マーク金井blog

2016年11月27日超私的な考察、シャフトの「しなり」を上手く使えるとどんなメリットがあるのか!?

昨日、土曜日は恒例のアナライズセミナーデー。前半は1秒1000コマ撮影できる高速度カメラを使っての「インパクトセミナー」。30分の休憩を挟んでの後半は超軟らかシャフトEF009(イージーフレックス)を使っての「シャフトセミナー」を実施しました。

15193623_10206318289716015_1032790086920725633_n

インパクトセミナーでは、ボールを真っ直ぐ遠くに飛ばすメカニズム、そしてボールが飛ばない理由、ボールが左右に曲がる理由についてレクチャーします。そして、最後には実際にボールを打ってもらい、自分のインパクトがどうなっているのかを、自分の目で確かめてもらいます。昨日はスライスに悩んでいる受講者が多かったのですが、スライスに悩んでいる人は、例外なく、、、、、

13508914_10205317893906745_5896321264948348801_n-768x576

インパクトでフェースが開いています!!!!

 

スライスはアウトサイド・イン軌道、いわゆるカット打ちになっているからボールに右回転が掛かると思っている人が少なくありませんが、そうではありません。カット打ちになっていても、真っ直ぐボールを飛ばせますし、ドローやフックも打てます。

 

大事なことなので繰り返しますが、「アウトサイド・イン=スライス」ではありません。
その証拠にアウトサイド・インに振っている人でも、フックが打てますし、引っかけのミスも出ます。スライスが出る本当の理由は、、、

 

自分の振っている軌道に対して、インパクトでフェースが開いている

 

からです。

 

スライサーの場合、インパクトでフェースが開いてしまう理由はいくつかありますが、
グリップが悪かったり、テークバックでフェースを開き過ぎていたり、ダウンスイングで振り遅れたり、、、、。これらをひとつひとつ修正していくことも大事です。また、振り遅れてフェースが開くならば、インパクトでフェースを返せばいいというのもアリと言えばアリですが、これでは再現性が低くなります。フェースを返すタイミングがズレてしまえば、スライスと引っかけの両方が出てしまうからです。

89f7b5c6d2b2086e3c609b565178ce95-e1369631305761-1

シャフトクロスはトップでフェースが開く為、インパクトで戻しきれずフェースが開く原因の一つ

 

では、どうすればインパクトでフェースが開くのを修正できるのか?

 

いくつか方法がありますが、シャフトのしなりを上手く使えるとインパクトでフェースが開きづらくなります。上手く使うというのは、、、

 

トップからダウンの切り返しでヘッドが遅れるようにしなり(順しなり)、そしてダウンスイング後半からインパクトにかけてはヘッドが前に出るようにしなり戻り(逆しなり)を発生させることです。

 

インパクト時に、シャフトがタイミング良く逆しなりが発生していると、フェースが開くのをかなり改善できます。というか、シャフトの逆しなりが発生した状態でインパクトを迎えることができると、フェースの向きというはアドレス時よりも左を向いた感じになってくるのです。

35d9f1d90ad49decd9f9d23910e6edd2

アマチュアゴルファーの多くは、「シャフトのしなりを上手く使えると、ヘッドスピードが上がって飛距離が伸びる」というイメージを持ってます。確かにその通りなんですが、実は、シャフトを上手く使えるとインパクトでフェースが閉じやすくなって、ボールの捕まりも劇的に良くなってくるのです。

 

では、なぜシャフトのしなりを上手く使えると、インパクトでフェースが閉じやすくなるのか?

