マーク金井blog

2016年06月27日超私的な考察 フェードよりもドローの方が飛ってぶのは本当なのか!?

先週の女子ツアー、「アース・モンダミンカップ」では、イ・ボミ(韓国)が通算20アンダーで優勝。これで今季2勝目。賞金ランキングもトップに踊り出ました。

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写真はGDOより転載、GDOの記事はこの写真をクリックするとご覧いただけます。(撮影は内田眞樹カメラマン)

イ・ボミのスイングは決して力感は強くありません。コンパクトなトップからゆったりとしたリズムでフィニッシュまで振り切ります。軽くって振って飛ばしている代表的な女子プロです。現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト(8月号)でもイ・ボミの飛ばしについて特集が組まれていますが、彼女は、、、、

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 ヘッドスピード41.3m/sで、平均250y飛ばしています。弾道は典型的なドロー。

 

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アマチュアの場合、イ・ボミと同じヘッドスピードだと平均230~240yぐらいです。ヘッドスピード41m/sで250yも飛ばせるアマチュアはめったにいません。アマチュアが250y飛ばすには、ヘッドスピード44m/s以上必要でしょう。

 

 

では、なぜ女子プロはヘッドスピードが速くなくてもボールを遠くに飛ばせるのか?

 

 

月刊ゴルフダイジェスト(8月号)でも説明されていますが、PRGRの計測によると、女子プロの多くは、インサイドアウト軌道でなおかつアッパーブローの度合いが大きくなっています。そしてややシャットフェースでドロー(フック)を打っています。対して男子プロの多くは、女子プロほどインサイドアッパーになっていません。男子プロの場合は、インサイド・インでレベルブローに近い人が多いです。

 

 イ・ボミの場合は、インサイド・アウト2度、アッパー2度です。
月刊ゴルフダイジェスト8月号より引用)

 

 

ここまで書くと、フェードよりもドローの方が飛ぶ弾道ということになります。実際、女子プロの場合、ヘッドスピードが速くないプロでフェード弾道で飛ばしている選手はいません。では、なぜフェードよりもドローの方が飛ぶのか?

 

フェードに比べるとドローの方が落下後のランが出やすいと言われてます。確かにその通りで、ドローの方が低スピン弾道が打ちやすく、スピンが少ない分だけランが出やすくなります。そして、ドローの方が飛びに有利なのはインパクトの迎え方にあります。前回のブログでも書きましたが、

 

ボールとクラブヘッドが正面衝突した時、ボール初速が上がり、飛距離も出ます。

 

フェードとドローを比較した場合、フェードはクラブヘッドを左に振り抜く分だけ正面衝突の度合いが減ります。対して、ドローはボールが飛び出す方向に振り抜く分だけ正面衝突の度合いが高くなるのです。

 

ドローはインパクトでボールを「長く押せる」(インパクトが長い)とか言われてますが、1000分の1秒の高速度カメラで検証する限りでは、フェードもドローもインパクトの長さは変わりません。どちらもインパクトは瞬間(1000分の1秒以下)です。

 

しかしフェードはヘッドが抜けていく方向とボールが飛ぶ方向にズレがある分だけ(ドローに比べると)、ドローに比べると正面衝突感が薄れます。対して、ドローはヘッドが抜けていく方向とボールが飛ぶ同じになっている時間が長い(フェードに比べると)。結果、正面衝突の度合いが強い分だけボール初速が効率良く上がるのです。

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ドローはボールにドロー回転がかかるから飛ぶと言われてましたが、高速度カメラで検証すると、フェードよりもドローの方が、正面衝突している度合いが強いことがハッキリと目で確認できます。

 

 ゴルフは物理です。

 

アマチュアゴルファーが飛距離アップを狙うのであれば、女子プロたちのようにように飛ぶインパクト(正面衝突)でボールを打つことが必要不可欠です。ちなみに、ドローの打ち方は2つあります。ひとつは、イ・ボミのようなインサイドアッパー軌道。もうひとつの打ち方については、インパクトセミナーで説明しています。もうひとつの打ち方はプロはめったにやりませんが(かなりリスクが高いので)、打ち方を知っていると、もしもの時にすごく役に立つ打ち方です~。

 

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7月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを

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2016年06月26日超私的な考察 インパクトを解析すると、飛びのメカニズムが明確に分る!!

