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2020年11月20日超私的な重量別シャフト打ち比べ フジクラ スピーダーSLK タイプD

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季節が2ヶ月ほど逆戻りしたんじゃないかというくらい気温が上がった昨日、神田から電車にサクッと乗って、赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーしてきました。この時期は風が吹くと肌寒さがますはずなのに、プレー中に感じる風は生暖かくって半ズボンを履きたくなるほどでした。

 

 

赤羽ではクラブ、シャフトをテストするのが茶飯事ですが、昨日、導入したのはフジクラのスピーダーSLKタイプD。10月21日のブログでもアップしてますが、SLK-Dは40g台、50g台、60g台の3種類の重さがラインアップ。各重量タイトもフレックスはひとつだけです。

 

 

10月21日に60g台についてインプレしましたが、今回、組上げたのは50g台のSLKタイプDです。スペックを比較すると、、、、

 

SLKタイプD 60
長さ  44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 312.1g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 244cpm
センターフレックス値 3.69

 

SLKタイプD 50
長さ  44.5インチ(ヒールエンド計測)
総重量 304.0g
ヘッド重量 約194g
バランス D2.5
振動数 232cpm
センターフレックス値 3.29

 

 

SLKタイプDの場合、ワンフレックス(ユニフレックス)で作られていますが、硬さに関しては重量帯で異なっています。60に対して50の方が軟らかく設定されいるのが振動数、センターフレックス値でも明らかです。

 

 

 

数値的には、60に対して50の方がワンフレックスぐらい軟らかい。

 

 

 

加えて、違いを感じるのがバット側(手元側)の太さ。SLKタイプDの60が15.6ミリに対して50が15.4ミリ。たかが0.2ミリと思うかも知れませんが、握ってみると明らかに60の方が太く、50の方が細く感じます。ちなみに、0.2ミリというのはグリップ下巻きに使う両面テープとほぼ同じです。

 

 

では、実際に打ち比べてみてどうだったのか?

 

 

あくまで比較論ですが、60に対して50は素振りをした段階から明らかに軟らかく、手元から中間部のしなりも大きめ。実際に打って見ても、切り返しで50の方が「ググッと大きくしなり」、ムチのような挙動が手に伝わります。その影響もあって、50の方が切り返しでヘッドの重みを感じ取りやすいですが、反面、シャフトが大きくしなるので、実際の長さよりも1インチぐらい長いシャフトを振っているかのような錯覚に陥りました。

 

 

 

同じ銘柄のシャフトで同じフレックスで、重量帯が違う。重量帯が違うだけで、ここまで振った感じが異なるシャフトを経験したことはありません。超私的には、SLKタイプDに関しては、重量が違うと硬さだけでなくシャフトのしなり感も異なるシャフトです。ですので、重さで選ぶことよりも、「どちらのしなり感が打ちやすいか」で選んだ方がいいシャフトではないかと思います。

 

 

もちろん、両モデルとも共通点があり、しなり戻りのスピード感はスピーダーならではの速さがあります。そしてトルクを絞ることで、しなりを感じるのにヘッドの追従性が高いことです。

 

 

 

マーク金井はドライバーにカーボンシャフトを装着する時は50g台をチョイスしていますが、このSLKタイプDに関しては60gをチョイスすることにしました。短尺用だから重い方を選んだのではなく、硬さとしなり感が60の方が扱いやすいと判断したからです。

 

 

 超私的には、SLK タイプDの60はドライバーのヘッドスピードが40~44m/sぐらいの人、50の方は37~41m/sぐらいの人がストライクゾーンではないかと思います。

 

 

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2020年11月18日超私的な試打インプレッション タイトリスト TSi2ドライバー

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2020年も残すところ40日あまりとなりました。コロナ禍の影響で生活スタイルがかなり変わりましたが、超私的には4ヶ月前から長距離散歩を欠かさない生活を続けています。毎日1万5000歩以上、ゴルフに行った日は2万歩以上歩くようになり、おかげでダイエットをまったく意識してないのに体重が6キロ減り、ぽっこり出ていたお腹も凹みました。

 

 

毎日の散歩のおかげで血糖値、A1cともほぼ正常値に戻ったことで疲労回復が早くなり、ゴルフにいっても疲れが翌日に残りません。毎日、散歩で3時間以上歩くことが、これほどまで体に良いとは今さらながら驚いています。

