マーク金井blog

2016年08月05日超私的な提案、オリンピックに適したゴルフ場とは、どんなゴルフ場なのか?

アナライズからお知らせ

8月7日(日)まだ間に合います

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

UT70シャフト入荷しました!!販売再開します

bnr_store_mulligan_ut (3)


リオオリンピックがいよいよ開幕します。ゴルフで出場する片山晋呉プロは開会式にも出ます。1964年からオリンピックを見ているので、すでに50年以上オリンピックを見ていますが、一緒に仕事をした人が選手として出るのは初めてです。いつもにもまして、今回の開会式はテレビの前にかじりつきたいと思います。

147139

リオに到着した片山晋呉プロ。写真はGDOより転載、↑関係記事は写真をクリック

 

今回、112年ぶりにゴルフがオリンピック競技として復活しましたが、開催コースはオリンピック用に作られています。GDOによると、、、

map

GDOより転載 コース図詳細は↑をクリック

コースは男子7133ydで、女子6314ydのパー71。パー5は4つだが、パー3が5つある。芝は、ティとフェアウェイが高麗芝の一種である「ゼオン・ゾイシア」(Zeon Zoysia)で、グリーンは「シードワーフ」(Sea Dwarf)という品種のパスパラム芝。平坦な敷地にレイアウトされたコースだが、フェアウェイとグリーンがアンジュレーションに富み、ティショットは比較的寛容ながら、グリーンを狙うショットに高い精度が求められる設計となっている(以上、GDOニュースから引用)

 

オリンピックでは、開催国が開催に合わせて様々な競技施設を作りますが、土地が一番必要なのはゴルフでしょう。市街地でやる競技ではマラソンがありますが、マラソンは街中を走るので、わざわざコースを作る必要はありません。ゴルフの競技場(コース)を作ることは、オリンピック競技の中でももっとも大変な事業です。

 

ちなみに、2020年の東京オリンピックは、今の所、霞ヶ関(埼玉県)で開催することが予定されています。「東京でやるんだから、若洲ゴルフリンクスがいい」という意見も出ていますが、マーク金井が東京都知事ならば、迷わず、、、

 

 現存のコースで実施するならば軽井沢72。

 

軽井沢ならば夏でも暑くありません。2年前に世界アマチュア選手権を実施した実績もあります。加えて、新幹線を利用すれば東京からのアクセスもすこぶるいいし、宿泊や練習施設のインフラも整っているからです。霞ヶ関は非常にいいコースですが、都心から公共交通機関で向かうには、軽井沢よりも不便です。

 

そして、もしも本当にゴルフを普及させることを考えているならば、リオオリンピックと同じく、オリジナルのコースを作ってみたいです。ゴルフの普及を本気で考えているならば、求められる条件は2つです。

 

  • アクセスの良さ
  • 観戦のしやすさ

 

ゴルフに比べるとフィールドは狭いですが、野球場はこの2つを満たしています。東京ドーム、神宮球場、横浜球場、甲子園球場、、、ざっと上げても便利な所ばかり。加えて、野球は椅子に座って観戦できます。オリンピックもそうで、陸上競技、水泳、体操、柔道、レスリング、ボクシング、バレーボール、サッカー、、、、すべて椅子に座って観戦できます。マラソンは椅子に座ってみることはできませんが、街中を走るのでチケットいらずで手軽に観戦できます。

 

では、ゴルフはどうすればいいのか?