 

シャフトやクラブによってもフェースが閉じる度合いは変わってきますが、例えば、ドライバーの場合、ヘッドの重心位置というのはフェース面ではなくて、ヘッドの内部にあります。重心位置はシャフトよりも後ろ側にあります。このため、シャフトのしなり戻りが発生すると、フェースではなく重心がシャフトの延長線と重なろうとするため、フェースが反時計回りに回転するような感じになるのです。重心が深いヘッド、いわゆる深重心なドライバーほど、シャフトの逆しなりがタイミング良く発生すると、インパクトでフェースは閉じた状態になります。シャフトが上手く使えると、手を変えそうとしなくても、フェースが閉じる方向にヘッドが回転するのです。

 

p1060250

 

シャフトセミナーでは、このヘッドの挙動を実際に体験してもらっています。受講生には寸止めドリルをやってもらいますが(インパクト直前で急ブレーキをかける)、寸止めすると、シャフトがグワっとしなり戻りますし、しなり戻るとフェースが少し閉じた状態になるのが自分の目で確認できます。

手先で強引にフェースを返すのと、シャフトのしなりを上手く使ってフェースを返すのとでは、どちらの方が再現性が高いのか? どちらの方がアマチュアにメリットが大きいのかと聞かれたら、マーク金井は後者だと即座に答えています。アナライズでは超軟らかシャフトの練習器具「イージーフレックスEF009」を販売していますが、この練習クラブは、スライス卒業するための特効薬にもなるのです~。

ef009_swing02-1

イージーフレックスEF009を使った寸止めドリル!

bnr_store_ef009-5

(▼▼)b


12月4日
(日)
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

tategoto2016_ver2

11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください

 


2016年11月25日超私的な考察、両手打ちと片手打ちは、どちらの方がスイングが良くなるのか!?

昨日は関東地方で初雪が降りました。11月に東京で初雪が降ったのは54年ぶりだそうで、積雪が観測されたのは初めてだそうです。アナライズがある神田ももちろん朝から雪が降り続き、今年初めてスノボウエアを着て街をうろちょろしました。一眼レフの中古レンズを断捨離するために出歩いたのですが、雪のおかげでカメラ店はガラガラ。おかげでじっくり中古レンズを物色することができました(笑)

15181401_10206307251240060_2752921922143812767_n

 

今週は週刊パーゴルフがお休みで、週刊ゴルフダイジェストだけが発売されています。そして、今週は週刊新潮を少しだけお手伝いしました。松山選手のドライバーについて電話取材を受けたのですが、記事を読むのはゴルファーだけではないことを考慮し、クラブを変えた理由をクルマの運転に例えながら説明させていただきました。クルマに例えたのは、担当の肩が大のクルマ好きだったからです。

 

154767_360240

さて、今週の週刊ゴルフダイジェストをざっくり読ませていただきましたが、注目したのはこの企画です。

154770

松山英樹
強さの秘密
「片手打ち」の驚きの効果
週刊ゴルフダイジェスト 12月6日号より引用)

 

 

この企画では松山選手がやっている片手打ちについて多方面に解説がなされています。練習場でのウエッジ打ち、そしてパッティングにおける片手打ちについて写真入りでじっくりと説明がなされています。

 

さて、この片手打ち。ゴルフは本来両手にクラブを持ってクラブを振るからでしょう。片手打ちは難しいというイメージがありますし、実際、片手でアプローチショットしようとすれば上手くボールに当たらない人の方が圧倒的に多いと思います。

 

だからでしょう。難しい片手打ちができれば、両手に戻した時、スイングが劇的に良くなると思っている人が多いと思います。

 

しかしながら、片手で上手くクラブをコントロールできたからと言って、両手のスイング(ストローク)でクラブを上手くコントロールできる保証は100%ないのです。誤解を恐れずに言うと、ゴルフのスイングは両手よりも片手の方が動きがシンプルになり、動きさえつかんでしまえば、片手の方がスイングが良くなる場合が少なからずあるのです。

 

例えば、パッティング。パッティングは手でボールを転がすようにという風にも言われますが、手でボールを転がしてみて下さい。右利きの人ならば両手で転がした時と、右手だけで転がした時とで、大きな違いはないはずです。両手の方が右手だけよりも優位性を感じる人はそう多くないと思います。右手だけでもボールはスムーズに転がせるし、距離感、方向性もちゃんと出せるはずです。

