マーク金井blog

2016年12月04日超私的な提案、スイングチェックに役立つ「プレーンくん」の正しい使い方とは!?

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国内男子ツアー最終戦「JTカップ 日本シリーズ」。3日目を終えて、トップに立ったのが小平智プロ。通算11アンダーで2位に3打差をつけています。この大会に優勝すると「日本」がつくタイトル3冠達成。今週でメジャー3勝目となれば、尾崎将司プロが持つ27歳と248日を抜いてツアー史上最年少での到達となります。

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写真はGDOより転載、撮影は内田眞樹カメラマン。写真もフォトギャラリーのコメントも人気

 

マーク金井は練習日の火曜日と大会2日目の金曜日に現地でにわかカメラマンをやってきました。いくつかテーマを決めて向かいましたが、そのひとつに、石川遼プロが本当にキャロウェイの古いドライバーを使っているどうかがあります。数ホール、石川プロの組みつきましたが、確かにドライバーはキャロウェイのレイザーホーク ツアー、シャフトはグラファイトデザインの最新モデル、ツアーAD TPでした。

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カメラを担ぎながら石川プロのプレーぶりを観察しましたが、昨年の日本シリーズの時よりもドライバーショットは安定している感じがしました。スイングを観ていても右に大きくプッシュアウトする感じが無くなっています。そして目についたのが、左手だけのシャドースイング。インパクトからフォローにかけて左前腕を反時計回りにターンさせています。英語では「フォーアームローテション」と呼ばれていますが、昨年よりもこの動きがスムーズになっている感じがします。直訳すると「前腕を返す」となりますが、手先だけでなく、体の回転と連動させなが前腕を返すこと。これによりボールの捕まりが良くなるだけでなく、ヘッドの軌道がオンプレーンになってきます。

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さて、オンプレーンと言えば、、、、アナライズ「プレーンくん」の再販が始まりました。初回ロットはあっという間に売り切れたので、今回は売り切れないようにせっせと作ってからの販売再開です。弊社女性スタッフが手作業で1個1個作っています。

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この「プレーンくん」。軟らかい板にパイプをネジ止めしているだけのシンプルな構造ですが、パイプの角度を変えることができます。これにより、アドレスのライ角(シャフトプレーン)と平行に板を傾けられます。実はこの角度がミソで、アドレスのライ角(シャフトプレーン)にプレーンくんを傾けると、シャフトプレーンを視覚化できます。

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 では、シャフトプレーンが視覚化できるとどんなメリットがあるのか?

 

ゴルフは円運動と言われてますが、プレーンは傾いた円です。垂直でもなければ水平でもありません。クラブによっても角度は変わりますが、斜めです。にも関わらず、アマチュアゴルファーには少なからず、この斜めの感覚がありません。円運動を誤解し、テークバックでいきなりヘッドや手元をインサイド(内側)に引いています。そして内側に引きすぎた(インに上げすぎた)反動で、テークバック後半ではクラブを担ぎ上げ、いわゆるシャフトクロスのトップを作っています。

 

このプレーンくんを右足の前ぐらいにセットすると、テークバックでヘッドと手元を動かす方向を間違うことはありません。プレーンくんに当たらないように(かつプレーンくんから外れないように)、テークバックするとインに引き過ぎる癖を解消できますし、プレーンに沿ってヘッドを動かす感じもつかめます。インに引き過ぎる人にとっては、

 

真っ直ぐヘッドを引く

 

という感じになると思いますが、実は、これが正しいテークバックのヘッド軌道です。
アドレスから最初の50センチぐらいまでは、ヘッドも手元もほぼ真っ直ぐ動く。これによってヘッドは斜めの円、オンプレーンに上げていけるのです。円というと直線部分がないように思うかも知れませんが、ゴルフスイングにおける円運動はインパクトの前後50センチぐらいは、ほぼ直線運動です。そして、ヘッドは地面から離陸することによって、円軌道を描くようになってくるのが「プレーンくん」によって確認できます。

