マーク金井blog

2017年06月21日超私的な考察 スコアメイクの流れを作るのはショットなのか、パットなのか!?

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昨日は世界最小プロトーナメント、MMT9のアマチュア予選会が荒川河川敷の赤羽ゴルフ倶楽部で開催されました。MMT9はアマ予選も決勝大会も9ホールプレーのみ。それも一般のお客様がスタートした後、いわゆる薄暮タイムで競技をします。ゴルフの試合というと18ホールプレーが当たり前ですが、このMMT9は9ホールのみというコンパクトなスタイルを貫いています。

 

 

スタート時間もトップが午後2時30分からなので、午前中に仕事してからでも出場できます。マーク金井もいつものごとく日刊ゲンダイの原稿を1本書き上げてから、神田から電車で現地に向かいました。途中、赤羽駅で鳥カツ丼をいただき、最寄り駅の浮間舟渡駅から徒歩でクラブハウスに到着。最終組だったので、午後3時26分に10番ホールからティオフしました。出だしで下りのバーディパットを1mショートし、セカンドパットはカップをクルッと半回転。3パットのボギー発進からの、そこからプレーのリズムがいまひとつ良くなくて、40ストローク(+5)でホールアウト。6回大会はカウントバックの予選落ち、今回は1打足りずに予選落ちとなりました。

△ーーー△ー□ー△ 40
312232222 19

 

ショット数は21でパット数は19。16番のダボはティショットがひっかかり、左ラフに着弾してから、バウンドして池ポチャ。ティショットが失敗したのはこの1発だけ。ショットでミスらしいミスはこれだけで、アプローチのミスが1発。ティショットが曲がったのはこれだけにもかかわらず、スコアは低空飛行。ショットとスコアがまったくもって噛み合わない、いわゆるゲームの流れを作ることができませんでした。

 

そこで今回は自分のプレーの反省も兼ねて、ゲームの流れの作り方について超私的に書きたいと思います。

まずゴルフというゲームについてですが、

  •  良いショットで良いスコア
  •  良いショットで悪いスコア
  •  悪いショットで悪いスコア
  •  悪いショットで良いスコア

 

パターンとしてはこの4つがありますが、ゲームメイクの流れ良い順番は、、、

 

  •  良いショットで良いスコア
  •  悪いショットで良いスコア
  •  悪いショットで悪いスコア
  •  良いショットで悪いスコア

 

誤解を恐れずに言うと、アマチュアの場合「悪いショットで良いスコア」を出し続けているとゲームメイクの流れが良くなります。「悪いショットで良いスコア」を出し続けるには、当たり前ですがパットが入らなくてはなりません。入れ頃外し頃や長いパットが決まると、ショットのミスをカバーできるだけでなく、ゲームの流れが良くなり出すのです。加えて、ゲームの流れが良くなるとショットも良くなってくるのです。

 

逆に、ゲームメイクする上で一番良くないのが良いショットで悪いスコア。こちらも当たり前ですが、スコアを最終的に決めるのはパット。パーオンをちゃんとしているのに3パットしたり、バーディチャンスのパットを決めきれないでいると、ゲームの流れはたちどころに悪くなります。

 

 

良いショットを打ってパーオンしても3パットしてボギーを打ったり、入れ頃外し頃のバーティチャンスを立て続けに外れると、ゲームメイクの流れが悪くなるだけでなく、次のティショットでミスする確率が非常に高くなるのです。

 

昨日のプレーで例えると、マーク金井は14番でティショットが100点満点でセカンドも80点でパーオン。そこから70センチぐらいのパーパットを引っかけてボギー。続く15番もティショットが100点満点でセカンドが90点、4メートルほどのバーディパットはカップ際にギリギリに止って、2パットでパー。2ホール続けて勝負所のパットを外した15番では、ティショットを引っかけて左の池に入れてしまいました。自分でも流れの悪さを感じていたのですが、それが分っているにも関わらず、ティショットでは無意識の内に、切り返しで余計な力が入ってしまいました。

 

麻雀や勝負事は流れが大事だと言われています。また、自分で流れを悪くするようなことをしたらツキに見離れてしまうとも言われますが、ゴルフもまったく同じです。どんなにいいショットを打っても、ショートパットを外したり、バーディーチャンスを決めきれないでいると、流れが必ず悪くなりますし、ツキにも見放されてしまうのです。試合はまだまだあるので、この次は、とにかくゲームメイクの流れが悪くならないプレーを心がけたいと思います~。

 

 

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2017年06月19日超私的な考察 昔も今も「100が切れない」ゴルファーが多い本当の理由とは!?

