マーク金井blog

2017年05月24日超私的な考察 クルマとゴルフクラブの意外な共通点とは!?

先週、クルマのタイヤ交換をしてきました。車検間近ということもありますが、見るからにタイヤの外側がすり減ってツルツルになっていたからです。

購入候補はいくつかありましたが、チョイスしたのはブリヂストンの「ポテンザS001」。スポーツタイヤで走行性能、雨天性能が高いのに加え、静音性にすぐれている点が気に入ってます。ミシュランのパイロットスポーツ4と最後まで悩みましたが、転がり抵抗の少なさが決め手になってブリヂストンにしました。

タイヤは先週交換したのですが、昨日は、4輪アライメント調整をしていただきました。
アライメントをざっくり説明すればタイヤの向き。左右の前輪と後輪、トーインとキャンバー角の数値を測り、そして数値が狂っている所に関しては、できうる限り正しい数値に調整します。今回、調整してもらったクルマ(M135i)に関しては、、、

・調整前は左右の前輪が真っ直ぐではなくやや右を向いていた
・左右の前輪のキャンバー角がわずかに数値が違っていた
・左の後輪がわずかに左を向いていた
・左右の後輪のキャンバー角がほんのわずかに数値が違っていた

 

調整後は、、、

・左右の前後輪とも真っ直ぐ向くように調整
・左右の前輪のキャンバー角を可能な限り近づくように調整
・左右の後輪のキャンバー角を同じ数値に調整

 

 

タイヤ屋さんの話によると、キャンバー、トーインの角度で大事なのは前輪よりも後輪だそうです。日本のクルマと比べると、欧州車はこの後輪の数値が調整できるように作られているそうです。クラブに例えるならば、欧州車の方がライ角、ロフト角が調整しやすくなっているそうです。

 

この4輪アライメント。特殊な計測機器が必要ですし、調整するのも手間暇かかります。そしてこの調整をしたからと言って運転が上手くなるとは限りません。しかしながら、4輪アライメントを正しく調整すると、クルマ本来の性能を引出せますし、クルマの挙動をコントロールしやすくなります。実際、4輪アライメントをした後に運転すると、クルマの動きが以前よりもニュートラルになったことが手に伝わります。

 

ゴルフもしかりです。

 

 

ゴルフにおけるアライメント調整というは、アイアンやウエッジのライ角とロフトピッチです。市販車は車検を受けてますが、4輪アライメントというのは車検項目に入ってません。なので、市販車の多くは、4輪アライメントで計測すると、メーカー基準値とピッタリ一致していることはあまりないそうです(もちろん、ピッタリ合ったクルマもあると思います)。

 

 

ゴルフクラブに関しても、メーカー基準値がありますが、市販クラブですべての数値がピッタリ合っているとは限りません。ライ角、ロフトピッチは多少の誤差があります。加えて、ゴルフクラブの場合、ライカ角に関しては、メーカー基準値がゴルファーに合っているとは限りません。なぜなら、ゴルファーによって身長や腕の長さが異なりますし、スイングも異なるからです。体型とスイングが異なれば、アイアンやウエッジ(正確にはフェアウェイウッドやユーティリティも)の適正ライ角が異なってくるからです。

 

 ざっくりと言えば、アイアンの適正ライ角の幅は58~67度です!!!!
(7番アイアンの場合)

ちなみに、マーク金井の適正ライ角は66度前後(7番アイアン)。これは市販アイアンの平均的なライ角(62度前後)よりも、4度もかけ離れています。

 

マーク金井が設計しているアイアン、ウエッジに関しては、ライ角が±3度、ロフト角は±2度は調整できるように作ってます。欧州車を見習ったわけではありませんが、ここが調整できないと、クラブ本来の性能を引出せないと思っているからです。

 

 

クルマもゴルフクラブも調整が必要な道具です。

 

ライ角を調整したからと言ってナイスショットが増える保証はありませんが、ライ角が不適正なアイアン、ウエッジを使っているとクラブの性能を100%引き出すことはできませんし、正しいスイングを身につけづらくなります。ロフトピッチにしても、ここが大きくズレてしまうと、アイアンで一番大事な番手ごとの飛距離差を作りづらくなります。

 

4輪アライメント調整は費用も掛かりますし、時間もかかります。アイアンやウエッジのライ角、ロフト角の計測、調整に関しても費用がかかりますし、時間もかかります。しかしながら、どちらも正しくセッティングしておいた方が、どちらも道具の性能を引き出しやすくなることを実感できます~。

 

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2017年05月22日超私的な考察 FW、UTを上手く打てない人は、一体どこに問題があるのか!?