 

そして、この「プレーンくん」はダウンスイングのヘッド軌道、フォローのヘッド軌道もチェックできます。片山晋呉プロはスタート前の練習時、「プレーンくん」を右足前ぐらいの所にセットします。ここに「プレーンくん」を設置すると、ダウンスイングのヘッド軌道を矯正(チェック)できます。右足前に「プレーンくん」を置くと、インサイドからあおる軌道だと、「プレーンくん」が邪魔になってインパクトを迎えることはできません。「プレーンくん」に当たらないように振り下ろそうとすれば、ヘッドがインサイドから下り過ぎなくなります。ダウンスイング後半にシャフトが寝てしまうのも、「プレーンくん」を右足前に置くことで矯正可能です。

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アウトサイド・イン軌道(カット打ち)も「プレーンくん」で矯正できます。「プレーンくん」を左足前に置くと、アウトサイド・イン軌道になりすぎていると、ヘッドが「プレーンくん」に当たってしまいます。フォローでヘッドを「プレーンくん」に当てないように心がけることで、アウトサイド・イン軌道(カット打ち)を矯正できます。また、アドレス時に「プレーンくん」が目に入れば、視覚効果としてもアウトサイド・イン(カット打ち)を矯正できます。

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ゴルフスイングの構築が難しいのは、自分の感覚と実際のヘッドの動きの間にギャップが大きいからです。言い替えると、練習器具の役割はこのギャップを埋めるためのモノであることが求められます。自分ではいい感じでスイングしているつもりなのに、スマホでスイングを自撮りしたら、、、イメージと全然違う。もしも、そうなっているならば、ボールを沢山打ってもスイングは変わりません。片山晋呉プロのように「プレーンくん」を設置して練習した方が、間違いなくスイングを良い方向に変化させられます。

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次回は、ヘッド軌道を正しく矯正するコツについてじっくり説明しましょう~。

 

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2016年12月02日超私的な考察、なぜ石川遼は昔のドライバーを使って試合に挑むのか!

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国内男子ツアー最終戦「JTカップ 日本シリーズ」が開幕しました。初日を終わって、5アンダーでトップに立ったのは、武藤俊憲プロと谷原秀人プロ。谷原プロは現在賞金ランク2位で、トップに返り咲くには日本シリーズ優勝が必須条件です。もちろん、優勝しても現在賞金ランクトップの池田勇太プロが上位に絡めば、逆転することはできません。

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写真はGDOより転載、記事は↑をクリック

谷原選手にとってはかなり厳しい状況ですが、ゴルフは何が起こるかわかりません。奇跡の逆転劇が起こる可能性を残して、今日からの3日間、東京よみうりで賞金王争いの戦いが繰り広げられます。

 

そして何が起こるか分らないという意味で、ゴルファーの注目を浴びているのが石川遼選手が使ったドライバー。石川プロは現在キャロウェイと契約していますが、今回使ったのが「RAZR HAWK(レイザー・ホーク) ツアー プロト」。レイザーホークはキャロウェイのドライバーですが、現行品ではありません。5年前に発売された旧製品で、すでにメーカー廃盤品。ちなみにスエーデンのヘンリック・ステンソンが使っている3W、ディアブロオクテインツアーも、5年前のクラブです。

 

 キャロウェイにとっては他社製品のドライバーを使われるのも好ましくありませんが、自社製品でも5年前のドライバーを使われるのは好ましくないでしょう。「石川プロと同じドライバー」が欲しいと問い合わせがあっても、それに応えることができないからです。

 

では、このレイザーホーク ツアーはどんなドライバーなのか?

