マーク金井blog

2017年06月29日超私的な考察 なぜ今どきのツアープロはインパクトで左ひじが曲がるのか!?

毎週火曜日と言えば週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発刊されます。どちらも毎週欠かさず読ませていただいてますが、表紙で目を引いたのが、、、

今平周吾も、スピースも・・・五角形スイング
ひじを曲げれば「球」真っ直ぐ!
週刊ゴルフダイジェスト7月11日号から引用)

 

なんとも刺激的な見出しです。説明するまでもありませんが、「ひじが曲がる」というのはゴルフにおいてはネガティブワードだからです。本来は良くないとされている動作にも関わらず、それを大々的に肯定(推奨)しているわけですから、、、、そそられてしまいました。

 

詳しい内容については週刊ゴルフダイジェストを読んで頂きたいのですが、記事を読んでみて気になったことがあります。五角形になるとインパクトゾーンでヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなると書かれています。確かにその通りで、登場しているプロのスイングを観察すると、フェースがスクエアな状態を長く保っています。しかしながら、五角形のスイングを正しくやるためのコツについては、意図的なのかどうか解りませんが説明がなされてません。なので、この記事だけを読んで五角形スイングを真似てしまうと、ボールが捕まらないスイングになるリスクがあります。

 

 では、インパクトゾーンでリストターンをしないプロ達はどんなことをしてボールを捕まえているのか?

 

その答えは登場しているプロ達のインパクト写真にあります。どのプロもインパクトゾーンではシャフトが逆にしなっています。シャフトをタイミング良く逆しなりさせることで、フェースがスクエアに戻っているのです。通常の左腕が伸びたスイングでもそうですが、五角形スイングの場合も、インパクトゾーンでは手元が減速し(特に左手)、その減速によってシャフトが逆にしなっています。このシャフトの逆しなりをタイミング良く発生させることができているから、リストターンをしない五角形スイングでもボールをちゃんと捕まえることができるのです。

 

この記事の中には、小柄だけれど300ヤード飛ばす今平周吾プロの連続写真が掲載されていますが、インパクトゾーンでは左ひじが曲がり、シャフトが逆しなりしています。この形というのは、今年の全米オープンを制したブルック・ケプカとまったく同じ形です。
正面から見ると左腕とクラブとで「逆S字」になっています。

 

(開始から20秒ぐらいをチェックして下さい↑)

五角形スイングをしているプロ、そして三角形でインパクトを迎えている松山英樹プロも、インパクトゾーンではハンドファーストになっています。アイアンだけでなくドライバーもハンドファーストになっていますが、共通しているのはシャフトの逆しなりを利用してフェースをスクエアに戻し、ボールを捕らえていることです。対して、アマチュアの多くは(特に、スライスを打っている人は)、このシャフトの逆しなりがほとんど発生していません。シャフトが上手く使えないから振り遅れてしまい、インパクトでフェースが開きやすくなっています。

記事では、今平プロはインパクトで手元が近くにあることを解説していますが、実は、この点も五角形スイングをしているプロの共通点です。ここからは超私的な解説ですが、松山英樹プロのように左腕が伸びたインパクトを作るよりも、五角形でインパクトを迎えた方が、インパクトでは手元を体の近くに持って来やすくなるのです。

 

 

何故かと言うと、五角形のインパクトの形を作っているプロは、ヘッドに発生する遠心力に負けないスイングになっているからです。五角形スイングをしているプロのインパクトを観察すると、左ひじが曲がっている(引けている)だけでなく、少し詰まった感じに見えます。詰まった感じとは窮屈な感じのことですが、実は、これが飛びと正確な方向性につながっているのです。詰まった感じ、窮屈な感じになるのにももちろん理由があり、
これが今どきのクラブを上手く使うコツにもなっています。

 

 

インパクトでひじが曲がるということは、ダウンスイング後半からインパクトにかけて手元を引き上げているから発生します。実は、この引き上げこそがヘッドを効率良く走らせることにつながるのです。このインパクト時の左手の引き上げるメカニズムについては、アナライズの「オンプレーンセミナー」で説明しています~。

 

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2017年06月28日超私的なゴルフクラブの謎 なぜ買ったばかりのクラブを使うと調子が良くなるのか!?

