くのゴルファーは打ちやすいと感じるでしょうし、イメージ通りの弾道が打ちやすいと思います。

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2021年06月21日超私的な考察 ハーフセット(7本)でエージシュートを達成できた理由とは!?

マーク金井新しいYouTube動画配信開始。
今回は・・飛距離や安定性そしてスイングにも影響大
ドライバーのヘッド重量についてです


 

先週は水曜日を除いてゴルフ場でプレー。月曜、火曜、水曜日と3連続で赤羽薄暮に行き、金曜日はGMG八王子で18ホール。土曜日と日曜日は千葉市民で、土曜日は18ホール、日曜日は朝方の雨が強かったので、18ホールから9ホールに変更してのプレーでした。都合、1週間で72ホールプレーしたことになります。

 

 

 

毎日2万歩歩くのが日課なのですべて歩きました。乗用カートには一度も乗ってませんが、日曜日の千葉市民の最終ホールのショットまで乱れることはなく、最終9番は池越えの残り180ヤードを5Wで2オン。イーグルパットはカップをかすめてましたが、バーディーフィニッシュです。

 

 

 

週6回もゴルフに行くのは恐らく初めてですが、初めてと言えば土曜日になんと、なんとエージシュート。小雨が降っていましたがグリーンのコンディションが非常に良かったので、いいショット、いいパットがスコアに直結。前半は1ボギー、5バーディ、1イーグルの30。後半はボギーなしの2バーディ、1イーグルの32。62歳9ヶ月で62が出たので、エージシュート達成です。

 

 

 

ちなみに千葉市民は癒やし系のレイアウトで距離は短め。ティは原則白ティなので総ヤーテージは5404ヤードほどなので、「そりゃいいスコアが出るよね」というセッティングですが、ショートコースいうほど短くはありません。パー5は楽に2オン狙える距離ですが、それでもいいショットを2打続けなければ2オンできないです。パー4はグリーン近くまで運べますが、ワンオンできるわけでもないです。ショットとパットが噛み合わないと、易々と10アンダーは出ないセッティングです。

 

 

 

クラブのセッティングはいつもと同じで、ドライバー、5W、7番、9番、PW、SW、パターの7本、いわゆるハーフセットです。担いでプレーするのでクラブが少ない方が楽なのもありますが、実は7本にしているのにはもうひとつ理由があります。それは、

 

 

 

パターを打つようにすべてのクラブを打ちたいからです!!!!

 

 

 

改めて説明するまでもありませんが、グリーン上で使うパターは1本のクラブでどんな距離も打ちます。50センチのショートパットも20mを超えるロングパットも、上りもラインも下りのラインも、すべて1本のクラブで距離調節をします。別言するならば、パターというクラブはフルショットするクラブではなく、コントロールショットするクラブということになります。

 

 

 

ならば、パター以外でもすべてコントロールショットしたくなったのです。ドライバーも5Wもアイアンもウエッジも、パターと同じくコントロールショットを打つ感じで使ってみたらどうなるのかを数年前ぐらいから試すようになりました。

 

 

 

 ・例えば、ドライバーならば180~240ヤード。
 ・例えば、5Wならば170~210ヤード
 ・例えば、7番アイアンならば100~160ヤード

 

 

 

という風に。

 

 

 

すべてのクラブをコントロールショットにするのは簡単ではありませんが、パターを打つようなイメージで距離調節をしながらプレーを続けていくと、徐々にコントロールショットに対して違和感がなくなります。

 

 

 

加えて、ドライバーやFW、アイアンでコントロールショットを多用していると、アプローチとパットの距離感が劇的に良くなってきたのです。

 

 

 

エージシュートをした時もそうで、アイアンの距離感のミスはゼロなのに加えて、アプローチとパットの距離感もノーミスでした。コントロールショットというのは、わざとボールを飛ばさないショットですが、これに長けてくると距離感の精度が上がりますし、スイング中に余計な力みも発生しません。力まないでスイングするので、スイングの再現性も高くなってきたのです。

 

 

 

ドライバーを1ヤードでも遠くに飛ばすのもゴルフの楽しみだと思いますが、超私的にはパターを打つようにドライバーを打つようになってから劇的にフェアウェイキープ率が上がり、パーオン率も劇的に良くなり、そしてグリーン上でのパットの距離感が劇的に良くなりました。それが、すべて噛み合ったことが土曜日のエージシュートにつながったのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

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2021年06月18日超私的な考察  なぜアマチュアゴルファーの多くはチッパーを使おうとしないのか!?

