マーク金井blog

2015年02月20日42年前に比べると、ゴルフクラブはどれだけ進化したのか!?

アナライズよりお知らせ

本日、14時より・・ゴルフの竪琴販売再開!(WEBのみ先行受付)

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販売再開します!

  • 数量限定です(入荷数が毎日少ないですが継続して入荷してきます)
  • 発送は2/25(来週の水曜日)以降となります。
  • 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく!

 

日本で発売されるゴルフクラブを格付けする「ホットリストジャパン2015」ですが、今年は4月1日に発表することが決まりました。今年で4年目を迎えますが、今年のエントリー数は25メーカー、223モデルと、主力商品を網羅しています。

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・ドライバー53本
・フェアウェイウッド35本
・ユーティリティ36本
・アイアン53本
・ウェッジ20本
・パター26本

 

マーク金井は初年度から特別審査員を務めており、今年もすべてのクラブをじっくり打ち、じっくりと評価しました。結果については現時点で申し上げられませんが、新製品をこれでもかってぐらい様々な角度から分析させていただきました。

 

そして、様々な角度から分析すればするほど、大きな疑問が持ち上がります。それは、

 

 今どきのゴルフクラブはどれぐらい進化したのか?

 

マーク金井は14歳からゴルフを始めました。初めてゴルフクラブを手にしたのは今から42年前、昭和47年(1972年)です。当時は、ドライバーは木製ヘッドで、アイアンはブレードタイプ(いわゆるマッスルバック)が主流です。チタンヘッドもありませんし、キャビティアイアンもほとんどありません。シャフトはドライバーからアイアンまですべてスチールのみです。ドライバーの重さは350g以上が当たり前で、長さは43インチ前後だったと記憶しています。その頃のアマチュアゴルファーはどんなだったかというと、

 

アマチュアの場合
・ドライバーの平均飛距離は230~200y
・ミドルアイアン(5番)の平均飛距離は140~150y
・ショートアイアン(9番)の平均飛距離は100y前後
・ミスの傾向はダフりが多い。ゆえにアマチュアのことをダッファーと言ってた
・アイアンでシャンクを打つアマチュアも多い
・アベレージゴルファーは100がなかなか切れない

プロの場合
・ドライバーの平均飛距離は230~260y
・ミドルアイアン(5番)の平均飛距離は150~170y
・ショートアイアン(9番)の平均飛距離は110~120y
・プロゴルファーはパープレー以下で回ると賞金が稼げる

 

かなりアバウトですが、40年前はこんな感じでした。今から思うと、当時は飛距離が出てません。そういう意味では、今どきのゴルフクラブは‥‥

 

飛距離性能が劇的に進化しています。

 

今どきはドライバーで250y飛ばすアマチュアは結構います。アイアンに関しては7番で150y飛ばすのが当たり前になっています。ドライバーもアイアンもこの42年で30y以上伸びています。プロに至っては30y以上飛距離が伸びている人も少なくありません。ゴルフクラブは「飛び」については、まぎれもなく進化しています。その証拠と言っては何ですが、マーク金井が昔のパーシモンドライバー(スチールシャフト)で打つと、マン振りしても220~230yが精一杯。対して、今どきのドライバーでマン振りすると270yを超えてきます。昔のドライバーに比べると、今どきのドライバーは40y飛距離が出ます。

 

 しかし、スコアメイクとなるとどうでしょう。

 

42年前は100を切ることを目標にしているアマチュアゴルファーが多かったですが、今でも100切りを目標にしているアマチュアゴルファーが多いです。その証拠と言っては何ですが、ゴルフネットワークでは「100切り選手権」というトーナメントを実施しています。アマチュアゴルファーの場合、クラブが進化したことで飛距離は劇的に伸びても、スコアは劇的に良くなってないのが現実です。言い換えると、

 

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飛ぶクラブ≠スコアが良くなるクラブ

 

とも言えます。ゴルフの目的は何かと聞かれたら、皆さんはなんと答えるでしょう。ゴルフという競技の主旨を考えると、「1打でもスコアを縮めること」だとマーク金井は思っています。例えば、ハンデキャップが30の人が20になること、ハンデ12の人が8になることがゴルフの目的ではないでしょうか。それを考えると、今どきのクラブは進化したとは言い切れない部分もあると感じています。

 

ではどんなクラブがスコアが良くなるクラブなのか?