一昨日の月曜日、YouTube生放送「マーク金井のここだけの話」の第2回目がオンエアされました。YouTubeですがこの番組はライブ放送しかやってません。ここだけの話をするわけですから、後に残ったら困るからです。2回目の放送では新幹線に6時間閉じ込められた話を皮切りに、廣野でのゴルフ、アナライズセミナーについて、そしてアシスタントのシンディのゴルフスイングについて喋くり倒しました。放映時間は60分。コマーシャルも一切ありませんが、始まるとあっという間にエンディングになります(笑)

 

 

さて、前回のエントリーで「振りやすいクラブ」と「打ちやすいクラブ」の違いについて書きました。野球のバットやテニスラケットと同じく、ゴルフクラブは振り回すことでボールを打つスポーツですが、「振りやすい=打ちやすい」とは限りません。ゴルフの場合、振りやすくて打ちづらいクラブがあり、振りづらくて打ちやすいクラブもあったりします。

 

そして、もうひとつあるのが、、、、

 

 買ったばかりのゴルフクラブを使うと調子が良くなる!!!!

いわゆる新車効果というモノで、ドライバーやパターでこの現象はよく発生します。買ったばかりのドライバーなのに何故かナイスショットが連発、買ったばかりで初めてラウンドで使うパターなので、スコンスコンとパンパットを連発、、、なんてことは誰しも経験があると思います。そして、この新車効果というのは長続きしません。早ければ1ヶ月ぐらいで、嘘のようにナイスショットが出なくなったり、ワンパットではなく3パットの方が増えたりします。新車効果が消えてしまう場合が少なからずあるのです。

 

では、なぜゴルフクラブには新車効果があるのか?

 

ここからは超私的な分析ですが、恐らく、買ったばかりのクラブを使っている時というのはクラブに遠慮しているからだと思います。遠慮とは気を使っているとか、自分が全面面的に出ないという意味で、言い換えると、クラブの性能を探りながらスイングしていると言ってもいいでしょう。新しいクラブなわけですから、コースに出たらどんな球が出るか解りません。闇夜でのクルマの運転でいきなりアクセル全開しないのと同じで、ゴルフでも新しいクラブではアクセル全開する人はいないと思います。

 

パターに関しては、新しいクラブを手にしたら丁寧にストロークしているのが好結果につながっていると思います。まだ慣れていないんだからという意識があると、グリーン上でも「入れてやろう」とか余計な欲が出づらい分だけストロークが丁寧になり、距離感、方向性が良くなるのでしょう。

 

そして、新しいクラブもラウンドを重ねてくると、クラブに気を使わなくなってきます。ドライバーならばスイング中に力みが発生したい、余計な動作が入るので、曲がったり、ミスが出やすくなる。パターの場合も、「入れたい」「外したくない」等と余計なことや雑念が入りやすくなり、ストロークに乱れが発生しやすくなるのだと思います。そうなってくると新車効果が徐々に薄れてきます。

 

 そしてさらに言うと、ゴルフクラブに新車効果がまったく無ければ、新しいゴルフクラブを買うユーザーが激減すると思います。また、新車効果が薄れてこないと、クラブを買い換えたくなるユーザーも激減するでしょう。

そして、新しいクラブを手に入れると結果が良くなる理由がもうひとつあります。それは、練習時間が増えること。新しい道具(クラブ)を手に入れると、当然、それを使いこなせるようになりたくて練習頻度が上がります。あんまり頻繁に取り換えてしまう人を除けば、新しいクラブを手にすれば練習に対するモチベーションが上がることはあっても、下がることはありません。

 

クラブをどの頻度で買い換えるのが適正なのかは個人差がありますが、上達を目指すのあれば、ずっと同じクラブを使い続けるよりも、1~2年ぐらいの周期で新しいクラブを買い換えるというのは大いにアリだと思います~。

 

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2017年06月26日超私的なゴルフクラブの謎、振りやすいクラブ打ちやすいクラブの違いとは?

マーク金井”ここだけの話” 大人の紙芝居みたいな放送です(意味は観たらわかります)

本日21時から配信します

ライブ配信のみで録画はありません

ぜひご覧ください。

金曜日から日曜日にかけて、3日間連続でアナライズセミナーを実施しました。金曜日は神戸のハーバーゴルフスタジオにて「オンプレーンセミナー」、土曜日は「脱アンダー星人セミナー」と「プライム会員セミナー」、そして昨日の日曜日は「打点コントロールセミナー」と「ゴルフの竪琴セミナー」。いずれも満員御礼、やりもやったりですが、セミナーが始まると、あっという間に1時間30分が過ぎてしまいます。

今年もすでに約半分が経とうしていますが、セミナーをやればやるほど感じることがあります。それは、アマチュアゴルファーのスイングは腕前に関係になく、共通点が非常に多いこと。そして、アマチュアゴルファーのスイングは使っているクラブにすごく影響を受けていることです。