 

プロトタイプなので市販品とは少し違うと思いますが、市販品に関して言うと、こんな感じです。

こちらクリック↓

どんなゴルファーに向いているのか

・スピンを減らして飛距離を稼ぎたい人
・低めの弾道でランも欲しいゴルファー
・左のミスを軽減したいフッカー

 

石川遼プロはレイザーホーク ツアー プロトを使う前、XR-16サブゼロというドライバーを長く使ってましたが、このドライバーも

どんなゴルファーに向いているのか

・スピンを減らして飛距離を稼ぎたい人
・低めの弾道でランも欲しいゴルファー
・左のミスを軽減したいフッカー

 

クラブの性能で比較すると、
XR-16サブゼロとレイザーホーク ツアー プロトは非常に似通っているのです!!!

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松山英樹プロもキャロウェイのドライバーを使っていますが、松山プロの場合は、以前に使っていたスリクソンZR-30グレートビックバーサとでは、クラブの性能が正反対でした。週刊新潮でもコメントしましたが、クルマに例えるならば、F1カーとファミリカーほどの差があります。

 

対して、石川遼プロの場合、どちらもF1カーのままです。どちらも素人には扱いやすいドライバーではなく、プロ、上級者向け。左のミスが出づらい設計され、かつヘッドスピードが速い人の方が飛ばせるように設計されています。

 

 では、なぜ石川遼プロはわざわざ5年前のドライバーに替えたのか?

 

ここからは超私的な推測ですが(両方とも実際に試打してますし、両方とも所有したことがあります)、XR-16サブゼロがF1カーのマニュアルミッションだとすれば、レイザーホーク ツアーはF1のオートマチックミッションという感じです。どちらもF1ですが、レイザーホーク ツアーの方が神経を使わないで打てるクラブ。そして、もうひとつ大きな違いがクラブの構造。XR-16サブゼロはシャフト脱着式のカチャカチャ式に対し、レイザーホークツアーはシャフトとヘッドはカチャカチャ式ではありません。シャフトとヘッドは完全固定されています。これにより、ネック周りの設計はレイザーホークツアーの方が自由度がありますし、重量配分の自由度も増しています。

 

XR-16に限りませんが、カチャカチャ式というはシャフトを簡単に取り換えられますし、フェースの向きを替えやすいメリットがあります。反面、接続部分に重量が取られますし、ネック周りの設計の自由度がかなり制限されてしまいます。石川プロはそこを気にしたのかどうか分りませんが、カチャカチャ式じゃない方が打ちやすい、インパクトのフィーリングが良いと感じたのかも知れません。

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これから先、石川遼がどんなドライバーを使うのかはまったく分りませんが、とりあえずは今日、彼がどんなドライバーを使っているのか現地(東京よみうり)でじっくり観てみたいと思います~。

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2016年12月01日超私的な考察、軟らかいボールと硬いボール、どちらの方がスピンが少ないのか!?

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いよいよ今日から12月。師走ということで今月は走る人が増えるかどうか分りませんが、マーク金井はゴルフ場でプレーしている時はまず走りません。昨日も赤羽で薄暮ゴルフをしてきましたが、早足で歩くことを心がけています。走るよりも速く歩いた方がプレーのリズムが良くなるからです。

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それと最近プレーで心がけているのが、「ノーマークプレー」。ゴルフボールに泥がついている時、同伴者のパットの邪魔になる時を除けば、グリーン上に止まったボールをマークしてピックアップすることを止めました。ボールのラインを打つ方向に合わせることを止めたら、ボールをマークする必要がありません。そして何より、ボールをマークするのを止めたら、それだけで「プレー時間が短縮」できます。ちなみに、マークをやってた時も止めた時も、パット数は変わりません。マークしても3パットする時はするし、マークしなくても1パットする時はします。マークしてもしなくても結果が同じならば、余計なことをしない方が時間短縮になるだけメリットがあると思っています。

 

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マークすることに関しては無頓着になりましたが、ことボールに関してはかなり頓着しています。理由は単純、どんなボールを使うかで、スコアが結構変わるからです。今年はRSカップの出場が縁でPRGRのRSスピンを使っていますが、これを使う理由は飛びと止りのバランスが良いからです。飛びに関しては初速が出やすいボール、スピンに関しては自分がイメージした分だけ止まるボールを好んで使います。飛ぶけど止まらないボール、止まるけど飛ばないボールというのは、苦手です。スコアメイクしづらいからです。

 

 では、この30年でボールはどんな風に変わったのか?

