マーク金井blog

2017年03月08日超私的な考察、パットとショットの違いが分るとスイングは劇的に良くなる!!

日曜日と月曜日、一泊二日で旭川に行ってきました。日中はスノボ、朝と夜は旭川で食べ歩き。2日間でスノボを6時間ほど滑り、ジンギスカンと焼き鳥と、生姜ラーメンをいただいてきました。旭川はスキー場へのアクセスが良かったおかげで、充実した2日間を過ごせました。2日目に滑った富良野は2度目で、最初に滑ったのが大学1年生。なんと、40年ぶり。当時はスノボをやっている人はひとりもいませんでしたが、今はスキーヤーと同じぐらいスノーボーダーが滑っています。

 

 

 

月曜日の夜に神田に戻り、そこから神田のスタジオキャロウェイのGBBエピックサブゼロを試打からの原稿執筆。スノボばかりやっていますが、試打になればゴルフモード全開。冬場はゴルフの比率は低いですが、試打になればいつも通りのスイングでボールを打っています。

 

 

いつも通りのスイングをするために心がけていることは、オンプレーンに振ろうとするのではなく、オンプレーンに振れてしまうようにクラブを「ビュンと振る」ことを強く意識しています。そのために試打する前には、、、

 

 オンプレーンセミナーでやっている、水平打ち、ひざ立ち打ちをしています。水平打ち、ひざ立ち打ちをすることで、プレーンに対して振れているのか正確にジャッジできますし、スイング中にどこがズレているかを確認できます。

 

 

さて、今回は前回の続きです。ゴルフスイングはショットとパットとがありますが、この2つの動作は似ているようで全然違います。パットはボールを遠くに飛ばす必要がなく、ショットにおいては効率良くボールを飛ばすことが求められます。この違いにより、パットにおいてはインパクトゾーンでヘッドを走らせる必要がなく、ショットにおいてはインパクトゾーンでヘッドを効率良く走らせる必要があります。

 

即ち、パットにおいては両手が同じ方向に動いた方がストロークが安定します。
即ち、ショットにおいては両手が同じ方向に動かない方がヘッドスピードが上がります。

 

 

パットはストローク中に両手が同じ方向に動くことが好ましく、ショットにおいては両手が同じ方向に動くことは好ましくないのです。

 

 

察しがいい人ならば、もうお分かりでしょう。そうです。水平打ち、そしてひざ立ちが上手く打てない人の多くは、ダウンスイング後半からインパクトゾーンで両手が同じ方向に動いています。その結果、ヘッドがプレーンから外れ、水平打ちではボール下のパイロンを叩き、ひざ立ち打ちではボールのかなり手前をダフってしまうのです。

 

 

水平打ち、そしてひざ立ち打ちで上手くボールを捕らえる(オンプレーンにスイングする)コツは、ダウンスイング後半、そしてインパクトゾーンでパターのように両手を同じ方向に動かさないことです。

 

そのための方法として、一番分りやすいゴルフ用語は、、、、

 

 

・リストターン
・手の返し

 

パットでは、これらの動作は入りません。これらをやってしまうとヘッドが走り過ぎて距離感が出しづらくなるからです。ショットにおいては、これらの動作が入ることで「ヘッドがビュンと走り」、ヘッドスピードが上がってボールを遠くに飛ばせます。

 

 それだけではありません。リストターン(手の返し)を入れないよりは、入れた方がヘッドはオンプレーンに動きやすくなるのです。

 

この続きは、次回、じっくり説明します~。

 

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2017年03月06日超私的な考察、ゴルフが難しい本当の理由とは!? 続編

只今、北海道の旭川にいます。プロスノーボーダーの後藤さんに誘っていただき、昨日はサンタバレー、そして、このブログがアップされるころには富良野で滑っています。昼はスノボ、そして夜は旭川で食べ歩き。メンバーは8名で、なんとその中にはホリエモンこと、堀江貴文さんも一緒です。

 

スノボは雪面を滑りながら(落下しながら)ターンをしますが、落下という外力と遠心力を上手くコントロールできるようになってくると、カービングターンで綺麗な弧を描けます。対して、外力を上手く使えない内は、ターンがちゃんと決まりません。カービングターンではなく、板を自分の力(内力)でコントールすることになります。内力を使っている内はたとえ曲がることはできても、カービングターンで弧を描くことは永遠にできません。マーク金井は、昨年のシーズンの後半ぐらいから外力を上手く使えるようになり、カービングターンの会得、そしてバッジテスト1級に合格できました。

 

 

では、ゴルフは何ができれば一人前のスイング(自転車に乗れた状態)になり、何ができていなければゴルフが難しいまま(自転車に乗れていない状態)なのか?

 

100が切れたら一人前、スライスが治ったら一人前、ドローが打てたら一人前、等々ありますが、スイングを評価する上でひとつの目安となるのが、ヘッド軌道です。アナライズではオンプレーンセミナーをやっていますが、オンプレーンに振れているかどうかは、スイングが一人前になっているかどうかのひとつの目安になります。

 

 

ただし、このオンプレーンというのはジャッジが難しい要素があります。ひとつはオンプレーンに振れていなくてもナイスショットが打ててしまうからです。プレーンから大きく外れるスイングをしていてもすべてミスショットになるわけではありません。ナイスショットも出ますし、パー3ならばホールインワンも出ます。オンプレーンじゃなくても長くゴルフをやっていると、そこそこボールが打ててしまいます。その結果、自分のヘッド軌道は正しいと勘違いしやすいのです。

 

ただし、プレーンから外れる度合いが大きい人の場合、ここ一番でボールが曲がったり、ナイスショットの直後に致命的なミスショットが出やすくなります。また、オンプレーンセミナーでやっている、水平打ち、ひざ立ち打ちをすると、これでもかってぐらい手前をダフったり、空振りも出ます。オンプレーンに振れていないと、ミスしか出ない状況を作ると、そのゴルファーの腕前がかなり正確にジャッジできます。

 

 

アマチュアゴルファーの多くは「ゴルフは難しい」と言いますが、難しいのは正しいスイングを会得するのが難しいのに加え、正しくないスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうことにあるのです。ちなみにスノボにはこの勘違いがありません。ある程度の斜度があるゲレンデを滑れば、外力を正しく使って滑っているかどうかジャッジできるからです。外力を使わず内力でターンしようとするとボード(板)がズレ、プレーヤーはそのズレを感じ取れます。

 

  •  では、どんな動作を身に付ければゴルフが難しくなくなるのか?
  •  では、どんな動作を身につければオンプレーンに振れるようになるのか?

 

アマチュアゴルファーの多くがゴルフが難しくなってしまう理由、オンプレーンに振ろうと思っても振ることができない理由は、それはパットにあります。ゴルフはショットとパットがありますが、ショットとパットは別物です。ご存知ように、パットはボールを空中に飛ばしません。地面(グリーン)の上を転がします。そしてショットのように遠くに飛ばすこともありません。

 

パットはボールを転がし、そして打つ距離も短い。当然、スイングの大きさもショットに比べると小さい。

 

 

だからショットに比べてパットが簡単(ボールに当てるのが簡単)だと思っている人がほとんどです。オンプレーンセミナーに参加していただいた9割以上のゴルファーはこう答えています。

 

しかしながら、ショットに比べてパットがやさしい理由はこれだけではありません。というよりは、これらの答えの中には、パットがやさしい本当の理由は含まれてないのです。

 

では、なぜパットがやさしくて、ショットは難しいのか?

 

 

まずは、手になにも持たないでエア素振りでパットのストロークとショットのスイングをやってみてください。そしてやってみて、その違いを考えて言葉にして下さい。多くのゴルファーは違いを体で体現できていますが、言語化できてません。もったいぶって申し訳ありませんが、この違いを言語できないままでいると、ゴルフは難しいままになりますし、オンプレーンに振るのも難しくなるのです〜。

 

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2017年03月05日超私的な考察、ゴルフスイングが上手くできない人が、まず考えるべきこととは!?