アナライズ製品試打、体験会 本日開催

7年ぶりに販売を再開した超柔らかシャフトの練習器具EF-009

発売以降大人気のマジックマリガンフェアウェイ
ミニドライバー的な飛距離重視の3+とロフト17度の簡単にフェアーウェイから打てる、3HLの2種類のロフトとW65、W602種類のシャフトラインナップ

バンスソール採用で打ちやすさを追求したマジックマリガンユーティリティ

グリーン周りで絶大な力を発揮する、マジックマリガンチッピングユーティリティUT35をはじめ、アナライズオリジナルクラブを試していただける試打会を開催します。

他にも、多数のツアープロも愛用している、爆発的な人気の練習器、【ゴルフの竪琴】
今どきの重心距離の長いクラブに対応出来る様に、シャットフェースなスイングを身につける為の短い長さの練習機【スーパーシャットくん】等が
実際に手に取り体験して頂けます。

本日
11:00~13:00
15:00~18:00

開催場所 アナライズ神田スタジオ
http://www.analyze2005.com/?page_id=21

上記開催時間は、ご予約無しでご来店頂けます。

当日、在庫のある商品につきましては、その場で販売も行っております。
(お支払いは現金のみとなります)

マジックマリガンフェアウェー、ユーティリティのカスタムのご相談等も承ります。

是非この機会に、実際にお手に取り試して頂きその打ちやすさ、練習機の効果を体感してみてください。


昨日(土曜日)は恒例のアナライズセミナーデー。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、30分の休憩を挟んだ後半は高速度カメラを使って「インパクトセミナー」を実施しました。ゴルフの竪琴セミナーでは竪琴の正しい使い方をレクチャーすると同時に、オンプレーンに振るための身体と手(腕)の使い方を説明しました。インパクトセミナーでは、ボールが曲がる(真っ直ぐ飛ぶ)原理をレクチャーし、それから「飛ぶインパクト」と「飛ばないインパクト」の違いについて具体的に説明しました。

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インパクトセミナーでは、受講者は実際にボールを打ち、自分のインパクトがどうなっているかを体験してもらっていますが、インパクトを見ることで、そのゴルファーのスイングが丸裸になりますし、どれぐらい飛ぶ(飛ばない)打ち方をしているのかも分ります。ゴルフはボールとクラブヘッドが衝突することによりボールが飛びます。衝突の瞬間、すなわちインパクトで飛び方がすべて決まってしまうからです。

 

では、どんなインパクトを迎えればボールが効率良く飛び、どんなインパクトを迎えてしまえばボールが思ったように飛ばないのか?

 

弾道計測器を使って試打すると、、、、

ヘッドスピード
ボール初速
ミート率(ボール初速÷ヘッドスピード)

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これらのデータがでますが、飛ぶインパクトだと3番目のミート率が高くなります。計測器によっても若干数字の出方が異なりますが、理想的なインパクトを迎えると、

 

ミート率は1.45~1.5

 

対して、飛ばないインパクトだと、ミート率は1.45を下回ります。女子プロはヘッドスピードがそれほど速くないのに250y近く飛ばしますが、彼女たちは例外なくミート率が高くなっています(1.45以上)。対して、アマチュアの多くはミート率が高くありません。初中級者の場合、ミート率が1.4を下回っている場合が多いです。もしも弾道計測器で試打してみて、ミート率が1.4を下回っているならば、飛ばないインパクトをしていると思って間違いありません。

 

では、ミート率はどんな要素によって決まるのか?

 

ひとつめは打点位置です。

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写真はGDO GOLFSTYLE より転載、この記事は写真をクリックするとご覧いただけます

 

ドライバーで打った時、インパクトで発生する衝突エネルギーは約1トン。1トンと言えば相当なエネルギーですが、芯で捕らえるとヘッドはブレません。ヘッドがブレないということは、エネルギーロスがなくボール初速が上がり、そしてミート率も高くなります。

 

対して、芯を外して打つと、インパクトの衝撃でヘッドがブレてしまいます。ヘッドがブレるほどにエネルギーロスが発生し、ボール初速も下がり、ミート率も低くなります。飛ばないインパクトになっている人の多くは、芯を外して打っています。ミート率という言葉が示すように、ミート率が高くなるかどうかは打点位置の影響が大きいのです。
加えて、ミート率は打点位置だけで決まりません。真芯で捕らえても(ジャストミート)しても、飛ばないインパクトになる場合もあります。

 