 

誤解を承知で言うならば、「飛ばないけれど曲がらないクラブ」「ミスした時に結果オーライが出るクラブ」というのがスコアが良くなるクラブかも知れません。実際、アマチュアがスコアを浪費する要因は、

 

・チョロ、OB、池ポチャ、
・ダフり、ザックリ
・3パット、4パット

 

とりあえず真っ直ぐ前に前進することができれば、ナイスショットが1発も打てなくても100を切ることができます。プレーしていて楽しいかどうかは別にして、ミスの度合を軽減できれば、100以上叩くことを確実に減らせます。

 

では、クラブメーカーは「飛ばないけれど曲がらないクラブ」「ミスした時に結果オーライが出るクラブ」を開発していないのかと言うと、そんなことは無いと思います。手前味噌ですが、マーク金井もアプローチが劇的でミスを減らせる「MSウエッジ」「SSウエッジ」を設計し、発売しています。しかし、不思議なことにアマチュアゴルファーは手放しにミスに強いクラブを使おうとはしません。ホントに不思議なんですが、ミスに強いクラブよりも、飛ぶクラブを求める人の方が圧倒的に多いのです。

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スコアが本当に良くなるクラブよりも、飛ぶクラブを求める人の方が多い。

 

これがすべてを物語っています。今どきのクラブはモデルチェンジする度に「飛び」をアピールするのは、それが売り上げにつながるからに他なりません。ユーザーが求めているのは「スコアよりも飛距離」。アマチュアゴルファーが飛距離を求めるのを止めない限り、スコアが良くなる方向に進化するゴルフクラブの数は増えてこないでしょう~。

 

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2015年02月19日超私的な「ゴルフ業界活性化」のためのすぐできる具体案!! その2

通勤電車で新聞を広げる人はほんとに少なくなりました。マーク金井は車大好き人間ですが、実は、車での移動が少ない人間です。通勤、都内での移動はもちろんのこと、ゴルフの時も電車で行きやすい時は、好んで電車で行きます。スノボも毎週行ってますが、東京駅から新幹線に乗ってます。昨日も、電車通勤してましたが、そんな時に手放せないのがiPhoneやスマホ。これさえあれば、新聞も本も読めますし、SNSもチェックできます。

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iPhoneでFBをチェックすると、いろんな情報が目にとまりますが、そんな中、気になったニュースがこれです。(日本経済新聞の記事↓クリック)

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http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83266650W5A210C1000000/

 

ゴルフ場の倒産は珍しくはないですが、実は、倒産した千葉国際は25年ぐらい前までメンバーでした。月例にも出てましたし、少しですが研修会にも入ってました。そして、何より生まれて初めて購入したゴルフ会員権が千葉国際CC。当時は、バブル時期だったので、外車が一台買えるぐらいのお値段。3年ぐらいメンバーになってましたが、栃木県のゴルフ場のメンバーになったので売却しました。売却時のお値段は、1200CCぐらいの国産車ぐらいのお値段でした(笑)

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この記事を読んで驚いたのが、売り上げの急激な下落です。

 

92年3月期には約25億7600万円の売上高を計上した。ただ、その後はバブル崩壊による利用低迷から業績は下降線をたどり、2014年3月期の売上高は約8億円まで落ち込んでいたという。こうした状況に加えて、預託金の返還問題が周回遅れで浮上してきたのが今回の破綻の原因だ(日本経済新聞オンライン版、2月18日付けより引用)

 