 

ヒントは全英オープンにあります。全英オープンはほとんどのホールに巨大がスタンドがあります。ゴルフの場合もホールを囲むようにスタンドが作れるようなコースにします。そして、スタンドに座っている人が見やすくなるようにするため、

145788

写真はGDOより転載 GDOの記事は写真をクリック↑撮影はJJ田辺カメラマン

 

6ホールのコースを作り、選手は6ホールを3回プレー

 

18ホールのコースだと、スタンドからだと1回しか見ることができません。でも、6ホールならば3回も見ることができるのです。加えて、6ホールならば土地の広さは18ホールの3分の1。土地代、そしてコース造成地を大幅に少なくできます。

 

それだけではありません。6ホール単位のコースを作れば、オリンピックの後、パブリックコースとして解放して運営すれば、収益も見込めます。ゴルフをこれから始める人を増やせるだけでなく、有効利用もできるのです。

 

もちろん、6ホールといえどもコースを作るとなると土地を下がすのは大変なことです。どこでも作れるわけではありませんが、超私的に言わせていただくと、都内でアクセスが比較的良い場所はあります。例えば、調布市にある野川公園。ここは昭和49年まで、国際基督教大学(ICU)のゴルフ場でした。もともと18ホールのゴルフ場があった場所ですから、6ホールのコースを作ることは十分可能だと思います。他の候補地としては、都立の砧公園。ここも元々はゴルフ場だと聞いてます。

 

6ホールのコースというと突飛に思うかもしれませんが、国内にはすでに6ホール単位のコースがあります。日本で4番目に作られた旧軽井沢ゴルフクラブは、アウト、インとも6ホールです。

2016-06-10 09.22.37

旧軽井沢ゴルフクラブ

オリンピックはアマチュア競技ですが、ほとんどの競技場は選手がプレーする場所よりも観客席の方が広いのです。ゴルフの場合、これがまったく逆転していますが、やりようによっては改善可能です。東京オリンピックが野川公園や砧公園で開催されると思うと、ワクワクしませんか~。

 

(▼▼)b


8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを

seminar-top

こちら販売再開しました!

bnr_store_ef009 (1)


2016年08月04日超私的な考察、アイアンに打感の良さを求めるならば、ライ角調整は必要不可欠!!

昨日発表された、ピンの新製品、i-blade。バックフェースにはなんの衣装もなく、素っ気ないほどシンプル。iBLADEというロゴが小さく入っているだけです。プロトタイプなようなデザインは、一部メディアの間で「ピンらしくない」とも評されているみたいですが、その中身はピンらしさにあふれています。どこがどうピンらしいかというと、、、

13872763_10205543629830002_1227998630536461740_n

  • ヘッド素材はステンレス鋳造(軟鉄鍛造ではない)
  • ライ角のバリエーションが13種類
  • ソールのバンス角が大きい
  • ロフト角、長さ、グリップの太さも調整可能

 

基本的なスペックを紹介すると、、、

 

3番  ロフト20度  ライ角58.88度 バウンス角4度
4番     23.5度    59.63度      5度
5番     27度     60.38度      6度
6番     30.5度    61.13度      7度
7番     34度     61.88度      8度
8番     38度     62.63度      9度
9番     42度     63.38度      11度
PW     46度     64度        12度

 

2016-08-02 14.04.28

 

今どきの7番のロフトは30度前後。それを考えるとi-bladeはロフトがかなり寝ています。そして、ピンらしさを感じるのがバウンス角が大きいこと。7番で8度もあります。表記したライ角は標準スペック(カラーコードブラック)ですが、これに対して±5度ぐらいのバリエーションがラインアップしています。マーク金井は5番で約65度のライ角が適正ですが、これもピンならば普通に手に入るのです。ピンらしさの定義は人によって違うと思いますが、ここまでライ角を選べるアイアンは他にはありません。また、ここまでバウンス角をつけているのもピンならではです。

2016-08-02 14.05.01

 

もしもマーク金井が使うならば、ロフトは2度づづ立てて、シャフトはカーボンのMCI80を装着して使ってみたいです。番手は7番からPWです。5番と6番の代わりはUTかやさしいG25あたりを入れたいです。

 

 