マーク金井がYouTube

で本日ライブ配信

を行います。

今日の午後9時です!!!

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メジャー第2戦、全米オープンの3日目に凄いスコアを出したのが、ジャスティン・トーマス。なんと、なんと、なんと、1イーグル9バーディ、2ボギーで63(9アンダー)のスコアを叩き出しました。9アンダーは全米オープンの最小記録、これは1937年にジョニー・ミラーが出した8アンダーを1打上回っています。

 

 

厳しいコースセッティングがなされている全米オープンで9アンダーというのは常識外れなスコアですが、トーマスは飛距離も常識外れです。フェアウェイキープ率は79%もありながらも、平均飛距離は322.7ヤード。恐れ入ったのは最終18番の飛距離、600ヤードを楽に超えるパー5で2オンしてイーグルを奪っています。まさにドラコン選手並みの飛距離で、全米オープンの最多アンダーの記録を塗り替えています。ちなみに今回の全米オープンの距離は7845ヤード。これまでの全米オープンの中でも最長の部類です。

 

 

そして、最終日にスコアを伸ばしたのが2位タイに入った松山英樹と優勝したB・ケプカ。テレビ観戦してましたが、2人とも飛距離が尋常ではありません。180ヤードを超えるパー3のティショットは9番アイアン。18番パー5も670ヤードを超えるというのに2打でグリーンまで運べるのです。

 

テレビを見ていて感じるのは、ケプカをはじめどの選手も効率のいいスイング、シャフトのしなりを上手く使ってスイングをしていることです。前回のブログでも書きましたが、プレーンから大きく外れるようなスイングをしている選手は1人もいません。

 

 

ダウンスイングではプレーン感があり、かつフェースをシャット気味に使っています。そして、ドライバーもアイアンもインパクトではややハンドファーストの状態でボールを捕らえていますし、ダウンスイング後半からフォローにかけては肩が上下に動き、左肩が高く、右肩がグイッと下がっています。世界の一流どころには、スイングの共通点が非常に多いのです。

 

対して、アマチュアの場合はどうでしょう。ツアープロに比べると、個性的なスイングをしている人が多々見受けられますが、ことクラブの軌道に関して言えば、共通点があります。具体的に言うと、ダウンスイング前半ではヘッドはプレーンよりも上側に外れ、ダウンスイング後半ではヘッドはプレーンよりも下側に外れています。プレーンに沿ってヘッドが動いている人は非常に少なく、プレーンから外れてヘッドが動いている人が非常に多いのです。

 

アナライズではオンプレーンセミナーを実施していますが、この時、水平振りをやってもらいます。これをやると、ほとんどの人はボールを打つつもりでスイングしているにも関わらず、ヘッドはボールよりもかなり下を通過し、ボールの下にあるパイロンを叩きます。昨日のセミナーでも6名全員、パイロンを叩いてました。

 

 

これまで数百名のアマチュアに水平打ちをやっていただきましたが、ちゃんとボールだけ打てる人は1割弱しかいません。

 

 

前置きが長くなりましが、これこそが今回のブログのタイトルである、 昔も今も「100が切れない」本当の理由です。クラブは進化してやさしく飛ばせるようになりましたが、ヘッドの軌道がプレーンから大きく外れているアマチュアの数は昔も今も変わっていないのです。道具が進化しても、ヘッドの軌道に問題があると、まぐれ当たりでナイスショットを打つことはできても、ミスショットを減らせません。これこそが、100を切れない最大の原因なのです。

 

水平打ち、そしてひざ立ち打ちというのは、正しくプレーンを作れていない人にはとてつもなく難易度が高くなります。そして、ミスしてもその修正方法が分りません。なので何発打っても同じミスを繰り返してしまいます。

 

 