千葉国際は45ホールと、非常に規模が大きいゴルフ場です。京葉高速道路の蘇我インターから18kmと立地条件も悪くありません。にもかかわらず、売り上げは3分の1以下になっています。ここまで売り上げが落ちていることに対して驚きました。ゴルフ場のプレー料金が値下がってますが、安くなったと行っても3分の1にはなてません。ゴルフ場の来場者が減ったことが、ここまで売り上げ減につながってのだと思います。日経の記事でも、倒産の原因は預託金の償還ができないことに加え、ゴルフ人口の減少していることを取上げています。

 

そこで今回も前回に続き、ゴルフ人口の減少に歯止めをかける具体策、ゴルフ業界の活性化の具体策についてについて書きたいと思います。

 

活性化するためには、まずは活性化しない要因を考える必要があります。思いつくままに書いてみると‥‥

 

・ボウリングや卓球に比べると気楽に始めづらい(ハードルが高い)
・お金がかかる
・プレー時間が長い

 

 

ボウリングや卓球は始めたくなれば、さくっと始められます。普段着で始められるからというのもありますが、始めるためのハードルが低いのは身近な所で始められるのと、プレー時間が短いからです。ボウリングにしても卓球にしてもプレー時間は1~2時間ぐらいでしょう。そして、どちらも初心者でも比較的ストレスなくプレーできます。

 

では、ゴルフはどうか?

 

前述したように、ゴルフは始めるのにハードルが高いこと、お金がかかること、そして何よりもの問題はプレー時間が長いことです。18ホールプレーするとなると、最低でも4時間半、途中食事休憩をすると6時間前後かかります。ここまでプレータイムが長いス競技(スポーツ)は他にありません。実は、これが最大のネックです。逆に言うと、プレータイムを短くすれば、

 

・始めるハードルを下げられる
・お金を安くできる
・プレー時間を短くできる

 

のです。マーク金井は5年以上前から9ホールプレーを楽しむ「日本ハーフコース振興協会」を設立してます。そして、昨年からは世界最小プロトーナメント「MMT9」を実施してますが、実は、この2つは「ゴルフ業界活性化」の意味も込めているのです。いろんなスポーツがありますが、競技時間が4時間を超えるスポーツはゴルフを除いてありません。競技として考えるならば、特に観客を動員して見せる競技として考えるならばゴルフは時間がかかり過ぎます。長くても2時間半ぐらいが、観るスポーツして限界です。芝居もそうですが、3時間以上になると、トイレの問題もありますし、なによりも観るのに疲れます。

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しかし、ゴルフの単位が9ホールになれば、いろんな問題が一気に解決します。プレーするホールが半分になれば、(18ホールから9ホールになれば)、始めるハードルが下がりますし、プレー料金も下がりますし、プレー時間も短縮できるのです。ゴルフの競技単位が9ホールになれば、いいことずくめ。そして、9ホールならば歩いてプレーしても疲れません。実はスポーツ性も高められるのです。

 

そして、ゴルフ業界を活性化させるためにもうひとつ大事なことがあります。それは、初心者でもすぐにゴルフを楽しめるような仕組みを作ること。ゴルフはボールがちゃんと打てるようになるまで時間がかかりますが、それを短縮化できる仕組み(メソッド)も必要不可欠です。ゴルフを簡単にするための道具(クラブ、ボール)も必要です。具体的に言うと、初心者にとって必要なのはスイングをマスターしやすい練習器具。初心者でもボールがやさしく打てるボールが必要です。

 

手前味噌で恐縮ですが、ゴルフの竪琴は初心者がスイングを覚えるのに、非常に役立つ練習器具です。最初からこれで練習をすれば、いきなりクラブでボールを打つよりもはるかに効率良く(短時間)で正しいスイングが身に付きます。初心者がスイングを覚えるための仕組み(メソッド)を確立させること。ゴルフ練習場がこの問題に真面目に取り組み、そして、初心者が短時間でボールを打てるようになることが提供できれば、若い人にもゴルフの魅力を確実に伝播できますし、それがゴルフ業界活性化につながることは間違いないと思います。

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ゴルフの竪琴の詳細は↑クリック

 

 

微力ですが、ゴルフの竪琴を使っての初心者スイング会得メソッドも考えております。ご協力いただける練習場施設がございましたら、ご連絡いただけますと嬉しいです。長らく欠品してましたゴルフの竪琴も再入荷のめどが立ちました。明日、2月20日から弊社ホームページで発売再開を予定しております~。

 

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2015年02月18日超私的な「ゴルフ業界活性化」のためのすぐできる具体策!!

