マーク金井blog

2022年06月06日超私的な考察  パー3でフルショットできるクラブを選択しない本当の理由とは!?

これは効果抜群!

 


昨日は朝4時30分に起床からの、赤羽ゴルフ倶楽部にて早朝9ホールプレー。数年前、、ANAの機内番組を作ったスタッフ3名と4サムのラウンドで、6時過ぎにティオフ。進行はわりとスムーズで8時前には最終ホールのパットを打ち終わりました。

 

4サムなので打順固定で、マーク金井は4番バッター。パー3は先に打つ方が不利で、後から打つ方が有利なんて言われてますが、そんなことはお構いなしです。ちなみに、マーク金井は先に打つ、同伴者の番手(クラブ)にはまったく興味ありません。なぜなら、パー3では距離に関係なく、ティショットで選択するのはドライバーだからです。

 

 

 

スタッツはこんな感じでした。

 

 

 

ー△ーーーーー○ー  35(パー35)
222111202  13

 

 

 

ボギーを打った11番、バーディーが取れた17番はどちらもパー3。11番は距離が145ヤードぐらいで手前にバンカーが待ち構えています。17番は手前が池で奥がバンカー。
ドライバーだと池越えギリギリにキャリーしないと、奥のOBゾーンまでボールが転がります。超私的にはドライバーで打つ場合、赤羽のインコースの中で17番はもっとも難易度が高いです。

 

 

 

 

11番は7番アイアン、17番は9番かPWで打てばフルショット、もしくはフルショットに近い距離を打てます。それにも関わらず、わざわざピンやグリーンを狙えない(狙ったらグリーンオーバーするので)ドライバーを手にするのにはどんな理由があるのか?

 

 

 

 

ピンを狙えないクラブ、極端に距離をコントロールしなければならないクラブを手にしているのは、、、、、

 

 

 

 

 ・ピンを狙わないショットに徹することができる
 ・ワンオンを狙わないショットに徹することができる

 

 

 

そしてボギーオン、2パットのボギーを積極的に狙える

 

 

 

 

スコアメイク(コースマネジメント)のセオリーとして、、、、

 

 

 

ピンではなくグリーン中央を狙う
 花道を狙う

 

 

 

というのがあります。確かに、この2つを選択した方がスコアが安定するのは間違いありませんが、実は、これをやるのは簡単ではないのです。何故かと言うと、フルショットでちょうど打てるクラブ(ピンを狙えるクラブ)を手にしたら、たとえグリーン中央を狙おうとしても、心のどこかで(ここの片隅で)、ピンを狙いたくなる気持ちが残っているからです。

 

 

 

実は、このピンを狙いたい気持ちというのが厄介で、これが1%でもあるとショットに迷いが出ます。そして、ショットに迷いが出たらミスショットの確率は上がることはあってもナイスショットの確率は上がりません。

 

 

 

 

対して、ピンを絶対に狙えないクラブ、ワンオンを狙ったらグリーンオーバーしそうなクラブを選んだ場合はどうでしょう。ピンを狙ったり、ワンオンを狙う気持ちはこれっぽっちも生まれません。100%ピンを狙わない、100%ワンオンを狙わない気持ちでショットに臨めます。結果、自分のやるべきことと、やりたいことが一致するのにスイングに迷いが生じなくなるメリットがあるのです。

 

 

 

ピンを狙えないクラブ、ワンオンを狙えないクラブを選択すれば、パーを諦め、積極的にボギーを狙う(確実にボギーで上がる)ことを考えます。結果、寄せワンでパーを取れなくも、ボギーで上がったとしてもイライラしません。損して得取れという感じになってくれるのです。

 

 

 

 

対して、ピンを狙うのにちょうどいいクラブ、ワンオンを狙うのにちょうどいいクラブの場合はどうでしょう。これでグリーンを外すようなショットをしたり、ワンオンできなくてボギーを叩いたりしたら、かなりフラストレーションが溜まります。そして、フラストレーションが溜まったまま次のホールに向かうと、ティショットで余計なことを考えてしまったりして、打たなくていいミスをしでかすことにもつながるのです。

 

 

 

 

 ゴルフはクラブを自在に選択できます。

 

 

 

 

わざとフルショットだと距離が合わないクラブを選択するというのは、一見、不利なことをやっているように思えるかもしれませんが、実は、必ずしもそうとも限らないのです、、、、。

 

 

 

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2022年06月03日超私的な考察  パター選びで最重要なのは○○○が合わせやすいことです!?