昨日は恒例となってきたアナライズセミナーデー。前半はゴルフの竪琴の正しい使い方をジャッジする「ゴルフの竪琴検定」、30分の休憩を挟んだ後半は、今、もっとも受講希望者が多い「オンプレーンセミナー」。どちらも90分間休憩なしでやってますが、あくびをしたりウトウトする人はひとりもいません。理由は単純、マーク金井は喋ったり、デモンストレーションするのと同じくらい、受講者を質問攻めしているからです。

セミナー修了後、クラブ診断、スイング診断を1名づつ実施し、神田駅から銀座線に飛び乗りました。行き先は神宮球場の最寄り駅である外苑前駅。MMT9にも出場して下さっている上田栄民プロに誘っていただき、3塁側スタンドで「ヤクルトvs阪神」を観戦してきました。ヤクルトに先取点を奪われるものの、最後は1点差で逆転勝利。これで阪神は連敗を3で止め、貯金10。デーゲームで広島が敗れたので、2位(広島)とのゲーム差は2.5ゲームに広がりました。

さて、今日のセミナーでもアマチュアゴルファーがスイングをどんな風に勘違いしているかつぶさに見ることができましたが、アマチュアのスイングを見れば見るほど、同じ勘違いをしていることが確認できます。例えば、オンプレーンセミナーでは、最初に胸の高さにセットしたボールを打ってもらいますが(水平振り)、ほぼ例外なく、ボール下のコーンを打っています。ボールをクリーンに打てる人もまれにいますが、ボールの上側を空振りする人は、いまのところ1人もいません。

 

水平振りは地面の上に置いたボールを打つよりもはるかに難易度が高いですが、同時に、水平振りはまぐれでは打てません。そして、ボールをクリーンに打てない人は何回続けても打てないままです。なぜなら、水平振りでボール下のパイロンを叩く人(インパクトでヘッドがボール位置よりも10センチ以上下がってしまう人)のほとんどは、インパクトゾーンで自分がイメージしたよりもクラブが下がる癖が体に染みついているからです。

 

そして、この水平振りでヘッドが下がってパイロンを打ってしまう人には共通点があります。それは、、、、

 

・FW(特に、3W)がちゃんと打てない
・FWでダフり、トップのミスが出やすい
・FWで上手く当たると引っかかる(左に曲がる)

・UTがちゃんと打てない
・UTでダフり、トップのミスが出やすい
・UTで上手く当たると引っかかる(左に曲がる)

 

 

アイアンやドライバーはそこそこちゃんと打てるのに、FWやUTが上手く打てない。もしも、貴方がそれに当てはまるならば、まず水平振りをするとボールではなく、ボール下のコーンをすっ飛ばすと思って間違いありません。

 

では、なぜ水平振りでボール下のパイロンを叩く人は、FWやUTを上手く打つことができないのか?

水平振りでボールのはるか下をヘッドが通過している人の場合、ダウンスイングの後半でヘッドがプレーンよりも下、いわゆるアンダー星人になっています。アンダー星人になっていると、ヘッドの入射角が浅くなりすぎるために(すくい打ちになるために)、ヘッドがボールのかなり手前で、ソールが地面をタッチします。このため、ダフりや、ダフりを嫌がってのトップが出やすくなるのです。また、ボールのかなり手前でソールが地面に当たると、地面に当たった反動でフェースが被ってきます。インパクトの手前でフェースが被ってくるために、いい感じで捕らえたとしても、スピン軸が左に大きく傾き、強い左曲がりのショットが出やすくなるのです。

 

アンダー星人とは、ダウンスイングの後半でヘッドがプレーンよりも下側に位置してしまうことですが、アンダー星人のままではFWもUTも上手くボールを捕らえることが難しいし、左に強く曲がる球を修正することは極めて難しくなります。