毎週火曜日はガーラ湯沢で早朝スノボ。昨日ももちろん始発の新幹線に飛び乗り、今シーズン11回目のスノボを楽しんできました。関東地方はみぞれや雨が降ってましたが、越後湯沢エリアは薄曇りから晴天。関越トンネル(谷川岳)を境に、天気ががらっと変わります。トンネルの手前(関東側)とトンネルの向こう側(新潟側)とでは、天気が正反対なこともザラです。

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そして正反対と言えば、昨日、初めて観てきた「ジャパン スノーエキスポ2015」(横浜パシフィコ)「CP+ショー」(カメラショー、こちらも横浜パシフィコ)と正反対。CP+はコンシューマー向けで、実際、多くのカメラマニアが来場してました。入場料は有料で、中に入るのには1500円必要です。他方、スノーエキスポは一般の人は入場できません。業界関係者、そしてスノーショップの店員さん、オーナーさんのみが入れるクローズドなフェアです。マーク金井はガーラ湯沢さんの枠で入場しましたが、会場は落ち着いた雰囲気で、どちらかと言うとひっそりした感じです。ど派手な演出はなくて、どのブースも受注会の展示会場という雰囲気でした。とにかく来場者数を増やそういうイベントではなく、ショップさん向けの巨大な展示会場という感じがしました。

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ゴルフフェアも再来年からパシフィコ横浜での開催です。ゴルフフェアの出展者でCP+スノーエキスポを観た人は何人いるかわかりませんが、東京ビックサイトとパシフィコ横浜は立地が異なるだけでなく、会場の雰囲気も異なります。今から再来年のゴルフフェアがどんな風になるのか、大いに楽しみです。

 

さて、今夜のエントリーは「ゴルフ業界活性化」について。業界活性化については色んなところで議論、提案がなされていますが、マーク金井はガーラ湯沢に業界活性化のヒントがあるとにらんでいます。なぜなら、ガーラ湯沢は数あるスキー場の中でも、新規参入者(初心者)にすこぶる快適な空間だし、新規参入者を受け入れる体制がしっかりしているからです。具体的に言うと、

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・アクセスがすこぶる良い(電車で行け、駅の上にスキーセンターがある)
・レンタルが充実している(スキーセンターの入り口に巨大なレンタルエリアを完備)
・料金が安い(JRがリフト券付き、格安パックを発売している)
・スキー、スノボ未経験者に格安スクールを毎日数回提供している(1回1500円)

 

かつて船橋には巨大な室内スキー場「ザウス」がありましたが、このザウス同様、手ぶらでスキー、スノボが楽しめます。加えて、駅からほとんど歩かないし、屋外をまったく歩かないでゲレンデに出ることができます。加えて、スキー場の方針として、

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初めて来た人でもスキー、スノボを楽しめるようにさせてあげたい

 

というホスピタリティがあるのです。では、ゴルフは動なのかというと、上記条件を満たすゴルフ場は今のところ無いのが現状です。交通アクセスが良いところはいくつかありますが、アクセスが良い所は総じて値段が安くありません。加えて、レンタルの充実や、ゴルフ未経験者向けのレッスンを大々的に行っているゴルフ場、ゴルフ練習場となると、ほとんど無いのが現状でしょう。これで、ゴルフ業界活性化を目論むのはかなり難しいと思います。

 

なので、ここからは超私的な具体策です。

 