 

30年前は糸巻きバラタボール全盛。ダンロップのロイヤルマックスフライの人気が高く(1986年誕生)、それに続くのがブリヂストンのADレクスターB2ザ・レクスター。当時の記憶を遡ってみると、ツーピースボールは耐久性がいい反面、スピンがかかりづらいという理由から使うプロはほとんどいませんでした。米ツアーではタイトリストの糸巻きバラタボールの使用率が圧倒的に高かったです。バラタとはカバー素材のことで、非常に軟らかい天然素材でした。軟らかいが故に、トップするとボールがパクッと割れてしまいます。

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さて、この糸巻きバラタボールはとにかくスピン性能が高かったです。プロのみならず、アマチュアでもクリーンに上手く打つと、グリーンでギュギュッとバックスピンがかかって戻ります。反面、ドライバーやアイアンのフルショットではスピンが多く入りやすく、吹き上がるような弾道になりやすかったです。フルショットに関して言えば、昔のボールは今のボールよりも500~1000回転ぐらいスピン量が多かったような気がします。

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ボールが劇的に変わってきたのは、1990年代半ばぐらいからです。当時はジャンボ尾崎プロが全盛で、ブリヂストンのレイグランデWFというツーピースボール(正確にはソリッドボール)を使ってました。これでツアーを勝ちまくったことで、ツアープロの間でもツーピースボールを使う選手が一気に増えてきました。レイグランデはいくつか種類が出てましたが、マーク金井は筋肉ツーピースという相性がついた・レイグランデ ミラクルディスタンス・MD432を結構長く使ってました。

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このボールは打感がソフトで低スピン弾道が打てるのが気に入ってました。スピン性能はそれほど高くなかったですが、低スピンで風に強い球が打てるボール。当時のドライバーは、今ほど低重心では無かったので、ボールでスピンを減らしたかったのです。

 

そして2000年以降になってくると、糸巻きボールを使うツアープロはほとんどいなくなり(ロイヤルマックスフライも1999年で生産終了)、ツーピースボール(ソリッドボール)がスタンダードになりました。ツーピースボールが出始めた頃は、「グリーンで止まりづらい」「球を左右に曲げづらい」などとも言われましたが、糸巻きバラタボールよりも低スピン弾道が打ちやすく(飛びの性能が高いこともあって)、糸巻きバラタに戻るプロはもういません(というかボールメーカーも糸巻きバラタを作ってません)。

 

マーク金井は新しいモノ好きなので、糸巻きバラタからツーピースへの切り替えがかなり早かったです。1990年のはじめぐらいからツーピースを使ってましたが、こだわったのがスピン量。とにかく吹け上がらないボールを探して使ってましたが、スピンが少ないボールには共通点があります。

 

  • それは、ドライバーを打った時に打感がソフトなこと。
     
  • それは、ドライバーを打った時にコアのつぶれが大きいこと。

 

当時は物理的な根拠は知りませんでした。感覚だけでボールを選んでいたのですが、ボールメーカーに取材をした時、「基本的に、ボールは軟らかい方がスピンが少ない」ということを教わりました。ボールにどれぐらいのスピンが掛かるかを調べる数式があるのですが、その中の大きな要素として、

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ブリヂストンゴルフのWEBサイト、ゴルフボールテクノロジーより転載

インパクト時のボール半径

 

という項目があります。軟らかいボールはインパクトでつぶれる度合いが大きくなりますが、つぶれる度合いが大きいほどインパクト時のボール半径が小さくなります。対して硬いボールはインパクトでつぶれる度合いが小さくなりますが、つぶれる度合いが小さいほどインパクト時のボール半径が大きくなります。

 

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ブリヂストンゴルフのWEBサイト、ゴルフボールテクノロジーより転載

 