ボール1個でプレーすることを想像して下さい


先週ぐらいから半ズボンを履く日が増えてきました。赤羽ゴルフ倶楽部での早朝薄暮でも半ズボンでプレーする人が増え、もちろんマーク金井も半ズボンで担ぎセルフをやってます。腕には日焼け対策でアームカーバーをしてますが、なぜか足は日焼けしても疲れないんです。

 

 

 

赤羽は高麗グリーンということもあり、これからの時期は転がりが遅くなります。オーバーを恐れてインパクトが緩んでしまうと、1mのパットでもカップに届かないなんてことが少なからずあります。超私的には、高麗のショートパットというのはベントのショートパットよりも油断できないと思っています。

 

 

 

さて、このパッティング。

 

 

 

 

パットを打つ時はパターを使いますが、他のクラブとパターの決定的な違いがあります。それは、、、

 

 

 

 

パターは距離の守備範囲がとてつもなく広いということです。

 

 

 

 

パッティングにおいてはショートパット専用のパター、ロングパット専用のパターを使うゴルファーはまずいません。1mのショートパットも、20mのロングパットも同じパターで打ちます。20倍の距離の違いを1本のパターで器用に打ち分けることが求められるのがパッティングであり、別言すれば、任意の距離を自在にコントロールしやすいパターこそが、高性能なパターということになるのです。

 

 

 

では、どんなパターが距離の打ち分けが自在にしやすいのか?
 距離感が良くなるパターとはどんなパターなのか?

 

 

 

 

ゴルファーによってその求める性能は異なりますが、共通していることがいくつかあります。それは、、、

 

 

 

 

 ・距離調節がしやすいヘッド重量を選ぶこと
 ・距離調節がしやすいロフトを選ぶこと
 ・距離調節がしやすい打感(打音)を選ぶこと

 

 

 

 

今どきのパターはヘッドが重かったり、ロフトが少なめ(3度前後)というのが少なからずあります。これらは転がりが良くなるメリットがある反面、転がり過ぎるためにインパクトが緩んでしまうミスも出やすくなる場合があります。

 

 

 

対して、ヘッドが重くないパターや、ロフトが多め(5度以上)というのは、転がりづらくなる反面、しっかり打ちたくなる分だけインパクトが緩みづらいメリットがあるのです。

 

 

 

 

パターほどいろんな距離を打つクラブはありません。20mの距離を打った直後に、1mを打つなんてアクロバティックなことをやるのはパターだけです。マーク金井がロフト7度やロフト9度のパターを使っているのは、ロフトが多い方がインパクトでフェースにボールが乗り、フェースにボールが乗ってくれた方が任意の距離が打ち分けやすく、距離感を出しやすいからです。

 

 

 

 

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2022年06月01日超私的な提案  ボールを打つよりもスイング作りに役立つ素振りとは!?

難しいコースを楽しむためにはまず必要なことがあるんじゃないでしょうか?


 

昨日はゴルフパートナーのYouTube動画「マーク金井の試打職人」の撮影でした。
公開前の新製品なのでメーカー名はまだ明かせませんが、前作に比べるとより完成度が上がり、ターゲットユーザーが求めている手応え、そして操作性の良さを感じる仕上がりでした。

試打の前にはウオーミングアップで短尺スチールドライバーを3発ほど打ちましたが、トラックマンでの計測数値はいずれもイメージ通り。左右の曲がりはいずれも5ヤード以内。打ち出し角、スピン量も理想的な数値で、、ヘッドスピードが40m/s弱でトータルの飛距離は231.7ヤード。赤羽でプレーしている時と同じ数値でした。