 

 

2020年を総括すると糖尿病を発病したおかげで生活習慣が改まり、散歩が生活の一部になりました。ゴルフに関しては乗用カートに乗ることがなくなり、キャディバッグを担げる所では担ぎセルフ7本縛りで回っています。

 

 

7本でのプレーではドライバーは欠かさず入れてますが、2020年のエースドライバーはキャロウェイのエピックフォージドとピンのG410+。コースに合わせてこの2本を使い分けていますが、これから新たなエース候補として今月に入って購入したのがテーラーメイドのSIM MAXーDタイトリストのTSi2です。

 

 

 タイトリストのTSi2は発売初日の11月13日にお買い上げ。タイトの新製品を新品購入するのは本当に久しぶりですが、おそらく2代目のVG3以来かと思います。

 

さて、このTSi2ドライバー

 

 

ゴルフパートナーのYouTubeコンテンツ「マーク金井の試打職人」で試打して気に入ったので購入しました。スペックはごくごく普通のつるしのままで、ロフトは低い弾道を打ちたいので9度、シャフトは50g台の純正シャフト(TSP322)のSです。

 

アナライズ神田スタジオのご近所、つるやゴルフ神田駅前店TSi2を手に入れ、まずはヘッド重量計測。

 

 

 ヘッド重量はスリーブ込みで約201g。

 

 

普段200g前後のヘッドを使っているので、ちょうどいい感じの重さです。クラブ重量も306.4gなので、これまたちょうどいい重量感です。メーカー公称値よりも数グラム軽いですが、超私的にはこの重量でOK。少し前に購入したテーラーメイドのSIM MAX-Dとほぼ同じスペックです。

 

 

長さは45.5インチでバランスはD2。
振動数は249cpm。

 

 

このスペックに関しても、現在エースのピンG410+とほぼ同じです。

 

 

 

ではG410+と比較してどうだったのか?
ではSIM MAX-Dと比較してどうだったのか?

 

 

TSi2G410+SIM MAX-D

 

 

この3モデルを打ち比べて分ったことは、、、、、

 

 

 

基本的な特性に大きな違いはないということです。メーカーさんには怒られるかも知れませんが、一言で言えば今どきの外ブラのドライバーは同質化しているのです。具体的に言うと、

 

 

 ・慣性モーメントが大きくてミスに強い
 ・直進性が高い弾道が打てる
 ・吹き上がりづらい弾道(スピンがかかり過ぎない弾道)がオートマチックに打てる
 ・重心距離が長いのでフェースの開閉が少ないスイングと相性が良い

 

 

では、違いはどこにあるのかと言えば、、、、、

 

 

明らかな違いはデザインです。ソールの形状、ロゴのデザインは誰がみても違いが一目瞭然でしょう。超私的にはTSi2は前作よりもデザインが良くなり、かつタイトリストらしさがあります。

 

 

この3モデルに関してはヘッド重量がほぼ同じですし、重心特性も極端な違いはありません。ヘッドに関して違いを挙げるとすれば、、、

 

 

 ・打感(打音)
 ・アドレスした時の顔つき
 ・ヘッド(ソール)の座り具合
 ・フェースの形状
 ・スリーブの形状

 

 

この4つの要素に関しては好みが分かれると思います。超私的には、ヘッドの座り具合はSIM MAX-Dが一番しっくり来ます。フェースの形状、アドレスの顔つきに関してはTSi2が一番安心感があり、打感(打音)に関してはG410+が心地よいです。スリーブの形状に関しては、G410+SIM MAX-Dはスリムで軽量でgood。TSi2は調整のバリエーションを豊富な反面、太くて重いのがちょっと残念です。

 

ヘッドに比べると、シャフトはモデルによって特性の違いが分りやすく、G410+SIM MAX-Dは先調子感があり、TSi2(TSP322)は手元調子感を感じ取れます。超私的には純正シャフトとして軍配を上げたいのはTSi2です。

 

 

今回、TSi2を購入して分ったことは、自分が買いたくなるドライバー、実際にコースで使ってみたくなるドライバーというのはすでに決まっていて、ヘッド重量が200g前後、総重量が305g前後。慣性モーメントが大きくて右にすっぽ抜けないでイメージ通りのフェードが打ちやすい、、、、ということが再確認できました。

 

 

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2020年11月16日超私的な考察  高速グリーンに本当に適しているパターの条件とは!?  

