マーク金井blog

2007年05月12日1グラム1890円也!!

と言っても、
牛肉や金の値段ではありません。

ボクにとって1グラムの値段が‥‥
もっとも高いのがこれっ!!

テーラーメイドのヘッドに装着されている
重量調整ネジは1グラム~14グラムまで市販されてますが、
重さにかかわらず、

1個あたり一律1890円!!!!!

1グラムでこの値段はかなり高い感じがしますが、

1円玉と同じ重さでネジを作る手間を考えると‥‥
それほど利益率が高くないのかも‥‥

ちなみに、ボクが買ったのはUS物のr7スーパークワッド。
アメリカでもロフトに見栄を張る人が多いのか???

というぐらいリアルロフトが多め。
リシャフト前は8.5度表示でリアルロフトが10度!!!

なもんで、リシャフトの際は
フェースアングルを1度減らすことで、

リアルロフトを10度から9.5度に変更。
リシャフトというと、シャフト交換だけと思われがちですが、
シャフト装着角度を変更することで、
フェースアングル、リアルロフトの調整が可能。

そして、ライ角も1度アップライトに仕上げました。

シャフトをどう接着するかで‥‥
クラブのスペックはガラッと変えられる(変わる)
んですわ~~

んじゃ(▼▼)b

PS.リシャフトの注意点は

こちらにもアップしてますのでよろしこ~~


2007年05月07日日本人のライ角度‥‥その3

まだまだライ角度の話を続けます。

ライ角度を合わせる場合、
アドレスではなくインパクトの形で‥‥
適正角度を調べますが‥‥

ライ角度が極端にあっていないと
アドレスにも悪影響が出ます。

例えば、適正ライ角度よりも
フラットライなアイアンを使うと‥‥

こんな感じでハンドダウンな
構えになりやすい。

理由は単純。
フラットライでハンドアップ気味に構えようとすると
ヒールが浮いてしまい、
構えた時に気持ち悪い感じがするからです。

これまで、300人近いアマチュアを
神田スタジオでアナライズしましたが、
今のところ、フラットライのアイアンで‥‥

こんな風にハンドアップ気味に構える人は
日本の消費税以下の割合です。

今回ブログ用にアドレスを作りましたが、

1枚目写真のライ角度は59.5度
2枚目写真のライ角度は64.5度

5度、ライ角度を変えたクラブを手にすると、
無意識の内にクラブに合わせて‥‥
構えたくなってしまいました。

ハンドダウンに構える賛否については
ここで控えさせていただきますが、

少なくとも言えることは、
フラット過ぎるライ角度のアイアンを使うと
(それがたとえ無意識であっても)、
大きく構えづらくなってきます。

そして、もうひとつ影響出やすいのが
インパクトの打点位置。

適正ライ角度よりも
フラット過ぎるアイアンを使うと、

ハンドダウン+深い前傾になりやすく、
それでいてインパクトゾーンでは
前傾が浅くなって、手元が浮き上がりやすい。

結果、アドレス時よりも
インパクト時の方が手元が浮いて
ヘッドがボールに届かず‥‥
先っぽに当たりやすくなるんです。

もちろん、
上体の伸び上がり、
手元の浮き上がりについては、
ライ角度以外の影響も多々あります。

しかしながら、
ライ角度がフラット過ぎることによって
必要以上なハンドダウン、
深い前傾を取らされている場合、

ライ角度を変えることでも
構えやスイングを良くするための
大きな手がかりになる可能性もあるんです。

おーっと、○ポニチの連載原稿を
そろそろ書き始めなければ‥‥‥

んじゃ(▼▼)

PS.今日、神田スタジオで診断されたゴルファーは‥‥

ショットマーカー&ビデオ録画の結果
適正ライ角度は64度(5番アイアン)
身長183センチと大柄な男性でしたこともあって、
ボクとほぼ同じぐらいのライ角度でした。