ミート率と同じぐらい大事なのはヘッド軌道です。インパクトはボールとクラブヘッドが衝突した瞬間です。時間にすると1万分の5秒しかありません。こんなに短い時間なのでヘッド軌道が関係ないと思うかも知れませんが、実はかなり影響があります。何故かと言うと、ヘッド軌道によって、ヘッドとボールの衝突の仕方が変わってくるからです。

 

具体的に言うと、同じヘッドスピードで打っても(芯で捕らえても)、正面衝突した方がエネルギーロスが出ない分だけ、ボール初速が上がり、ミート率も高くなります。

 

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対して、正面衝突ではない感じになるほどエネルギーロスが発生し、ボール初速が下がり、ミート率も低くなるのです。そして、正面衝突したかどうかというのは、ヘッド軌道で決まるからです。

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ヘッド軌道とボールの進行方向が一致している

インパクトでボールとクラブヘッドが正面衝突したかどうかというのは、高速度カメラで撮影した動画をマルチストロボ状態で再現すると、正確にチェックできます。正面衝突している場合、ヘッドとボールが同じ方向に動いている時間が長いです。対して、正面衝突していない場合は、ヘッドとボールが同じ方向に動いていません。ヘッドが動く方向とボールが動く方向にズレがあります。そして、このズレが大きいほど正面衝突になっていません。

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ヘッド軌道とボールの進行方向が一致していない

 

昨日のインパクトセミナーでも、ヘッドの動きとボールが飛ぶ方向が一致している人ほどミート率が高くなっていましたし、実際に飛距離も出てました。対して、ヘッドスピードのわりに飛ばない人ほど、ヘッドの動きとボールが飛ぶ方向が大きくズレ、ミート率が低くなっていました。

 

ゴルフは物理です。

 

飛距離アップを狙うのであれば、ヘッドスピードを上げることも大事ですが、飛ぶインパクト(正面衝突)でボールを打つことが必要不可欠です。大事なことなので繰り返しますが、芯で捕らえるだけではミート率は上がりません。芯で捕らえ、なおかつ正面衝突するようなインパクトを迎える。飛ぶインパクトを会得すれば、ヘッドスピードがそれほど速くなくても、女子プロたちのように250y前後飛ばせるようになるのです~。

 

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マーク金井のラウンドセミナー

7月24日 早朝6時30分から千葉市民ゴルフ場にて

募集3名 応募者多数の場合は抽選となります。どしどし応募ください

マーク金井とハーフラウンドして、ゲームメイクやスイング、ショートゲームについてアドバイスします。

セミナー代5000円(プレー代は別途各自でご負担、お支払ください)

お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

その他セミナーは↓こちらを

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2016年06月24日超私的な考察 ツアープロがティショットで3Wを多用する本当の理由とは!?

毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日。月刊ゴルフダイジェストワッグル月刊ゴルフクラシックが発刊されてますが、今月の注目株は月刊ゴルフクラシック。毎年、8月号には、恒例の付録、「ドライバー重心ハンドブック」があるからです。ゴルフクラシックは昔からヘッド計測してますが、2016年8月号では、最新76モデルの重心スペックが掲載されています。そして付録には、これまでのデータベースを合わせ、なんと1976モデルのヘッドスペック一覧が出ています。なのに、8月号の定価はいつも通りで823円(税込み)。

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これはあり得ないほどのバーゲン価格です。ドライバーの重心を1個計測するのは、かなりの時間と労力が必要です。その手間暇をなまじ知っているだけに、8月号がいつも通りの値段というのが信じられません。お世辞抜きに付録だけで5000円、いや1万円ぐらいの価値がありますし、実際、1万円だと言われても即買います。そして、1万円でもいいから、この重心ハンドブックを電子書籍にして発売してもらいたいです。

 

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 2016年モデルのドライバーの平均的な重心スペックは、、、、

 重心距離  39.3mm
 重心高2(有効打点距離)  22.6mm
 重心深度  37.4mm
 重心アングル  22.2度
(以上、月刊ゴルフクラシック8月号より引用)

 

モデルによって数値は10mm以上異なることもありますが、今どきの大型ドライバーは、ごく一部のモデルを除いて重心距離が40mmを超えています。これは昔の木製パーシモンドライバーに比べると8mm以上、重心距離が伸びたことになります。

 

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重心距離はヘッドの大きさと比例しやすいスペックなので、アイアンも大型ヘッドは重心距離が40mmを超えているモデルが多くなっています。ただし、ツアープロが好む小ぶりなヘッドは重心距離が長くありません。32~34mmぐらいです。

 