マーク金井の新しいYouTube動画は配信開始
自宅でお部屋で素振りで上達シリーズ。ぜひご視聴ください


月曜、火曜、水曜日と3連続で赤羽ゴルフ倶楽部へ薄暮プレーに行ってきました。いずれの日も不安定な天気でしたが、プレー中は雨に降られることはほとんどなく、曇り空の中、担ぎセルフで9ホールプ回ることができました。

 

 

今年の春ぐらいから薄暮プレーの回数が増えていますが、このおかげで毎日の2万歩が楽にクリアでき、なおかつ試作クラブのテストも入念にできています。中国での量産に時間がかなりかかっていますが、試作品を何度もコースでテストを繰り返したルール適合のチッパー、「R・25」の完成品第一号が昨日、神田のスタジオに入荷。R・25はこの名前の通り、ロフト角が25度のパター形状のチッパーです。

 

 

ユーティリティクラブに比べるとチッパーの歴史は古くて、マーク金井がゴルフを始めた48年ぐらい前にはすでに市販品が出回っています。しかしながら、一部のアマチュアゴルファーを除くと、チッパーの使用率は高くありません。正確に調べたわけではありませんが、昔も今も、アマチュアゴルファーの使用率は10%にも満たないと思います。ちなみにツアープロでチッパーを使っている人は限りなくゼロです。

 

 

さて、このチッパー。

 

 

ランニングアプローチ専用クラブという意味ではユーティリティクラブ(以下、UT)と同じような位置づけのクラブです。ユーティリティはロングアイアンが苦手な人のためのお助けクラブで、チッパーはアイアンやウエッジでのアプローチが苦手な人のためのお助けクラブです。どちらもお助けクラブという意味では同じですが、UTに比べるとチッパーはアマチュアゴルファーはあまり使っていません。

 

 

なぜ、アマチュアゴルファーは積極的にチッパーを使わないのか?

 

 

 

チッパーは「使ったらかっこ悪い」という風潮もありますが、実はもうひとつ理由があるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ロングアイアンの代わりに使われるUTの目的は、ボールをやさしく飛ばせることにあります。別言すればUTは「飛び」をやさしく得られるので、アマチュアゴルファーは違和感なく使える。対して、チッパーには「飛び」や「飛距離」というのは関係ありません。どちらかというと飛ばさないためのクラブです。

 

 

 

 ・飛ばす=難しい。難しいならばやさしいUTを使おう。
 ・飛ばさない=難しくない。難しくないならわざわざチッパーは必要ない。

 

 

 

誤解を恐れずに言えば、アマチュアは飛距離のためならなりふり構わずやさしいクラブを使い、飛ばさないクラブに関してはなりふり構ってチッパーを使わないという風にも考えることができます。

 

 

 

ゴルフの魅力はボールを遠くに飛ばす(飛ばせる)ですが、ことスコアメイクに関しては飛ばさないでいい距離、100ヤード以内、50ヤード以内、30ヤード以内のショットをいかに上手く打つかにかかっています。100ヤード以内からのショットの失敗を減らすことができれば、それだけでほとんどのアマチュアゴルファーはベストスコアを更新できるのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

自分がどこでミスをしているのか、自分は何打目のミスが多いのか。スコアカードにスコアを付けるだけでなく、1打1打を記録し、自分のミスの傾向、どんなクラブを使うとミスが多いのかをデータとして残す。記憶ではなく記録を残すことで、自分はどんな練習をすればいいのか、自分はどんなクラブを使えば良いのかが必然的に分ってくるのです。

 

 

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2021年06月16日超私的な考察  スタートホールのティショットのミスを確実に減らすコツとは!?