他方、通常のゴルフスイングでは正しくプレーンが作れていなくても、ナイスショットが打ててしまうことがあります。何発も続けては打てませんが、練習を重ねていけばナイスヨットの数は増やせ、コースに出た時は100前後ぐらいでは回れるようになるのです。調子が良ければ80台が出たりもしますが、80台が出た次のラウンドでは100以上叩いてしまうのです。

 

100を切るのが難しい理由、安定して80台のスコアが出ない本当の理由は、ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でも、ナイスショットが打ててしまうことにあるのです。そして、効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)をしていると、ナイスショットの直後にとんでもないミスショットが出ます。例えるならば、背中に時限爆弾を抱えたままプレーしているのと同じ状態。コースに出たら、いつも出たとこ勝負。ナイスショットとミスショットを繰り返すべくして、繰り返しているのです。

 

ゴルフは効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でもナイスショットが打ててしまうので、練習場では効率の悪いスイング(プレーンから外れたスイング)でナイスショットの数を増すことをやっている人が多いです。これもまた、100が切れそうで切れない原因になっています。

 

練習しても上手くなれない、何年やっても100が切れない。この悪循環を断ち切るためにやるべきことは練習量を増やすことではありません。効率の良いスイング(プレーンに沿ってクラブを動かすこと)を会得すること。オンプレーンセミナーでは、自分がいかに効率が悪いスイングをしているかを自覚してただくために、水平振りをやってもらっているのです~。

7月のセミナーは6月20日より募集を開始する予定です

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2017年06月18日超私的な提案 オーバースイングを解消するための、とっておきの方法とは!?

マーク金井がYouTubeで来週月曜ライブ配信を行います。

6月19日午後9時です!!! どうぞよろしく

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メジャー第2戦、全米オープンが開幕しました。松山英樹選手は初日2オーバーと出遅れましたが、2日目に7アンダーとスコアを一気に伸ばして8位タイ(通算5アンダー)で決勝ラウンドに進みました。7アンダーのスコアはもちろん海外メジャー自己ベストを更新。2日目を終えて、トップとはわずか2打差に迫ってます。国内勢では、宮里優作選手と小平智選手が通算2アンダーで予選を通過しています。

今回の全米オープンを見ていると、一昨年開催されたチェンバーズベイに感じが似ています。大きな木々はなく英国リンクス風なレイアウトですが、リンクスと違って高低差がかなりあります。加えて、グリーンの傾斜(起伏)もかなり強め。スコアを伸ばしていくにはショットの精度もさることながら、パッティングの精度が求められるコースセッティングな感じがします。

このブログがアップされる頃には3日目の順位がほぼ決まっていると思いますが、テレビを見ていて改めて感じたのが、メジャーで戦っている選手のスイングには共通点が多いこと。

 

どの選手もトップはレイドオフ気味でオンプレーン感が強いこと、そしてフェースをシャット気味に使っている選手が目立ちます。当たり前と言ってしまえばそれまですが、ヘッドが垂れ下がったオーバースイングや、トップでシャフトクロスになっている選手はいません。プロとアマチュアの飛距離格差は広がっていますが、トップの形の格差も広がっていると思います。

 では、なぜアマチュアはオーバースイングになったり、シャフトクロスになりやすのでしょうか?

 

ひとつはテークバックでフェースを開いてしまうことでしょう。テークバックでフェースを開いてしまうと、左手首が甲側に折れ曲がります。左手首が甲側に折れ曲がるほどにトップが緩みやすくなって、オーバースイングやシャフトクロスになってしますのです。

もうひとつはテークバック前半でヘッドをインサイドに引きすぎること。テークバック前半でヘッドをインに引きすぎると、途中でクラブを担ぎ上げる動きがどうしても入ります。その結果、右ひじが高く浮き上がり(いわゆるフライングエルボー)、オーバースイングやシャフトクロスになってしまうのです。

 

 オーバースイング、そしてシャフトクロスを矯正するためには、、、

 

テークバックでフェースを開かない(左手首を甲側に折らない)
テークバック前半でヘッドをインに引きすぎない

 

この2つを徹底的に修正することです。自分の感覚だけでは修正するのは難しいので、理想はレッスンを受けることです。レッスンを受けない場合は、スマホで自分のスイングを録画し、それを1球打つごとにチェックしながらスイングすることです。今までと違う方法でテークバックするわけですから、ものすごく違和感が出ますが、その違和感を受け入れることがスイングを変えることにつながります。