さて、今日のエントリーもアイアンの打感についてです。前回のブログで書きましたが、
アイアンはジャストミートしても心地良い打感は手に入りません。ほとんどのゴルファーは芯よりも少し下で打った時に、心地良い振動(手応え)が手に伝わり、打感の良さを感じます。

 

そして、打感について付け加えると、もうひとつ手に伝わる振動があります。それは、地面を叩いた時に発生する振動です。ドライバーの高さにティアップしたボールと、マットの上に置いたボールを打ち比べてみると分ります。ソールがまったく地面に振れない時の方が、インパクト時に手に伝わる振動は少ないはずです。対して、ダウンブローにヘッドを入れて、ソールが地面にコンタクトした時は、心地良い手応えがあるはずです。

 

打感=振動

 

 

と考えると、地面を捕らえた時に発生する振動も実は打感に大きく影響しているのです。そして、ここからが大事なポイントですが、ソールが地面と上手くコンタクトできているかどうかは、ライ角によっても大きく異なるのです。

 

P1040907 (2)

 

プロのアイアンショットを見ても分るように、インパクトではソール全体が地面に設置しているのが好ましい状態です。アイアンはインパクトでソール全体が地面に設置した状態でボールを打つことが前提にデザイン(設計)されているからです。プロのターフ跡はほぼ長方形ですが、これはソール全体が地面に設置するライ角(適正ライ角)のアイアンを使っているからに他なりません。

 

 

察しの良い人ならば、もうお分かりでしょう。そうです。アイアンに打感を求めるならば、インパクトでソール全体が地面に設置するアイアン、すなわち適正ライ角なアイアンを使う必要があるのです。ピンはこの必要性が分っているから、昔も今も、ヘッドはステンレス鋳造であっても、ライ角が調整できるアイアンを作り、そしてライ角のバリエーションが豊富になっているのです。

 

 

i-bladeもしかりです。ライ角が自分に合っているアイアンと、合っていないアイアンを打ち比べると、「これって同じアイアンなの?」ってぐらい打ち心地、手応え、そして打感が異なります。マーク金井はわざと合わないライ角のi-blade(カラーコード、ブラック)と自分にあっているライ角のi-blade(カラーコード、シルバー)をコースで打ち比べましたが、打ち心地、手応え、打感はかなり違いました。ライ角が合っていない方は、芯で捕らえづらく、手に伝わる感触も今ひとつ。もちろん、方向性も安定しません。対して、適正ライ角のi-bladeの方は、芯で捕らえやすく、いい感じで捕らえると心地良い感触(振動)が手に伝わりました。

 

アイアンの性能、打感の良さを引き出すには、自分に合ったライ角で使うことが必要不可欠です。ライ角の調整が必要かどうかは、ソールに市販のライ角チェックシールを貼ると簡単にチェックできます。これで、ソール全体に接地跡が残っていればいいのですが、もしも、トウ寄りやヒール寄りにしか接地跡が残っていないならば、ライ角は合っていないと思って間違いありません。ライ角が合っていないアイアンを使うことは、上達の妨げになるだけでなく、本当の意味での「打感の良さ」も味わうことはできないのです~。

11201837_10204006122553281_8630839659993362729_n (1)

 

(▼▼)b

8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを

seminar-top

こちら販売再開しました!

bnr_store_ef009 (1)


2016年08月03日超私的な考察、ゴルファーがこだわるアイアンの打感の正体とは!?

毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井のしゃべらずにいられない!」のオンエア日。ゲストはピンゴルフジャパンの山口さんと、安斎さん。偶然にもラジオのオンエア日と、ピンの新製品記者発表の日が同日。お二人には、記者発表が終えるやいなや、その足で銀座のスタジオに足を運んでいただきました。

13873004_10205544479691248_5046977422303770800_n

今回の記者発表で紹介されたのは、プロ上級者向けのアイアン、i-BLADEと、ステンレスの削り出しで作られたパター、VAULTシリーズ。アイアンはS55の後継モデルとしての位置付けで、ヘッドは小ぶりでソール幅も狭く、ピンの中ではもっともシャープな形状。ミスに対するやさしさよりも操作性の高さ、ラフからの抜けの良さにこだわって作られています。キャッチコピーは、、、