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土曜日は千葉市民ゴルフ場(千葉県)で担ぎセルフの18ホール。ラウンド後、新幹線でサクッと移動し、日曜日は仙台の仙塩ゴルフ倶楽部で歩きの18ホールをプレーしてきました。

 

 

どちらのゴルフ場も9ホールなので、18ホールプレーする場合は2周します。同じコースを続けて回れるので、後半は良いスコアになるのが当たり前な感じがしますが、そうは問屋が卸してくれないのがゴルフ。千葉市民では前半はパターが入りまくって3アンダーのスコアが出ましたが、後半はパットをことごとく外し2オーバー。パターは運や状況に左右されやすく、本当に水物です(汗)

 

 

 

千葉市民仙塩もグリーンはベント芝。転がりは実にスムーズで、気持ちが入っていれたくなってパンチが入ると「やめて~」って叫びたくなるほどオーバーするのを避けられません。加えて、下りのショートパットを残すと、やっていはいけないと分っているにもかかわらず、、、、オーバーするのが怖くなってインパクトが緩むミスが出ます。

 

 

千葉市民でも仙塩でも、ショートパットでプレッシャーが強くかかるのはすべて下りでした、、、、

 

 

この時期はグリーンのコンディションが良いのでスティンプメーターで10フィートを越えてくるゴルフ場が多いですし、下りのラインともなれば13フィートぐらい出てきます。傾斜が強いグリーンだと、触っただけでも数メートル転がることも珍しくありません。加えて、高速グリーンはオーバーのミスだけでなく、オーバーをビビってしまうと大ショートのミスも出ます。

 

 

では、高速グリーンではどんなパターを使えば、距離感が安定するのか?

 

 

 

高速グリーンというのは自分がイメージしたよりもボールが転がってしまうグリーンの事を言うのではないかと思っています。自分のイメージ通りにボールが転がってくれるならば、わざわざ「高速」とは言わないからです。ちなみにグリーンが遅く感じる場合、遅いという言葉が出るのは自分のイメージよりも転がらないからのはずです。

 

 

と言うことは、、、、、、

 

 

高速グリーンで相性が良くないのは、、、

 

 

自分のイメージよりもボールが転がってしまうパタ-、いわゆる球足が伸びるパターではないかと超私的に思っています。フェースの弾き感が強いパターも、ボールが転がり過ぎるのではないかという怖さもあります。

 

 

高速グリーンで相性が良いのは自分のイメージ通りにボールが転がる(ボールが止まる)パター、もしくは自分のイメージよりもボールが転がりにくい(ボールが止りやすい)パターではないかと思っています。

 

 

転がりが良くないというとイメージが悪そうですが、思ったよりも転がらないということは高速グリーンが高速でなくなるのと同じです。下りのラインも下りの度合いが弱くなるのと同じです。

 

 

では、球の転がりは何で決まるのかというと、、、

 

 ロフトが多いほど転がりづらく
 フェース面が軟らかいほど転がりづらく(反発が下がるので)

 

 

なってきます。ヘッドの重さに関しては軽い方がボールが転がりづらくなりますが、反面、軽いとインパクトでパンチが入りやすくなります。ヘッドが重くなるとインパクト時に反発が強くなる反面、ゆっくりストロークしやすいのでヘッドをスピードを落としても安定したストロークができるメリットがあります。

 

 

マーク金井はロフトが多めのパターを好んで使っていますが、ロフトが多くなるほどにインパクトで摩擦抵抗が増え、転がりづらくなります。転がらないというとイメージが悪いですが、高速グリーンでは転がりづらいパターの方が、インパクトが緩みづらくなるので距離感を整えやすくなるのです。

 

 

実際、土曜日、日曜日のラウンドでも、ロフトが多めのパターを使うことで、インパクトが緩むミスを最小限に抑えることができました。

 

ゴルフはボールを飛ばすことよりも、ボールを狙った所に止める競技です。それを嫌と思い知らせてくれるのが高速グリーンではないでしょうか。

 

 

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2020年11月13日超私的な試打インプレッション  テーラーメイド SIM MAX-Dドライバー

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朝晩は11月とは思えないほど寒くなってきました。夕方5時には真っ暗なので、体感的には12月なのではないのかと思っていたら、毎年お世話になっているガーラ湯沢はすでに冠雪があったとの知らせが舞い込んできました。