フェースを開かないコツは、テークバック前半でフェースを閉じることを意識することと、左手首を手の平側にコックしながらクラブを上げること。ヘッドと手元の軌道に関しては、ハーフバック(シャフトが地面と平行)に達するまでは、手元よりもヘッドが外側に位置する感じをキープすることです。

 

 

そして、もうひとつ大事なことがあります。それはテークバックで時間を掛けすぎないこと。テークバックの時間が長ければ長いほど、手先や腕は余計な時間をすることが増えてくることはあっても減らないからです。

 

テークバックの時間を短くする方法は2つあります。ひとつは動いているボールを打つこと。野球と同じでボールが動いていれば、自分のタイミングでテークバックできません。ボールの動きに合わせてスイングすることになるので、テークバックの時間が短縮され、オーバースイングやシャフトクロスになりづらくなります。

 

もうひとつは、トップとフィニッシュの間を何度も往復する連続素振り。反復横跳びする時と同じような感じでトップとフィニッシュの間を何度も何度も往復するような素振りをすると、テークバックの時間が短縮されます。イチニイ、イチニイと二拍子のリズムで連続素振りすると、オーバースイングやシャフトクロスになりづらいです。オーバースイングやシャフトクロスをしていると、連続してクラブを振るという動作を続けられないからです。

 

オーバースイングやシャフトクロスになっている人の場合、そこまでクラブを引き上げないとダウンスイングのタイミングが合わない(タイミングが取れない)場合が非常に多いです。なので、本気でトップの大きさを変えたいのであれば、それこそチョロが出ても、空振りしてもいいぐらいの覚悟が必要です。その覚悟を持って練習に臨めば、トップの形は徐々に変わってくるでしょう~。


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2017年06月16日超私的な提案 たった2ヶ月でスコア100を切る極意とは!?

マーク金井がYouTubeで来週月曜ライブ配信を行います。

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PGAツアーでは、メジャー第2戦「全米オープン」が開幕しました。腰の高さぐらいまである深いラフに圧倒されてますが、国内男子のチャレンジツアー「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」はとてつもない長いヤーデージ(距離)に圧倒されてます。なんと、なんと、なんと、、、

 

パー72で総ヤーデージは8024ヤード!!!!!!!!!!!!!

 

 

恐らく、国内はもとより海外のツアー競技でも8000ヤードを超えたゴルフ場での試合は初めてででしょう。通常のツアー競技だと7200ヤードぐらいですが、通常よりもさらに800ヤード以上長いのです。

 

8000ヤード超がどれぐらい長いかと言うと、250ヤードを超えるパー3、500ヤードを超えるパー4、そして700ヤードを超えるパー5があります。トーナメントではパー72になってますが、普通の基準でパー設定するとパー76~78ぐらいになるでしょう。

 

こんなとてつもない長い距離になると、とにかくボールが飛ばなくては話になりません。ドライバーの飛距離が250ヤード以下ならば、パーオンできるホールがほとんどなくなるからです。いくらアプローチ、パットが良くても飛ばないことには、スコアメイクが難しくなります。

 

対して、最小プロトーナメントMMT9「ザ・ロイヤルゴルフクラブ チャレンジトーナメント2017」と真逆で、恐らく、プロの試合としては一番距離が短い大会です。9ホールでの総ヤーデージは3000ヤードを少し下回ります(パー35)。ドライバーの飛距離が200ヤードでもショットが良ければパープレーやアンダーパーで回れるセッティングになっています。ただし、距離は短い反面、コース幅は狭く、グリーンはすべて砲台。グリーンを外すと簡単にはパーで上がれません。距離が短いコースは短いなりに頭を使ってプレーしないと、スコアメイクが難しくなります。

 

 距離の長いコースと距離の短いコース。

 