スピン量を調べる数式の上では、ボール半径が小さいほどスピンがかかりづらく、ボール半径が大きいほどスピンがかかりやすくなるそうです。市販のルール適合ゴルフボールは、ほぼすべて同じサイズですが、インパクトでコアがつぶれる度合いが変わってくると、ボール半径も変わってきます。かつて、女性用ボールとか超軟らかいボールが飛ぶと評判になったことがありますが、これらはインパクトでボールがつぶれる度合いが大きいことにより、低スピン弾道が打ちやすくなって飛距離が伸びているのです。

 

ボールは軟らかい方が「スピンがかかりやすい」イメージが出ますし、実際、軟らかいボールの方がスピンが掛かると思っているアマチュアゴルファーが少なからずいます。しかしながら、ドライバーやアイアンのフルショット、インパクト時の衝突エネルギーが大きいショットにおいては、軟らかいボール(コアがつぶれやすいボール)の方がスピンがが少なくなるのです。具体的に言うと、ディスタンス系のボールは飛びに特化しているという位置づけで売られてますが、ディスタンス系が飛ぶのはコアが軟らかいために、低ピン弾道が打ちやすいボール。スピンが減ることによって、飛距離が伸びるという定義付けで作られています。

 

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ボールの打感には個人差がありますが、ボールのつぶれ具合というのはフェースにショットマーカーを貼って打つと違いが簡単に分ります。スピン系はインパクトでボールがつぶれづらい分だけボールの跡が小さめです。対して、ディスタンス系はインパクトでボールがつぶれる度合いが大きい分だけボールの跡が大きくなります。弾道計測器でボールのつぶれ度合いとスピン量を調べると、ほとんどケースでボールがつぶれる度合いが大きいボール(打感がソフトなボール)の方が、ドライバーもアイアンもスピンが減ります~。
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2016年11月30日超私的な考察、この30年でゴルフクラブはどんな風に変わったのか!?

11月30日12時から

ゴルフの竪琴、限定数 発売します(無くなり次第終了)

(WEB販売限定です。アナライズのスタジオに来ていただいても販売しできません、よろしくお願いします)

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12月に入りましたら、大量に入荷する予定ですので、暫くお待ち下さい。


国内男子トーナメントは今週の「ゴルフ日本シリーズ JTカップ」が最終戦。昨日はにわかカメラマンとして東京よみうりに向い、またもや新しいカメラとレンズで撮影に臨みました。ゴルフの時もそうですが、撮影の時も、新しい道具を使うというのはワクワクドキドキします。今回はCanonのAPS-Cのミラー機、EOS7D(MarkⅡ)。1秒10コマ撮影できるのに一目惚れして購入しちゃいました。

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トーナメント取材で最初に東京よみうりに訪れたのは、今から29年前。アルバの当時は女子ツアーが開催されており、岡本綾子プロを取材しました。当時はアルバの編集部員で、わけもわからずトーナメント会場をうろちょろ。29年後の現在は、にわかカメラマンとしてトーナメント会場をうろちょろしてしてます。29年前は記事を書き、29年後の現在はカメラマンとしてデビュー。そして、この12月には単行本の写真でプロカメラマンとしてデビューします。本のタイトルは、、

 

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片山晋呉プロのゴルフに対する取り組み方について、45(シンゴ)のゴルフ上達法について書きました。レッスン書でははりません。片山晋呉プロのゴルフの合理的思考法をじっくり分析した本です。ゴルフ本ですが、ビジネス書的な要素も盛り込んでます。

 

さて、マーク金井もゴルフ業界に入って30年経とうとしています。今から振り返ると、あっという間の30年。気がついたら30年経っていたという感じですが、今回は男子ツアープロの30年を振り返ってみたいと思います。

 