ここ数日寒い日が続いています。今朝は車のフロントガラスがガチガチに凍りついてました。
この時期の雪景色なんて滅多にありません。紅葉と雪山のコラボはなんとも言えない美しさです。

GALA湯沢スノーリゾート(Gala yuzawa snow resort)さんの投稿 2020年11月11日水曜日

 

ここまで冷え込んでくると、例年だとゴルフよりもスノボやスキーに行きたくなるのですが、今シーズンは冬場も休まずゴルフに行くつもりです。毎日1万5000歩以上あるくことを日課している人間にとっては、ゴルフはたくさん歩くのにもってこいだからです。
昨日も天気が良かったので赤羽ゴルフ倶楽部を薄暮で9ホールプレーしてきましたが、駅からクラブハウスまで歩くのを含めると1万2000歩をサクッと歩けました。

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮プレーする時はインコースを利用するのですが、昨日はインが混んでたので1年半ぶりぐらいにアウトを回ってきました。

 

 

赤羽のアウトはインと違って、右サイドに打球事故防止のネットが広がるホールが続きます。ティグラウンドに立つとこれでもかってぐらい右サイドのネットが目に入りますが、フェードやスライスが持ち球の人には、このネットがあまり気になりません。左サイドを狙うので、アドレスするとネットが気にならなくなるのです。

 

 

マーク金井も昨年あたりから持ち球がフェードになったこともあり、スタートホールのネットを気にすることなくティショットを打てました。手にしたドライバーは、まだ1発も打ってないドライバーにもかかわらず、、、(笑)

 

 

昨日試打したドライバーは、、、、

 

 

 テーラーメイド SIM MAXーD

 

 

 

テーラーメイドは10年以上前から、モデルによってはノーマルモデルとDモデルの2タイプをラインアップしています。今回のSIMに関してはSIM MAXDモデルがラインアップされています。ちなみに、前作ではM6にDモデルがラインアップされており、マーク金井は、M6もDタイプを所有しています。

 

 

Dとはドローの頭文字を取っており、メーカーの公式コメントはこんな感じです。

 

 

ドローバイアス設計
SIM Max-D ドライバーはスライスを抑制するため、ヒール部分にドローバイアスウェイトを搭載。ボールのつかまりやすさに加え、SIM Max ドライバーよりもラージフェース、ワイドスイートエリア設計で高い寛容性を実現します。
*SIM Max-Dのみ

 

 

 

ノーマルではなくDタイプを購入した理由は、まさに「捕まり」を求めてのことです。

 

 

 

今回は新橋のジーパーズにて平行輸入品をお買い上げ。ロフトは9度、シャフトは純正装着しているフジクラのベンタスのオレンジ(50R)です。

 

 

購入後、まずチェックしたのがヘッド重量。素振りをした時にそれほど重くないと思っていたのですが、予想通りで、、、、

 

 

198.7g(スリーブ込み)

 

 

 

普段200g前後のヘッドを使っているので、普段よりも少し軽め。テーラーメイドはヘッドにしては、ヘッドが軽めです。

 

 

 

今回、赤羽では前から試したかったグラファイトデザインのツアーAD、XC-5を装着していきました。このシャフトを装着した時のスペックはこんな感じです。

 

 

 

総重量 303.4g
バランス D1
長さ 45.5インチ
振動数 260cpm

 

 

50gのS、それも手元調子にしては振動数は高めです。しかしながら、ワッグルすると振動数ほどは硬さを感じず、手元側にしなりを感じます。

 

 

1番のホールはコントロールが利いたフェードが求められますが、狙い通り左のクリークから軽いフェードでフェアウェイ左サイドに着弾。1発目からイメージ通りの弾道が打てたこともあって気を良くしたのでしょう。その後も2番、4番、8番で使いましたが、すべてコントロールが利いたフェードが打てました。

 

 

今回試打してみて改めて感じたのは、SIM MAX-DはノーマルのSIM MAXよりも右にすっぽ抜けにくです。ドローが打てるほど捕まる訳ではありませんが、ノーマルよりも捕まりが良いので、超私的にはフェードを打つのに適してます。フェードを打ちたい時に、一番避けたいのが右へのすっぽ抜けなのですが、SIM MAX-Dはその心配がないからです。

