マーク金井blog

2017年07月06日超私的な物理 当に飛ぶドライバー用「ヘッド」&「シャフト」の見つけ方とは!?

ゴルフ雑誌は毎週のように発売されていますが、マーク金井は毎週のようにゴルフクラブ、シャフトを試打しています。今週もすでにドライバーは2モデル、シャフトは10本以上試打しました。ゴルフクラブの売り上げは年々ダウンしていますが、生き残りをかけてメーカー各社は積極的に新製品を出し続けています。

そして、新製品のキーワードとなるのが「飛び」です。ドライバーに関しては、昔も今も「飛ばないけど曲がらない」という製品は売れた試しがありません。「飛び」をアピールしているクラブ、シャフトが売れています。例えば、人気を集めているキャロウェイのGBBエピックシリーズにしても、「飛ぶ」という評判が好調なセールスにつながっているのです。

では、物理的にはどんなヘッド、どんなシャフトを使えば、「飛び」という結果を手に入れることができるのか?

 

ヘッドに関しては、次の3つの要素で飛びが決まります

 

・ボール初速が出やすい(フェースの反発が高い)
・適正スピン量(一般的には低重心、低スピン弾道が出るかどうか)
・捕まりがいい(ただし捕まり過ぎはNG)

 

フェースの反発に関しては、ルール適合モデルでは極端な差は出づらいです。ルールの枠を超えた高反発ドライバーの方が確実にボール初速が出ます。これは物理的に紛れもない事実ですし、クラブメーカーもそれが解っているから、ルールを超えた高反発ドライバーを作って市販しています(競技には使えませんが、プライベートラウンドはOK)。

 

適正スピン量に関しては、ヘッドスピードによっても少し変わりますが、大体2200~2600回転ぐらいが飛びに最適な弾道。弾道計測器を使って、これぐらいの数値が出るヘッドをチョイスすれば、物理的に最大飛距離を得ることができます。ちなみにスピン量が2000回転を下回ると浮力不足が発生し、キャリーが出づらくなります。スピン量が3000回転を上回ると、吹き上がる弾道になって(風に弱い弾道)、最大キャリーを得づらくなりますし、落下後のランも出づらくなります。

捕まりに関しては、捕まらないよりも捕まる方が、物理的に飛距離が出ます。捕まった方がインパクト時のエネルギー効率が高まり、ボール初速が出やすくなるからです。芯で捕らえたら飛ぶと思っている人が少なくありませんが、芯で捕らえても捕まっていなければボール初速を最大限に上げることはできません。スライサーはフッカーに比べて飛ばないと言われてますが、これはスライサーの多くは「捕まらないインパクト」を迎えているからです。

そして、捕まる、捕まらないに関しては、持ち球(ヘッド軌道)によっても定義が異なります。物理的にボールが捕まるといのは、ヘッド軌道に対してフェースが開いていないことです。ターゲット方向(目標方向)に対してではなくて、フッカー(ドロー)の場合、インサイド・アウトのヘッド軌道に対してフェースがスクエア、もしくは少しクローズなのが捕まったインパクトです。スライサー(フェード)の場合は、アウトサイド・インのヘッド軌道に対してフェースがほんの少しだけオープンになっているのが捕まったインパクトです。

ちなみに、少しずるいい飛ばし方というのもあって、スライサーの場合、アウトサイド・インヘッド軌道に対して、フェースがスクエア、もしくは少しクローズの時も、飛距離ガ出ます。弾道としては引っかけになりますが、軌道に対してフェースが開いていないので、持ち球であるスライス(フェード)の時よりもエネルギー効率が高くなるからです。

フッカーにしても、スライサーにしても捕まった球が打ちやすいドライバーヘッドは、フェースの反発がルール適合であっても、インパクト時のエネルギー効率が高くなるのでボール初速が上がります。飛距離アップを本気で狙うならば、自分のスイングに対して、ちょうどいい捕まり具合のヘッドを選ぶことです。

 

 ゴルフは物理です。

 

 

飛ぶドライバーを本気で探しているのならば、捕まり具合がちょうどいいドライバーを探し求めて下さい~。

 

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2017年07月05日超私的な提案 練習場での試打会でシャフトを正しく吟味するコツとは!?

月曜日はプロギアのRSカップの予選大会で、ザ・カントリークラブジャパン(千葉県)を18ホールプレーしてきました。最高気温が30度を軽く超えたこともあり、スタート時点からすでに汗だく。9ホールを終えてからの後半は、コースとの戦いというよりは暑さとの戦いでした。上がり3ホールで、3連続ボギーを叩き83ストローク。予選カットは82だと思っていました。今回も1打足りないと思いながらスコア提出してコースを後にしましたが、ラッキーにも10位でギリギリ予選通過できました。

そして向かったのがブリヂストンゴルフの新店舗「ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO」

東京駅のすぐ前にあり、シュミレーターを使ってのプレーが楽しめます。もちろんフィッティングも充実していますが、最新の機器を使ってスイングの完成度をもチェックしてもらえます。パワーがどれぐらい出ているのか、スイングを構成する要素(軸、遠心力、リリース)がどれぐらいのレベルなのかも点数を付けてくれるのです。

診断してもらった所、現在のヘッドスピードは46m/s前後。最大で47.4m/sまで上げられるそうです。ちなみにマーク金井の現在のスイングスペックは、女子プロの渡辺彩香選手とほぼ同じだそうです。体重がかかと寄りとのことですが、これは自分の4スタンスのタイプがB2なので、ほぼイメージ通りでした。

そして、昨日火曜日は三菱ケミカル(旧三菱レイヨン)のシャフト試打会に伺ってきました。場所はメーカーのクラブ試打会が頻繁に開催されるメトログリーン東陽。1階の一番左側の打席を使っての試打も毎度お馴染みのことです。

今回、三菱ケミカルがラインアップしたのは、

FUBUKI AiⅡシリーズ(アイアン、FWウッド用)

ディアマナRFシリーズ(ウッド用)

OTツアーアイアン(アイアン用)
OTツアーハイブリッド(ユーティリティ用)

それぞれ重量帯が異なるモデルもラインアップしているので、10種類以上のシャフトを打ちましたが、改めて感じるのがシャフトによって球筋、スピン量、捕まり具合が異なってくることです。そして、シャフトを試打する時に重要なことは、、、、

 

 試打する時は、使い慣れているヘッドで試打すること!!!!!

 

 

普段打ったことがないヘッドでシャフトを試打した場合、正直、シャフトを客観的に評価することは非常に難しいです。なぜなら、飛んで行く弾道は、ヘッドで作られたものなのか、シャフトで作られたものかをジャッジすることができないからです。

 

 

昨日の試打では、ウッドはテーラーメイドのM2(2017年モデル)だったこともあり、ヘッドの特性は十分理解しています。なので、ディアマナRFのシャフトを打った時、前作とどこがどう変わったのかをかなり正確にチェックすることができました。対して、アイアンの方は普段使っていないヘッドだったこともあり、ドライバーでシャフトを試打した時に比べると、シャフトの特性を正確に読み取ることが難しかったです。

 

ゴルフクラブはヘッドとシャフトとグリップという、3つのパーツで構成されています。試打会などでシャフトを試打する時、シャフトを打比べる時に大事なのはシャフト以外のパーツはできるだけ普段と同じ方がいいです。ヘッドの特性をあらかじめ理解していれば、
このシャフトは、、、

・ボールが上がりやすいのか(上がりづらいのか)
・捕まった球が打ちやすいのか(捕まりづらいのか)
・スピンが少ないのか(スピンが多いのか)

 

をかなり正確にチェックできます。最近のドライバーはカチャカチャ式なので、ヘッドからシャフトを外せて交換できるモデルが大きくなっています。実は、このカチャカチャ式というのは、弾道コントールできることもさることながら、自分が持っているヘッドでいろんなシャフトを試せるというメリットがあるのです。

 

練習場でシャフト試打会に参加するのであれば、シャフトメーカーさんが対応しているのであれば、自分のヘッドを持ち込んで新しいシャフトを試打してみることをお勧めしたいです。その方が、より確実にシャフトの持ち味(性能)チェックできます~。

 

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2017年07月03日超私的な考察 アマチュアの打点位置が定まらない本当の理由とは!?

 

一昨日に続き、昨日も阪神はヒヤヒヤする試合展開で何とか勝ちました。これで8連敗からの2連勝。首位広島とは大差がついてますが、まだまだペナントレースは続きます。広島もずっとこの調子で勝ち続けるとは思えませんし、巨人も浮上してくるでしょう。プロ野球はまだまだ目が離せません。

 

そして昨日は恒例のアナライズセミナーデー。前半はゴルフの物理の話をする「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで後半は「打点コントロールセミナー」どちらも、撮影しながら実施しました。近々、YouTubeでこの2つのセミナーの模様をアップさせていただきます。

インパクトセミナーではボールが曲がる原理(真っ直ぐ飛ぶ原理)についてレクチャーし、打点コントロールセミナーでは、打点位置を変えるコツについてレクチャーしています。インパクトセミナーでは実際にボールを打っていただき、高速度カメラを使ってインパクゾーンでのヘッド軌道、そしてインパクトゾーンでのフェース向きを自分の目で確認してもらいます。対して、打点コントロールセミナーでは、まず最初にショットマーカーをフェースに張り付け、自分の打点位置がどこに偏っているかをチェックしてもらいます。

昨日のセミナー受講者も見事なぐらい、打点位置がバラついてました。6名の参加者の打点位置を調べてみたら、一番打点位置が真ん中に近かったのはゴルフ歴が1年半の受講者。他の5名はゴルフ歴が長いにもかかわらず、打点位置がトウ側に寄ったり、ヒール側側に寄っていたり、フェース下側に偏ってました。

 

 では、なぜアマチュアの多くは打点位置が定まらないのか?

 

セミナー受講者にこの質問をぶつけてみると、こんな答えが返ってきます。

 

・ゴルフは自分のイメージと実際の動きが一致しない
・自分のスイングは再現性が低い
・正しいスイングをしていないから

 

いずれの回答も正しいのですが、実は、打点をコントロールするためにはもうひとつ理解しておきたいことがあります。それは、、、、、

 

 ゴルフクラブは構造上、
 手元がアドレスした位置に戻ると、フェース中央でボールを打てない!!!!

 

アドレス時にフェース中央にボールをセットしたとしましょう。この場合、アドレス位置に手元が正確に戻ってしまうと、フェースのトウ寄り上側にボールが当たりやすくなるのです。何故かと言うと、インパクトではシャフトは横方向だけでなく、縦方向(トウダウン方向)にもしなるからです。アマチュアの多くは、スイング中にクラブが変形しているということを自覚していません。そして、変形したクラブの挙動をコントロールするという感覚が希薄なために、打点位置が定まらないのです。

 

スイングロボットというのがありますが、ロボットですから余計な動きをしません。スイングすると構えた位置に手元がちゃんと戻ります。このスイングロボットでフェース中央にボールをセットすると、何発打っても打点位置はフェース中央ではなくて、フェースのトウ寄り上側に当たるのです。スイングロボットで打点位置をフェース中央にするためには、アドレスでボール位置をフェースのヒール寄り下側にする必要があるのです。

ですので、構えた位置に手を戻すという方法で打点位置をコントロールしようとするのはあまり得策ではありません。また、構えた位置に手を戻そうとし過ぎると、かえって打点位置をコントロールしづらくなります。

 

打点位置をコントロールする上で、一番大事なことは、、、

 

 自分で任意に打点位置を動かせるようになることです!!!!!

 

・フェースのトウ寄りで打つ
・フェースのヒール寄りで打つ
・フェースの下側で打つ
・フェースの上側で打つ

 

フェース中央で打つ練習をするよりも、フェースの端っこでボールを捕らえる練習をした方が、打点位置をコントロールする感覚を養えますし、これができればフェース中央でボールを打つことが簡単になるのです。

 

打点コントールセミナーでは、打点位置を任意に変えるためのドリル(練習法)をレクチャーし、そして打点位置とスイング軌道には因果関係(相関関係)があること説いています。ざっくり言うと、アウトサイド・イン軌道は打点位置がトウ側に偏りやすく、インサイド・アウト軌道は打点位置がヒール側に偏りやすくなります。

 

また、上から打ち込む人は打点位置がフェースの上側に偏りやすく、アンダー星人で下からあおり打つ人は打点位置がフェースの下側に偏りやすくなります。

 

ゴルフは物理です。

 

ゴルフスイングで一番大事なことは、クラブ(道具)を身体化させること。遠回りに思われるかもしれませんが、クラブを意のままに動かす練習を重ねることが、打点位置を意のままにコントロールすることにつながるのです~。

 

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2017年07月02日超私的な考察 ゴルフスイングで一番大事な動作とは何なのか!?