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月曜日に続き、火曜日も赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮9ホールプレーしてきました。月曜日は天気予報が悪かったこともあって来場者が少なく、お一人様でサクッと63分でホールアウト。火曜日は薄暮プレーの来場者が多かったので、ツーサムで1時間45分。どちらも9ホールで約8000歩ほど歩けました。

 

 

 

薄暮プレーに限らず、マーク金井はプレー前に練習場でボールを打つことはまずやりません。ロッカーで軽くストレッチした後は、スタートホールのティグラウンド付近で肩をグルグル回すことと、フレループやクラブで素振りを数回するだけ。ウオームアップするのはこれだけで、サクッとティアップし、サクッとドライバーで打ちます。FBでスイング動画を上げてますが、スタジオでもコースでも構えたらすぐにテークバック。別言すれば、気合いがまったく入らない感じで打ちます。

 

 

 

 

対して、アマチュアゴルファーのスタートホールのティショットを観察すると、マーク金井のようにサクッと打つ人はまずいません。ティアップ後、何度も素振りしたり、ティアップ後、体が固まるじゃないのかと思うぐらいじっとしてからテークバックを開始しています。別言すれば、打つ前に時間をかけて気合いを入れてから打ってます。普段、練習場でボールを打つ時よりも時間がかかっています。

 

 

 

 ・スタートホールだから大事に打ちたい。
 ・スタートホールだからいい球を打ちたい。
 ・スタートホールは人が観ているからミスしたくない。

 

 

 

恐らく、このようなことが頭をよぎっているから、多くのアマチュアゴルファーはスタートホールのティショットに時間がかかっているような気がしますが、現実はどうでしょう。スタートホールで満足行くショットを打つ人もいますが、多くのゴルファーはナイスショットよりもミスショットを打つ確率の方が高いです。

 

 

 

では、なぜ丁寧に気合いを入れているにも関わらず、スタートホールのショットが上手くいかないのか?

 

 

 

超私的なことを言わせていただくならば、構えてからテークバックを開始するまでの時間が長いこと、そしてナイスショットを打とうとする(打ちたい)欲がミスを引き起こしているような気がします。普段練習と同じタイミングでスイングしていないことが、やらなくていい好ましくない動きを誘発したり、切り返しのタイミングが乱れやすくなっています。

 

 

 

では、このスタートホールのティショットのミスをどうすれば減らせるのか?

 

 

 

 

スタートホールのティショットを卒なくこなす、ナイスショットではなくそこそこのショットを打つコツ、それは自分に期待しないことです。そして、練習場で打っている時と同じタイミングでテークバックを開始し、スイングすることです。

 

 

 

 

例えば、マーク金井の場合で言えば、スタートホールで意識していることは「キャリー150ヤードで、ランが50ヤード」の弾道を打つことだけ心がけています。

 

 

 

 

信じてもらえないかも知れませんが、真剣にこれでいいと思っています。だから、構えたらサクッとテークバックを始められますし、飛ばそうとこれっぽっちも思っていないので、余計な力みも生じません。

 

 

 

ドライバーでキャリー150ヤード。

 

 

 

こう考えるだけで気合いを入れたり、一生懸命になったり、ナイスショットを臨むようにはなりません。そんなもんでいいのかと思えば、適当に構えて、適当に打てます。5mのパットを打とうとすれば力まないでストロークできるのと同じで、ドライバーも150ヤードで良いと思えば、変な力みも出ませんし、サクッと打てます。

 

 

 

スタートホールのティショットに限らず、コースに出た時に大事なことはどんな目標を設定してショットに臨むかです。ちなみにドライバーが苦手ならばティショットはドライバーで打つ必要はありません。3Wでもいいし、ユーティリティでもいいし、それこそ7番アイアンでもいいのです。

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

打つ前に気合いを入れることよりも、ミスの確率が低くなる目標を設定する。これができればコースで打たなくていいミスショットを確実に減らせます。

 

 

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2021年06月14日超私的な考察  ドライバーのシャフトを軽量スチールにする本当のメリットとは!?