 

 例えば、必要以上に硬いシャフトを使っている人の場合は、切り返しやインパクトゾーンで力んだ感じになっています。
 例えば、重心距離が長くて捕まりづらいドライバーを使っている人の場合は、ボールを捕まえようとして、ダウンスイングで右手を使い過ぎたり、余計な動作が入っています。 例えば、ロフトが立っていてバンスが少ないアイアンを使っている人の場合は、ダウンブローではなくすくい打ちになっています。
 例えば、ライ角がフラット過ぎて右に飛びやすいアイアンを使っている人の場合は、右に行くのを嫌がって左に引っ張り込むようなスイングになっています。

 そして例えば、必要以上に軽いドライバーを使っている人の場合は、クラブを振り回し過ぎて打点位置がバラバラになっています。

 

 

昨日の打点コントロールセミナーでも、必要以上に軽いドライバーを使っているのが原因で、打点位置が定まらなくなっていました。その受講者に、今使っているドライバーよりも重くて軟らかいシャフトが装着しているドライバーに持ち替えて打ってもらったら、なにもレクチャーしなくても、1発目から打点位置が定まり、芯付近で捕らえることができるようになりました。

 

こう書くと「自分に合っていないクラブを使っているからスイングが悪くなる」と思われるかも知れませんが、それだけではありません。超私的なことを言わせてもらうと、、、

 

ゴルフクラブには振りやすいクラブと、打ちやすいクラブとがあるのです!!!!!!

 

打点コントロールセミナーで軽すぎるドライバーを使っていた人の場合もそうですが、多くのアマチュアゴルファーは、、、

 

軽いシャフトが装着されたドライバーはクラブは振りやすい(振り回せる)クラブになり、適度に重くてしなるシャフトが装着されたドライバーは打ちやすい(芯に当てやすい)クラブになるのです!!!!!!!!!!

 

振りやすいとクラブと打ちやすいクラブの違い

 

この違いを感じるとっておきの方法があります。まずはクラブを逆さにして持って素振りをしてみて下さい。ネックに近い部分を持って、グリップエンドでボールを打つような感じでクラブを持ったら、それでスイングしてみて下さい。ビュンビュン振り回すのは簡単な反面、構えた位置にグリップエンドを戻すのは容易ではないはずです。

対して、アイアンを2本持って素振りしてみて下さい。2本だと重くてビュンビュン振り回せないはずです。その反面、重さに身を任せてスイングしやすいし、そうするとスイング軌道が安定してくることを感じるはずです。

 

アナライズにはムチのようにグニャッとしなるドライバーがあります。また、超軟らかシャフトが装着されたEF009というアイアン(練習クラブ)がありますが、どちらもビュンビュン振れるクラブではありません。そんなことをしたらシャフトがしなり過ぎてクラブの挙動をコントロールできないからです。しかしながら、スイング中にシャフトのしなりを感じ取りやすいこと、そして自分のタイミングではなくて、シャフトがしなり戻るタイミングに合わせて振ることになります。自分の好きなようにはスイング出来ませんが、クラブのタイミングに合わせてスイングすることになるので、軌道が安定し、芯で捕らえやすくなるのです。

 

 

ゴルファーのメインターゲットが65歳以上のシニアになったことが影響しているだと思いますが、最近のアマチュア向けドライバーは軽くて振りやすいモデルが多く、やや重めで打ちやすいモデルが少ないです。振りやすい方が楽にヘッドスピードが上がるからだと思いますが、初心者や中級者にとっては軽量(総重量が290g以下)のというのは振りやすさが打ちづらさにつながっていることが少なからずあります。

 

平均スコアが100以上で、ドライバーの打点位置がバラつきやすいのであれば、ドライバーの重量(特にシャフト重量)が軽過ぎる場合が少なからずあります。30~50歳ぐらいの男性の場合で、ゴルフ経験が5年以下、ドライバーの打点位置が定まらないのであれば、少し重くてシャフトのしなりが大きいドライバー、長さが45インチ前後ならば、総重量は305~315g(シャフト重量は50~60g台)を使ってみることをお薦めします。これぐらいの重さがあって、かつシャフトが軟らかくてしなるドライバーを使うと、打ちやすくなる分だけ、ヘッドの軌道が安定し、打点位置もフェース中央に定まってくると思います~。

 

 

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2017年06月23日超私的な考察 ゴルフクラブのシャフトが「しなる」本当の理由とは!?  本編

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来週の月曜日 6月26日21時から マーク金井”ここだけの話”