2007年05月01日1万分の1秒の‥‥

世界を見るためのカメラを先週末‥‥
ついに神田のスタジオで丸1日かけてテスト。

10年ぐらい前に流行った
シャープのビデオカメラみたいな形状で、
背面には大型ディスプレイ。

シャッター速度を1万分の1秒にセットするため‥‥

 

(協力・永井延宏プロ)

写真スタジオに負けないぐらい
ライトを当てまくって撮影。

画像はバッチリとれて‥‥
一昨日アップしようと思ったら‥‥

アスクJPをブログ制作画面に貼り付けた瞬間
フリーズ・フリーズ‥‥そしてフリーズ‥‥

フリーズしない方法‥‥
見つけ次第、動画アップしまっさ~~

(▼▼);


2007年04月25日出っ張らないのが◎

 

テーラーメイドのクラブといえば、
ソールにネジが定番・お約束事・必需品‥‥重量調整ができるのはウレシイ反面、
FWやユーティリティは
ネジの影響でソールが凸凹。

ところが‥‥ところが‥‥
昨日、衝動買いしたユーティリティ
r7ドロー・レスキューときたら

ソールがつるんとしてて丸い
ドローというロゴが気になりますが‥‥
アドレスすると、
フックフェースには見えません。実際、ロフトゲージで計測してみても
フェースアングルはマイナス0.5度と
いい意味で期待を裏切ってくれました~~

お約束の重量調整ネジは
ソール形状に影響が出ないように、
トウ側に隠れるように配置。
(ネジは固定式)
今使っている、初代レスキューよりも
ややメタボリックな形状ですが、

(右が初代レスキューミッド、左ががr7ドローレスキュー)

FWとの相性はいい感じです。
初代レスキューよりも球が浮くイメージが出ますわ~~んじゃ(▼▼)

PS.18年ぶりに
‥‥アルバに復帰にしました。

2007年04月23日シャフトの相性は‥‥見極められるのか!?

先調子がいいのか?

元調子がいいのか?

‥‥それとも中調子‥‥

シャフト選びで迷うことに
調子(キックポイント)がありますが、
キックポイント位置を計測すると、
その差はほんのわずか。

例えば、
グリップスピードを提唱しているプロギアは
その差は‥‥
たった13ミリと断言!!!

 

さて、この調子(キックポイント)。
差が少ない理由‥‥
それは、静的な方法で計測するからです

なので‥‥
ボクはメーカーが表示する調子は
参考程度に止めています。では‥‥
何を頼りに調子を識別しているのか?

計測機器としては、
振動数計とセンターフレックス計。

前者は手元側の硬さをチェックし、
後者はシャフト中間部分の硬さをチェック。

これに加えて、
実際に試打してみて調子を決めてます。

切り返しで、手元側のしなりを感じやすい
タイプのシャフトは手元調子。

切り返しで、手元側がしっかりしていて
先のしなりが大きいシャフトは先調子。

そして、そのどちらにも属さず、
中間部分にしなり感がある、
手元と先端の剛性が高く感じる
シャフトは中調子と分類しています。

ちなみに、プロギアも‥‥
シャフト特性を剛性分布でジャンル分けし、

ボディターンには手元がしなるタイプ、
リストターンには手元がしっかりしたタイプ
が合うとプレゼンしてました。現在、ボクの手法だと
ワインのテイスティング的な要素が大きく、
物理的な説明に欠けていることは否めません。

で、前置きがかな~り長くなりましたが、
より正確なシャフト計測をするために、
超高速度ビデオシステムを導入することを決定。

それが、これっ

ポラロイドカメラの親分みたいな形状ですが、
1秒間に1000~1万6000コマの撮影が可能。
シャッターは1万分の1まで切れるスグレモノ。これで、スイングを録画すると、
シャフトのしなり具合が超スローで確認できます。

今週、金曜日に待ちに待った第1回目の撮影~~

んじゃ(▼▼)