今週は月曜日、木曜日、そして金曜日にゴルフに行ってきました。週に3回というとすごく多い感じがしますが、いずれも薄暮担ぎセルフの9ホール。メンバーだということもあって3回行っても9000円ほど。プレー時間も1回あたり90分ですし、行き帰りは電車で約35分。ゴルフにかけるコスト(時間、お金)は練習場でボールを打つのとほとんど変わりません。

でも、練習場でボールを打つのと決定的に違うことがあります。

 

芝から打てるというのありますが、自分が打つショットはすべてスコアに直結することです。そして景色によって打ちやすく感じたり、打ちづらく感じる場面がしょっちゅうあることです。赤羽ゴルフ倶楽部のインコースだと、12番のティショットはドローを求めてきますし、13番と14番は左サイドにOBがあって、フッカーには非常に打ちづらいホール。15番と16番は左右に池があって、ティショットの精度が求められます。この緊張感の中で打つショットというのは、中々、練習場で味わえません。この緊張感を味わえるのが、ゴルフの醍醐味だと勝手に思っています。

そして、コースに出た時は、自分のスイングチェックをかなり正確にできることです。練習場と違ってコースでは打ち直しができません。自分のスイングが物理的に理にかなっているかどうかをチェックできるのです。

 

 例えば、左が危険なホールで左に大きく曲がらないショットが打てるのかどうか。
 例えば、左に曲げたい時にちゃんとイメージ通りにボールが曲がるのか。
 例えば、左右にハザードがある時に、狙った場所にボールを打てるのかどうか。

 

プレーンが悪いと、このような状況下でボールをコントロールするのは非常に難しくなります。ゴルフはメンタル面が大事だと言われてますが、プレーンが悪いスイングをしている人の場合、例えメンタルを鍛えたとしても、プレーン自体が良くなるわけではありません。やはり、プレッシャーがかかった場面でボールをコントロールするためには、物理的に理にかなったスイング(オンプレーンなスイング)の方が有利です。

 

 では、どうすれば物理的に理にかなったスイングを身に付けられるのか?
 では、どうすればオンプレーンなスイングを身に付けられるのか?

 

地道な練習も必要不可欠ですが、その前に、ゴルフの物理を理解することが重要です。なぜなら、動作(運動)の理屈を頭で理解していた方がスッと体が動きやすくなるからです。では、ゴルフスイングにおける一番大事な物理は何なのか?

 

それは、インパクトゾーンでの動作です。プロや上級者は「インパクトは通過点」と教える人も少なからずいますが、それは正しい動作が身についた人には有効ですが、正しい動作が身についていない人には有効ではありません。なぜなら正しい動作が身についていない人が、「インパクトは通過点」を意識しても、正しい動作が身につくとは限らないからです。

では、インパクト(インパクトゾーン)では、物理的にどんな動作をすれば良いのか?

 

 

物理的に大事なのはクラブの動きです。

・シャフトを逆にしならせてヘッドを効率良く走らせる
・フェースがほんのわずにターンしながら動く
・ヘッドがほんのわずかに円運動する

 

これらが満たされる動きが出来ればエネルギー効率が良くなってボールが飛びますし、インパクトの再現性が高くなるので方向性も安定します。言い換えると、この3つ要素が含まれているのが物理的に理にかなっているインパクトであり、物理的に理にかなっているゴルフスイングになるのです。

 

では、どんな動作をすれば、この3つの要素を満たすことができるのか?

 

一言で言うと、「リストターン」です。リストターンというと手首を返すという動きですが、実は、手首を意図的に変えそうとするのではなくて、手首が返ってしまうのが正しい動きです。自分で意識してリストターンするのもアリと言えばアリですが、リストターンを意識しなくても、リストターンができてしまう方が、動きとしてはレベルが高いです。

 

 

アナライズの「オンプレーンセミナー」では、このリストターンの正体について詳しくレクチャーしています。現在、YouTubeでも「オンプレーンセミナー」をオンエアしています。インパクトでリストターンが勝手に発生する動きがつかめてくると、コースに出ても打球をコントロールしやすくなるのです~。

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2017年06月30日超私的な提案 スイングが良くなる練習法と悪くなる練習法の違いとは!?