スノボもゴルフも上手くなるのにハードルが高いスポーツです。そして、どちらも道具にお金がかかります。この2つをクリアするのに、とっかかりとして頑張って欲しいのがゴルフ練習場です。ガーラ湯沢みたいな練習場が増えてくれば、新規参入者が増える可能性が増しますし、ひいてはゴルフ業界活性化します。具体的に言うと、

 

・駅から専用バスの運行
・レンタルの充実
・新規参入者向けのレッスン
・ショートコースの併設(3ホールぐらいがベスト)

 

マーク金井が知っている限りでは、現状、ガーラ湯沢みたいなことが出来るのは、関東エリアならば東宝調布練習場戸田橋ゴルフ練習場青梅リバーサイドパークジャパンゴルフスクール。これらの施設はショートコース(ゴルフコース)が併設されてますし、交通アクセスも良いです。結構混雑していますが、あえて新規参入者を意識した試みをやってもらえるとすごく嬉しいです。もちろん、国内にはショートコースが併設された練習場もあるかと思いますので、そういう所も、ガーラ湯沢のような新規参入者に対するホスピタリティを実施してもらえると嬉しいです。

 

ゴルフ業界を活性化させるための討論やフォーラム、会議を行うことは大事ですが、即効性がある活性化を実施したいと思うならば、まずはゴルフ業界の人達がガーラ湯沢に足を運んでみることです。スキー業界はゴルフ業界よりも先にプレー人口が減少しています。言い換えれば、ゴルフ業界よりも先に活性化を実施しています。そういう意味でも、ガーラ湯沢はゴルフ業界活性化の格好のお手本なんです~。

 

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2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!

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2015年02月16日超私的な「ジャパンゴルフフェア2015」現地リポート!!

ゴルフ業界の最大のイベント「ジャパンゴルフフェア2015」が昨日閉幕しました。金曜日から3日間の開催でしたが、マーク金井は今年も皆勤賞。最終日の昨日はサプライズで、エリートグリップさんと、ピンゴルフさんのお手伝いをさせていただきました。画像では、フジクラシャフトさん、EPSONさん、そしてブッシュネルの阪神交易さんで出演させていただきました。

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会場である東京ビックサイトは巨大な展示場で、その西側エリアがゴルフェアの会場です。出展社数は183社。これは昨年よりも数社多いそうですが、実際、会場に足を運んでみると、「うわ~っ、多いな~」というよりも、「ちょっと少ないなぁ~」って感じがしました。と言うのも、テーラーメイドナイキホンマゴルフヤマハPRGRなどの大手メーカーが出展していなかったからです。出展者の数というのは、数そのものも大事ですが、影響力のあるメーカーが数社出ていないと、どうやら実数よりも少ないと認識してしまうようです。ブース全体を見た極めて個人的な印象ですが、

 

エンドユーザーに目立つブースを作っていたのは、
・ピンゴルフ
・キャロウェイ
・ブリヂストンゴルフ
・ミズノ
・タイトリスト
・エリートグリップ
・阪神交易(ブッシュネル)
・ヨネックス
・ユピテル

オシャレ雰囲気のブースを作っていたのは、
・フジクラ
・セブンドリーマーズ
・トライファス
・オノフ
・グローブライド
・USTマミヤ

実直な感じのブースを作っていたのは、
・グラファイトデザイン
・日本シャフト
・三菱レイヨン
・タバタ
・ヤマト徽章

イベント性の高いブースを作っていたのは、
・EPSON
・ゴルフネットワーク

 

全部を網羅していません。極めて私的な印象です。他にもユニークなブースがいつくもありましたが、総じて感じたのはゴルフ業界は真面目で、見本市の要素が強く、イベントの要素が控えめな感じがしました。同じ週に開かれたCP+(カメラショー)に比べると、自社商品をアピールするプロのMCを雇っているメーカーが少なく感じました。そして、トークショーのたぐいもCP+に比べると少ないです。イベント性を高めるならば、もっともっと自社商品をアピールしてもいいような気がします。

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プロダクト(製品)に関して言うと、新製品の展示があるだけというのも少々物足りません。できうるならば新旧比較してほしいです。

旧製品に比べて新製品はどうなのか?どこがどう違うのか? どこがどう進化したのか?