配信します。

この番組は生配信ONLYで、配信後に動画は残りませんので、生でここだけの話を聞いて下さいね


昨日は、日本を代表するゴルフコース、廣野ゴルフ倶楽部でプレーしてきました。廣野でのプレーは2回目なんですが、最初にプレーしたのは24年ぐらい前。土砂降りの中でのプレーだったこともあって、コースはうっすら覚えている程度でした。今でもハッキリと覚えているのは、ドライバーはキャロウェイのビゲストビッグバーサで、アイアンもキャロウェイ。X-12プロシリーズを使っていました。

前乗りの新幹線が架線トラブルの影響で、6時間くらい線路上で停止。ホテルにチェックインしたのは午前2時過ぎ。4時間ほどの睡眠だったのが良かったのでしょう。長時間移動で疲れていたこともあって、力まずにスイングでき、そして前半は入れ頃外し頃のパットが決まって1オーバー。後半は少しバテてしまいましたが、それでも4オーバー。フルバックからのプレーでしたがなんとか70台のスコアが出ました。廣野のフルバックのコースレートは75.8なことを考えると、出来過ぎです(笑)。

 

ーー△△◯△ー◯ー  37
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寝不足で身体が思うように動かない時、心がけているのは一生懸命なスイングではなくて、適当なスイングです。適当というのは「頑張りすぎない」という意味で、頑張り過ぎないようにスイングする時に意識しているのは、シャフトのしなりを使ってボールを打つことです。シャフトのしなりが上手く使えると、適当にスイングしてもボールはほぼ狙った方向に飛んでくれますし、飛距離もそこそこ出るからです。

 

では、どんな風にスイングすればシャフトのしなりを使って打てるのか?

 

前回のブログでも書きましたが、正しくシャフトを使えるようになるとスイング中にシャフトは3度しなります。テークバックの始動時(前半)、トップからダウンの切り返し、そしてダウンスイング後半からインパクトにかけてです。この3度のしなりをタイミングよく発生させることができると、シャフトのしなりを上手く使ってスイングできたことになります。

 

では、シャフトのしなりを使えるようになると、どんなメリットがあるのか?

 

野球のバットやテニスラケット、卓球のラケットというのはほとんどしなりませんが、ゴルフクラブのシャフトはしなるのが当たり前になっています。なぜ、しなるのかというと、ゴルフクラブはもともと細い木(ヒッコリー)でヘッドもシャフトも作られていたからです。シャフトは細い木の棒からスタートし、それからスチール(鉄製)になり、そしてカーボン(炭素素材)になっています。いずれも、シャフトの形状が細くて長いことにより、構造上、スイング中にしなるようになっているのです。

 

 

もちろん、今の技術を持ってすればしなりを極限に抑えるシャフトも作れると思います。しかしながら、この50年ぐらいの歴史を振り返ると、ゴルフクラブのシャフトは硬い方向ではなく、軟らかい方向にシフトしつつ  あります。何故かと言うと、人間がスイングした場合、シャフトのしなりを使わないよりも使った方が、ボールを遠くに飛ばせるし、方向性も安定してくるのが分かったからだと思います。

 

トップからダウンスイングでの切り返しでヘッドが遅れるようにしなり、ダウンスイング後半からインパクトにかけてシャフトのしなり戻りがタイミングよく発生すると、ヘッドスピードが効率良く上がり、そしてボールも捕まりやすくなります。

 

 

アナライズのシャフトセミナーでは、シャフトのしなり(しなり戻り)の使い方をレクチャーしていますが、シャフトのしなり(しなり戻り)をタイミング良く発生させることができると、自分のパワーを最大限にボールに伝えることができます。逆に言うと、シャフトのしなり(しなり戻り)をタイミング良く発生させる術(すべ)を知らないゴルファーは、自分に合ったシャフトを見つけるのも難しくなるのです。

 

 自分に合ったシャフトを見つけることは大事ですが、その前提としては、シャフトを正しく使えるスイングを身につけることです。シャフトがどんな風にしなるのか感じられない、シャフトのしなりを感じたことがない人の場合、「何があっているのか、何があっていないか」という基準を作ることは極めて困難だからです。

 

シャフトのしなりをタイミング良く使う感覚を会得することが、実は、自分に合ったシャフトを見つける手立てになると超私的に思っています。アナライズがシャフトセミナーを行う理由もここにあります。シャフトを選びを本気で考えているならば、シャフトを効率良くしならせる事を会得することをお勧めします〜。

 