どちらの方がアマチュアはスコアが出しやすいのかと聞かれれば、圧倒的に距離が短いコースの方です。飛ばさなくていいとなればスイングに余計な力みが発生しません。やるべきミッションは左右に曲げないことと、チョロやグリーンオーバーをしないこと、そして3パットや4パットをしないことです。本気で100を切りたいのならば、できるだけ距離が短いコースでラウンドすること。そして、距離の短いコースに出た時にどんなミスでスコアを崩しているのかを分析して下さい。恐らくほとんどの人は、状況判断のミス、クラブ選択のミスによってスコアを崩しているのが分るはず。逆に言うと、今のスイングのままでも、状況判断が的確になり、クラブ選択が的確になれば、それだけでも100を切れるようになります。

 

最近、何かと注目されているライザップゴルフでは「たったの2ヶ月でスコア100を切る」と謳って生徒を集めてますが、超私的なスコアアップの近道は「距離の短いコース」でプレーすること。そして、もうひとつのポイントはスコアアップにつながる練習メニューを作って、それを地味に積み重ねることだと思います。

 

 

 では、どんな練習メニューを作れば「2ヶ月でスコア100を切る」ことができるのか?

 

ライザップゴルフでも指摘してますが、基礎練習の放置とプレッシャーのかからない練習はNGです。これを続けていると「練習場シングル」にはなれても、スコアアップはかないません。確実にスコアアップを手に入れるには、地味な練習と、プレッシャーをかけた状態でボールを打てば、確実にスコアアップできます。

 

では、どんな練習がスコアに直結する地味な練習なのか?

 

まずは練習の時間配分が大事です。週に1回、練習場の打ち放題で2時間ボールを打つよりも、毎日15分、欠かさず練習することです。例えばアウトサイドインのスライスが治らない、フォローで左ひじが引けてしまうのならば、練習場でボールを打つよりも、ゴルフの竪琴を使って素振りしたり、スポンジボールを打った方がいい。短い時間でもいいから、毎日続けた方がスイングが良くなってきます。

 

ボールを打つ時に心がけてほしいことは、ナイスショットではなくてミスショットを正しく記憶すること。人間の記憶というのはあやふやで、指向性があります。ナイスショットを増やすことは地味な練習ではありません。自分が打ったミスショットにコミットすること。自分が打ったミスショットのレベルを引き上げることが、地味な練習です。

 

そしてもうひとつ心がけて欲しいのが、ラウンド後の練習。スタート前に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでボールを転がすのは地味な練習ではありません。ラウンド後に練習場でボールを打ったり、パッティンググリーンでパット練習をするのがスコアアップにつながる地味な練習。スタート前に1時間練習するよりも、ラウンド後に1時間練習をした方が努力が報われるのです。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすと気持ち良いですが、遠くに飛ばす気持ち良さだけを追い求めるとスコアアップが難しくなります。本気で100を切りたいと考えているのならば、100を切るまではドライバーを封印する覚悟を持って下さい。その覚悟と地味な練習を重ねていけば、打たなくていいミスショットが減り、確実にスコアアップできるでしょう~。

 

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2017年06月15日超私的な考察、7番アイアンのロフトはいったい何度が適正なのか!?

マーク金井がYouTubeで来週月曜ライブ配信を行います。

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梅雨入りとともに鞄の中味がひとつ増えました。普段は、お財布、書類、本、、雑誌、そしてカメラとスマホが入っています。これに加え、折りたたみ傘が加わりました。折りたたみ傘にする理由は単純。使わない時には鞄の中に放り込めるからです(笑)

本や雑誌を入れないようにすれば鞄はずいぶんと軽くなるのですが、これはやめられません。電車待ちしている時や食後時間には、スマホの画面だけでなく紙媒体を読みたくなってしょうがないからです。

 

昨日は鞄の中にゴルフクラシック5月号と、単行本「センス入門」(松浦弥太郎著)を入れてましたが、興味を引いたのがこの記事です。

 

 

ついに計測!
7番アイアン重心スペック。
117モデルすべてきちん測りました。

 

ゴルフクラシックは長年にわたってヘッド計測していますが、アイアンは5番アイアンで計測しています。昔から5番アイアンがアイアンの基準番手であり、試打クラブだったからです。ゴルフ雑誌でアイアンを試打する時も5番でした。

 

しかしながら、15年前ぐらいからはゴルフショップに置かれる試打クラブは5番から7番に変わっています。ゴルフ雑誌やメディアで試打する時も7番です。この流れに歩調を合わせるべく、5月号では7番アイアンのスペックを計測しているのです。

 

 では、なぜ試打クラブが5番から7番に変わったのか?