 

これはパターを手にした時も同じです。右手だけでパターを持ってストロークしてみて下さい。芯に当てるのは難しいと思いますが、ストロークがことさらしづらく感じることはないはずです。片手でクラブを支えるだけのパワーがあれば、右手だけの方がストロークしやすいと感じる人もいるでしょう。何故かと言うと、パターに限らず、両手でクラブを握っていると、ストローク中に左右の手の運動量のバランスが求められるからです。パットにおいてはイップス(打てなくなる病気)がありますが、両手よりも片手でパターを持った方が、イップスになりづらいです。イップスに悩んでいる人の多くは、ストロークしている最中、どちらかの手が余計な動きをしたり、動かなくなってしまい、それが原因でパターをスムーズに動かせなくなっているからです。

 

今のゴルフクラブ、パターは両手で支えるのにちょうどいい重さで作られています。なので、片手でコントロールしようとすると、その重さに耐えきれず、いい動きがしづらくなっている可能性があるのです。テニスラケットのように片手で振り回すのにちょうどいい重さのパターが登場すれば、ひょっとしたら片手の方がスムーズにストロークできる可能性もあるのです。テニスが片手でラケットをコントロールできることを考えれば、それはゴルフクラブにも大いにあり得ると思います。

両手でクラブを持つとクラブを支えるのが楽になりますし、がっちり固定しやすくなります。ですが、この2つのことができる優位性と、スムーズにストロークできる因果関係は確立していないと思います。ボウリングの時のように、片手でスムーズに動かせるパターが登場すれば、ひょっとしたら片手打つゴルファーが増えるかもです。なので、今は、片手で振りやすいゴルフクラブ、片手でコントロールしやすいパターを密かに試作しています~。

 

(▼▼)b

アナライズよりお知らせ

11月26日のセミナーまだ間に合います

11時開始(あと僅か)

マーク金井のインパクト解析セミナー 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

13時開始(まだ間に合います)

シャフトセミナー時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

tategoto2016_ver2

11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください

 


2016年11月24日超私的な提案、イライラや怒りをコントロールする方法とは!?

昨日は講師ではなく、受講生としてセミナーに参加してきました。参加したのは、「アンガーマネジメント入門講座」。アンガーマネジメントとは、イライラ、怒りの感情と上手につきあうための「心理教育、心理トレーニング」で、アメリカでは1970年代から行われているそうです。

15181570_10206299871815579_3485607575203429752_n

約90分ほどのセミナーでしたが、テーマはもちろん「怒り」について。怒りの感情はどうやって発生するのかに始まり、「怒り」を上手にコントロールする方法について色々教わりました。このセミナーでは「怒り」を我慢して封じ込めるのではなく、「怒り」をマネージメントするための具体的な方法論をいくつか教えてくれました。

 

怒りとは、人間にとって自然な感情のひとつ。怒りのない人はいないし、なくすことも不可能。怒りの感情は身を守るための感情(防衛感情)と言われています。
(以上、アンガーマネジメント入門講座テキストより引用)

 

さて、この怒りの感情。ゴルフをやっている時、ミスショット後にイライラして怒りの感情を露わにする人と、ミスショットしてもイライラしない人がいます。どちらがプレーしやすいかと言えば、誰しもイライラしない人の方がいいはずです。イライラしやすい人に聞いてみても(実際は聞きづらいですが)、怒りっぽくない人の方がプレーしやすいと答えるでしょう。

 

さて、このゴルフにおける怒りの感情。ゴルファーはどんな時にイライラしたり、怒りっぽくなるのでしょうか?