FWやUTを手にするとミスショットが多い人、慢性的に上手く打てないと感じている人は、まずは水平打ちしてみて下さい。水平打ちをできる場所がないならば、ひざ立ち打ちを試してみて下さい。ひざ立ち打ちでボールの10センチ以上手前をダフる人、ひざ立ち打で左に強く曲がる球ばかり出る人は、アンダー星人だと思って間違いありません。そして、ヘッドがプレーンから外れるのを矯正できない限り、ボールをたくさん打ち続けても、FW、UTを上手く打こなすことは難しと思います。逆に、ひざ立ち打ち、水平振りでボールをクリーンに打てるようになってくれば、ヘッドの軌道はオンプレーンに近づき、FWやUTを楽に打こなせるようになります~。

 

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アナライズから6月のセミナー日程をお知らせします

(5月24日19時、6月11日(日)13時、6月18日(日)13時、6月28日(水)19時、全て満席となりました)
スイングプレーンをどうやってオンプレーンにするか?マーク金井があなたの疑問に答えます。


インパクト解析セミナー
(満席となりました 6月11日(日)11時
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。

シャフトセミナー
満席となりました 6月18日(日)11時
マーク金井が、あなたにシャフトの使い方を伝授します

脱アンダー星人セミナー

満席となりました(6月24日(土)11時
マーク金井が、アンダー星人な貴方を救います!。

プライム会員セミナー(プライム会員様限定セミナー)
6月24日(土)13時
マーク金井が、プライム会員の皆さんのいろいろな悩みにお答えします。

打点コントロールセミナー

満席となりました

6月25日(日)11時
マーク金井が、打点をコントロールする方法を伝授します

ゴルフの竪琴セミナー

満席となりました

(6月25日(日)13時)
ゴルフの竪琴の使い方をマーク金井が徹底指導!(ゴルフの竪琴をお持ちの方、当日ご購入いただける方、ご参加いただけます)
以上マーク金井が講師のセミナーは開催時間1時間半で、料金は3000円
 アナライズのセミナーは同一セミナーを複数回受けることができません。お一人様1回のみです(リピーターセミナー、プレミアム会員セミナーを除く)

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
アナライズ 神田スタジオです

詳しくは↓こちらのセミナーページを御覧ください(クリック)


2017年05月21日超私的な考察 ゴルフコースの難易度にもっとも影響を及ぼす要素とは!?

昨日は神田もっとも近い米国のゴルフ場で薄暮9ホールプレーしてきました。神田から首都高、中央高速を乗り継ぎ、わずか35分で到着したのは多摩ヒルズゴルフコース。真向かいには桜ヶ丘カントリークラブがあります。

ここは米軍基地の保養施設ですので、一歩中に入れば米国。ゲートではパスポートの提示が求められますし、施設内ではドルが基準通貨。プレーフィーはもとより、売店での買い物、クラブハウスでの食事もドル払いです(クレジットカードは使えます)。

スタートは2時だったので、午後1時にクラブハウスに到着。プロショップでプレーフィーの支払いを済ませるや2階のレストランに直行。ハンバーガーとコーラをいただきました。米国のゴルフの多くは、ソフトドリンクは飲み放題。もちろん多摩ヒルズも飲み放題なので、食事中にコーラを2杯、そして3杯目をテイクアウトしてレストランを後にしました。コーラのお値段は何杯飲んでも1ドル95セントです。

日本はゴルフ場のプレーフィーがかなりやすくなっていますが、なぜかソフトドリンクとかビールの値段は昔も今も変わりません。対して、米国のゴルフ場やレストランは料理の値段に比べると、ソフトドリンクやビールはかなりお安いです。ちなみに、生ビールは1杯2ドル25セントでした(12oz)。

 

スタート前に、練習グリーンでボールを転がしてみたら、ベントグリーンでのボールの転がりが実にスムーズ。2年前に比べると、「これって同じコースなの?」ってぐらいグリーンが仕上がってます。過去4度ほどプレーしてますが、こんなにグリーンのコンディションが整った多摩ヒルズは初めてです。

 

米軍基地内ゴルフ場でも、マーク金井のことですからテストアイテムは持ち込んでます。今回はクラブではなくて、ゴルフシューズ。先週、ナイキのWEBショップで衝動買いした、「ギミー」。ナイキらしい斬新なデザインに一目惚れしましたが、パッと見た感じはゴルフシューズにはまったく見えません。しかしながら、ソールはサメの歯のような感じの突起があって、しっかり地面をホールドします。履き心地は独特で、靴というよりは足袋(たび)という感じ。素足でプレーしている感覚のゴルフシューズです。ゴルフプレーはもとより、トーナメント観戦とかにも重宝するゴルフシューズだと思います。

さて、グリーンが劇的に良くなって速くなった多摩ヒルズ。コースのレイアウトはほとんど変わってませんが、難易度が一気に上がりました。グリーンが速くなって、パッティングが難しいこともありますが、それよりも変わったのは、、、、

 

 

 グリーン上でボールが止まりにくくなったことです!!!!!