まずはクラブとボール。30年前のドライバーですが、もちろんチタンなんてありませんし、460CCの大型ヘッドを使う選手もいません。多くの選手は木製ヘッド(パーシモン)を使い、一部の選手がテーラーメイドのメタルドライバー(ツアープリファード)を使ってました。ちないに、ヘッドのサイズはどちらも同じぐらい。体積は200CCあるかないかですから、今どきの3Wよりもわずかに大きい感じでしたね。

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ちなみに当時、ドライバーのヘッドは木製、ステンレス製(メタル)の他にカーボンヘッドも市場に出回ってました。30年経った現在、再び、カーボン素材を使ったドライバーが増えてきていますが、これはまさに弁証法的「らせんの法則」に則った進化でしょう。

 

シャフトについては、ドライバーもスチールが全盛。カーボンシャフトも出てましたが、当時はブラックシャフトと呼ばれ、男子ツアープロの間ではまだまだ少数派でした。マーク金井も当時はメタルヘッドにスチールシャフトを装着してプレー。今でも覚えてますが、長さは43インチ、総重量は370g近くありました。今じゃとても重くて振れませんし、まったく飛ばないでしょう(笑)

 

ボールも30年前は糸巻きボール全盛。とにかくダンロップのマックスフライの人気が高かったのを覚えています。ブリヂストンの契約プロは確か、レクスター。タイトリストもありましたが、当時は男子ツアーで使っている選手はそれほど多くなかったと記憶してます。ツーピースボールもありって、ピナクルとスポルディングの人気がありました。カラーボールもすでに登場してましたが、当時、プロでは出口栄太郎選手がオレンジボールを使っていたのを記憶しています。

そして、30年前と現在でガラッと変わったのがグリップ。30年前はスウィングライトというグリップを使う男子プロが圧倒的に多かったです。後、コード入ったグリップを使う選手も多かった。それがいつのまにやらスウィングライトを使う選手が減り、天然ゴムのグリップではツアーベルベットを使う選手が増えています。

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スイングライトコード

 

パターも30年前はL字型が人気で、他ではピンアンサー(スコッチデール)を使う選手が多かったです。マレット型ではゼブラパターとレイクック、そして、ニック・プライスが使っていたファット・レディも人気がありました。これは今どきのネオマレットに近く、大型ヘッドでフェースバランスです。

 

そして、そして、なんと言っても30年前の注目クラブと言えば、PRGRのインテスト。スタートレックのMR.スポックのようなモデルさんが「タラコ」と呼ばれるユーティリティクラブを手に持って宣伝してました。アイアンでもなく、ウッドでもない近未来クラブです。当時のキャッチコピーは「ノンリニア」。アイアンをセットとして考えるのではなく、ロングアイアン、ミドルアイアン、ショートアイアンを別々に設計し、それぞれをラインアップ。その中で、飛びとやさしで人気が出たのがロングアイアンのLX。ヘッドが赤いことから「タラコ」と呼ばれ、それがアマチュアの間で大ヒット。ツアープロにも使う選手が少しいました。

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タラコが出た当時はユーティリティクラブなんて洒落た言葉はありませんでしたが、タラコはまさに現在のユーティリティの元祖です。これまた弁証法「らせんの法則」です。

 

進化は変化。変化は進化ですが、歴史は繰り返します。近い将来登場するクラブを予測する一番確実な方法は、過去のクラブを検証することだと密かに思ってます~。

 

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2016年11月28日超私的な考察、なぜゴルフは難しい(面白い)のか!?

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12月4日
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一昨日に続き、昨日も神田のスタジオでセミナーを開催しました。プレーン君を作ったことを記念し「スイングプレーン」についての講座です。インパクトセミナーシャフトセミナー、そして竪琴セミナーとも関連してますが、テーマはズバリ、オンプレーンに振るための「タネと仕掛け」についてです。

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ゴルフ雑誌、レッスン書には、必ずと言っていいほど「スイングプレーン」の重要性、「オンプレーン」に振ることが大事だと書かれています。まったくもってその通りで、ショットが安定しているプロほどヘッドの軌道が安定し、かつオンプレーンに振っています。対して、ここ一番で曲がる人、スコアメイクに苦労しているアマチュアほどヘッドの軌道が不安定ですし、ヘッドの軌道がプレーンから外れています。

 

では、なぜアマチュアゴルファーの多くはプロのようにオンプレーンの軌道を作れないのでしょうか?