 

  • プロも唸らせる打感とルックス
  • 隠された部分に優しさを凝縮
  • プレーヤー指向の極上アイアン

 

性能もさることながら、キャッチフレーズの最初に出てくるのが打感。i-bladeはゴルファーの感性に訴えかけているアイアンです。最後のプレーヤー指向というのは意味が分りづらいですが、恐らく、上級者指向という意味なんでしょう。

 

さて、この打感。

 

一般的にはヘッドの素材の影響が大きいと言われ、軟鉄鍛造と呼ばれるヘッドは「打感が良い」とされています。また、打球面(フェース面)が分厚くなっているほど、「打感が良い」と評価されています。

13606786_10205435188519037_7902048241949149325_n

しかし、ピンのi-bladeは、このどちらにも当てはまりません。ヘッド素材は軟鉄鍛造ではなくてステンレス鋳造です。フェース面も見た目は分厚い感じがしますが、実際は中空構造になっているので、従来モデル(S55)よりも肉薄フェースになっています。従来の常識とは違う素材、構造にも関わらず、「打感の良さ」を強くアピールしているのです。

13903404_10205543629669998_4487698572384737904_n

 

マーク金井も実際に打ってみましたが、確かに打感はソフトで、心地良い手応えが手に伝わりました。軟鉄鍛造のマッスルバックとは少し違った感触ですが、いい感じでボールをヒットすると、インパクトでは心地良い振動が手に伝わります。i-bladeは「打感の良さ」が際立つアイアンです。

 

 では、なぜi-bladeは軟鉄鍛造でもなく、フェース面が肉厚でもないのに、打感が良いと感じるのか?

 

超私的に言わせていただくと、「振動」の出方が良いのでしょう。ゴルファーがこだわる打感というのは、2つの要素によって構成されています。

 

 

  • ひとつは音(インパクト音)
  • ひとつは振動(インパクト時に手に伝わる感触)

i-bladeは手に伝わる振動が、ゴルファーにとって心地良く感じ、それが「打感の良さ」につながっているのだと思います。i-bladeの場合、ヘッドの下半分は中空構造になっていますが、その中は空洞ではありません。大型エラストマーCTP(樹脂)が貼っています。これにより余分な振動が抑制され、心地良い振動が手に伝わるのです。PXGのアイアンもそうですが、今どきのアイアンはヘッド内部を中空にし、中に樹脂を入れるモデルが増えてきています。

13882541_10205543629589996_5267748638790424610_n

打感の正体は音と振動ですが、アイアンの場合、芯で捕らえると「打感の良さ」を味わうことはできません。本当に芯で捕らえてしまうと(ジャストミートすると)、インパクト時にヘッドがブレないからです。ヘッドがブレないと振動の度合いも当然少なくなります。ティアップして打てば分ります。芯で捕らえると、手応えが希薄なるので何となく頼りなく感じるのです。

 

アイアンの場合、実は、芯よりも少し下で捕らえた時、多くのゴルファー(プロ、アマチュアを問わず)、手応えが良い(打感が良い)と感じます。ほんの少し芯よりも下で打つと、芯を外した分だけヘッドが上下にブレます。そしてブレが分だけ振動が手に伝わるのですが、それを多くのゴルファーは心地良く感じ、今のショットは「打感が良い」と表現しているのです。

 

 加えて、芯よりも少し下で捕らえると、インパクトでヘッドはロフトが減る方向(縦方向)に回転します。結果、縦のギア効果が働き、スピンも掛かりやすくなるのです。

 

2016-08-02 14.04.40

 

打感が良いアイアンでナイスショットを打つと、なんとも言えない心地良い感触が手に伝わります。しかし、これはジャストミートではありません。アイアンの場合、芯を少し下に外したショットをナイスショットと感じ、イメージ通りにスピンがしっかり効いたショットになるのです~。

 

(▼▼)b


ac00039

好評発売中↑クリック

世界で一番やさしいドライバー好評発売中です

bnr_store_bumper

こちら好評発売中↑クリック


2016年08月01日超私的な提案、スライスを矯正するのに一番確実、一番簡単な方法とは!?