また、フェアウェイウッド(FW)は昔も今もヘッドの大きさにそれほど差がないので、重心距離は32~34mmぐらいです。

 

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 さて、この重心距離。

 

重心距離が変わってくると、スイングに少なからず影響が出ます。重心距離が短いクラブと重心距離が長いクラブを比較すると、前者の方がヘッドが返りやすく(小さい力でヘッドが返って)捕まりが良く、後者の方がヘッドが返りづらく(大きい力を加えないとヘッドが返りづらく)捕まりが悪くなります。

 

もちろん、重心距離が長くても、その重心距離に慣れてしまえば捕まった球も打てます。ただし、重心距離が長いクラブを振った直後に、重心距離が短いクラブを振ると、クラブを振った時に感じる手応えがかなり違ってきます。

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察しのいい人ならば、もうお分かりでしょう。そうです。ツアープロのクラブセッティングを見ていると、ドライバー以外は重心距離がほぼ同じで、ドライバーだけが重心距離がグンと長くなってしまっています。セッティングで考えると、ドライバーだけがエキストラクラブになっているのが現状ですし、ドライバーを振った直後にアイアンを振ろうとすると、アイアンはかなりフィーリングを変えることが求められます。

先日、ラジオにゲスト出演いただた中井学プロによると、実は、ツアープロでも重心距離が違うクラブを振ることは、かなりデリケートなんだそうです。昔に比べて、ツアープロは3Wでティショットを打つことが増えてますが、これはフェアウェイキープを心がけるのに加えて、、、、、

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ティショットとセカンドショットとで振った時のフィーリングを変えたくない。

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これも大いにあるそうです。3Wでティショットするならば、次に打つアイアンとの重心距離はほぼ同じ。重心距離が同じな方が、ティショットの次に打つセカンドショットでも、クラブの振り心地に余計な気を使わないで済みます。重心距離が同じだからと言って、3Wとアイアンの振り心地がまったく一緒になるわけではありませんが、ドライバーとアイアンの重心距離が大きく異なるクラブだと、振り心地が大きく変わってくるのを避けられません。ツアープロは、この振り心地が大きく変わることによるミスショットを避けたいがために、ティショットでわざと3Wを使っているケースも多々あるそうです。

 

加えて、今どきの3Wはフェースの反発が高く、かつ低重心。ドライバーのようなスピンが少ない弾道が打てるので、3Wでもドライバーに近い飛距離が出ます。この点もティショットで3Wを使う機会が増える要因になっています。

 

ドライバーとアイアンとで重心距離のギャップが大きいと、プロ以上に、アマチュアの場合はどちらが上手く打てると、どちらかが上手く打てなくなる場合があります。もしもアイアンに比べて、ドライバーの重心距離が8mm以上長いならば、ティショットで3Wを使うのは大いにアリです。また、ドライバーの弾道が左右にバラつく度合いが大きい人は、3Wでティショットを打った方が、ティショットでのミスを減らせる確率が上がってきます。

 

マーク金井は世界で一番難しい3W、マジックマリガン3+プロト、3+を作りましたが、これはティショット用としては理想的な3W、すなはちドライビングスプーンです。ティショットをどんなクラブで打つかはゴルファーが選択できます。ツアープロがやっていることは真似できないことが多いですが、ティショットを3Wで打つことはすぐにでも真似できますし、真似した方が確実にスコアアップが望めます~。

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マジックマリガンFW3+プロトは限定につき、メール頂いての販売となります。

スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度

※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください

とスペックはこんな感じ!

お値段は 40000円+税 送料別途

(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。)
ご注文はこちらのメールにて承ります。yoyaku@analyze2005.com

ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。

今なら3〜4日でお届けできます(カスタムオーダーはもう少しお時間頂きます)

通常の3+は↓こちらをクリックしてください

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インパクト解析セミナー

6月25日13時 残りあと僅か(まだ間に合います)

アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします

時間は1時間30分  お値段は3000円  人数は6名限定です。

参加資格はドタキャンしない方(汗)

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

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2016年06月23日超私的な提案 パッティングの方向安定性を良くする練習法とは!?

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本日17:00よりアナライズで試打会開催します!
世界一易しい!?ドライバー BUMPER
世界一難しい!?スプーン マジックマリガン3+PRO
どちらも試打出来ます。

皆様のご来店お待ちしております。


昨日はお昼前に三軒茶屋に向かい、当日券で舞台「コペンハーゲン」を見てきました。

開演1時間10分前に劇場に向かうとすでに列があり、マーク金井は4番目。かなりきわどいかと思いましたが、なんとかチケットを入手し、最後列から観劇することができました。舞台は舞台上の役者さんを生で見ることができるのがいいですが、加えて、ロビーや客席でも役者さんとニアミスすることが多々あります。昨日はトイレで三谷幸喜さんとすれ違い、客席では古田新太さんが近くに座ってらっしゃいました。いい役者ほど、人の舞台を観ていると言われてますが、ホントにその通りです。

「コペンハーゲン」は会話劇で登場するのは3人だけ。段田安則さん、宮沢りえさん、そして浅野和之さんが、最初から最後まで舞台上で演技し続けます。セットは玄関を連想させる階段、そして椅子が3つだけと極めてシンプル。デンマーク人の物理学者に会いに行くドイツ人の物理学者。そしてデンマーク人の物理学者の妻。この3人が延々と会話を繰り広げることでストーリーが展開し、そして幕を閉じます。専門用語がものすごく出てくるのですが、その話にグイグイと引き込まれ、自分があたかも劇空間にいるような錯覚に陥ってしまいました。

 

終演後、雨が降っていなかったので、赤羽ゴルフクラブに直行。プロトタイプのパターとウエッジで、アプローチとパットを約1時間ほど練習。プロトの試打を口実に、芝の上でショートゲームの練習したのですが、ただボールを打ったわけではありません。パットの練習用として購入した、、、、

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 ザ・レール

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で練習しました。永久シード選手の片山晋呉プロがパター練習で使っているのを見て、すぐにAmazonでお買い上げ。もちろんポイント使いました(笑)。商品はスチール製のレールで、これでもかってぐらいシンプルです。両端に小さい穴が開いてあり、そこにボールを乗せて打つだけです。ザ・レールの表面はツルツルで両サイドが斜めになっています。少しでもフェースが開いたり閉じたりすると、少しでも芯を外してしまうと、ボールはレールからはみ出てしまいます。インパクトでフェースをスクエアに戻し、芯で捕らえないとボウリングのガーターみたいになって脱線します。

 

パットの練習器具は数々ありますが、これは素っ気ないほど単純です。しかしながら、ザ・レールの上でパットを打つと、自分の癖がハッキリ出ます。マーク金井の場合、引っかけるのを嫌がって、インパクトでフェースが開く癖があるのですが、これで練習すると悪い癖が如実に出ます。ちょびっとでも開いた感じになると、ボールはレールの右側に脱線。それを嫌がってフェースを返しすぎると、今度は左側にガーター(脱線)。最初の頃は10発打って、7発ぐらいガーター(脱線)しました(笑)。

 

かなり難易度の高い練習器具ですが、これでボールが真っ直ぐ転がらない打ち方をしていると本番でもしくじる確率が高くなります。真っ直ぐ打っているつもりでも回転軌道が狂っていると、傾斜や芝目の影響を受けやすく、直進安定性が悪くなる分だけカップインの確率が下がるからです。10発とか20発連続してカップインさせる練習は結果重視ですが、このザ・レールを使ってパット練習すると、正しいインパクト、正しい回転軌道を習得することに役立ちます。

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約20分ほどザ・レールでパット練習したら、10発中7発ぐらいはガーター(脱線)しないで転がせるようになりました。それから、ボールを芝の上に置いてパットを打ってみると、、、、、

 

なんだこりゃって、ぐらいボールは力強く真っ直ぐ転がります。グリーン上なのに、ボールは凹んだ溝の中を転がるってるかのような感じで、カップに向かいます。高麗グリーンで転がしているのに、ベントグリーンで打っているかのようにスムーズにカップインするようになりました。

 

ショートパットの弱点は重々知ってましたが、その弱点を知っていながらパット練習を怠っていました。「パットは水もの」という逃げ道を自分で作っていたのです(笑)

 

改めて説明するまでもないですが、どんなにいいショットを打っても、バーディーチャンスに着けても、アプローチをピンに寄せても、、、、ショートパットをきっちり沈めないと、良いショットはすべて台無しになります。ショットを生かすも殺すもパットなことを考えると、練習時間の半分ぐらいはパットに費やした方がスコアアップの近道です。

 

パットは自宅でも簡単にできます。コースの練習グリーンだけでなく、パターマットで練習する時も、このザ・レールを使ってみたくなりました。とりあえず、Amazonの溜まったポイントでもう1本、ザ・レールを買います~。

 

追伸  チョイス2016夏号で掲載しているゴールドファクトリーとのコラボパター。ピン型なのに、ネオマレット型と変わらない慣性モーメントがあり、ミスに強くなっています。加えて、ロフトは7度と多めにすることで、ハンドファーストに打ちたくなる設計がなされています。残りわずかになってきたので、お早めにどうぞ~。

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2016年06月22日超私的な考察 パターの打感って、一体なんなのか!?

一昨日の月曜日、久しぶりに練習場でボールを打ってきました。9月10日発売のスリクソンのメディア向けの試打会が都内のフジゴルフセンターであったからです。練習場のボールなのでクラブを正確に評価するのは難しいですが、ドライバーに関しては、前作に比べると直進性がいい弾道が打ちやすく、かつ低スピン弾道が打ちやすくなっています。

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月曜日は天気が良かったので(暑かったですが)、サクッと打ち合わせをすませ、夕方4時半ぐらいから赤羽GCで薄暮プレー。ゴールドファクトリー(GF)のプロトタイプのパターと、USTマミヤのアッタスパンチを試打してきました。ゴールドファクトリーのプロトタイプはマーク金井とのコラボパターの第二弾、MarkⅡ仕様。ヘッドの重さを20g軽くしたことで、操作性が上がり、打感も良くなっています。ピン型ヘッドですが、慣性モーメントはネオマレット並みにあり、芯を少々外しても真っ直ぐ転がってくれます。

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そして、試打して気に入ったのが距離感の出しやすさ。

 

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このパターはプロトタイプの2作目で、初代に比べるとヘッドを20g軽くしてもらいました。初代のヘッド重量が400gだったのに対して、2作目は380g。ややヘッドが軽くなったことで操作性がアップし、自分のイメージ通りのスピードでストロークできます。加えて、インパクト音とボールが転がるスピードが一致しているので、距離感がつかみやすくなりました。10メートル打ちたい時、10メートルちょうど転がってくれる点がすごく気に入りました。このことをゴールドファクトリーの佐々家さんに伝えたら、、、

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「それを打感がいいと言うんだと思うんですが、オモシロイ表現の仕方しますね。でも、たしかに、そういうことですよね」
なるほど。パターの打感というと、「打感が柔らかい」「打感がしっかりしている」という表現が多いですが、これは打った時の感触です。対して、佐々家さんの言うように、音と転がりも打感であることは、まぎれもない事実です。自分としては意識してませんでしたが、これからは打感の定義をこのようにしたいと思います。

 

ちなみにインパクト音は、次の要素によって決まります。

 

フェースの厚み
フェースの素材(フェースインサートの有無)
フェース面の仕上げ(ミーリングの有無)
ヘッドの重量
ヘッドの材質
スイートスポットの高さ

 
そしてボールによってもインパクト音が少なからず変わってきます。どんな音が好きなのかゴルファーによって変わってくると思いますが、マーク金井の場合は、インパクト音と転がるスピードが合致しているパターが好きですし、そういうパターを使った方が距離感が合います。逆に言うと、音のわりにボールが転がらないパターは、インパクトでパンチが入りやすくてオーバーしやすくなりますし、音のわりに転がり過ぎるパターは、インパクトが緩みやすくなってショートのミスが出やすくなります。

 

パターの距離感を良くするには練習も必要不可欠ですが、音と転がるスピードは合致していないよりも合致した方が、自分なりの距離感を作りやすくなります。その証拠と言っては難ですが、パターのドリルで「目を閉じてパットを打つ」「カップを見たままパットを打つ」というのがありますが、これらは打った後、音とボールが転がる距離をすりあわせすることになります。もしもインパクトで音がまったく出ないパターしか使えなくなってしまえば、パターで距離感を出すのは非常に難しくなるでしょう~。

 

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追伸
昨日のインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のゲストはバズゴルフのガッテム竹田さんと、中井学プロでした。中井プロにはアマチュアが練習しても上手くなれない理由についてじっくり解説していただき、そして手打ち矯正に役立つ練習器具「マナベルト」の使い方も説明いただきました。マナベルトはベルトで両腕が余計な動きをしづらくしていますが、装着すると羽交い締めされたような感じになります。結果、腕ではなくて胴体(体幹)を動かさないとスイングできません。手打ち矯正に役立つのはもちろんの事、アプローチやパッティングの時に装着すると、体の動きでクラブの動きをコントロールできるのがGOODです~。

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インパクト解析セミナー

6月25日13時

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時間は1時間30分  お値段は3000円  人数は6名限定です。

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