というのをカタログベースで比較するのではなく、実際のプロダクトで比較していただきたいです。そして、その差を体感できるようなスペースも欲しいです。例えば、スノボのビンディングを作っているバートンは、足に乗せただけで新旧製品の違いを体感できる販促グッズを作っています。ジャンルは違いますが、ゴルフフェアに行けば、「いろんな体験ができる」ならば、もっとワクワクドキドキできると思います。

 

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もうひとつ思ったのが他業種とのコラボ。何年前か忘れましたが、ゴルフフェアの会場の一部が外国車の中古車販売スペースになってました。ゴルフと車は親和性が高いので、どちらにもメリットがあると思います。車以外だと、デジカメ、パソコン、アパレル、腕時計、健康器具などともコラボするのも大いにアリでしょう。

 

アジア最大級のゴルフショーであるジャパンゴルフフェア。いろんなプロダクトを観ることができるのが魅力ですが、実は、マーク金井が毎日通うのはもうひとつの理由があります。ここに足を運ぶと、ゴルフ業界のいろんな人とランダムに会えます。これは何よりもの魅力。国内だけにとどまらず、海外のゴルフ関係者もやって来るので、ランダムな意見交換の場でもあるのです。プロゴルファーの来場も多く、イベントに出演するプロだけでなく、プライベートでやってくるプロも結構います。金曜日と土曜日は片山晋呉プロも来られてて、意見交換ができました。

 

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来年のゴルフフェアにはアナライズも「ゴルフの竪琴」でブースを出展できるように頑張りたいと思ってます~。

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2015年02月15日ゴルフクラブのスペック(数値)に統一基準を定めることはできるのか!?

ゴルフ業界の最大のイベント「ジャパンゴルフフェア2015」もいよいよ今日が最終日。

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最終日は17時で終了と相成りますが、マーク金井は今年も皆勤賞で東京ビックサイトに行っています。ゴルフフェアはゴルフクラブもさることながら、ゴルフ関連用品をじっくりと見ることができるのが魅力です。今年もシャフト、弾道測定器、ゴルフ用高速度カメラ、練習器具で欲しくなるアイテムがいくつかありました。恐らく、何点かは衝動買いしそうです。

 

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そして、ゴルフフェアでは様々なセミナーも開催されています。昨年はゴルフ用品セミナーの講師を務めさせていただき、それがきっかけとなって世界最小プロトーナメント、「MMT9」のスタッフを集うことができ、夏と冬に大会を実施できました。今年は講師を務めてませんが、受講者としてセミナー(意見交換会)に参加しました。参加したのは、

 

用具(ゴルフクラブ)計測法の意見交換会

 

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ご存じの人も多いと思いますが、ゴルフクラブは計測数値がいくつかあります。ざっと上げると、

・クラブ長さ
・ライ角
・ロフト角
・フェース角(フェース向き)
・フェースプログレッション
・重さ
・バランス(スイングウエート)
・ヘッド体積
・シャフトの硬さ

 

すべての計測数値がクラブに表記されているわけではありませんが、ゴルフクラブの性能を伺い知るのには、上記数値が必要です。ところが、現状では計測法に統一基準が定められてません。このため、クラブを選ぶのが複雑になっています。例えば、クラブの長さだと、

A社の45インチとB社の45インチでは、同じ長さではない

例えば、ゼクシオの45インチはSLDRの45インチよりも0.5インチぐらい長い

 

というのがまかり通っています。重さは量り(計測器)が決まっているのでこのような曖昧さはありませんが、クラブの長さについては、かなり曖昧なのが現状です。これではユーザーが混乱するのは避けられないということで、現在、ゴルフ用品協会では長さについて、測定基準案を模索しています。今回の意見交換会では、