昨日の日曜日は、アナライズのセミナーデー。前半はゴルフの竪琴セミナー。30分の休憩を挟んで後半はシャットフェースセミナーを実施。竪琴セミナーでは、パットのショットの違いを説明した後、インパクトの形、そして左右の手と腕の使い方をレクチャーしました。ショットとパットは似ているようでまったく違います。ゴルフの竪琴を使うと、両手が3次元的に離れ、アドレスした時から両腕の長さが異なります。この両腕の長さを入れ替えるコツについてじっくり説明しました。

13906995_10205529872686082_737797407416303489_n

後半のシャットフェースセミナーにおいては、テークバック、トップでフェースを開かない(閉じる)方法をじっくりレクチャー。シャットフェースでもボールが引っかかる受講者には、引っかかってしまう理由と、引っかけない(左に行かない)練習法についてもじっくり説明しました。シャットフェースとはトップでフェースが空を指した状態(クローズな状態)のことですが、今どきの大型ヘッドは、フェースをシャットに使った方が、ボールの捕まりが良くなりますし、弾道もコントロールしやすくなってきます。

 

 さて、このシャットフェース。

 

トップでフェースがシャット(閉じて)いると、インパクトでもフェースが開きづらくなる分だけ球の捕まりが良くなります。スライスに悩んでいる人の多くはインパクトでフェースが開いていますが、その多くはトップでオープンフェースになっています。トップからインパクトまではコンマ数秒しかありません。アマチュアの場合、

 

 トップのフェース向き≒インパクトの時のフェース向き

 

なので、トップでフェースをシャットな状態にしておいた方が、インパクトでもフェースがシャットな状態になりやすい分だけ捕まりが良くなり、ドロー系の弾道が打ちやすくなるのです。シャットフェースセミナーでは、巨大なアイアンヘッドでスポンジボールを打ってもらいますが、オープンフェースだとまずボールは右に飛びだします。どんなに手を返しても間に合いません。他方、わざとシャットフェースなトップから打ってもらうと、ストレートに近い弾道(捕まりのいい弾道)が簡単に打てます。

 

スライサーの多くはトップで開いたフェースをインパクトで閉じようとしますが、これはあまり得策ではありません。フェースを閉じようとする意識が強くなるほど、ダウンスイングの前半で手首のコックがほどけますし、右手を使い過ぎることになってヘッドの軌道がアウトサイド・インになる度合いが強くなるからです。また、今どきの大型ヘッドは重心距離が長いため、トップでフェースを開いてしまうと、ダウンスイングでフェースを閉じようとしても間に合わなくなるのです。

 

ですので、もしも本当にスライスを矯正したいのであれば、テークバック、そしてトップでフェースをシャットな状態にすることをお勧めします。フェースを開いて上げる癖がついている人の場合、相当違和感が生じる動き(動作)をしないとシャットフェースになりませんが、トップでシャットフェースがちゃんと作れるとかなりの高い確率でスライスと決別できます。

 