どこかのメーカーが音頭を取って「これからは試打クラブを7番にしましょう」ということは無かったと思います。恐らくどこかのメーカーがロフトが立ったアイアンを作り、
ロフトが立ったアイアンだと5番は難しいから7番にしたのだと思います。6番ではなくて7番にした理由も定かではありませんが、日本人は奇数が好きだから7番になったと言われてたら、そう信じたくなります(笑)

 

ゴルフクラシック5月号が計測した7番アイアンの実測ロフトは、、、

 

  • 最少値が24.8度
  • 最大値が35.1度

なんと、なんと、なんと、、、、、その差は10.3度もありました。ロフト差が10度というのは3番手分も違います。3番手分ということは、物理的な飛距離差は30~45ヤードあります。

 

 ちなみに現行モデルの7番のロフトの平均値は31度です!!!!!

 

 

31度というのは30年年ぐらい前の5番アイアンとほぼ同じロフト。今どきの7番のロフトは昔の5番と同じだから、試打クラブも必然的に7番になっているでしょう。

 

少々前置きが長くなりましたが、では、アマチュアゴルファーがアイアンを選ぶ場合、7番の最適なロフトは何度なのでしょうか?

 

もしもこんな質問をされたら、即座にこう答えます。

 

「7番でいったい何ヤード打ちたいのですか?」

 

 

男子プロが使っている7番のロフトは32~34度ぐらいで、7番で160~170ヤードぐらい打つ選手が多いです。対して、女子プロが使っている7番のロフトは30~32度ぐらいで、7番で150ヤードを打っている選手が多いです。ちなみにマーク金井の7番のロフトは31~32度で155ヤード前後を打っています。

 

 

30年以上前に遡ると、当時の男性アマチュアの場合、5番(ロフト30度前後)で150ヤードというのがひとつの目安でした。7番だと130ヤード前後だったと記憶しています。それが、ボールの進化とアイアンのストロングロフト化によって、アマチュアのアイアンの飛距離はグングン伸びて、今では「7番で150ヤード」という人がかなり増えています。また、「7番で150ヤード打ちたい」という人も少なからずいます。

 

もしも7番で150ヤード打ちたいのでしたら、150ヤード打てるロフトが、そのゴルファーにとって最適ロフトにするというのも大いにアリです。アイアンは番手事に10~15ヤード差、いわゆる飛距離の階段をきちっと作るというのが基本的なセッティングですが、スコアメイクの観点から言うと、

 

150ヤードと100ヤードが簡単に打てるクラブがあるとプレーを組み立てやすいです!!!!

 

ドライバー同様、アイアンもヘッドスピードと飛距離には相関関係があります。打ち方によっても変わりますが、ヘッドスピードが速い人の場合、ロフトが多くても飛距離が出ます。対して、ヘッドスピードが遅い人の場合は、ロフトが多いと飛距離が出づらくなってきます。

 

目安としては、ドライバーのヘッドスピードが46m/s以上ならば7番のロフトは32度以上でも楽に150ヤード以上飛ばせると思います。ヘッドスピードが43m/s前後ならば7番のロフトは32度前後だと150ヤードぐらいだと思います。打ち方によっても飛距離が変わるので、31~33度ぐらいの7番を打ち比べてみると、150ヤードをちょうど打てる(ちょうど打ちやすい)ロフトを見つけられるでしょう。

 

ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後であれば、7番のロフトは30度前後だと150ヤードが打ちやすいでしょう。

 

7番のロフトが29度を下回っているアイアンもありますが、これは特に飛距離に特化したアイアンです。この手のアイアンはドライバーのヘッドスピードが38m/s以下の人でも、7番で150ヤードが打てる設定、もしくは7番で160ヤード以上飛ばしたい人向けに作られています。

 

 

 

ドライバーと違って、アイアンは飛ばすクラブではありません。しかしながら、飛ぶアイアンを使った方がゴルフがやさしくなる場合もあります。アイアンのロフトは、自分がどんな風にプレーしたいか、7番で何ヤード打ちたいかどうかで決めてみるのがいいと思います~。

 

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アナライズのシャフト W60、W65UT70が再入荷!!!

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