クラブ長さ測定基準案

・「シャフト軸線(中心線)とソールの交点」から「グリップキャップライン」までの距 離をクラブ長さとする。
・ウッド、アイアン、パター全て共通の測定方法とする。
・長さの表示の単位は、「インチ」表示とする。

 

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写真をご覧いだけると分かりますが、ゴルフクラブは端から端を測っているわけではありません。パソコンやカメラのように角張っているモノならば、端から端を測れば長さが正確に測れます。なのでわざわざ測定基準案なんてものは必要ありません。しかし、ゴルフクラブは端を決めるのが非常に難しい道具(モノ)です。このため、どこを端にするのかを決めづらい。結果、メーカーによって端の決め方が異なり、それが現在に至っています。結果、前述したように、同じ46インチでもメーカーによって実際の長さが異なってしまうのです。

 

クラブの長さというのはルールで明確に定められており、パターを除くクラブでは48インチ以内と決まっています。そして、このルールで定めている48インチというのは、「60度法計測」でなされています。これは、簡単に言うとライ角60度という風に設定し、これでヘッド側の端を決め、グリップエンド側は一番外が端。この2つの端の長さが48インチ以内がルール適合となっています。ちなみに、ゴルフルールではクラブの長さを「60度法計測」しなさいとは定めてません。あくまで、ルール適合品かどうかをチェックするための手段として「60度法計測」が採用されています。

 

ちなみに、今回、ゴルフ用品協会が提案している長さの計測法は「60度法計測」ではありません。どちらかというと、「ヒールエンド法」に近い計測法です。そしてヒールエンド法計測に近いため60度法計測と比べると、同じ数値だと、実際のクラブ長は少し長くなります。

 

では、なぜ日本のゴルフ用品協会は「60度法計測」ではない方法を採用しなかったのか?

 

米国メーカーはすでに「60度法計測」を採用しています。なので国内メーカーも追従すればいいかと思うのですが(一部国内メーカーは60度法計測)、追従できない理由がどこかにあるのでしょう。

 

では、もしマーク金井が長さを決める決定権があるならばどうするのか?

 

答えのヒントはルールの遵守と靴のサイズ表記にあります。ひとつはルール適合かどうかの計測器を作ること。60度法計測で48インチのクラブがギリギリ入る箱を作る。この箱が計測器です。この箱の中に入るドライバーはルール適合、入らないドライバーはルール不適合。という風にすれば、まずは適合品か不適合品かが簡単にチェックできます。次に、ゴルフクラブも靴と同じように国別基準で長さを表記するのがいいでしょう。

ゴルフパートナーさんのWEBページで、世界ドラコン大会に挑戦したレポートで、箱に入れてクラブの長さを計測する動画が掲載されています

↓クリック

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例えば、マーク金井の足のサイズは

JPN 29センチ
US 11インチ
UK 10インチ
EU 44

 

です。実際、ゴルフシューズやスニーカーには、4つもの数値が表記されています。それに比べれば、ゴルフクラブの場合、長さの測り方は4つもありません。現状では

60度法計測とヒールエンド法計測

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の2つが主流。今回、ゴルフ用品協会が推奨しようとしているのはヒールエンド法計測に近いですが、もしもこれを採用するならば日本式計測と命名すればいいでしょう。そうすれば、
例えば、ゼクシオのドライバーならば、

US  46.5インチ
JPN 46インチ

 

と2つの長さを表記すればいい。今までに比べると複雑になりますが、靴のサイズ表記に比べればまだ全然分かりやすいです。そしてなりより、2つの表記があれば、統一基準がなくても、メーカーによってクラブの長さが変わってしまうという混乱をかなり避けられると思います。

 

ゴルフクラブの形状を考えると、きちっと長さを測ることはほぼ不可能です。なぜならヘッド形状が異なれば、シャフトの長さ(ネックを含む)が同じでも、クラブの端の位置が異なるからです~。

 

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2月22日に 北海道帯広アップアイランドゴルフクラブで ゴルフの竪琴講習会やります!

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