一般的には、、、

 

  • 高速道路が渋滞でコース到着が遅れる
  • スタート時間が予定よりも遅れる
  • 前の組のプレーが遅くて進行が遅れる
  • ミスショットに腹が立ってイライラする
  • バンカーに入ったボールが足跡の中
  • 後ろの組が打ち込んできてボールに当たりそうになる
  • 打つ直前に「右はOB」とか余計なことを言われる
  • 同伴者にミスショットを笑われる
  • etc、、、

アンガーマネジメントでは、これら怒らせるものの正体は、、、

 

べき(自分の願望、希望、欲求を象徴する言葉)

 

という風に定義しています。「べき」という言葉は、本来は自分の願望、希望、欲求を表している言葉ですが、我々が怒る原因にもなっているのです。

 

では、どうすればゴルフにおいての怒りを上手くコントロールできるのか?

 

ここからは超私的な怒り対処法を言わせてもらうと、怒りを上手くコントロールするコツは、想定外をできるだけ減らし、想定内の引き出しを増やすことです。例えば、高速道路の渋滞やスタート時間の遅延。これらは十分に予測可能です。物事が予定通り進まないことでイライラしやすい人というのは、「高速道路は空いているべき」「スタート時間は予定どおりになっているべき」という考えがあり、自分が想定している「べき」が裏切られからに他なりません。

13697073_1318837524812081_5218615843428516284_n

バンカーの足跡やミスショットもしかり。セルフプレーが主流になれば、バンカーの足跡がならされてないのも想定内ですし、自分がミスショットするのも想定内でしょう。想定外を減らしていけば「べき」という考えも減ります。予定通りにいかないことが起きたとしても、想定内であればイライラしづらくなってきます。

 

そして、もうひとつはイライラしそうになった時、理不尽なシチュエーションで腹が立ちそになった時、自分の気分を落ち着かせるキーワードを口にすることです。なんでも構いません、怒りの感情のピークは「長くて6秒」だと言われてます。6秒待てばイライラの度合いが確実に減ります。

 

ちなみにマーク金井はディボット跡やバンカー内の足跡にボールが入った時、木の根っことかにボールが止まった時など、ピンチに陥った時は、

3b5b2f031fedb53276bb3be4a1138bbd

写真はゴルフブログ「ゴルフ惑星」より転載↑クリック

 

「ゴルフの神様に試されている」

 

という言葉を口にしています。もしくは「ここが腕の見せどころ」とか言ったりすることで、イライラするのを防いでいます。唯一、後ろから「フォア-」の掛け声がなくて打ち込まれた時は、自分の身を守る意味で「危ないないから気を付けて下さい」と伝えています~。

 

(▼▼)b


アナライズよりお知らせ

11月26日のセミナーまだ間に合います

11時開始(あと僅か)

マーク金井のインパクト解析セミナー 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

13時開始(まだ間に合います)

シャフトセミナー時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

tategoto2016_ver2

11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください


2016年11月23日超私的な考察、左に切れるフックラインを沈める確率を上げる極意とは 続編!?

11月23日は勤労感謝の日。昭和23年、マーク金井が生まれる10年前から祝日として定められているそうです。米国にはサンクスギビングデーというのがあり、これは11月の第4木曜日。勤労感謝の日と時期が近く、趣旨も似ていますが、ウィキペディアによると特に関係はないそうです。

 

祝日は道路も好いてますし、朝の電車も混んでません。座って神田まで行けるのでラッキーです。このブログがアップされる頃はアンガーマネージメントのセミナーを受講しています。特別怒りっぽいわけではありませんが、欧米人の怒りの対処法を知りたくて参加を決めました(ちなみに、今回のセミナーの先生は日本人です)。

 

15203383_10206294222834358_8259825335430250834_n

 

さて、対処法と言えば、前回のブログでフックラインのパッティング対処法について途中まで書きました。フックラインのラインを読む(曲がりを計算する)には以下の3つのパターンがあります。

13912355_10205549282811323_530751982328610552_n

 

1.カップ真ん中に入るように曲がりを読む
2.カップ右半分(プロサイド)から入るように曲がりを読む
3.カップ左半分(アマチュアサイド)から入るように曲がりを読む

 

どれも間違いではありませんが、実は、パットが上手い人(プロ、アマチュアを問わず)は、3番目の方法、カップ左半分(アマチュアサイド)から入るように曲がりを読んでいます。10メートル以上のロングパットはその限りではありませんが、ショートパットや3m以内の入れたい距離(外せない距離)では、3番を選択していることが多いです。逆に言うと、1発で入れたい距離の場合、2番を選択することはまずありません。

 

 では、なぜ2番、フックラインの時にカップ右半分から入るように曲がりを読まないのでしょうか?