 

 

 

久しぶりのトラックマンを使って試打でしたが、改めて感じたのが素振りの重要性です。神田のスタジオでいつでも好きな時間にボールを打てますが、ボールを打つよりも素振りの方が回数が多いです。

 

 

 

フレループでの素振りに始まり、最近はドライバーを使っての素振りの回数を増やしてます。もちろん、ただ素振りをしているわけではありません。気持ちよくクラブを振ることもやらないです。

 

 

 

 

今、頻繁にやっているのは、飛球線方向にガムテープを地面に貼った状態での素振り。

 

 

ガムーテープのすぐ内側にヘッドをセットしたら、ガムテープ方向にはみ出さないように素振りしています。もちろん、ガムテープの手前過ぎるのもNG。ガムテープの手前ギリギリをヘッドが通過するように素振りしてます。

 

 

 

説明するまでもありませんが、ガムテープの方向にはみ出さないように、なおかつガムテープギリギリにヘッドが通過するように振るということは、構えた位置にヘッドが戻っていることになります。加えて、ヘッド軌道はインサイド・インです。アウトサイド・インでもなく、インサイド・アウトにもなりません。

 

 

 

この素振りはボールを打つよりも簡単ではありません。

 

 

 

ボールを打つよりもプレッシャーを感じながらスイングすることになります。加えて、これでイメージ通りにスイングできれば(ガムテープの手前ギリギリ)、ヘッド軌道の精度は劇的に良くなり、ミート率が高いスイングを身に付けられるのです。

 

 

 

手前味噌ですが、ガムテープを使っての素振りをするようになってから、コースに出た時もヒール打点になるミスがほとんど出なくなり、今まで以上にフェアウェイキープ率が上がっています。

 

 

 

 

 

素振りシングルなんていうアマチュアゴルファーを揶揄した代名詞もあったりしますが、少なくともこのガムテープを使った素振りを毎日繰り返せば、確実にスコアアップできますし、シングル入りも近くなると超私的に思っています。

 

 

 

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2022年05月30日超私的な考察  クラブを担いで歩いてプレーすることの本当のメリットとは!?

難しいコースを楽しむためにはまず必要なことがあるんじゃないでしょうか?


土曜日は神田のスタジオでマーク塾の座学を2コマ、そして日曜日はアナライズセミナーを2回実施しました。どちらもゴルフスイングについてレクチャーしますが、最初の20分ほどはゴルフと直接関係ない雑談をします。落語のマクラのようなことをやることで、受講者の抽象度がどれぐらいあるのかを探ってから本題に入ります。

 

 

 

セミナーでは80歳にもうすぐ手が届く受講者もいらっしゃいました。マーク金井よりも15歳年上で、恐らく、これまでのセミナー受講者の最年長記録を更新されましたが、その方とのやりとりで最初に投げ方のがこの言葉です。

 

 

 

 

 プレーの時には乗用カートに乗っていますか?

 

 

 

 

なぜこんな言葉を投げかけたのかというと、今どきのゴルフ場は一部の所を除いて乗用カートでのプレーが当たり前になってしまったからです。

 

 

 

説明するまでもありませんが、乗用カートに乗ってプレーする最大のメリットは歩く距離を減らせることです。加えて、キャディバッグを自分で移動させる手間も省けるので、プレー中の身体への負担を軽減でき、足腰の疲労を軽減できます。

 

 

 

ただし、歩かないことはメリットばかりではありません。

 

 

 

歩かないということは老化を早めることにもつながるのです。

 

 

 

 

ゴルフは時間がかかるスポーツですが、ゴルフスイング自体の運動量は大したことはありません。ゴルフの場合、すべて歩いてプレーすれば、9ホールで約8000歩、18ホールで1万6000歩ほど歩けます。歩いてプレーするといい運動になりますが、乗用カートに乗ってしまえばその運動を自ら放棄することになるのです。

 

 

 