アナライズではシャットフェースを覚えるための練習器具として、シャットくんという練習器具があります。これのバックフェースにはボールが乗っかる穴があいてますが、テークバックでは、バックフェースにボールが乗るぐらいフェースを下に向けます。これで半分完了。後は、今年の全米オープンを制した、ダスティン・ジョンソンのように左手首を手の平側に折り曲げながら、フェースを空に向けていく。トップでフェースが空を向けば、シャットフェースが完成します。言葉では分かりづらいので、シャットくんにはシャットフェースの作り方のDVDが付いてます。

pr00009-300x300 (1)

shut_slide03

FBでは何度もシェアしていますが、ジュニアゴルファーのスイングを観ていると、ほとんどがトップでフェースが空を向いています(シャットフェースです)。オープンフェースになっているジュニアゴルファーはほとんどいません。シャットフェースにした方が、球が捕まるし、距離も出ることをジュニア達は無意識の内に理解しているのです。

シャットフェースが作れるようになると、インパクトでフェースが開きづらくなって球の捕まりが確実に良くなります。また、捕まり過ぎて左へのミスも出やすくなります。だからでしょう。シャットフェースは「引っかかるから良くない」と思っている人も少なからずいます。しかし、これも間違った常識です。ダスティン・ジョンソンはトップの位置でフェースが空を差し、左手首はこれでもかってぐらい手の平側に折れ曲がっています。今までのゴルフの常識だと、ここまでシャットフェースだと、「捕まり過ぎる」「強いドローしか打てない」と言われてましたが、ダスティはドローだけでなく、フェードも実に上手く打っています。今年の全米オープンでもドライバーでスライス系の弾道を上手く打っていました。

121803

写真はGDOより転載 撮影は内田眞樹カメラマン

 

シャットフェースだと引っかかる人の場合、ダウンスイングの軌道に問題があります。必要以上にインサイドから下ろすと(シャフトが寝すぎていると)、インパクトでフェースが被る度合いが強くなって、左へのミスが出ます。逆に言うと、ダウンスイングがオンプレーンになっていれば、シャットフェースになっていても、捕まり過ぎたり、左へのミスは出ません。ストレート弾道も打てますし、ダスティンのようにフェード弾道も打つことが可能です。

 

ダウンでシャフトが寝ているかどうかは、ひざ立ちドリルで簡単にチェックできます。シャフトセミナーでも必ずやりますが、これでボールのかなり手前をダフってしまう人は、ダウンでシャフトが寝すぎています。これでは、引っかけのミスは出るべくして出ます。ひざ立ち打ちでも、手前をダフらないように打てるようになると、シャフトが寝過ぎたり、下から煽るような軌道になりません。ひざ立ちでボールをクリーンに打てるようになると、ダウンスイングのプレーンは良くなって、シャットフェースであっても捕まり過ぎない、軽いドロー弾道が打てるようになるのです~。

shut_slide02

(▼▼)b


ac00039

好評発売中↑クリック

世界で一番やさしいドライバー好評発売中です

bnr_store_bumper

こちら好評発売中↑クリック


2016年07月31日超私的な提案、真夏のゴルフで日焼けを最小限に止める方法とは!!

あっという間に7月も今日が最終日。明日から8月が始まります。関東地方は梅雨も明け、一年でもっとも暑い時期がやってきました。これからお盆過ぎまでは、暑い日が続きます。昨日も日中は35度近くあり、歩いているだけで汗がダラダラ吹き出し、日差しに負けてクラクラしました。

 

そんな暑い中でも、ゴルフに行く人は後を絶ちません。名門コースでは気温が上がり過ぎると「1.5ラウンド禁止令」が出ると聞いてますが、熱中症対策を考えると、午前10時から午後3時の間はプレー禁止令を出した方がいいと思います。もしくは、暑い時間帯は「9ホールのみ」の方が良いかも知れません。ゴルフして熱中症になってしまったら、元も子もないです。

2015-07-28 19.27.06

マーク金井は真夏でもゴルフに行きますが、基本、暑い時間帯はプレーしません。そして、基本電車で行ける所でプレーします。暑さに弱いからと、この時期は夏休みなので土日だけでなく、平日でも道路が混んでいるからです。この時期は基本、夕方4時ぐらいから9ホール、もしくは早朝9ホールのみです。暑くない時間を狙って、サクッと9ホールした方が楽しいし、疲れも残りません。

 

さて、この真夏の炎天下のゴルフ。

 

できるだけ涼しい服装でプレーした方がいいです。長ズボンよりも半ズボンの方が快適できすが、注意して欲しいのが日焼け。日焼けは肌に悪いだけでなく、疲労の原因にもなります。そこで、今回は超私的な日焼け対策について書いてみたいと思います。

 

日焼け対策と言えば、まず頭に浮かぶのが日焼け止めでしょう。ローションタイプとスプレータイプがありますが、ゴルファーにお勧めなのはスプレータイプ。手で塗らなくていいので、手を洗う手間を省けます。最近は虫除け効果もある日焼け止めスプレーもあるので、キャディバッグに1本入れておくと便利です。

01281709_52e765c80b34c

 

日焼け止めスプレーは定番中の定番ですが、日焼け止めを塗ると落とすという手間があります。加えて、皮膚になんらかの違和感を感じる人もいます。実はマーク金井もそのひとりで、日焼け止めは大の苦手。スプレータイプも持ってますが、苦手なのでついつい忘れてしまいます。

 

もしも日焼け止めが苦手ならば、セカンドチョイスとしてお勧めしたいのが、、、、

 

 

女性は日頃からアームカーバをつけている人がいますが、実は、これは大変便利なアイテム。最近はクール素材もあったりするので、暑い日に装着してもムレたりしません。機能下着に比べると、脱着が簡単なのもいいです。マーク金井は日焼けに弱いこともあって、夏場は欠かさずアームカバーを装着してます。ゴルフ用も数多く出てますが、機能下着のメーカーからも出てます。一度装着すると、もう手放せません。マーク金井は現在、4種類のアームカバーをローテーションして使っています(笑)

heartstage_sgsg51

カーフタイツはアームカバーの足用で、くるぶしの少し上から膝下までをカバー。カバーするのはふくらはぎだけですが、これもかなり重宝します。日焼け対策になるのはもちろんのこと、ハイソックスを履いているように見えます。ドレスコードが厳しい名門コースでも、ショートソックスとこれを組み合わせれば何も言われません。靴下と分離しているので脱着が楽です。加えて、ふくらはぎをギュッと締め付けてくれるので疲労軽減効果もあります。

2016-07-28 15.42.38

 

ゴルフはボールを打つ時に下を向きます。一番日焼けしやすいのは首の後ろ側です。ここを日焼けから守ってくれるのは日焼け止め、もしくはネッククーラー。どちらも一長一短ありますが、最近は冷感効果があるネッククーラーもあります。日焼け止めを塗るのが面倒な人ならば、ネッククーラーをお勧めしたいです。

32267901587

サングラスと帽子については説明するまでもないでしょう。頭も日焼けしますし、目も日焼けします。どちらも夏場の必需品。そして、暑さと日焼け防止の両方を担ってくれるのが日傘。街中では日傘を差す女性が増えてますが、ゴルフ場でも日傘が一番日焼けに効果があります。面倒だと思わないで日傘をまめに差しましょう。

 

最後に、今年からマーク金井は飲む日焼け止めサプリ、noUVをプレー前に欠かさず飲んでいます。飲むだけでいいので、手軽なのが気に入っています。

2016-06-01 06.15.39

アナライズでも販売中↑クリック

かなりのアイテムを紹介しましたが、夏の日差しは皆さんが思っている以上に大敵です。やり過ぎるぐらいやって、ちょうどいいのです。女性に比べると、男性は日焼けに対して油断し過ぎています。夏場のゴルフを本気で楽しみたいならば、日焼けに防止についても本気で取り組みましょう~。

 

(▼▼)b


ac00039

好評発売中↑クリック

世界で一番やさしいドライバー好評発売中です

bnr_store_bumper

こちら好評発売中↑クリック