 

 

これは距離感と密接な関係があります。2番、すなわちプロサイド側から入れようとすると、どうしてもラインを厚く読む傾向(曲がりを大きく読む傾向)になります。結果、曲がりを読み過ぎてしまうと、ボールはカップの右側を通過します。これはプレーヤーにとって避けたいミスですが、ラインを厚く読むとプレーヤーはタッチが弱くなったり、インパクトが緩みやすくなるのです。強く打ったら外れるのではないかという思いがよぎるからです。インパクトが緩んでしまうと、ボールの転がりが弱くなるだけでなく、フェース面の向きも狂いやすくなるので、カップインの確率が下がる場合が多いのです。

 

対して、3番、すなわちアマチュアサイド側から入れようとすると、ラインを薄く読む傾向(曲がりを小さく読む傾向)になります。

 

察しのいい人ならば、もうお分かりでしょう。そうです、曲がる前に入れたくなるので強めのタッチになりますし、インパクトが緩みづらくなります。結果、ボールの転がりが良くなるので(直進性が高まるので)、カップインの確率が上がる場合が多いのです。

 

フックライン(スライスライン)といった左右にボールが曲がるラインというのは、どこを狙うのか、どういう風にカップインさせるのによって、距離感(タッチ)というのは変わってきます。青木功プロをはじめ、パットが上手い人は、「曲がる前に入れる」と口にしますが、こういうイメージを持つと強気のタッチ(距離感)になり、その分だけインパクトが緩むミスを減らせるのです。

 

もちろん、アマチュアサイドを狙った場合、距離感(タッチ)が弱いとカップの手前でボールはアマチュアサイドを通過し、カップインしません。この場合、パットで一番好ましくないフレーズ、「ラインを読み過ぎた」なんて言葉は出ません。曲がりの計算が不足してたとか、「しっかり打てなかった」とジャッジを下すことになり、次は、しっかり打とうと考えるようになります。

 

対して、プロサイドを狙った場合は、距離感(タッチ)が強いと、ボールはカップの右サイドを通過し、カップインしません。この場合、「ラインを読み過ぎた」とか「強く打ち過ぎた」というジャッジを下すことになり、次からは、距離感(タッチ)が弱気になってきます。

121284_600400

写真はGDOのレッスン記事、「女子プロコース実戦レスキュー」から転載

↓クリック

head_rescue

 

プロサイドを通過して外した場合と、アマチュアサイドを通過して外した場合、どちらの方が次のパットで積極的になれるかと言うと、後者の方です。そして、フックライン(スライスライン)でラインを厚く読んでしまいやすい時というのは、距離感(タッチ)が弱気になっていることが多いとも言えるのです~。

 

(▼▼)b

11月26日まだ間に合います
マーク金井のインパクト解析セミナー11時開始 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
シャフトセミナー 13時開始時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

tategoto2016_ver2

11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください


2016年11月21日超私的な考察、フックラインのパットを沈める確率を上げる極意とは!?