 

昨日はアナライズセミナーデー。前半は正しいヘッド軌道をレクチャーする「オンプレーンセミナ-」。30分の休憩を挟んだ後半は練習器具「ゴルフの竪琴」の正しい使い方をレクチャーする「ゴルフの竪琴セミナー」を実施しました。

 

どちらのセミナーもマーク金井は汗だくになりながらやっています。話をするだけでなく、実際に身振り手振り、そして受講者の背後に回り込んで二人羽織のような感じで、正しいクラブの扱い方を体験してもらっています。セミナーの時間は90分。90分と言えば決して短い時間ではありませんが、いざ始まってしまうと、時計の針がいつもの倍ぐらいの速さで動き、あっと言う間に90分が経過します。

 

 

では、セミナーではどんなことをレクチャーしているのか?

 

まず受講者に質問することが、、、

  • セミナーを受講するきっかけ、理由
  • 現在のスイングの悩み
  • なぜゴルフは難しいのか

 

セミナーに来られるゴルファーはゴルフに悩んでいます。そして悩みの答え(解決法)を強く求めています。

 

しかしながらセミナーでは答えを説明するのは後半に入ってからです。出し惜しみしてるわけではありません。答えにたどり着く前の課程が大事だからです。加えて、答えを説明する前にかならず考えてほしいことがあるからです。

 

 なぜゴルフが上手くいかないのか? なぜ思ったようにクラブを振れないのか? なぜミスショットが出るのか? 答えを知る前に、なぜ(問い)をしっかり作って欲しいからです。ゴルフに限らず、良い「問い」が作れたら、もう答えは出たも同然だからです。

 

 

受講者が抱えているスイングの悩み(問題点)を伺ったら、マーク金井はすぐに次の質問をします。

 

  • パットとショットはどちらが難しいのか(どちらが簡単なのか)
  • パットとショットの打ち方は同じなのか、違うのか。
  • パットの方が簡単だと答えた人には、なぜパットの方が簡単なのかを聞きます。

 

そして、とどめの質問としてパットとショットの打ち方はどこがどう違うのか?

 

 

このブログを読んで下さっている皆さんも、ぜひともこれらの問いに自分なりの答えを考えて下さい。特に大事なのは最後の質問です。パットとショットの違いについて、考えられることをいくつでもいいから書いてみて下さい。

 

誤解を恐れずに言うと、パットとショットはまったく別物です。にも関わらず、ゴルフスイングが上手くできない人、ゴルフスイングに悩んでいる人、何年やっても上達できないと悩んでいる人ほど、パットとショットの違いを正しく理解していません。また、ショットもパットも同じような動きになっています。

 

 

大事なことなので繰り返します。パットとショットは動作がまったく別物です。なにがどう違うのかをじっくり考えて、言葉にしてみて下さい。この言葉が間違っていると、いくら練習しても、いくらレッスン書を読んでも、いくらボールを打っても、正しいショット(ゴルフスイング)を会得することは困難を極めます。逆に言うと、パットとショットの動作の違いを正しく理解し、正しく言葉にすることができれば、「自分はなにを勘違いしているのか」「スイングのどこをどう間違っているのか?」「なぜボールが飛ばないのか」「なぜスライスするのか」「なぜここ一番でチーピンが出るのか」の理由が具体的に分ります。上手くいかない理由が分った段階で、上手くいかせるための答えを知ると、練習でやるべきことが分りますし、練習すればするほど上手くなれます。

 

 

PDCAのサイクルに例えるならば、パットとショットの違いを正しく理解することは、PDCAのサイクルを回す、その前段階になるのです~。

 