 

 

 象徴的だったのが3番パー3。グリーンの左半分が外に向かって下がっているのですが、ボールがまったく止まりません。マーク金井はグリーン奥のエッジからパターで打ったのですが、途中からボールが加速し、グリーンの外に出ました。外に出ただけでなく、斜面を転げ落ちました。3打目は強い上り傾斜のグリーンに打つのですが、この時もショート気味に乗せたら、ボールの重みで再び傾斜を下ってグリーンの外のラフまで転げ落ちました。4打目を必死のパッチで60センチに寄せ、なんとかダブルボギーでホールアウトしました(笑)。

 

今週の国内男子ツアー「関西オープン」が開催される城陽カントリーのグリーンもパンパンに硬くて、ボールが全然止まらないそうです。このため、ツアープロがボギーを連発したり、ダボを叩いています。

コースの難易度というとヤーデージ(距離)、コースの幅、OBや池、バンカーといったハザード(障害物)を思い浮かべる人が少なくないと思いますが、ボールをコントロールする技術があれば、障害物は避けられます。また、障害物が多くあってもボールが止まりやすいグリーンならば、プロや上級者は障害物というのはあまり苦にならないです。ボールが止まってくれれば距離感を出しやすいし、プレーの幅も広がるからです。対して、どんなにやさしいコースであっても、グリーンの傾斜が強く、かつグリーンが硬くてボールがまったく止まらない場合は、プロや上級者でもスコアメイクに苦労します。ボールが止まらないと距離感を合わせるのが難しいですし、狙った場所にボールを止めづらくなるからです。

 

今回、多摩ヒルズをプレーして改めて、「ゴルフはボールを飛ばすゲーム」ではなくて、「ボールを止めるゲーム」ということを思い知ることができました~。

 

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2017年05月19日超私的な試打インプレ イーデルゴルフ シングルレングスアイアン

5月26日19時から オンプレーンセミナーをWEB配信します

それに伴いまして、オンプレーンセミナーの参加者を募集します。WEB配信ですから、参加者の方は、ご自身の姿が全世界へ配信されます。そのことを前提としてご参加いただければと思います

お名前とお電話番号を書いて、yoyaku@analyze2005.comへ お申込みのメールを!


プロ野球ペナントレースは序盤ですが、セリーグでは阪神が頭ひとつ抜けだしました。開幕直後は勝ったり負けたりでしたが、GWぐらいから勝ち数が負け数を大幅に上回ってます。昨日は中日に1点差で敗れはしましたが、それでもは貯金が11。2位広島とは1.5ゲーム。3位巨人とは5.5ゲームの差をつけています。

阪神が好調なので、テレビでプロ野球中継を見る機会が増えてますが、それと同じぐらい新しいクラブを試打する機会も増えてます。今週だけでもイーデルゴルフ、プロギア、そしてオリジナルのパターを試打してます。そこで、今回は何かと話題を集めているイーデルゴルフの「シングルレングスアイアン SLS-01」について超私的にインプレッションしてみたいと思います。

 

シングルレングスアイアンを初めて、目の当たりにしたのは2014年の9月。軽井沢72で開催された世界アマチュアチーム選手権でブライソン・デシャンボーを取材した時に見ました。今でも覚えていますが、アイアンが全番手同じ長さ。加えて、グリップの太さがパターの極太グリップ並みに太かったです。現在、デシャンボーはコブラとクラブ契約してますが、世界アマに出場した時はイーデルゴルフのシングルレングスアイアンを使ってました。ヘッドはブラック仕上げのキャビティでした。

 

対して、今回試打したSLS-01はキャビティ構造になってますが、ヘッド下部は中空構造。ヘッド内部には樹脂が注入されていますし、フェース下部中央には重量調整用のネジが埋め込まれてます。このネジは交換可能で、ネジの重さは2~16gまであるそうです。

では、実際に打ってみてどうなのか

 

アドレスして、まず感じたのがヘッドの大きさ。ヘッドはキャビティ&中空構造になっていますが、全体的なシェイプはかなり小ぶり。マッスルバックアイアンを構えたようなシャープ感があります。ヘッドが小ぶりなのに合わせてネックもストレート。やさしさをアピールすることよりも操作性の高さをアピールしている感じに仕上がってます。ヘッドは小ぶりですが、中空&キャビティ構造なので見た目よりはミスの許容範囲が大きく感じました。

 そしてPW、7番、そして4番を打ってみて分ったことは、、、

 

番手によって弾道の高さがガラッと変わることです。試打したSLS-01はすべて37インチでした。PWは通常よりも1.5インチ長くなっています。シャフトが1.5インチ長いことによって弾道が明らかに高くなりました。対して、4番は通常よりも1.5インチ短い。1.5インチ短い分だけ弾道が明らかに低くなりました。アイアンはロフトで球の高さが異なりますが、シャフトの長さによっても球の高さが異なることを再確認できました。

 

慣れのせいもありますが、4番の弾道の低さ、そしてPWの弾道の高さは新鮮です。このみの問題もありますが、ロングアイアンで低い球、ショートアイアンで高い球を打ちたいゴルファーには、このシングルレングスアイアンはかなり魅力的でしょう。そして、なにより、どの番手を持ってもクラブの長さが同じ。長さが同じので、どの番手を手にしても同じアドレス姿勢を作れます。ゴルフスイングをシンプルにしたいと考えている人にとっては、かなり魅力的なアイアンになると思います。

 

そしてここからは超私的な感想ですが、SLS-01は全番手同じ長さに作られているので、
全番手ヘッド重量が同じです。数値的には何の問題もないのですが、実際に打つとヘッド重量が同じだと、今何番を打っているのかが分かりづらいです。例えば、PW。試打したSLS-01はPWは6番アイアンと同じ重さ。このため、PWを打ってもインパクトで手に伝わるのは6番を打った時と同じ感触なのです。これはゴルフ経験が長いことによるものだと思いますが、マーク金井はアイアンを打つ時、ヘッド重量を感じていることが再確認できました。

 

ゴルフは物理です。

 

インパクトではボールとヘッドが衝突しますが、この衝突時に、ゴルファーはボールの重さだけでなくヘッドの重さも感じているかも知れません。なので、シングルレングスの試打したSLS-01のPWを打った時は、普段のPWよりもヘッドが軽い分だけ、インパクトの手応えが弱く感じてしまいます。対して、4番アイアンを打った時は普段よりもヘッドが重くなっている分だけ、インパクトの衝撃が強さが手に伝わります。

 

イーデルゴルフのカタログのキャッチコピーには、、、

 

一度手にしたら、二度と手放せない魔力がある。

 

と書かれてますが、まさにそんな感じのアイアンです。SLS-01は全番手とも一般的な7番アイアン相当のヘッド重量とライ角に設定して作られています。ゴルフをシンプルにしたいと考えている人、全番手、同じアドレス、同じスイングをしたい人にとっては、大いに期待に応えてくれるアイアンになるでしょう~。

 

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2017年05月18日超私的な考察 初中級者がスコアメイクに苦労する本当の理由とは!?

一昨日に続き、昨日も電車で薄暮ゴルフに行ってきました。新作パターのテストのために2日続けてグリーン上でボールの転がり、ストロークのしやすさをチェックしたかったからです。実際のグリーンでボールを転がすことにこだわるのは、天然芝の方が不確定要素があるからです。加えて、室内と屋外とではパターの見え方が異なるからです。

 

 

パターのテストラウンドでしたが、昨日は久しぶりに4サム。弊社の女子スタッフ、女子アルバイトと、T島ブログでお馴染みのT島とです。4人ともクラブは7本、そして担ぎセルフ。打順はスタートホールから最終ホールまで固定。グリーン上ではボールをマークしない(ピックアップしない)でプレー。この極め事のおかげで、2ホール前でプレーしているツーサムに、7番ホールで追いつきました。