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7月のアナライズのセミナー募集開始しております。

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アナライズのセミナーは、プライム会員セミナー、リピーターセミナー以外はお一人一回しか受けることができません。同じセミナーに2回お申し込みいただかないようにお願い申し上げます

 

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2017年06月22日超私的な考察 ゴルフクラブのシャフトが「しなる」本当の理由とは!?    イントロ編

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来週の月曜日 6月26日21時から マーク金井”ここだけの話”

配信します。

この番組は生配信ONLYで、配信後に動画は残りませんので、生でここだけの話を聞いて下さいね


昨日は午後から新幹線に乗って神戸に移動しました。関西出張では飛行機はまず使いません。神田からだと羽田空港に向かうよりも東京駅の方が断然近いからです。加えて、飛行機よりも新幹線の方が乗り降りの手間がかかりませんし、座席が広いのでゆったりくつろげるからです。ゴルフ雑誌とビールがあれば、あっという間に関西に移動できます。

 

今回、新幹線のお供は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフ。どちらも読み応えがある記事満載ですが、注目したのがこの記事。

シャフトが合わないと「1万発」打っても上手くならない!

運命シャフトの選び方
(週刊ゴルフダイジェスト7月4日号)


この記事に「ゴルフスイングとはクラブとダンスを踊ること」と書いてあります。まさにその通りで、ダンスもゴルフも相手(ゴルフの場合はクラブ)とのマッチングが重要です。マーク金井もメルマガ(電子書籍)のゴルフ演劇論で、「ゴルフスイングとはクラブと自分の2人芝居」と書きました。

 

では、どんなシャフトを使ったらアマチュアゴルファーは上手くなれるのか?

 

その答えは週刊ゴルフダイジェストにも書かれてますが、答えを知る前に理解してほしいことがひとつあります。アナライズのシャフトセミナーでもレクチャーしていますが、まずはシャフトのしなりを感じてスイングすることです。シャフトセミナーでは、受講者に「なぜこのシャフトセミナーを受講するのか?」を必ず聞きますが、答えで多いのが「シャフトのしなりを感じたことがない」「シャフトのしなりが今ひとつ分らない」というもの。シャフトのしなりを感じてスイングしたいのだけれど、肝心のシャフトのしなりを感じ取れない人が少なからずいるのです。

 

 では、どんなシャフトを使ったら、簡単にシャフトのしなりを感じ取れるのか?

 

 

当たり前過ぎて拍子抜けするかも知れませんが、一番簡単なのはムチみたいにグニャっと手応えなく軟らかくしなるシャフトでスイングしてみることです。シャフトセミナーでは、「テンポマスター」という練習器具、そして、レディスシャフトよりも軟らかいシャフトが装着された「EF009」というアイアンを実際に振ってもらいます。この2つでスイングすると、スイング中にシャフトがしなるのを体感できますし、シャフトがしなりを上手く使ってスイングすればどんなメリットがあるのかを体験できます。

 

 

 

手応えがないほどムチのようにしなるシャフトというのは、当たり前ですが、自分に合ったシャフトだと感じる人はめったにいません。ムチのようにグニャッと曲がるシャフトを手にすると大抵の人は「軟らか過ぎて打てる気がしない」とか「気持ち悪い」と口にします。気持ち悪いということは、少なくとも超軟らかシャフトは自分に合ったシャフトという認識はありません。

 

 

しかし実際に打つと、大抵の人はナイスショットします。スライスする人や、引っかけてボールを左に飛ばす人はほとんどいません。軟らかくて「気持ち悪い」はずなのに、受講生たちは自分のクラブで打った時よりも、ナイスショットする人が少なからずいます。

 

シャフトが合う合わないを論じることも大事ですが、その前段階としては、、、

 

「へえ~っ、スイング中にシャフトってこんな風にしなるんだ!!!!」

 

 

シャフトのしなりは頭だけで理解するのではなく、体で感じる(実体験として味わう)必要があるのです。誤解を恐れず言えば、スイング中にシャフトがしなる様(様子)を理解、そして体験しておかないと、自分に合ったシャフトを見つけることはできないのです。

テイクバック前半

切り返し

ダウンスイング後半からインパクト

正しくスイングすると、テークバックが始まってインパクトを迎える前にシャフトは3度しなります。テークバックの前半、トップからダウンスイングの切り返し、そしてダウンスイング後半からインパクトにかけてです。この3度のしなりを感じ、この3度のしなりをタイミング良く発生させることができないことには、本当の意味で自分に合ったシャフトを見つけ出すことはできないのです~。
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