 

今年もあっとう言う間に半分が過ぎようとしています。今日は6月30日で、明日は7月1日。1年の半分が過ぎたという実感はまったくありません。と言うのも毎週のようにセミナーを開催していると、一週間がまばたきする間に過ぎていくからです。プロ野球も中盤戦に入り、セリーグでは広島が首位を独走。首位に追従すべき阪神タイガースは気がついたら6連敗(6月28日時点)。まばたきする間に貯金が一気に減ってしまいました。

セミナーは7月以降も定期的に開催しますが、毎回開催するたびに感じることがあります。それは、ゴルフ歴が長い人よりもゴルフ歴が短い人の方が、短時間でスイングが劇的に良くなることです。水曜日の夜に開催した「オンプレーンセミナー」でも、ゴルフ歴が1年半の受講者がいとも簡単に「ひざ立ち」をこなしました。対して、ゴルフ歴が10年以上の人の方が、「ひざ立ち」で苦労しているのです。

 

 では、なぜベテランゴルファーはスイングが良い方向に変化しづらく、初心者の方がスイングが良い方向に変化しやすいのか?

 

一番の理由は練習量の差です。

 

 

当たり前なことですが、多くのアマチュアゴルファーはラウンドに行く回数よりも練習場に行く回数の方が多いです。初心者に比べると、ベテランゴルファーの方が練習場でボールを打っている数が多くなりますが、実はこれがスイングの変化を阻害しているのです。
ベテランゴルファーの場合、良くも悪くてもボールを打つ型(形)がすでに出来上がっているため、新しい動きをしようと思っても、体がそれを受け付けてくれません。素振りでは動きが簡単に変わるのですが、いざボールを前にすると自分が打てる型(形)にいともたやすく戻ってしまいます。

 

 

誤解を恐れずに言えば、ゴルフ歴が長い人ほどオンプレーンに振ることを無意識の内に体が拒絶反応してしまうのです。ボールをたくさん打たないと上手くならないと思っている人が少なからずいますが、ごれが大間違いなんです。例えるならば、我流の練習は、間違っがた箸の持ち方でご飯を食べ続けていることと同じ。間違った箸の持ち方でもご飯を食べることはできますが、それではいつまでたっても、何年経っても正しい箸の持ち方を覚えられません。下手を固めることになるだけです。

 

 では、どんな練習をすれば下手を固める練習から抜け出せるのか?

 

 

超私的なことを言わせてもらえば、勘違いするような練習をできるだけしないことです。目立つかも知れませんが、オンプレーンセミナーでやっているように、水平振りとかひざ立ち打ちはお勧めです。この2つはプレーンが悪いと(アンダー星人だと)、ボールをちゃんと打つことはできません。まぐれでナイスショットが打てないので、下手を固めるリスクがかなり軽減できます。

そして、ショットの結果だけでスイングの良否を判断しないことです。どんなに間違ったスイングでもナイスショットが打てるのがゴルフの面白い所であり怖い所です。自分のスイングをスマホなどで自撮りし、スイングがどうなっているか確認して下さい。客観的にスイングをチェックすれば、下手を固める練習を防止できます。

そして、そしてもっとも確実なのはレッスンを受けることです。マーク金井は55歳から本格的にスノボを始め、3年でバッジテスト1級合格しました。これがなしえたのはシーズン中、ずっとマンツーマンのレッスンを受けていたからです。いいコーチに教わり、変な癖が付くのを防げたら3年で一人前のスノーボーダーになれました。

 

 

最近、ライザップがゴルフレッスンのビジネスを初めてますが、ライザップはマンツーマンでレッスンするだけでなく上達のためのPDCAをちゃんとチェックするパーソナルコーチが付きます。料金は決して安くはありませんが、結果にコミットできる方法を地味に丁寧に実施しているのです。

ゴルフ上達に魔法はありませんが、スイングにはタネと仕掛けがあります。このタネと仕掛けを正しく理解し実践すれば、猛練習しなくても自転車に乗れたスイング(オンプレーンなスイング)を身につけられます。自転車は最初にペダルがない状態で乗ると、子供はスピードが出た方がバランスが取れることを知り、バランス感覚が養われます。ペダルレスで自転車に乗れる子供は、ペダルを付けてもすぐに乗れるようになります。

 

ゴルフもしかり。普通にボールを打つよりも、水平振りやひざ立ち打ちから始め、正しい両手の捌き方(両手の使い方)を会得した方が、ボールをたくさん打たなくても短時間で上達できるのです~。

 

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