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昨日は今シーズン17回目の早朝スノボデー。関東地方は朝からどんより曇ってましたが、新幹線が越後トンネルと抜けると「嘘でしょ」ってぐらいの快晴。青空が広がる中、ゴンドラに乗り込み、ガーラ湯沢でファーストトラックを滑ってきました。圧雪車で綺麗に手入れされたゲレンデは表面がコーデュロイのように畝(うね)になっており、そこに1本のエッジを刻みながら滑り下ります。

 

 

このファーストトラックを滑ることを覚えてしまうと、もう元には戻れません。朝日を観るためだけに富士山に上ったことは一度もありませんが、恐らく、富士山で日の出を観ることと、同じか、それ以上にワクワク、ドキドキできます。ファーストラックの心地良さを味えると、その日の目的は8割以上達成された感じになります(笑)

 

 

そんなスノボ三昧な日々を送っているマーク金井ですが、つい3日ほど前は南国宮崎で200本近くクラブを試打してました。ドライバー、FW、UT、アイアン、ウエッジ、そしてパター。今回はフェニックスゴルフアカデミーが試打会場だったこともあり、すべてのショットを芝からじっくり打てましたし、弾道計測器「トラックマン」も使って、弾道の数値もチェックしています。絶好のコンディションで試打してきましたが、試打で一番で大事なのは評価の仕方。今回は超私的なアイアンの試打の仕方について書きましょう。

 

 

ドライバーはティアップして打ちますが、アイアンは基本、地面の上のボールを打ちます。ですので、飛距離性能やミスに対するやさしさ、操作性に加え、クラブがどんな風に地面とコンタクトしているのかを、かなりしつこくチェックしています。チェック項目をざっと挙げると、

 

  • 飛距離
  • 弾道の高さ
  • スピン量(グリーンの止りやすさ)
  • 方向性(捕まりやすさ)
  • 操作性(球の曲げやすさ)

 

 

に加え、

 

  • バンスの効き具合
  • ダフりのミスの許容範囲
  • 打点位置が上下にズレた時の弾道(飛距離、球の高さ、スピン量)

 

ドライバーと違って、アイアンは1球打っただけでクラブを見極められません。わざとダフり気味に打ったり、わざとトップ気味に打ったり、わざと曲がる球を打ってみないことには、アイアンの性能を見極めることができないからです。アイアンの場合は、少なくても3球以上打っています。

 

これらの項目の中で、マーク金井が最もこだわっているのがバンスの効き具合です。なので、アイアンを試打する時はフェースよりもソールがどんな形になっているのかじっくり観ますし、ボールを打っている時もソールがどんな風に動くのかチェックします。アイアンの特性、性能は「ソールで決まる」と思っています。

 

では、ソールをどんな風にチェックしているのか?

 

バンス角は数値として表記されていることが多いですが、数値だけでバンスの効き具合が決まるわけではありません。

 

 

  • ソール幅
  • ソールの形状(丸いのかフラットなのか)
  • バンス角のピークの位置

 

もバンスの効き具合に少なからず影響を与えます。例えば、同じバンス角であってもソール幅が少ない方がソールの跳ね方が小さく、ソール幅が広い方がソールの跳ね方が大きくなります。そして何より、どれぐらいソールが仕事するのかは、芝の上、砂の上で打てば一目瞭然で分ります。

 

ダフりのミスについては、わざとダフらせて打ちます。この時も、芝の上、砂の上で打てば一目瞭然で分ります。言い換えると、練習場の人工マットの上でアイアンの特性、性能を見極めるのはかなり困難で面倒な作業になるのです。

 

アイアンで一番目立つ場所はバックフェース(フェースの裏側)ですが、バックフェースを見ただけではアイアンの性能を見極められません。バックフェースを見るよりも、ソールをじっくり見るた方が、クラブの特性、性能を見極めやすくなるのです~。

 

 

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2017年03月02日超私的な試打のコツ、ドライバーの特性、性能を見極めるコツとは!?