 

キャリアが短いから、練習が少ないから、正しい振り方を理解していないから、ゴルフの才能が乏しいから、、、、色々理由はありますが、実は、根本的な理由は、、、、

 

ゴルフは難しい!!!!!!!

 

からに他なりません。ゴルフはクラブでボールを打つ競技。道具でボールを打つという意味では、テニス、野球、卓球と同じジャンルですが、これらの競技に比べてゴルフの方が難しいです。テニス、野球、卓球は初心者でもなんとかボールを打つことができますが、
ゴルフの場合、そうは問屋が卸してくれません。初心者にとってはゴルフはかなりハードルが高い競技です。

 

では、なぜゴルフは難しいのか?

 

いくつか理由はありますが、そのひとつに「自分のイメージと実際の動きのギャップが大きい」ことが上げられます。例えば、棚の上にコップが置いてあり、そのコップを右手で取るとしましょう。コップが取れたら成功、コップが取れなかったら不成功。これならば、誰でも成功したのか失敗したのかが分ります。ところが、ゴルフの場合は成功、不成功というのが非常に曖昧なのです。

 

ゴルフの場合、ナイスショットしたのかミスショットしたのかでは、成功、不成功をジャッジできません。スイングプレーンから外れたスイングであってもナイスショットが打ててしまいます。ホールインワンも出ます。再現性が低く、不安定な軌道のスイングをしていても、ホールインワンも出ます。これがゴルフの面白い所でもあるのですが、実は、これがゴルフを面白く、かつ難しくしている最大要因でもあるのです。

 

悪い動きがすべてミスショットになってしまえば、「自分のイメージと実際の動きのギャップが大きい」という状態には陥りません。スイングプレーンから外れたスイングをすると、すべてミスショットになるのなら、ゴルフはもっとシンプルになるかも知れません。しかしながら、スイングプレーンから外れたスイングだとミスショットしか出なくなると、ゴルフをやる人は一気に減ってしまうでしょう。あまりにも厳しい現実を突きつけられてしまうからです。

 

 悪い動きをしていてもナイスショットが出るのがゴルフの面白い所ではあるのですが、これがあるから「自分のイメージと実際の動きのギャップが大きい」ことが認識しづらくなっています。これがゴルフを難しくしているのです。

 

スイングプレーンセミナーでは、「自分のイメージと実際の動きのギャップ」がどれぐらいあるのかを、まず体験してもらいます。

 

ひとつは胸の高さにあるボールを打つドリル

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もうひとつはひざ立ち状態でボールを打つドリル

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普通のスイングだと「自分のイメージと実際の動きにギャップ」あってもボールをちゃんと打てますが、この2つのドリルだとスイングが丸裸になります。「自分のイメージと実際の動きにギャップがあると、ボールをクリーンに打つことはできません。胸の高さにボールがある時は、ボールよりもかなり下側をヘッドが通過します。ひざ立ち打ちだと、ボールの手前20~30センチぐらいの地面を叩くことになります。今回のセミナーでも、これでもかってぐらいボールと違う所をヘッドが通過する受講者がいました。

 

オンプレーンのスイングが身についたからと言って、ホールインワンが出るとは限りませんが、プレーン(自分のヘッド軌道)が分ってないまま練習していると、オンプレーンのスイングに近づくことは困難を極めます。オンプレーンのスイングに近づくためには、オンプレーンに振るためのコツ(タネと仕掛け)を理解し、オンプレーンに振るための練習が必要不可欠なんです。

 

まずは、練習場でひざ立ち打ちを試してみて下さい。これでボールの手前を大きくダフってしまうならば、「自分のイメージと実際の動きにギャップ」があると思って間違いないでしょう~。

 

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