年齢を重ねればほうっておいても老化し、老化が進めば歩きたくても歩けなくなります。「バカの壁」の著者でもある養老孟司さんもおっしゃってますが、歩ける体力がある時に歩かないでいると老化を促進することになるのです。ゴルフは健康促進になると言われてますが、乗用カートに乗ってプレーしてしまうと運動量は劇的に少なくなるのです。

 

 

 

アップダウンがきついコースで無理に歩くと膝を痛めてしまいます。上り下りがきついコースでプレーする場合は、状況に応じて乗用カートに乗った方がいいと思います。
しかしながら、フラットなレイアウトのコース、河川敷のように打ち上げ打ち下ろしがないようなコースでわざわざ乗用カートに乗ってプレーするというのは、みすみす「歩けるチャンス」を放棄し、なんとももったいないと超私的に思っています。

 

 

 

赤羽ゴルフ倶楽部では、担ぎセルフで9ホールをプレー。他のゴルフ場でも18ホールプレーする場合も可能の限り歩くのは、歩けなくなった時に、「もっと歩いておけば良かった」と後悔したくないからです。そして、ゴルフとは歩いている合間にボールを打つゲームではないかと超私的に思っています。

 

 

 

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2022年05月27日超私的な考察  ボールを打つよりも役に立つ素振りとはどんな素振りなのか!?

えええ?ソコあきらめて大丈夫ですか??


ー昨日は午前中にYouTube「マーク金井のオルタナゴルフ」の動画をサクッと4本撮影。いつものごとく、今回もライブ配信と同じく取り直しなしのワンテイクのみです。

 

撮影後は電車で浮間舟渡に向かい赤羽ゴルフ倶楽部へ。クラブハウスにて薄暮ラウンドの整理券をいただき、スタートまでの間に餃子の王将にてお昼。午後2時ぐらいから3サムで9ホールをプレーしてきました。

 

 

 

 いつものことですが、プレー前にボールを打つ練習は一切しません。

 

 

 

 

ティグラウンドで素振りを数回するだけでティオフしますが、95%以上の確率でフェアウェイキープします。ちなみに昨日はフォローの風が吹いていたこともあり、ティショットの目安となる黄色の吹き流しを狙ったら、吹き流しの延長線上で10ヤードほど先にボールが止まりました。飛距離は推定240ヤードほどです。

 

 

 

 

赤羽は勝手知っているということもありますが、他のコースでプレーする時もスタート前にやるのは素振りだけです。自分のスイングに迷いがないというのもありますが、それ以上に、ボールを打つよりも素振りの方が役に立つと思っているからです。

 

 

 

 

 では、どんな素振りをすれば、ボールを打つよりも役に立つ素振りになるのか?

 

 

 

役に立つ素振りと、役に立たない素振りの違いはどんなものなのか?

 

 

 

 

超私的に役に立たない素振りとは、ただ気持ち良くクラブを振るような素振り、クラブの軌道に無頓着な素振りです。このような素振りは身体をほぐすのには役立つかも知れませんが、実際にボールを打つ時に役立つことはまずありません。何故かと言うと、この2つの素振りをやっている時は、構えた位置にヘッドが戻っていないことがほとんどだからです。

 

 

 

 対して、実際のスイングに役立つ素振りというのは、気持つ良くクラブを振ることよりも、構えた位置にヘッドが寸分の狂いもなくちゃんと戻っている素振りです。

 

 

 

 

このような素振りをちゃんと行っていれば、ボールを前にしても構えた位置にヘッドが戻ります。構えた位置にヘッドがちゃんと戻れば、、、、説明するまでもなくボールを上手く捕らえることができます。

 

 

 

 

ボールを打つのに比べると、素振りは面白くないし、楽しくないと思っているゴルファーが少なからずいます。しかしながら、超私的にはボールを打つよりも、正しい素振りを繰り返した方が変な癖が付きづらく、スイング作りに役立つと思っています。

 

 

 

 

構えた位置にヘッドを戻す感覚を養う素振りについては、近々、YouTube「マーク金井のオルタナゴルフ」にて動画をアップします。ご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

 

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