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土曜日は朝4時30分に起き、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールしてきました。この日は天気が良かったこともあって、早朝だけで140名ものプレーヤーがスタート。1組4名換算すると、約35組もスタートしたことになります。

 

 

赤羽は早朝薄暮でプレーする場合、原則手引きカートを使います。もちろん担ぎセルフでのプレーもOKですが、まだまだ少ないです。キャディバッグを担いでプレーする人の割合は全体の1割にも満たないでしょう。

 

 

 

そして、さらに割合の少ないことがあります。それは軽量スチールシャフトを装着したドライバーを使っている人の比率です。先週土曜日、赤羽でプレーする人で軽量スチールシャフトを装着しているのはマーク金井のグループ以外では皆無です。恐らく、他のゴルフ場でも同じで、ドライバーにわざわざスチールシャフトを装着している人の数は、恐らく1%以下ではないかと思います。

 

 

 

さて、この軽量スチールシャフトを装着したドライバー。

 

 

 

マーク金井はすでに2年以上使っていますが、未だに、珍しがられています。50年前だとドライバーもスチールが当たり前でしたが、今ではかなり変っていることをやっているように思われてます。

 

 

 

アナライズには試打用のカーボンシャフトが100本近くあり、なおかつシャフトメーカーの最新シャフトも数多く揃えています。いずれのシャフトも軽量スチールよりも飛距離性は優れていますが、軽量スチールシャフトはカーボンシャフトにはない長所があります。

 

 

 

長所のひとつはシャフトが重くても(約105g)、重さを感じづらいこと
長所のひとつは短尺(43インチ前後)でも、シャフトのしなりを感じやすいこと

 

そして長所のひとつはスイングの再現性が高まることです!!!!

 

 

短尺にすれば物理的にヘッドスピードを上げるのには不利です。最新のカーボンシャフトで45インチ以上に組上げたドライバーに比べると、軽量スチールシャフトを装着したドライバーは10ヤード以上飛ばないです。マーク金井の場合で言えば、43インチに組上げた軽量スチールシャフトのドライバーの飛距離は最大で240ヤード、平均だと230ヤード前後です。

 

 

 

 

ドライバーに軽量スチール装着というのは、飛距離という点では不利ですが、方向安定性に優れます。シャフトが重くなると、相対的に手元側が重く感じます。手元側が重く感じると、スイングの軌道を安定させやすくなるのです。加えて、クラブ総重量が355~360gとなるので、ゆったりとしたタイミングでスイングできるのでスイングリズムが安定します。

 

 

 

ドライバーを43インチで組上げるとバランスはC4~C7と軽くなりますが、バランス調整は一切してません。バランスは軽くなっていますが、ヘッド重量自体は軽くなっていないからです。ちなみに、ヘッドに鉛を張ってD0までバランスを上げてしまうと、ヘッドが利きすぎた感じになって、かえって振りづらくなります。

 

 

 

軽量スチールシャフトは飛距離のアドバンテージがありませんが、ティショットのミスを劇的に減らせます。フェアウェイからセカンドショットを打てる機会が増えるので、結果的にセカンドのミスも減るので、スコアメイクが簡単になります。

 

 

ゴルフスイングはクラブによって変ります。

 

 

 

ドライバーショットが不安定なためにスコアを浪費しているのなら、ドライバーショットを苦手にしているのならば、一度は軽量スチールシャフトを試されてみてはいかがでしょうか。もちろん、カーボンシャフトがそうであるようにスチールシャフトもモデル、フレックスによってしなりのフィーリングは異なりますので、どのモデルにするのか、どのフレックスを選択するのかも大事です。

 

 

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