 

 

球が捕まり過ぎても困りますが、コントロールが利いたフェード、球が捕まるフェードを打つのに適しているのは、適度に捕まりがいいヘッドなんです。対して、ドローを打つのに適しているのは、捕まえようとした時に捕まり過ぎないクラブです。

 

 

シャフトに関しては、抑えた弾道が打ちやすく、かつコントロール性が高く感じました。
打ち出し角が高くなりづらいので、低い目の弾道がオートマチックに打てます。

 

 

いきなりコースで使ってみてノーミスだった訳ですから、SIM MAXーDツアーAD XCの相性はすこぶる良いと言えるでしょう。

 

 

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2020年11月11日超私的な考察  「整うショットが打てるクラブ」とは一体どんなクラブなのか!?

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コロナ禍の影響で半年以上開催が伸びたマスターズ。いよいよ今週木曜日から開幕ですが、11月にマスターズが開催されたことは一度もありません。春と秋とでは芝の状態が違いますし、風もガラッと変わってくるはずです。マスターズは同じコースで開催なので出場回数が多い選手が有利だと言われてますが、今年に限ってはこれまでの経験が必ずしも役に立たない可能性がありそうです。

マスターズ開幕前に注目を浴びているのがブライソン・デシャンボー。ドライバーが400ヤード飛んだとか、2番のパー4を3wで打ってグリーンオーバーしたとか、話題に事欠きません。いったいどんな風に攻めるのか想像が付きませんが、もしもデシャンボーが優勝してしまえば、ゴルフクラブやボールに関して新たな規制が入るかも知れないです。

 

 

 

 

今やツアー選手とアマチュアゴルファーのドライバーの飛距離差は100ヤード以上。ここまで差があるとまったく別次元で、ゴルフの組み立て方、コース攻略(コースマネジメント)もまったく違ったものになってくるのではないかと超私的に思っています。

 

 

 

誤解を恐れずに言えばアマチュアが白ティで普通のコースをプレーするのにはツアー選手のような飛距離は必要ありません。100を切る、90を切る、80を切る、そしてパープレーをするのに必要なのは、「整うショットが打てるクラブ」を使い、「整うショット」を打つことです。

 

 

では、整うショットとはどんなショットなのかというと、、、、

 

 

 

同じエリアにボールが止まるショットこそが整うショットです。

 

 

 

 ・例えば、ドライバーならば直径15メートルぐらいの円の中に入るショット。
 ・例えば、アイアンならばグリーンエッジの中に収まる円の中に入るショット。
 ・例えば、ウエッジならば直径5メートルぐらいの円の中に入るショット。

 

 

 

要するにナイスショットとミスショットの差ができるだけ少ないショットこそが、整うショット。そして、整うショットを打つために必要なクラブとは、、、、

 

 

 キャリーの距離、ランの距離にバラつきが少ない
 ・球の高さにバラつきが少ない
 ・スピン量にバラつきが少ない
 ・打点位置にバラつきが少ない
 ・左右の曲がりにバラつきが少ない

 

 

整うショットを打つには整うショットを打ちやすいクラブを使った方が有利です。マーク金井がそのことに気がついたのは、チッパーを使うようになってから。SWでアプローチすればスピンが利いた球が打てる反面、打点位置が少しズレただけでスピン量が変わり、落下後のランに差が出ます。

 

 

 

対して、チッパーはウエッジに比べるとスピンはかかりませんが、反面、スピン量に大きな差が出ません。スピン量に差が出づらいので、キャリーとランの距離にバラつきが少なく、整うショットが打てます。ショットが整えば、当然ですがスコアの取りこぼしが減り、スコアメイクにつながります。

 

 

 

ドライバーやFW、アイアンに関してもしかり。昨年からドライバーとFWに島田ゴルフのスチールシャフトを装着したクラブを多用していますが、スチールシャフトを使うのは整うショットが打ちやすいから。カーボンシャフトではフジクラのスピーダーSLK Type-Dを装着してますが、これも整う弾道が打ちやすいから使っています。

 

 

ゴルフの目的は人それぞれだと思いますが、スコアアップがゴルフの目的であるならば、ボールを遠くに飛ばすことよりも、整うショットを打つことを増やした方が、整うショットが打てるクラブを使った方が、目的達成に近づけるのではないかと超私的に思っています~。

 

 

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