 

 

ゴルフは物理。ゴルフはミスのゲーム。そしてゴルフは引き算するほど、プレー時間が短縮され、スコアも短縮される(スコアが良くなる)のです。クラブの本数にしても14本よりは7本の方が、多くのアマチュアゴルファーはスコアが良くなります。ちなみに、昨日のラウンドでもマーク金井は7本でプレー。

 

 

ミニドライバー(ロフト14度)
ユーティティ(ロフト21度)
7番、9番、PW、SW
テスト用パター

 

キャディバッグを担ぐなんて疲れると思っている人が少なくありませんが、クラブの本数が7本ならば、手引きカートよりも担ぎセルフの方が楽ですし、サクッとプレーできてしまいます。

 

さて、一昨日に続き、昨日も女子の初心者とプレーしました。彼女たちは初心者ですが、
普通の初心者とかなり違ってプレーの仕方に余計なところがありません。例えば、ティショットをチョロした後のセカンドでFWやUTは持ちません。7番、もしくは9番アイアンで打ちます。グリーン回りもしかり。SWで上げるようなアプローチは打ちません。グリーンエッジから5ヤード以内ならば、迷わずパターで打ってます。おかげでミスを上塗りするようなこともありません。プレー中に余計なことをしないので、プレー時間が短いですし、打たなくていいミスショットも打たないでプレーしています。

 

対して、ゴルフ歴がそこそこあるのに、スコアメイクに苦労している初中級者を見ていると、共通していることがあります。それは、、、、

 

 ミスショットした直後のショットで、ますますミスが出やすいクラブを選択したり、ますますミスが出やすい所を狙っていることです。

 

対して、上級者になるほどミスショットした直後に墓穴を掘るようなことをしていません。上級者でもミスショットは打ちますが、ミスショットした直後に間違った判断、間違った選択をしていないのです。

 

では、プレー中、どんなことが間違った判断、間違った選択なのか?

 

・ティショットをミスした2打目でミスを取り返すようなクラブを選択する
・ティショットをミスした2打目で距離を求める
・林に入れても、距離が出るクラブを選択し、グリーンに近づけようとする
・ライが悪いのにグリーンに届くクラブを選択し、乗せようとする
・ライが悪いのにアプローチでボールを上げようとする
・バンカー越えでピンの手前に落とそうとする、、、

 

他にも沢山ありますが、要するに、難しい状況下で難しいクラブを選択したり、距離を欲張るようなことを平気でしでかしています。もちろん、リスクの高いショットを選択しても上手くいくことはありますが、それはごく希(まれ)なこと。大抵は、ミスを上塗りすることになって、1ホールでダボ以上の大叩きにつながっています。

 

ゴルフはミスのゲームでありますが、ショットに臨むときのゴルファーの判断、選択によってミスを最小限にすることもできますし、ミスを上塗りするようなことにもつながるのです。

 

そして、困ったことにゴルフの腕前が未熟な人ほど、自分の判断、選択がどう間違っているのかが分ってません。なので、同じ過ちを繰り返してしまい、スコアが悪いと、「自分はゴルフに向いてない」とか「自分はゴルフの才能がない」等ということを口にします。

 

誤解を恐れずに言うと、アマチュアが打つミスショットの8割近くは、ミスショットを打っているのではなく、ミスショットを打たされています。間違った判断、間違った選択をしているから、ミスショットを打つべくして打ってしまっているのです。

 

例えば、ディボット跡からのショット。もしも初心者にディボット跡から「ダフらないで打つ方法を教えて欲しい」と聞かれたら、即座に「パターで打ちましょう」といいます。パターならば、アイアンを手にした時よりもザックリやチョロのミスを確実に減らせます。

 

「パターじゃ距離が出ない」なんて思うかも知れませんが、アイアンでザックリやチョロを打つことを考えれば、パターならばそんなミスショットは出ません。アイアンよりも飛ばないですが、それでもも30ヤード以上飛ばせます。

 

 

ゴルフは上達するのに時間がかかるスポーツです。スイングを会得するのにも時間がかかりますが、スコアメイクをするのには将棋や碁と同じく定石(セオリー)があります。このセオリーをちゃんと踏んでプレーすれば、スコアを浪費につながるミスショットを確実に減らせるのです~。

 

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