2日間で200本近くのクラブをガッツリ試打したこともあって、昨日は久しぶりの筋肉通デーでした(笑)。GDOホットリストは毎年お手伝いさせていただいてますが、今年はスケジュールの関係で、マーク金井は3日間ではなく2日間ですべてのクラブを打ち、すべてのクラブを評価しました。

 

 

今回、ホットリストの試打はフェニックスゴルフアカデミー(宮崎)で行われましたが、
関東エリアに比べると、気温は3~4度ぐらい高かったです。宮崎の温暖な気候のおかげで日中は半袖になれるぐらいでしたし、何よりも、洋芝から直接ボールが打てるのでクラブの性能をよりシビアにチェックすることができました。ドライバーに関しても、練習場にはネットがないので球筋は落ち際までチェックできて良かったです。

 

 

さて、今回もマーク金井的「超私的なクラブ試打の仕方」について。今回はドライバーで試打する方法についてです。

 

ドライバーの試打の仕事はかれこれ25年ぐらいやってますが、アナライズを設立したくらいからフォーマットに乗っ取ってボールを打つようになりました。同じ方法、同じ基準で試打した方が、クラブの違いを客観的に評価できると思ったからです。

 

では、どんな方法でドライバーを試打&評価しているのか?

 

  •  見た目(どんな弾道がイメージできるのか)
  •  素振り(クラブ全体の振り心地、ヘッドの利き具合、シャフトのしなり具合)
  •  実打(インパクトゾーンでのヘッド挙動、捕まり具合、打点位置)
  •  球筋チェック
  •  シャフトの挙動チェック

 

パターの試打と同じく、ホットリストのように多くのクラブを同時に打ち比べる時は、
1本1本の性能チェックだけでなく、比較チェックも行います。比較することで、クラブの特性がより浮き彫りになってくるからです。

 

実打に関しては、平均すると3~5球です。少ないと思うかも知れませんが、実は、ボールを打つ数が少ないクラブほど、特性、性能をジャッジしやすくなるのです。誤解を恐れずに言えば、例えば、ドライバーならば、高性能なクラブなのかどうかは、

 

 

1発打てばほぼ分ります!!

 

かつてメーカー担当者が立会いでドライバーを試打している時、担当者に「1発だけじゃなくて、もっと沢山ボールを打って下さい」と言われたことがありました。担当者にしてみれば「精魂込めて作ったクラブなんだから、もっとじっくり打って評価してほしい」と思っているのでしょう。その気持ちは痛いほど分りますが、じつはいいクラブなほど、1発目からいい結果が出ます。逆に言うと、何発もボールを打たないとクラブの性能が分らないクラブというのは、95%以上の確率で高い評価にはなりません。人は見た目が9割ならば、クラブの性能の善し悪しは1発で9割決まるのです。

 

では、マーク金井はどんなクラブに高い評価を下すのか?

 

 

ドライバーに関して言えば、

  •  飛距離
  •  方向性
  •  見た目と弾道が一致しているのかどうか?
  •  フェースセンター(芯)で捕らえやすいのかどうか? 
  •  打点位置のコントロールのしやすさ
  •  インパクト時のフェース向き

 

これらを総合的に判断して、クラブの特性、性能を評価しています。すべての項目はどれも重要ですが、中でももっともこだわっているのは、クラブの顔つき(見た目)と、弾道が一致しているかどうか。ボールが上がりやすそうに見えて上がるクラブは高評価となり、ボールが上がりやすそうに見えて上がらないクラブは評価が低くなります。捕まりが良さそうに見えて、捕まった球が打ちやすいクラブは高評価で、捕まりが良さそうに見えて、捕まりづらいクラブは評価が下がります。

 

ボールがどんな風に飛ぶのはか、すべてインパクトの瞬間に決まります。しかしながらゴルファーはインパクトの瞬間を見ることが出来ません。ゴルファーが正確に見ることができるのは、アドレス時のクラブの顔つきだけです。クラブの顔と弾道が一致しているクラブの方が安心感がありますし、使い勝手も良くなります。なので、使い勝手が良いクラブに対して高い評価を下すのです~。

 

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