国内男子ツアー、「ダンロップフェニックス トーナメント」は日本ツアー初出場のブルックス・ケプカ(米国)選手が、最終日も8バーディ、2ボギーの「65」の好スコアでプレーして通算21アンダー。最終日に「61」を叩き出した池田勇太を振り切って日本ツアー初出場で初優勝を決めめした。21アンダーというのはフェニックスの優勝最小スコアを2打更新しています。ちなみに、ケプカ選手は昨年米ツアーで初優勝していますが、そのトーナメントも「フェニックスオープン」でした。

15078929_10206283695131172_2794479347608975948_n

 

マーク金井は初日と二日目は現地で取材し、三日目と最終日はテレビ観戦しました。初来日のケプカ選手も生で見ましたが、とにかくヘッドスピードが半端なく速くてドライバーが飛びます。ヘッドスピードは55m/sを超えている感じで、キャリーで300ヤードは当たり前。昨年、VISA太平洋に出場したバッバ・ワトソンといい勝負するぐらいのロングヒッター。最終日の18番も左のバンカーを楽々キャリーで越えています。

 

15032796_10206267580608319_8229755663522624589_n

ケプカ選手は大会最多アンダーパーで優勝しましたが、最終日、サンデーバックナインでの池田勇太選手の追い上げを振り切ったのは、最終18番ホール。グリーン奥のエッジからファーストパットを2メートル弱オーバーしましたが、その返しをカップ左ふちからきわどく決めてバーディー。カップの左ふちに当たったので「リップ」して外れそうな感じにも見えましたが、ボールはカップの外側ではなくて内側に転がり落ちて優勝を手に入れました。

 

ケプカ選手の優勝を決めた最後のパットは上りの右から左に切れる(曲がる)フックライン。なので、カップ左ふちに当たって入ったということは、もう少しタッチが弱ければボールはカップの左側を通過し、いわゆるアマチュアサイドに外れてしまいます。曲がる度合いを少なく読んで打ってカップインしています。カップ左側の土手に当たりましたが、実は、プロサイド(カップ右側)の土手に当たるよりも入る確率が高くなります。アマチュアサイドのカップのふちにボールが当った方が、当たった時の衝撃が弱く、かつカップ側に転げ落ちるやすくなるからです。

13912355_10205549282811323_530751982328610552_n

 

フックラインの場合、カップ右側のふち(プロサイド)を通過した方が入りやすそうな感じがしますが、そうとは限りません。プロサイドの場合、ボールが止まりそうな時は入る確率が上がりますが、少し勢いが強い状態でカップのふちに当たると、転がりの勢いが増してボールがカップからはみ出たりするのです。カップのフチに蹴られてボールがカップインしないことを、「リップ」と言いますが、実は、プロサイドの時の方がリップしやすくなる場合も多々あるのです(もちろん、アマチュアサイドでもリップは出ます)。

 

前置きが少し長くなりましたが、今日はフックラインのパットの狙い方について超私的に書いてみたいと思います。

 

フックラインで曲がりを計算して打ち、ボールがカップの右側(プロサイド)を通過すると、アマチュアのゴルファーの多くは、、、、

 

今のは読み過ぎた!!!!

 

と口にします。しかし読み過ぎたというのは適切な表現ではありません。カップインしていないわけですから、正確に言うと、「読み切れなかった」、「読み間違えた」です。
読み過ぎたという言い方をして欲しくないのは、この言葉の裏側には「自分はラインを読めてた」という勘違いも含まれているからです。

 

 では、どんな風にラインを読めばフックラインのパットが入る確率が上がるのか?

 

カップインのラインを読む(曲がりを計算する)には以下の3つのパターンがあります。

 

  • カップ真ん中に入るように曲がりを読む
  • カップ右半分(プロサイド)から入るように曲がりを読む
  • カップ左半分(アマチュアサイド)から入るように曲がりを読む

 

 

この3つパターンの中で、皆さんはどれを選択して曲がる度合いを読んでいるのでしょうか? どれも間違いではありませんが、実は、パットが上手い人(プロ、アマチュアを問わず)は、3つの内、一番カップインする確率が高くなりやすい方法を選択してます。どれを選択しているかは、次回説明させていただきます~。

 

(▼▼)b


お待たせしました!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

tategoto2016_ver2

11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください